ボディビルダー『金澤利翼』を特集！生い立ち〜筋トレ＆食事への考えまで！

金澤利翼は、80歳を超える現役の高齢ボディビルダーです。この記事では金澤利翼について詳しく紹介していきますが、まずは簡単なプロフィールを見ていきましょう。

金澤利翼はマッチョなおじいちゃんとしてTV出演することもあり、筋トレにあまりなじみがない方でも名前を知っている人も多いかもしれません。80歳を超えるかなりの高齢ボディビルダーですが、SNSやブログにて情報発信も行っています。

続いて、金澤利翼の生い立ち・経歴について紹介します。金澤利翼がトレーニングを始めることになったきっかけはなんだったのでしょうか。

金澤利翼は初めからボディビルダーであった訳ではなく、元々は1500m自由形の水泳選手でした。水泳のトレーニングの一環としてボディビルを始めたものの、その楽しさにはまったことや日本一を目指せると考えたためボディビルダーとしての道を歩み始めます。

金澤利翼は20歳のとき、両親に「ボディビルで5年で日本一になる」と宣言しました。その宣言通り、25歳を前にした1960年、そして1963年に見事ボディビルの日本選手権で優勝します。また、金澤利翼は世界大会にも出場し、世界選手権では1967年、1969年と2度4位入賞に輝いています。

20代で2度日本チャンピオンに輝くという見事な成績を残した金澤利翼ですが、一度ボディビルの世界からは離れています。しかし、50歳になったのを機にボディビルの世界にカムバックし、マスターズの部に出場しました。「妻に喜んで欲しい」という思いもあり、復帰してからも年齢別の大会で11度の優勝を収めました。

さらに、80歳を前にして、金澤利翼は世界への挑戦を決心しました。再び世界に挑戦するきっかけとなったのは、80歳でエベレスト登頂に成功したという三浦雄一郎の快挙を知ったことです。「筋肉量は若いものにはかなわないけれど、筋肉のキレなら負けない自信はある」と力強く語っており、心身共にたくましい姿を披露しています。

こちらでは、金澤利翼が運営するジム『広島トレーニングセンター』について紹介していきます。有名プロ・アマスポーツ選手を多く輩出したノウハウで、トレーニングやダイエット、体力維持などで多くの人が通うジムとなっています。

広島トレーニングセンターは広島県広島市中区舟入本町18-24にあるジムで、定休日である日曜日以外は祝日でも毎日利用することができます。本格的な筋トレだけでなく「結婚式までに10kg痩せたい」という期限付きの希望も聞いてもらうことができるので、モチベーションの高いままトレーニングに励むことができます。

広島トレーニングセンターは、充実したトレーニング設備が大きな特徴です。多くの人が気軽にトレーニングを行えるようにと種類豊富なマシンを揃えていて、毎年利用者目線でリニューアルが行われるのも魅力です。

また、人気のあるベンチプレスは混雑時でも使いやすいように3台常設する、ダンベルは1～60kgと幅広い重量を準備する、など細かい配慮もされており、アジャスタブルベンチも好きな位置に設置できるようになっているので体に負担をかけにくくなっています。

広島トレーニングセンターには、トレーニング機器だけでなく日焼けサロンもあります。こちらで使用されている日焼けマシンは安全性の高いUVAのみを照射するタイプで、有害なUVBを浴びなくて済むのは大きな魅力でしょう。

また、料金も1回20分、733円ととてもリーズナブルな価格設定になっています。適度な日光浴はビタミンDの合成にも役立つので、健康維持やボディビルでのタンニングなどに活用できそうです。

実際に、広島トレーニングセンターに通っている人の口コミについて一気に紹介していきます。広島トレーニングセンターは、どういった点が魅力なのでしょうか。

こちらの口コミでは、おすすめのジムとして広島トレーニングセンターの名を挙げています。ランニングだけのトレーニングでは続かないと感じている方にも向いているでしょう。

ランニングマシーンや筋トレマシーンのほかに日焼けマシーンも揃うなど種類豊富で、楽しく続けられていると口コミしています。人同士の距離感も近く、筋トレ仲間も作りやすい状況であるのも魅力的です。

2年間自分に合ったパーソナルトレーナーを探し続け、広島トレーニングセンターでようやくプロのパーソナルトレーナーに会えたとのことです。問題点や改善点を的確に指導してもらい、初日から満足度が高かったこともわかります。

学生のときは運動が苦手だったものの、大人になってから広島トレーニングセンターに通い、運動の楽しさに気付けた人もいます。こちらの方も、様々な人と交流を持てる点に魅力を感じています。

短期間で減量や筋肉をつけたい、という願いを、正しいやり方の指導を受けることで叶えることができたという口コミです。明確な目標がある人には、広島トレーニングセンターの個別コースは特に向いているでしょう。

長年ボディビルの舞台で戦ってきた金澤利翼ですが、若い頃の筋トレの内容については情報を発見することができませんでした。ただ、近年はさまざまなインタビュー内にて、トレーニングについての考え方を紹介しています。

2017年に受けたインタビューでは、詳しいメニューについては明らかになっていないものの、世界大会に向けて1日3時間のトレーニングに励んでいると語りました。また、このときは「日本のおじいさん・おばあさんに勇気を与えることが私の役目」という力強い名言も飛び出しました。

そして、2019年の9月までに行われた取材では、鍛える筋肉を意識して、1日に1ヶ所しかトレーニングしない、とも語っています。たくましい筋肉をつけようと激しいトレーニングに打ち込みたくなりますが、金澤利翼は長年の経験から「がむしゃらはダメ」という結果を導き出しました。休憩も必ず挟むと言っており、経験から重要性を実感していることがわかります。

（高齢者にも人気のダンベル体操については以下の記事も参考にしてみてください）

続いて、金澤利翼の食事についての考え方について見ていきましょう。80歳を超えて鍛えられた体を持つ金澤利翼は、どういった食事をとっているのでしょうか。

金澤利翼はTV出演した際、毎日続けている食事についても紹介しました。上記の動画では卵とワカメの味噌汁、玄米ごはん、そして納豆というかなりシンプルな内容となっています。金澤利翼は「非常に粗食であるけれども、栄養はたっぷりある」と語っており、筋肉をつけるためには日本人に適した食生活を送ることが重要だと考えています。

実際、玄米にはビタミンやミネラルなどの栄養素がしっかり含まれており、野菜不足を補えると言われるほどです。金澤利翼は玄米を食べ始めてからは病気知らずで、一度も病院に行ったことがないという事実にも驚かされます。

（玄米と筋トレとの関係については以下の記事も参考にしてみてください）

現在では玄米やみそ汁などのシンプルな食事を続けていますが、若い頃は肉を多く食べていました。しかし、50歳をすぎてからは肉だけでなく野菜、魚も食べないようになりました。栄養のバランスが気になりますが、30年以上この食生活を続け、健康的な毎日を送っています。

（筋トレと食事との関係については以下の記事も参考にしてみてください）

金澤利翼は飲み物にも気を遣っており、口にする飲み物はミネラルウォーターのみとなっています。飲酒をしたり甘いものを食べたりすることもなく、体に悪いと考えるものは一切体に入れないという徹底ぶりです。

食べるものは玄米ご飯、納豆、みそ汁とシンプルな食生活ですが、プロテインは摂取しています。プロテインは毎日40gを5回摂取しており、納豆やみそ汁も食べていることを考えればタンパク質は十分な量をとっていることがわかります。

（プロテインの選び方については以下の記事も参考にしてみてください）

ここからは、金澤利翼のプライベート情報について紹介します。趣味や日焼けのやり方などについても紹介するので、こちらもチェックしてみてください。

金澤利翼は、昼間はトレーニングやジムの会員への指導を行いますが、夜になると趣味である映画鑑賞も楽しんでいます。頭の体操もかねて洋画鑑賞で英語の勉強にも励んでおり、字幕がなくてもだいたい意味が理解できるほどです。

すでに妻を亡くして一人暮らしであるため洗濯や掃除などは週末にまとめて行い、食事も三食自分で作るなど、自分のことは自分で何でもやっています。一見、大変そうに見えますが、戦時中に疎開先の大分県で我慢と苦労を重ねたことが今の自分を支えているとも言っています。

ボディビルダーにとって、日焼けは欠かせないものの一つです。金澤利翼もきれいに焼かれたボディをしていますが、これは日光浴によるものです。日光浴は、広島マリーナホップで岩国基地の米軍ラジオ放送を聞きながら、というのが習慣になっています。

最後に、金澤利翼の筋肉を拝める画像を一気に紹介していきます。たくましい筋肉がよくわかる写真ばかりなので、モチベーションアップに役立ててみてはいかがでしょうか。

最初に紹介するのは、2019年の80歳級の日本マスターズに出場した際の一枚です。金澤利翼はこの大会でみごと優勝しており、堂々した姿を披露しています。

こちらも、2019年に開催された日本マスターズに出場した際の金澤利翼の一枚です。腕や胸の筋肉が強調され、周囲を圧倒させるような雰囲気を漂わせています。

（ボディビルのポーズについては以下の記事も参考にしてみてください）

こちらは、66歳で大会に出場した際の金澤利翼です。腕に力が入っており、筋張って力強い雰囲気を感じさせます。

こちらも、66歳に同じ大会に出場した際の一枚です。胸の筋肉も大きく、上腕の大きさもまた印象的な一枚ですね。

こちらは、「ロボジー」という映画の試写会イベントに登場した際のショットです。70歳オーバーのチアリーダーやなわとび世界記録保持者とともに登場し、写真からもわかるように堂々とした姿を披露しました。

こちらも、ロボジーの試写会イベントに出場した際の金澤利翼です。全身に筋肉がついており、同様に圧倒的な姿を披露しています。

こちらは、右腕の力こぶをたくましくアピールする金澤利翼の写真です。力こぶも見事ですが、胸の筋肉もかなり鍛えられていて板のようになっています。

正面からボディビルのポーズをとった、たくましい様子の一枚です。腹筋も引き締まっており、かっこいい雰囲気が魅力です。

RCCラジオのTwitterにて紹介された、金澤利翼のショットです。大会とはまた違う優しい表情で、違った雰囲気を漂わせています。

続いては、少しローアングルからとらえた金澤利翼の写真です。あおりになっていることで、より力強さやたくましさを感じるショットとなっています。

こちらは、2020年3月にインスタグラムにアップされた金澤利翼の全身ショットです。2枚目の写真では背面の筋肉も見ることができ、現在でも鍛え上げられた筋肉であることがわかります。

この記事では、80歳を超える高齢ボディビルダーの金澤利翼について紹介しました。金澤利翼は現在でも現役でトレーニングを行っており、内容にこだわった食生活を送っているのも特徴です。金澤利翼を目指して、筋トレに励んでみてはいかがでしょうか。