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ストイック過ぎて死亡したボディビルダー達|ステロイド・栄養失調などの原因も解説

2021年05月13日

ストイックな筋トレを継続し、食事や栄養にまで気を配るボディビルダーは短命な方が多いのです。死亡する理由は糖質や脂質が少なすぎるための栄養失調やステロイドなど多岐にわたります。この記事では、ストイックすぎて死亡したボディビルダーを検証していきます。

ボディビルダーは寿命が短く死亡確率が高まる?

ボディビルダーは寿命が短いうえに、死亡確率が高まるといわれています。その一因となるのが以下の2点です。

・過度な食事制限
・薬物使用

糖質や脂質を過度に制限した食事法をしたことで栄養失調に陥って死亡する方もいますし、ステロイドなどの薬物でドーピングをしたために血栓ができて死亡した方もいます。

ボディビルダーが筋肉をつけすぎたせいで寿命も短くて死亡確率が高まるというのは間違いです。筋肉のつけすぎで死亡することはありません。しかしストイックすぎるトレーニングは心身を追い詰めてしまうことがあるというのも事実です。

(ボディビルダーが短命だという具体的な理由については以下の記事も参考にしてみてください)

ストイック過ぎて死亡したボディビルダー達

では早速、ストイックな筋トレをし過ぎたことや、筋肉についてストイックに考えすぎて早くに死亡してしまったボディビルダーたちを紹介していきましょう。どのような死因か、何歳で亡くなっているのかも同時に確認していきます。

マッスル北村

出典:https://www.pinterest.jp/pin/541276448947506531/

タレントとしても親しまれてきたマッスル北村も、若くして死亡しています。彼は東大に入学するほどの頭の良さを持ちつつ、ストイックに筋トレに励み、美しい筋肉を作り上げました。しかし、2000年8月3日に世界選手権に出場するためといって過度な糖質制限や脂質をカットした食事を行ったせいで死亡しています。死因は栄養失調による餓死でした。

死亡直前に撮影された彼の体には美しい筋肉がついていて全く餓死しそうには見えません。しかし、糖質や脂質を限りなくカットした食生活を行っていたので、肉体が耐えきれず異常な低血糖状態に陥り、39歳の時に急性心不全で死亡しています。

(マッスル北村については以下の記事も参考にしてみてください)

ネーサー・エル・サンバティ

出典:https://40workout.com/2013/06/nasser/

大の親日家として知られるボディビルダーのネーサー・エル・サンバティも2013年に47歳の若さで死亡しています。30歳でボディビルのプロに転向し、それから7年間はアウクスブルク大学に通い歴史学、政治学、社会学の修士課程を修めました。努力家で勤勉面がある人でした。

そんな彼は大会に出場するためにステロイドを何年も大量に摂取していたといいます。そのため体はボロボロで、特に心臓と腎臓に重篤なダメージを負っていました。

リッチ・ピアーナ

出典:https://ameblo.jp/jam-brues-feng/entry-12135774538.html

リッチ・ピアーナは2017年の8月に散髪をしていたところ突然死をしました。46歳という若さで亡くなっています。リッチ・ピアーナには潜在的な死亡原因がいくつもあったため検死官は具体的な原因を特定していません。

しかし彼はインスリンやステロイド、成長ホルモンを使用していることを公言していました。インスリンはバルクアップのために有効ですが、血糖値を一気に下げてしまうため、糖尿病ではない健康な人が使うと有害です。

(リッチピアーナについては以下の記事も参考にしてみてください)

Zyzz

出典:https://www.pinterest.jp/pin/64809682107792686/