ボディメイク

トレーニングアイテム

パワーブリーズの種類&選び方を解説!それぞれの違い〜効果&使い方まで!

2021年05月11日

自転車競技やマラソン、歌やダイエットにも効果があると言わるパワーブリーズ。喘息や肺炎の治療に取り入れる病院もあります。効果なしといった噂もありますが、論文にもあるように肺活量を上げて効果があるのか、パワーブリーズの選び方・やりすぎない正しい使い方を紹介します。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
instagram / Twitter / HP

パワーブリーズは種類選びが重要?

呼吸をするために必要な筋肉のことを「呼吸筋」と呼びます。この呼吸筋の動きが悪くなることで、息苦しさや体幹が不安定になる原因につながります。呼吸筋と呼ばれる筋肉は代表的なものでは横隔膜や外肋間筋で、肺の下部にある半球体状の筋肉です。この横隔膜が下がることで大きく深呼吸をし、上がることで息を吐くことができます。

外肋間筋は胸壁肋間の筋肉の一種で、収縮することで肋骨を持ち上げ胸郭を広げ空気を取り入れます。逆に外肋間筋が緩むことで胸郭が縮み、空気を排出。この2つの筋肉の連動で胸式呼吸ができるのです。胸式呼吸と腹式呼吸ができることで、肺までしっかりと酸素を送り込んで体の活性化につながります。看護メディア「看護roo!」によると次のように書かれています。

肺そのものに自動的に動く仕組みはなく、肺を収容している胸郭(きょうかく)の容積が変化することで、間接的に伸ばされたり、縮んだりしているだけです。胸郭の容積を変化させる方法は、大きく2つあります。1つは外肋間筋(ろっかんきん)を使う方法、もう1つは横隔膜(おうかくまく)を使う方法、です。前者は胸式呼吸、後者は腹式呼吸と呼ばれます。通常はどちらか一方ではなく、外肋間筋と横隔膜、両方の働きによって呼吸運動が行われています。

引用元:https://www.kango-roo.com/learning/1619/

では呼吸筋は鍛えられるのでしょうか。パワーブリーズは、腹式呼吸に必要な横隔膜や外肋間筋を鍛えられる呼吸トレーニング器具です。科学的な臨床データに準じて高い実績があり、スポーツや音楽・医療など幅広く信頼を得ています。トレーニング器具なので初心者から上級者向けまでありますので、パワーブリーズの選び方を見ていきましょう。

パワーブリーズの種類の選び方

パワーブリーズはトレーニング器具になるため、呼吸筋に与える負荷も異なり種類もあります。購入を検討しようとしても自分にはどのような種類を選ぶべきか、迷うところです。ここではパワーブリーズの種類の選び方を詳しく紹介します。

パワーブリーズ「グリーン」

筋肉量の少ない女性や高齢者、普段から運動をしていない方など呼吸トレーニング初心者向けのアイテムになります。特徴としては、負荷が10~最大98cmH₂Oとなり、パワーブリーズの中では一番軽いものです。負荷が軽いとはいえ、十分に負荷を感じながら鍛えることができるので、体力に自信のない方や初心者にはこちらをおすすめします。

パワーブリーズ「ブルー」

パワーブリーズ中級者の方には「ブルー」をおすすめします。普段から自転車やマラソン・水泳など日常的に運動をしている人や、歌ったり管楽器などを吹いたりなど、肺活量を多く腹式呼吸がある程度できている人向けです。負荷は最大186cmH₂Oとなっていて、パフォーマンス向上を目指す方やパワーブリーズ最大の「レッド」の使用を迷っている方が選ぶと良いでしょう。

(自転車でダイエットについては次の記事を参考にしてください)

パワーブリーズ「レッド」

パワーブリーズの負荷が一番重いのもは「レッド」になります。その負荷の重さは最大274cmH₂Oとなり、初級者向けのグリーンと比べると約3倍も重いものです。

レッドを選ぶ基準は、ブルーと同じく普段から運動をしている人やプロスポーツの運動パフォーマンス向上を目的とした方です。また、腹式呼吸がしっかりでき、ブルーの最大負荷186cmH₂Oを達成され、それ以上に鍛えたい人が選ぶと良いでしょう。

パワーブリーズの種類別の違い

パワーブリーズを選ぶ基準がわかったところで、それぞれどのような違いがあるのかも比較したいところです。2021年5月現在、販売しているパワーブリーズシリーズを、それぞれの特徴を見ていきましょう。

パワーブリーズクラシック 標準負荷(グリーン)

パワーブリーズクラシックシリーズは、初期モデルになります。その中でも標準負荷のグリーンは、パワーブリーズシリーズで最も負荷が軽いものです。負荷調整ノブを回転させることで抵抗感をコントロールでき、10~90cmH₂Oに設定ができます。こちらは下記のような人におすすめです。nn・初めて呼吸トレーニングを始める人n・運動不足の人n・息切れする人n・階段を登るのが辛い人n・女性や中高年の人n・肺活量が少ない人nn値段もパワーブリーズの中でも一番安く負荷も低いことから、初めてチャレンジする人にはこちらをおすすめです。負荷は少なくても、慣れない腹式呼吸はとても負担がかかるので、クラシックグリーンでも効果があるのです。

素材プラスチック、P.V.C、シリコーンゴム
サイズ13.5×6.0×12.5cm
重量130g
付属品ノーズクリップ、携帯ケース、取扱説明書付き
輸入元イギリス

パワーブリーズクラシック 重負荷(ブルー)

パワーブリーズクラシックシリーズのブルーになります。こちらも負荷調整ができ、調整できる負荷は10~170cmH₂Oです。このブルーは標準負荷のグリーンよりも重い負荷をかけてトレーニングができるので、使用をおすすめする人は下記のとおりです。nn・日常的に運動をしている人n・肺活量が多い人n・運動パフォーマンスを高めて、スポーツを楽しみたい人n・標準負荷(グリーン)の最大負荷を達成した人n・男性の人nnまたグリーンで最大負荷である90cmH₂Oまで達して物足りない人なども、こちらのブルーにランクアップしてトレーニングすると良いでしょう。ブルーでトレーニングする人は、腹式呼吸ができるようになって肺活量も多いので、丁度良い負荷にてトレーニングができます。

素材プラスチック、P.V.C、シリコーンゴム
サイズ13.5×6.0×12.5cm
重量130g
付属品ノーズクリップ、携帯ケース、取扱説明書付き
輸入元イギリス

パワーブリーズクラシック 超重負荷(レッド)

パワーブリーズクラシックシリーズで最も負荷の重いレッドになります。レッドで調整できる負荷は、10~250cmH₂Oとグリーンの最大負荷と比べても約3倍違います。こちらは下記のような人におすすめです。nn・マラソン、自転車などプロアスリート選手の人n・肺活量・腹式呼吸に絶対的自信のある歌手などの人n・力士、ラグビー選手や、体重90kg以上ある体格のいい人n・クラシックブルーの最大負荷をマスターした人n・プロスポーツでのパフォーマンス向上したい人nnまた歌手などで肺活量・腹式呼吸に絶対的自信がある人、体重90kgなど体格の大きい人にはチャレンジできるかもしれません。レッドの負荷を例えるのであれば、30kgのダンベルを片手でトレーニングするよりも困難なので、やりすぎないように注意をしてください。

素材プラスチック、P.V.C、シリコーンゴム
サイズ13.5×6.0×12.5cm
重量130g
付属品ノーズクリップ、携帯ケース、取扱説明書付き
輸入元イギリス

パワーブリーズメディク(医療用タイプ)

パワーブリーズメディクは、医療用向けタイプになります。呼吸器の病気というと、肺炎や喘息などがあげられます。この呼吸器の病気が原因で、うまく呼吸をしづらい患者が多くいます。このパワーブリーズメディクの使用をおすすめする人は下記のとおりです。nn・呼吸器の疾患があり息切れや呼吸困難を改善目的に呼吸トレーニングを必要とする人n・運動することが億劫になっている人n・体力や筋力が衰えてきている人nn呼吸トレーニング用器具になりますので、一般医療機器(クラスⅠ)として、多くの病院での呼吸トレーニング機器として取り入れられています。特徴としては一般のモデルよりも負荷が60%未満の低負荷になり、院内でのリハビリや退院後の療養中トレーニングとして利用されています。

素材
サイズ13.3×12.3×4.0cm
重量100g
付属品ノーズクリップ、洗浄用タブレット(4個)
輸入元

パワーブリーズプラス 標準負荷(グリーン)

パワーブリーズのプラスシリーズは、初期モデルのクラシックの改良版です。同じ標準負荷であるプラスとクラシックの違いの特徴として、クラシックでは10~90cmH₂Oに対プラスでは17~98cmH₂Oと負荷が全体的に重くなっていることです。こちらは下記のような人におすすめします。nn・これから腹式呼吸のトレーニングをしたい人n・あまり普段から運動をしていない人n・肺活量や腹式呼吸に自信のない人n・女性や中高齢者の人nnまた本体の重量も、クラシック130gに対し、プラスは73gと軽量にもなりました。新型マウスピースを採用することによって、口にくわえやすくなっています。クラシックグリーンでほんの少しだけ物足りない、ブルーにチャレンジするのに自信がない人におすすめです。n

素材本体/ ABS樹脂・ポリカーボネート・シリコーン・ニトリルゴム・ステンレス鋼、マウスピース/熱可塑性エラストマー(TPE)、ノーズクリップ/シリコーン・ナイロン
サイズ15.0×9.0×4.2cm
重量73g
付属品収納袋、マウスピース、ノーズクリップ、洗浄用タブレット(4個)
輸入元イギリス

パワーブリーズプラス 重負荷(ブルー)

パワーブリーズプラス重負荷タイプのブルーです。こちらもグリーン同様、本体の軽量化と対応負荷がパワーアップされた改良版です。負荷を同じブルーで比較してみると、クラシックでは10~170cmH₂Oに対し、プラスでは23~186cmH₂Oとなりました。nn・クラシックブルーで物足りなく、クラシックレッドを躊躇している人n・クラシックグリーンの最大負荷を達成した人n・日常からスポーツをしていて、腹式呼吸ができる人n・カラオケなど歌う目的でボイストレーニングをしたい人n・男性の人nn軽量化し負荷目盛表示も見やすくなったので、クラシックブルーでは物足りなくクラシックレッドまではと悩んでいる人におすすめです。

素材本体/ ABS樹脂・ポリカーボネート・シリコーン・ニトリルゴム・ステンレス鋼、マウスピース/熱可塑性エラストマー(TPE)、ノーズクリップ/シリコーン・ナイロン
サイズ15.0×9.0×4.2cm
重量73g
付属品収納袋、マウスピース、ノーズクリップ、洗浄用タブレット(4個)
輸入元イギリス

パワーブリーズプラス 超重負荷(レッド)

パワーブリーズプラス超重負荷のレッドは、クラシックレッドのパワーアップしたものです。パワーブリーズの中で最も負荷が大きいレッドでも、物足りなく感じる人向けです。その負荷もクラシック10~250cmH₂Oに対し、29~274cmH₂Oと更に重くなっています。こちらの使用をおすすめする人は下記のとおりです。nn・クラシックレッドの最大負荷を達成した人n・プロのアスリート選手や柔道・ラグビー等ハードスポーツ選手の人n・パワーブリーズシリーズを極め、更なる高みを求める人nnその他にも本体の気流構造の改善や本体が握りやすくなったのも、プラスの特徴です。大きな効果が期待できるので、プロの選手など腹式呼吸の更なる高みを極める方はぜひ試してみてください。nn

素材本体/ ABS樹脂・ポリカーボネート・シリコーン・ニトリルゴム・ステンレス鋼、マウスピース/熱可塑性エラストマー(TPE)、ノーズクリップ/シリコーン・ナイロン
サイズ15.0×9.0×4.2cm
重量73g
付属品収納袋、マウスピース、ノーズクリップ、洗浄用タブレット(4個)
輸入元イギリス

パワーブリーズメディクプラス(医療用タイプ)

呼吸リハビリにも使われているパワーブリーズメディクも、プラスとして改良版の登場です。メディク初期モデルとの違いは、人間工学的なデザインに変更され、ハンドルカバーが透明になることで負荷目盛が確認しやすくなりました。こちらは下記のような人におすすめです。nn・喘息や肺炎など、呼吸器の病気などで呼吸トレーニングをしたい人n・高齢者などであまり運動をしていなく体の弱い人n・退院して自宅療養中のリハビリをしたい人nn新しくなったマウスピースも更にくわえやすくなって、より呼吸トレーニングができるようになりました。本体の重量も軽量化され、高齢者でも気軽に使用できます。負荷は初期モデル同様、一般モデルの60%未満に設定をされています。一般医療機器でクラスⅠの届出もしていますので、安心して使用することが可能です。nn

素材本体/ ABS樹脂・ポリカーボネート・シリコーン・ニトリルゴム・ステンレス鋼、マウスピース/熱可塑性エラストマー(TPE)、ノーズクリップ/シリコーン・ナイロン
サイズ15.0×9.0×4.2cm
重量73g
付属品収納袋、マウスピース、ノーズクリップ、洗浄用タブレット(4個)
輸入元

パワーブリーズK3デジタル呼吸筋トレーナー

パワーブリーズのデジタルK3です。デジタル化したパワーブリーズは、呼吸測定と数値管理が本体画面ででき、負荷については「自動負荷設定IMT機能」でコンディションに合せた自動負荷設定をします。吸気筋力の数値測定とトレーニング履歴は、過去36回分まで閲覧が可能です。こちらは下記のような人におすすめです。nn・呼吸トレーニングの結果や履歴などを自動的に管理したい人n・自分にあった負荷やトレーニング方法がわからない人n・一台で家族のトレーニングをしたい人nnデジタル機能ではその他にも、トレーニングガイダンス・トレーニング結果をはじめ、1呼吸で吸気筋力および最大吸気流速、吸気量を測定する呼吸筋力テスターなどもあります。専用の使い捨てフィルターにて、複数名でも使用が可能です。nn

素材
サイズ
重量560g
付属品
輸入元

パワーブリーズK5PC連動デジタル呼吸筋トレーナー

パワーブリーズデジタル仕様の最新モデルになります。今までは本体でトレーニング結果や履歴を閲覧しましたが、これはソフトウェアBreathe-Linkをダウンロードして、PCでリアルタイムでの呼吸測定と分析ができるようになりました。こちらは下記のような人におすすめです。nn・PCでトレーニングデータの管理や分析など、本格的にやりたい人n・スポーツチームなどの、複数名のトレーニング管理をする必要がある人(30名まで)nnまたPC連動機能搭載で30名までトレーニング管理ができるため、スポーツチーム全体のトレーニング管理にも使用することができます。

素材本体/PC(ポリカーボネート)・ABS樹脂、マウスピース/PVC(塩化ビニル樹脂)(ラテックスフリー)、シェアバルブ/ABS樹脂・ステンレス
サイズ138×58×70mm
重量約136g
付属品シェアバルブ黒×1個(フィルター用スペーサ1個付属)、洗浄用タブレット×4錠、USBケーブル、スタンド、ソフトウェアCD
輸入元

パワーブリーズの付属品について

パワーブリーズを使用するにあたって、様々な付属品としてついていますが、中にはマウスピースのような消耗品もあります。消耗品はどのようなものが必要となるのか、細かく見てみましょう。

(筋トレにマウスピースが必要かについては次の記事を参考にしてください)

パワーブリーズ洗浄タブレット(24錠)

パワーブリーズ専用の洗浄タブレットになります。パワーブリーズでトレーニングをする時には、必ず口にくわえる必要があるため、マウスピースは清潔にしなければなりません。その時に、マウスピースなどを洗浄液に浸けて洗浄することになります。nn使用方法はとても簡単で、2リットルの水またはぬるま湯を金属製でない容器に入れてタブレットを1錠溶かします。クラシック・プラスシリーズは本体ごと、Kシリーズはバブルヘッドを洗浄液に最低30分間浸けこみ、その後流水で流してタオルの上で乾かすだけです。週一回の洗浄を推進しています。

素材ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム(1錠に400mg)、アジピン酸、炭酸水素ナトリウム
サイズ14 x 6.8 x 1.4 cm
重量40g
付属品
輸入元

パワーブリーズディスポーザブルフィルター

ディスポーザブルフィルター

330円(税込)

パワーブリーズの使い捨てディスポーザブルフィルターになります。単品で購入できるのはパワーブリーズジャパン公式サイトのみとなっており、使い捨てということもあり業務用として50個単位で他サイトで購入することができます。nn主にKシリーズなど1台で複数人使用する際に、こちらのディスポーザブルフィルターにてトレーニングをし、その都度破棄することをおすすめします。またKシリーズを試してみたい人が、お試しで使用する場合にも良いでしょう。使い捨て用のマウスピースになりますので、洗浄して繰り返し利用はできません。

素材
サイズ
重量
付属品
輸入元

パワーブリーズバルブヘッド

デジタル呼吸トレーナーKシリーズの専用シェアバルブになります。こちらは洗浄できるので、マウスピース部の劣化や本体をシェアして使用する際に購入してください。マウスピース部はABS樹脂でできているため、毎回くわえることで劣化してきます。その際には、こちらを購入して使ってください。nn本体から簡単に取り外しが可能で、万が一の不具合や洗浄中の予備として用意すると良いでしょう。また小さい部品ですので、紛失してしまった時にも予備があると安心です。

素材ABS樹脂・ステンレス
サイズ
重量80g
付属品
輸入元

パワーブリーズプラス専用マウスピース

パワーブリーズプラスシリーズの、専用マウスピースになります。マウスピースは洗浄が可能ですが、使用期間が長くなると劣化してくる消耗品です。いつも清潔なマウスピースを使用したり、洗浄中のスペア・紛失時の対策として何個か予備を用意しておくと便利です。nnまた医療用メディクプラスのマウスピースも型番が同じものになりますので、こちらの商品を購入してください。マウスピースは他サイトでなかなか見かけることが少なく入手しづらいため、パワーブリーズ公式サイトで購入をおすすめします。

素材
サイズ
重量50g
付属品
輸入元

パワーブリーズクラシック専用マウスピース

パワーブリーズクラシック用のマウスピースです。こちらの型番も、医療用メディクと同じになりますので、メディク用としても使えます。衛生面等を考慮し、家族含めた他者との併用を控えて下さい。マウスピースがないと、パワーブリーズを使用するにあたって正しく使用ができません。劣化や破損の交換マウスピース、洗浄時のスペアとして一つは多く持っていると便利です。nnやはり予備としてのパーツ販売は、パワーブリーズジャパン公式サイトでない限り、入手が困難になるので、公式サイトから購入することをおすすめします。

素材ラテックスフリーPVC
サイズ65×55mm
重量50g
付属品
輸入元

パワーブリーズの効果&使い方も理解しておこう

様々な種類のあるパワーブリーズを見てきて、自分にあったパワーブリーズが理解できたでしょうか。では実際にパワーズリーズを使用するにはどのように使うものなのか、使用することによってどのような効果が期待できるのか、そちらも詳しく説明します。

パワーブリーズの効果

パワーブリーズを使用することによっての期待される効果は、大きくわけて2つになります。1つは横隔膜や肋間筋などの呼吸に使われる筋肉の強化、もう1つは持久力・パワーともにアップしパフォーマンスの向上です。パワーブリーズは、横隔膜や肋間筋を含めた呼吸筋(吸気筋)を鍛えることができるのです。

パワーブリーズで呼吸トレーニングを4週間続けた結果、呼吸筋の筋力が30%増加、呼吸筋の持久力も40%増加したといったデータも報告されています。また呼吸筋を鍛えることで、呼吸筋の疲労が減って長時間の運動や呼吸筋を激しく使う状況でも安定した動作ができるようになります。販売元の公式サイトによると、次のように書かれています。

「パワーブリーズ」は、呼吸筋(吸気筋)を鍛えることができます。nn【呼吸筋を鍛えることで得られる効果】nnより深く、より強い呼吸ができるn息切れや息苦しさを軽減するn呼吸が楽になり、全身の疲労感を軽減するnタイムトライアルが速くなるn持久力が向上するn 呼吸筋トレーニング(IMT)を4週間継続して行った結果、トレーニング前後で横隔膜の厚さが変化しているのをご覧ください。吸気筋力をあらわす指標では約40%もアップすると言われています。呼吸筋トレーニング(IMT)の効果は実証されているのです。

引用元:https://powerbreathe.co.jp/reason/

1日2回、1セット30呼吸をすることを推進しているパワーブリーズですが、たったこれだけのトレーニングを継続するだけで効果が現れます。最初は息を吸う時に口からではなく鼻から吸い込んでしまったり、マウスピースがしっかりくわえられない人もいますが、徐々に慣れていきましょう。

(パワーブリーズの効果については以下の記事も参考にしてみてください)

パワーブリーズの使い方

パワーブリーズの効果が理解できたところで、早速使い方を紹介します。まず、マウスピースを本体に取り付けます。そして負荷調整ノブで負荷レベルの調整を行いましょう。唇とマウスピースの間に隙間ができないように気を付けながらスピースをくわえます。

ゆっくりと口から息を吐き出した後、2秒ほど一気に息を吸い込みます。このように、息を吐いたり吸ったりという動作を繰り返していきましょう。このとき必ず腹式呼吸を行うようにしてください。これを30回1セットとし、1日2セット行うと効果的です。

(パワーブリーズの種類や使い方については以下の記事も参考にしてみてください)

パワーブリーズを購入してパフォーマンスを上げよう

生きるものにとって、呼吸はとても大切なことです。日頃から呼吸トレーニングをし、腹式呼吸ができることで、生活しやすくなってさまざまなスポーツやカラオケで歌うなど、趣味も楽しめます。ぜひパワーブリーズを使用して、体の内側から鍛えてみてはいかがでしょうか。