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マッサージガンでの『肩甲骨はがし』がヤバイ!メリット&使い方を詳しく解説!

2021年03月14日

デスクワークに加え必要以上に携帯をいじる習慣の現代人は、首コリや肩こり、背中や肩甲骨周辺に痛みを感じている人が多いでしょう。マッサージガンはそれらを改善する効果があると支持されています。マッサージガンを使用した肩甲骨はがしのメリットや使い方について解説します。

【監修】パーソナルトレーナー 柴山智幸

『身体の全てを整えて生活を豊かに』というコンセプトで目標達成+機能改善トレーニングを提供しています。猫とお酒が好きです。
【所属】出張パーソナルトレーニングジム5toolgym代表
【SNS】HP / Instagram / Twitter

マッサージガンを使用して肩甲骨周辺を自分でほぐすことはできるのか、疑問に思う人もいるでしょう。ここからはマッサージガンで肩甲骨周辺をほぐす方法を紹介します。できそうな方法を見つけて、実践してみましょう。

【首コリ肩こりを解消】マッサージガンで体の4カ所をほぐす

首コリ肩こりをほぐすにはその部位だけではなく、頭と首の境や胸、脇の下や手の母指球などをほぐすことで症状を改善できます。その方法は以下を参考にしてください。

▼首肩をほぐすマッサージガンの使い方

①頭と首の境目、乳様突起のあるラインにマッサージガンを当てゆっくり動かす
②鎖骨の下のラインの一番外側にある小胸筋に当て、上下に動かしながらほぐす
③体側を反対の手で下からなぞっていくと指がぶつかる、脇の外側にある小円筋に当て動かす
④手の母指球にマッサージガンを動かしながら当てる

①ではマッサージガンの先端のアタッチメントは細いものを使用し30秒~1分程度当てましょう。②③④では先端は球状のものを使用し30秒~1分行います。

▼コツ&注意点

・①では、マッサージガンを頭に向かってやや斜め下から当てる
・②では、マッサージガンを体に対して垂直に当てずにグリップをやや内側に倒して先端を肩の方向に向ける
・③では先端を斜め上方向に背骨に向かうように当てる
・④では母指球のふくらみの付け根のラインをマッサージガンの先端が外側方向になるようにやや傾けて動かす

【肩甲骨はがしで肩こり改善】肩甲下筋を緩める

肩甲骨はがしをすることで肩関節の可動域が広がり、血流も良くなることから肩こりが改善します。やり方は以下の通りです。

▼肩甲骨周辺(肩甲下筋)を緩めるマッサージガンの使い方

①脇の下の一番深い場所と反対の手で体側を下からなぞっていくと指がぶつかる場所を結んだ真ん中よりやや下にマッサージガンを当てる
②一度当てたらさらに奥に当てるように押し、場所を変えずにほぐす

マッサージガンの先端は細いアタッチメントで1~1分半を目安に行いましょう。

▼コツ&注意点

・①脇の下の一番深い場所は神経や血管が多数あるため避ける
・腕は上げて脇の下を開き、肩甲骨を開いて行うことがポイント(腕を上げていることがつらい場合はベットなどに横になって行う)
・強さは弱めで設定する
・痛みしびれが出た場合はやめる
・毎日やらずに1日おきに行う

【肩関節の可動域を広げる】肩周辺の筋膜リリース

胸や脇の下をほぐすと肩関節の可動域や猫背の改善が見込めます。

▼肩関節の動きを良くするマッサージガンの使い方

①胸の大胸筋に当ててほぐす
②脇の下から小胸筋をほぐす

①では鎖骨下横のラインを左右に動かし当て、胸の内側を縦に上下させましょう。②ではマッサージガンを当てている方の腕を上げ下げしながら当てます。5分程度で心地良くなる程度に行ってください。


▼コツ&注意点
・筋肉に刺激を与えるため、5分以上の長時間で行わないようにする
・手を上げて肩が痛い場合は手を下げて、胸を張るようにする

(フォームローラーを使った肩甲骨はがしについては以下の記事も参考にしてみてください)

マッサージガンによる肩甲骨はがしの効果を実感した人の体験談

ここからはマッサージガンを実際に使用して肩甲骨はがしをした人の体験談を紹介します。

肩甲骨周辺の筋膜リリースで痛みが取れた



一度の使用で効果を実感できるという口コミが多いことから、効果に即効性がある点がマッサージガンの特徴といえます。日常的に使用したくなるでしょう。

コンディションが悪い箇所の使用は痛みがある



肩周辺のコリにマッサージガンを当てると痛みを伴う場合もあります。強さを弱めるなど調節して、無理なく使用しましょう。