筋膜リリース・マッサージの違いは？各メリット・デメリット〜順番まで解説！
コリがほぐれて痩せると話題の筋膜リリースですが、マッサージとは別物ということを知っていますか？似たように見えるかもしれませんが、やり方や効果が異なりどっちも大切です。今回は、両方行う際の順番や効果を解説します。やりすぎには注意をして正しく行いましょう。
目次
筋膜リリースとマッサージの違いを理解できてる？
テレビや雑誌でよく特集されている筋膜リリースを知っていますか？筋膜という薄い組織膜を刺激し、ほぐすことを筋膜リリースといいます。治療院などで筋膜リリースをしてもらう方法のほか、凹凸のついた筒状のフォームローラーを使って、自宅で簡単にセルフで行うこともできます。
筋膜リリースをすると肩こりや腰痛、姿勢の改善、痩せるといった効果が期待できます。コリをほぐすという点は、マッサージと同じですが、筋膜リリースとマッサージは違うのです。フォームローラーというアイテムを使えば、筋膜のねじれを改善しリセットすることができます。
フォームローラーで、凝っている部分をほぐすと、リセットという言葉がぴったりで体がポカポカと温まり、錘を取ったようにすっきりします。筋膜リリースだけをしていれば、マッサージは不要と感じるかもしれませんが、それぞれ違った役割があるのです。この記事では筋膜リリースとマッサージの違いや、やり方、タイミングなどを詳しく説明します。
(筋膜リリースの体験談については以下の記事も参考にしてみてください）
マッサージのメリット・デメリット
まずはマッサージとはどういうものか説明します。やってもらうのもセルフでやるのも気持ちがいいのは血流が関係しています。
マッサージ施行後に末梢側・中枢側共に血流量が増加した(p＜0.05)．両者の変動は類似しており，5分後に減少し再び上昇した後，徐々に下降した．収縮期血圧において施行直後に低下がみられ，その後に大きな変動はなかった(p＜0.05)．下腿周径は最大・最小共に，施行後に減少した(p＜0.05)．
マッサージをすると、ほぐした部分がポカポカと温まってきます。これは流れが悪くなっていた末梢側の血液が中枢側へ送られ、急遽だった静脈管やリンパ管に新しい血液が流れ血流量が上昇するからです。リラックス効果も高いのですがメリットもあればデメリットもあります。こちらではマッサージについて詳しく説明します。
(お腹痩せするマッサージについては以下の記事も参考にしてみてください）
マッサージのメリット
マッサージのメリットは主に下記の3つが挙げられます。
①リラクゼーション効果がある
②自律神経が整う
③血行が良くなるとむくみや冷え性の改善になる
疲れを感じている個所に、ピンポイントで指圧をしたりもみほぐしてもらうのはとても気持ちがいいです。血行がよくなり、浮腫み解消など即効性があるのも嬉しいポイントです。コリからくる緊張が開放され、ゆっくり眠れるという方も多いことでしょう。
(マッサージガンの使い方については以下の記事も参考にしてみてください）
マッサージのデメリット
マッサージのデメリットについても考えてみましょう。マッサージをするときに気を付けたいのは下記の2点です。
①筋肉痛の時は不向き
②強いマッサージは揉み返しがある
筋肉痛になると早く治したくて揉みほぐしたくなりますが、かえって筋肉の炎症がひどくなり回復が遅れることがあります。また、通常時でも強い力で施術を受けると揉み返しが起きて筋肉痛のような状態になるので、やりすぎには注意が必要です。セルフマッサージもありますが、自分で揉むのとやってもらうのではリラックス効果も違います。
筋膜リリースのメリット・デメリット
自宅で簡単にできるのでフォームローラーを使って筋膜リリースを行っている人は多いです。正しい知識を得ることでより効果的に、筋膜リリースをすることができます。
自分で筋膜リリースを実施することで身体のバランスが整い、身体が軽く感じられるようになります。継続することで身体の良い状態を保てるようになり、身体が動きやすくなっていくのでセルフコンディショニングとしても活用できます。
凝り固まってしまった筋膜をはがすことで、ほぐれるだけでなく体のバランスも整っていきます。また、セルフで行うことができるので、施術を受けにいく時間を作らずとも、自分のぺーすでできるのも嬉しいポイントです。メリットだらけのように見えますが、筋膜リリースにも注意点はあります。ここからは、筋膜リリースのメリット、デメリットを解説します。
(太もも、お尻に効果的な筋膜リリースについては以下の記事も参考にしてみてください）