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ヴァームダイエットは効果なし?飲むだけで痩せるは嘘?口コミまで紹介!

2021年06月12日

ヴァームダイエットの効果について詳細を特集する内容です。飲むだけで痩せるといわれるヴァームダイエットは、逆に太ることや糖尿病など、体に悪い原因だとされる理由にも触れながら、本来の効能や効果時間、正しい処方などを紹介します。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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ヴァームダイエットは本当に効果ある?

ヴァームとは、株式会社明治から発売されている商品です。体によいスズメバチアミノ酸を配合している健康食品のことを指します。スズメバチには1日に100kmの距離を飛べるスタミナがあることに着目して開発されました。人体によい影響を与える17種類のアミノ酸を成分としています。

そんなヴァームを使ったダイエット方法を、ヴァームダイエットと呼びます。今回は、ヴァームダイエットの実際の効果や最適な摂取ポイントについて紹介していく特集です。

ヴァームダイエットに期待できる効果

ヴァームダイエットは最近注目されているされている方法です。ダイエットで痩せたいという人に限らず、筋肉の増強など筋トレでの栄養補給や、スポーツを行う際での飲用がすすめられています。どのような効能を秘めているのか、ヴァームダイエットで期待できる効果について解説していきましょう。

脂肪燃焼の促進

ヴァームには脂肪燃焼をする効果があります。大塚製薬によると、一般的にアミノ酸は、摂取して30分前後には血中濃度を高くする性質があると述べています。

ヴァームの成分であるスズメバチアミノ酸とは、もともとスズメバチが自分で蓄えている脂肪を、エネルギーに変えるために作られます。それは、仮に1日飛び続けて100km近い距離を移動できるほどの、パワーを秘めたアミノ酸です。脂肪を運動に必要なエネルギーにして燃焼させる力があります。

ヴァームは、運動パフォーマンスを向上させる前に飲んでおくと、効果的なパフォーマンスが期待できます。さらには、ダイエット目的でヴァームを飲むとしたら、脂肪燃焼をスムーズにしてくれる働きも考えられるでしょう。

疲労回復の促進

ヴァームは筋トレなどの運動後の疲労回復にも役立ちます。スポーツや運動に伴って筋肉疲労も増していきます。それは、筋肉にあるアミノ酸が欠乏していくことが原因の1つです。

徳島西医師会によれば、アミノ酸は筋肉の損傷や筋力低下を予防し、仮に補給した余分なBCAA(ロイシン・イソロイシン・バリンの3種のアミノ酸で構成された分子鎖アミノ酸の総称)は、運動エネルギーへ変換することができると述べています。

しかも必須アミノ酸の場合、体内で作り出せないのが特徴で、外部からの飲食で補うしか方法がありません。ヴァームには優良なアミノ酸が17種類含まれているので、とても利便性が高いといえるでしょう。

(アミノ酸については、以下の記事も参考にしてみてください)

ヴァームダイエットは効果なしとの声も?

ヴァームダイエットは、飲むだけで痩せるという噂もありますが、実際はどうなのでしょうか?中には飲んだだけでは効果が期待できないという声もあるため、なかなか正解が掴みにくいのも特徴です。果たして本当の効果・効能はどうすれば発揮できるのか、ヴァームダイエットの効果について、デメリット面から解説していきましょう。

運動せずに飲み過ぎるデメリット

ヴァームの主成分であるススメバチアミノ酸は、体内の脂肪をエネルギーに変換させる働きがあることが明らかになっています。そのため、スポーツや運動を日常的に行う人にとっては、スタミナアップに利用される健康食品です。

これは、ヴァームの成分と有酸素運動などの組み合わせによって実現します。あくまでもスポーツや筋トレなどで体を動かして脂肪燃焼を高めるからこそ、効果が発揮できるといえるでしょう。

もし、ダイエットなどで痩せたいけど、運動をしたくないという人には、あまり適合しない商品と言い換えられます。もし、運動せずにヴァームを飲みすぎると、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

太る

間違った認識でヴァームダイエットを実践すると、かえって太ってしまうことも考えられます。そもそも、人間は基礎代謝と運動代謝によってカロリー消費します。したがってダイエットなどの痩せる目的では、カロリー消費に重点を置くことが大切です。適宜に運動をしないまま、ヴァームを摂取し続けると、余分な栄養を摂りすぎてしまいます。

スマートな体型を目指すことは公言されていますが、必ず痩せるとまでは謳っていません。ヴァームが対象とするのは、アスリートやスポーツ愛好家、健康のための運動・エクササイズを積極的に行っている人です。運動で消費カロリーの後押しをする働きを持っていると覚えておきましょう。

糖尿病

ヴァームを含めた一般的なスポーツドリンク類は、カロリーが控えめに設定されています。そのため、普通に飲用する分には、糖分の過剰摂取は考えにくいものです。とはいいつつ、ペットボトル症候群による急性の糖尿病への注意が必要です。

これは、夏場などの喉の渇きから、大量かつ急に摂取しすぎることで招いてしまう症状です。大阪在住の医院である高瀬真吾氏によれば、喉が渇き尿量が増え、疲労と吐き気を覚え、重症の場合には意識朦朧になり命に関わることもあると述べています。

糖尿病を患っている人はもちろんのこと、気がつかないうちに大量摂取すると、かえって体に悪い影響があります。

(ヴァームと糖尿病に関する内容は、以下の記事も参考にしてみてください)

ヴァームダイエットの効果を実感した人の口コミ

ヴァームダイエットは痩せる目的に限らず、筋トレやスポーツでの相乗効果や疲労回復にも期待できます。そのため、あらゆるシーンでの活用が積極的に行われています。では実際に、ヴァームダイエットを取り入れてみた人の成果について、その口コミを紹介しましょう。

ヴァームダイエットで一番多い効果



ヴァームダイエットを実際に行った人の中で最も多い口コミ評価として、いつも以上に大量の汗をかくというのがあげられます。脂肪を燃焼して基礎代謝が活発になっている証拠といえるでしょう。ヴァームダイエットを開始した頃に、大量に汗が出るという場合には、それなりに効能があると考えてもよいでしょう。

ヴァームダイエットで体重減に成功



この事例の場合には、具体的にどのくらいの期間を要してヴァームダイエットを行ったのかが不明ですが、ダイエットが徐々にうまくいっていることでの嬉しい口コミです。まずは成果が出ることで、モチベーションも向上します。何かしらの筋トレやエクササイズなども行っているのかもしれません。

どのようなトレーニングメニューかで決まる



ヴァームダイエットを成功させる秘訣は、この口コミのとおりです。ヴァームやプロテインを摂取するから痩せるのではなく、ヴァームの摂取以外で何に取り組むかを考え実践しましょう。この人の場合は、ダイエットでの身軽な体つくりにあります。もし、筋肉強化が目的なら、筋トレのメニューと併行したヴァームダイエットで、相乗効果が期待できるでしょう。

ヴァームダイエットの意外な効果



本来は筋肉増強や疲労回復・ダイエットを主とした目的の方法ですが、それとは別に、ヴァームダイエットを始めたところ、移動手段に変化ができたという口コミです。ウォーキング気分で買い物をしたり、普段使いがちな車を置いて移動したりという日常になりました。ヴァームダイエットによる副効果ともいえるでしょう。

運動前に飲むと効果的



アミノ酸が体に吸収されるタイミングというものがあります。筋トレやエクササイズなどの運動を行う前にヴァームを飲んでおくと、トレーニングでも相乗効果が期待できます。脂肪燃焼により心地よく汗がかけます。さらに運動後30分以内の栄養補給で、疲労回復にも役立つでしょう。

ヴァームダイエットは内臓脂肪の健全化におすすめ



この口コミの場合も、ヴァームダイエットの効果は、摂取だけではなく有酸素運動と筋トレを合わせて続けたことによります。筋肉だけではなく、内臓脂肪の燃焼にもなっている事例です。飲まないよりも飲み続けたほうがダイエットなどに利きますが、飲んだだけで結果が出るということではないので、その点は理解しておく必要があります。

(有酸素運動と脂肪燃焼については、以下の記事も参考にしてみてください)

ヴァームダイエットは筋肉痛に効果的



この口コミの場合は、スポーツや筋トレなどの激しいトレーニングではなく、何かのイベントへ参加した時にヴァーム効果を実感した例です。翌日に疲労感が軽減されていて、改めて驚いていることが分かります。日常生活での軽作業を行う際にも、あらかじめヴァームを飲んでおくと疲労を感じずに済むことがあります。

作業効率が高まっている事例



既に30kmのサイクリングを終えていながら、さらに草刈やベンチに設営などの作業もこなしている口コミです。楽しいイベントやレジャーの準備ということもあり、疲労感すらどこかへ飛んでいったのかもしれません。何かをやり通した達成感なども相乗効果があったのではないでしょうか?

ダイエット初日を終えた感想



まだダイエットを始めて間もない口コミですが、それでも体重に変化があったということです。まずは小さな成功を素直に喜びながら、徐々に痩せていく姿をイメージすることも大切でしょう。ただし、ヴァームの摂取だけに依存して終わらないことが、今後のポイントになるはずです。

ウォーキングで効果が見えてきた事例



ウォーキングをしながらヴァームを摂取し続けている口コミです。それまで慣れない運動で足を酷使して違和感があったようですが、次第に回復している様子が伺えます。下半身の筋肉が強化され、ヴァームの疲労回復効果があった可能性が考えられるでしょう。筋肉にたまった疲労を軽減するのにも役立っています。

ヴァームダイエットの効果的な飲み方

2021年現在のヴァームにはヴァーム・スーパーヴァーム・ヴァームダイエット・ヴァームウォーターという4つの種類があります。各々に細かな特徴がありつつも、スズメバチアミノ酸が配合されていることは共通です。

ヴァームをいつどのようなタイミングで飲めば、筋トレやダイエットに役立つのでしょうか?では、ヴァームダイエットの効果的な飲み方・ベストな時間について解説していきましょう。

摂取タイミング

体内の脂肪をエネルギーに変えるため、アミノ酸を補給するのがヴァームダイエットの意図です。つまり、運動や軽作業にて、体を動かすことを前提にして摂取するのが、最も効果的といえます。そこで、摂取するタイミングがとても重要です。基本的に「前もって飲む」という習慣をつけるとよいでしょう。

スポーツ開始30分前が効果的

スポーツなどでのヴァームを飲む時間のタイミングは、開始前の30分くらいがおすすめです。アミノ酸の効果時間は、摂取後の30分から血中濃度がピークに到達します。そこからエネルギーとして筋肉へ供給され、パフォーマンスの向上が見られるからです。例えば各種スポーツの試合があるのなら、30分前のタイミングで飲むとベストといえます。

ヴァームダイエットは運動の直前に飲む

ダイエットが目的でヴァームを活用する場合の効果時間は、運動やエクササイズの直前に飲むとよいでしょう。体脂肪をエネルギーに変換する効能が期待できることから、運動前にあらかじめ飲めば、脂肪燃焼がスムーズに進行してくれます。

ちなみに運動後にヴァームを摂取しても脂肪燃焼への効果が出にくいので、あまり意味がないと覚えておきましょう。例外として、ヴァームウォーターの場合には、運動中に飲んでも効果的です。運動によって失われるミネラルの補給にもなります。

運動をしない時に飲むのはNG?

運動をしない時にヴァームを飲んではいけないのでしょうか?飲むこと自体で体に悪い影響はほとんどあり得ないので安心です。ただし飲んだだけで痩せるという効能もありません。ヴァームには、カロリーを排出する成分は入っていないからです。

また、前述していますが、大量摂取や糖尿病などの持病を持っている場合は控えたほうがよいでしょう。もし、普段の生活の中で体を動かす作業があるようなら、あらかじめ飲むと脂肪燃焼の効率よくなります。

1日の摂取量

ヴァームダイエットでの1日の摂取量は、どの位が適量なのでしょうか?これは個人差や誤差もありつつ、脂肪燃焼などのダイエット目的を基準にするとしたら、1日4500mg(4.5g)くらいがベストです。

スポーツや筋トレに専念するアスリートは、1日のタンパク質の必要量として体重1kg当り2gとされています。仮に体重60kgの人であれば120g程度の換算です。そのため、4.5gというアミノ酸の量であれば、食事のことも考慮し問題のない分量になります。

(筋トレとタンパク質については、以下の記事も参考にしてみてください)

ヴァームダイエットは運動ありきで効果が発揮される!

ヴァームは、筋トレ・ダイエットなどのシーンで活用できる健康食品です。しかし、あくまでもスポーツや筋トレなどで、筋肉を動かしエネルギーを使うことが条件とされています。ただ飲んだだけで痩せる合理的なドリンクではないのです。ヴァームの摂取とともに運動習慣を徹底化させて継続することで、ヴァームのアミノ酸は効果を発揮してくれます。