リッチピアーナとは？死因は薬物？生い立ち〜筋トレ・食事・私生活〜画像集まで紹介！

ボディビル界の巨星として知られていたリッチピアーナ。活躍の場をYouTubeにも広げ、世界から注目されていました。しかし、そんなリッチピアーナは2017年8月にこの世を去ってしまいます。この記事ではリッチピアーナの死因やインスリン・ステロイド疑惑、トレーニングや食事について紹介します。

それでは、まずはリッチピアーナの死因について紹介するので、見ていきましょう。

リッチピアーナについて調べている多くの方が死因について特に気になるのではないでしょうか。そこで、まずはリッチピアーナの死因について見ていきましょう。2017年にリッチピアーナの死が発表されたとき、多くのボディビルファンにショックを与えました。そんなリッチピアーナの死因について、実際は根本原因がわかっていません。

2017年8月7日の午後1時30分ごろ、リッチピアーナは自宅で彼女のシャネルに髪を切ってもらっていました。その最中にリッチピアーナは突然意識不明になり倒れてしまったのです。髪を切ってもらっているとき、リッチピアーナは立っていたため地面に頭を強く打ち付けてしまいました。

シャネルが救急車を呼んだのですが、救助員が駆け付けたときリッチピアーナの心臓は正しく脈を打っていなかったそうです。その後、心拍は戻るのですが酸素不足が原因で脳へ悪影響が出てしまい、昏睡状態が2週間続きました。そして、8月25日にリッチピアーナはこの世を去ってしまったのです。

リッチピアーナの死の根本原因ははっきりとしていませんが、ステロイドやインスリンなどの薬物が原因だという噂がありました。薬物が原因だという噂について見ていきましょう。シャネルが呼んだ救助員が駆け付けたとき、リッチピアーナの自宅からは白い粉やストローなどが発見されました。

そのため、リッチピアーナがコカインなどの薬物を使用していたという疑惑が浮上してしまったのです。しかし、彼女であったシャネルが薬物が死の原因だということを強く否定しています。薬物にちては「ジムに行く前に興奮状態を起こすためにカフェイン系のパウダーを吸っていた」と語っていました。

カフェインの粉？と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。日本ではカフェインといえばコーヒーや紅茶に含まれているイメージですが、実は海外では最大限に効果を引き出すためサプリで摂取している方も多いのです。

検死解剖の結果、リッチピアーナの心臓と肝臓の重量が一般的な男性の2倍以上だったということがわかりました。この結果はステロイドの使用が原因だと言われています。シャネルによるとリッチピアーナはステロイド使用によって内蔵が肥大化するリスクは知っていたようですが、このようになるとは思っていなかったと語っています。

実際にステロイド使用者には、体脂肪が10％以下などかなり低くてもおなかはぽっこりと出ている人がいます。これも、ステロイドにより内蔵が肥大化することが原因です。しかし、ステイロイド使用をしている方たちが全て早く亡くなるというわけではありません。また、インスリンが原因だという噂もあります。

インスリンは筋肉を発達させる役割があり、アミノ酸を筋肉に取り込みやすくする作用があるのです。そのため、ボディビルにはインスリンを自己注射する人もいるという噂があるため、リッチピアーナの死因にもインスリンが当てはめたのでしょう。しかし、医療調査局がインスリンが死因とする見方は噂に過ぎないと発表しています。

リッチピアーナは1970年9月26日にUSAカルフォルニア州グレンデールでイタリア系の父とアルメニア系の母の間に生まれました。そんなリッチピアーナの母親は大会にも出場していたほどのボディビルダーだったため、影響を受けて6歳になるころにはボディビルダーにあこがれていたそうですよ。

幼いころからボディビルダーにあこがれていたリッチピアーナは、11歳から本格的にトレーニングを始めました。そして、4年後には15歳で初めての大会に出場するのです。18歳になったときにはいくつかのタイトルを獲得しており、19歳になるとカリフォルニア州で行われるほとんどのアマチュア大会で優勝を果たしていました。

2009年にはNPC Sacramento ProやBorder States Classic Championshipsなどで優勝を果たすなど、20年近くボディビルダーの一線で活躍していたのです。

ボディビルの大会への出場を辞めたリッチピアーナは、5% Nutritionというサプリを販売する会社を立ち上げました。リッチピアーナは自ら5% Nutritionの広告塔となり、ボディビルからも注目のあるブランドとなったのです。

ちなみに会社名の中にある「5％」には、夢を叶えるために必死になっていたり、思い描いた人生を歩んだり、目標達成のために行動に移している人は5％しかいないという意味が込められているそうですよ。

ボディビルダーとしてだけではなく、サプリの販売でも成功をしていたリッチピアーナですが、先ほど紹介したように2017年にこの世を去ってしまいます。亡くなったときリッチピアーナの年齢は46歳でした。46歳という若さで亡くなったため、多くのファンにショックを与えました。

・1999　USA Bodybuilding & Fitness Championship：7位
・2003 Los Angeles Bodybuilding Championships – NPC：1位
・2003 USA Bodybuilding Championships – NPC：11位
・2003 National Bodybuilding Championship – NPC：16位
・2004 National Bodybuilding, Fitness & Figure Championships：6位
・2009 Border States Classic XXX：1位
・2009 NPC Sacramento：1位

リッチピアーナのトレーニングへの取り組み方は他のボディビルダーと少し違います。フリーウェイトのトレーニングに取り組むボディビルダーは多いのですが、リッチピアーナは特にケーブルやマシンを使うトレーニングを好んでいました。また、低重量でのパンプを重視していたのです。

トレーニングをするときは基本的に1セット12レップス以上はするようにしていたそうです。それでは、リッチピアーナのトレーニングについてメニューやセット数を詳しく見ていきましょう。

・シングルアームダンベルロー：4セット
・ツーハンドダンベルロー：5セット
・ワイドグリップラットプルダウン：5セット
・Tバーロー：4セット
・ベントオーバーロー：4セット

（やり方を詳しく見たい方はこちら）

（トレーニングの様子を動画で見たい方はこちら）

・インクラインベンチプレス：5セット
・ベンチプレス：5セット
・ケーブルクロスオーバー：6セット

（やり方を詳しく見たい方はこちら）

・ライイングレッグカール：4セット
・シングルレッグカール：4セット
・スティッフレッグドデッドリフト：5セット
・レッグエクステンション：4セット
・レッグプレス：4セット
・ハックスクワット：5セット

（やり方を詳しく見たい方はこちら）

（トレーニングの様子を動画で見たい方はこちら）

・サイドラテラルレイズ：5セット
・マシンショルダープレス：4セット
・リバースフライ：5セット
・マシントラップレイズ：5セット
・バーベルフロントトラップレイズ：4～6セット
・バーベルシュラッグ：5セット

（やり方を詳しく見たい方はこちら）

・ケーブルカール：4セット
・ダンベルカール：5セット
・リバースフライ：5セット
・インクラインダンベルカール：5セット
・プッシュダウン：4セット
・ケーブルフレンチプレス：4セット
・ナローベンチプレス：4セット

（やり方を詳しく見たい方はこちら）

（トレーニングの様子を動画で見たい方はこちら）

筋肉を大きくさせるためにはトレーニングだけではなく、体を休めることも重要です。リッチピアーナは筋肉を回復して大きくするために、土曜日と日曜日をオフにしていました。

（筋トレでの休息日の重要性については以下の記事も参考にしてみてください）

ボディビルダーといえば1日に決まっている食事メニューを6～8回とっていることが基本ですが、リッチピアーナの食事メニューは他のボディビルダーとは違います。リッチピアーナは1日に何度も食事をとることを嫌い、体が欲しいと感じたものを食べるようにしていました。

ヘルシーな食べ物を食事メニューを統一する日があれば、中にはチートミールなどを1日中食べるという日もあったそうですよ。また、アイスクリームを大量に食べるという日も多々あったそうです。リッチピアーナは他のボディビルダーのように、食事メニューを徹底していたということはありませんでした。

リッチピアーナはステロイドを使用していたことを公言しているボディビルダーとしても知られていました。18歳のころに大会の成績がよくなく、成果を残したいという一心でステロイドを使い始めたそうです。その後、ステロイドの使用により体に害が表面化したことを告白していました。

そして、リッチピアーナは「ステロイドを使用する必要はない。肉体とお前自身を傷つけるだけだ」と世間に向けて語ったのです。ちなみに、リッチピアーナにはシンソールという筋肉を大きくする油を注入していたという噂もありますが、これはガセネタでしょう。

また、リッチピアーナはプロテインやサプリより、自然食が重要だと主張していました。そのため、リッチピアーナはサプリメントを飲むときは、自社のさつまいもやオーツなどが主原料となっているものを飲んでいたそうです。

（ステロイドサイクルについて語る様子を動画で見たい方はこちら）

（筋トレ中のサプリの優先順位については以下の記事も参考にしてみてください）

先ほど紹介したように、リッチピアーナはビジネスでも大成功していました。リッチピアーナが立ち上げた「5% Nutrition」は、自身のYouTubeやインスタなどで宣伝していたこともあり、多くの人の注目を集めたのです。サプリを販売していたことが特に知られていますが、リッチピアーナが手掛けたのはそれだけではありません。

なんと、アパレルブランドやヘルシーフードの宅配サービスも手掛けていたのです。そんなリッチピアーナのビジネスはどんどん成長し、ボディビルダーとしてだけではなくビジネスの面でもトップに立つ人間となりました。

リッチピアーナは実際に5% Nutritionの商品を使用している様子をYouTubeにアップしています。そのため、リッチピアーナにあこがれた多くの方が5% Nutritionの商品を購入したのです。

（動画で詳しく見たい方はこちら）

リッチピアーナは2回結婚していました。1度目の結婚はリッチピアーナが事件を起こしたことがきっかけとなり、離婚となってしまったそうです。離婚後、リッチピアーナはフィットネスモデルをしていたシャネルと長年交際するのですが破局してしまいます。その後、ボディビルダーをしていたサラと3か月の交際後結婚をしました。

しかし、サラがリッチピアーナと結婚をしたのはアメリカでの永住権を得るためだとわかり離婚に至ります。そして、1度目の離婚後に交際していたシャネルと復縁し、2017年にリッチピアーナがなくなるまで2人は交際していました。

（リッチピアーナとシャネルを動画で見たい方はこちら）

リッチピアーナは多くの名言を残しています。どんな名言をリッチピアーナは残したのか見ていきましょう。

「最近の選手はステロイドの摂取を安易に考えてしまう。トレーニングとステロイドを行うことが、選手のトレーニングスタイルだと思っている。」
「近道なんてない。デカくなるのは大変だ。やりたくないならお前に筋トレは向いていない。筋トレを愛せばデカくなれる。」

リッチピアーナのような筋肉を目指している方には心に刺さる名言なのではないでしょうか。リッチピアーナの名言を心に刻んで筋トレに励みましょう。

（筋トレの名言30選については以下の記事も参考にしてみてください）

リッチピアーナの筋トレメニューや食事メニュー、名言について紹介しましたが、リッチピアーナの筋肉が見たいという方は多いでしょう！ここからはリッチピアーナの筋肉を拝める画像を紹介するので、チェックしてみてくださいね。

リッチピアーナは自身の経験からステロイドサイクルの重要性や自然食事の良さを主張していました。リッチピアーナのような筋肉を手に入れたい方は、インスリンなどの薬に頼るのではなく食事やトレーニング内容を見直してみましょう。「筋トレを筋トレを愛せばデカくなれる。」という名言を胸に、筋トレに取り組んでかっこいい筋肉をゲットしてみてくださいね。