40代女性のフィットネスビキニ選手を特集！大会の模様〜筋トレ風景を動画で紹介！

フィットネスビキニは、水着のビキニを着て行う競技で、女性らしいバランスのとれた美ボディ・顔立ち・ヘアスタイル・上品さなど、あらゆる面で審査されます。日々の努力も重要で、筋肉を美しく魅せるトレーニングは欠かせません。特に全身の筋肉やヒップラインなどの筋肉がどれだけ女性らしく引き締まっているかがポイントです。

また、選手が着る水着のチョイスも重要になります。年齢別では、35歳以下級と35歳超級、身長では、158cm以下級・163cm以下級・163cm超級に分かれ、ターンなど『スリーステップフォワード』という動作（詳しくは大会の模様をチェック）を行い、美ボディを披露します。40代で活躍している日本人選手がたくさんいるので、チェックしてみましょう。

（韓国のフィットネスビキニについては以下の記事も参考にしてみてください）

ここからは、フィットネスビキニで活躍している40代女性を何名か紹介します。彼女たちは、これまで輝かしい活躍を魅せてくれました。各選手権大会に出場し名を残した注目選手たちをさっそく見ていきましょう。

長瀬陽子（ながせようこ）は、ミセスワールド日本代表という経歴を経て、フィットネスビキニ界への転身を遂げています。2018年に『IFBB世界マスターズ選手権3位』で日本人初メダリストとなりました。その他『2017年関東オープンフィットネスビキニ・オーバーオール優勝』『アジア大会2位』『全日本フィットネスビキニ優勝』など数々の実績を残しています。

また、彼女は子宮頸がんを経験しており、病気を克服してステージに復帰。「生きるか死ぬか以上に怖いものはない」ということに気づき、前向きに頑張っています。くびれエステティシャンとしての仕事をこなしながら、フィットネスビキニ選手としても活躍中です。精神力の強さと美しい筋肉を維持し続けている努力に尊敬です。

新井敬子（あらいけいこ）は、パーソナルトレーナーでありスタジオ経営も行っています。『2007年オール関西ボディフィットネスオーバーオール優勝』や『ビキニフィットネス初代日本チャンピオン(JBBF)』『ビキニフィットネス初代アジアチャンピオン(AFBF)』などの輝かしい実績の持ち主です。

ボディフィットネスをメインにコンテストに出場しましたが、5月の大会で審査員をしたときにフィットネスビキニ選手になるのを決意したとのことです。現在では「JBBF公認1級指導・審査員」や「(公財)大阪府スポーツ協会公認普及委員」「大阪BF連盟理事・監査、フィットネス委員長」「JOC（日本オリンピック委員会）強化スタッフ」としても活躍しています。

吉嗣奈津希（よしつぐなつき）は、ボディフィットネスパーソナルトレーナーで、NCCAトレーナー育成講師としても活躍しています。『2019年JBBF福岡オープン大会優勝』や『2019年JBBFオールジャパン40歳以上45歳未満・160cm未満優勝』などの大会実績を持つフィットネスビキニ選手です。

さらに、『2019年グランドチャンピオンシップ・ビキニフィットネス11位』という実績も残しています。2児の母とは思えない美ボディに脱帽です。

椎名智香子（しいなちかこ）は、ダンサー＆ダンス指導者として30年以上の経験を持ちます。28歳の頃過労から突発性難聴を患い、片耳の聴力が失われ、ダンサーとしてステージに立つことができなくなってしまいました。その後、ダンス指導者としての道に舵を置き、子供たちにダンス指導する傍らフィットネスビキニ選手としてステージで活躍し続けています。

フィットネスビキニの大会では、『2014年日本グアム親善大会』で優勝。その後も『2015年オールジャパンフィットネスビキニ・35歳超163cm超級優勝』『2016年東アジア優勝』『2017年オールジャパンフィットネス優勝』を果たすなど活躍中です。その他、パーソナルトレーナー、ポージングやウォーキングのレッスン指導なども行っています。

秋本明子（あきもとあきこ）は、フィットネスビキニの選手でありながらも歯科医師として奮闘。仕事での疲労がきっかけでフィットネスクラブに通うようになり、フィットネスビキニ選手の道へ進みました。

大会では、『2015年日本グアム親善大会ビキ二ショートクラス2位』や、『2019年アマチュアオリンピアUSA2位』『2017・2018年JBBFオールジャパンフィットネスビキニ優勝』などの実績を持っています。仕事とプライベートをバランスよく両立させて日々のトレーニングを行っているとのことです。

40代のフィットネスビキニ選手がわかったところで、ここからは、実際の大会の様子を見ていきましょう。上記で紹介した選手も出場しているので注目してみてください。

こちらは、2014年に開催された「JBBFオールジャパンフィットネスビキニ選手権158cm級・163cm級・163cm超級」の決勝の模様です。新井敬子選手や椎名智香子選手も出場しています。決勝戦というだけあってハイレベルな争いです。

こちらは、2015年開催の「第2回オールジャパンフィットネスビキニ選手権大会35歳超163cm超級」の様子。椎名智香子選手の他、タレントのLiLiCoも出場しています。後半では表彰式の模様も収録されており、椎名智香子選手が見事優勝に輝きました。

こちらは、2015年に行われた「アジアボディビル＆フィットネス選手権フィットネスビキニ163cm超級」の模様です。新井敬子選手と椎名智香子選手が出場しています。新井敬子選手がゴールドメダルを獲得しました。椎名智香子選手も入賞を果たしています。

こちらは、2017年開催の「東京ボディビルフィットネスビキニ」での表彰式の様子。長瀬陽子選手が見事優勝しています。煌びやかな水着と引き締まった腹筋が印象的でした。

この動画は、2018年開催の「オールジャパンフィットネスビキニ選手権大会35歳超級158cm以下」の決勝の模様です。秋本明子選手が優勝し栄冠を勝ち取りました。ゴールドカラーの水着の存在感や、筋肉のメリハリがある美ボディは圧巻です。

こちらは2019年開催の「JBBF福岡オープン大会」の予選の模様です。吉嗣奈津希選手が出場し見事な筋肉の美ボディを披露して、優勝という結果を残しています。ショートヘアと引き締まったくびれ、深いグリーンカラーの水着が印象的でした。

ここからは、40代女性フィットネスビキニ選手のトレーニング風景を紹介します。美ボディをキープするためにどんなトレーニングを行っているのか注目してみてください。

長瀬陽子は、美しいポーズを作るために胸鎖乳突筋のトレーニングを2タイプ実践。1つは、仰向けに寝てアゴを上げ頭を上げ下げします。上げるときはグイっと、下がるときはゆっくり行いましょう。胸鎖乳突筋に力が入る感覚を感じる程度に行います。

2つ目は、両手と顔を壁に接近した状態で構え、胸鎖乳突筋の力を使い首を前後に動かします。顔は壁につかない程度でゆっくり戻しましょう。胸を張ってアゴを引くのがポイントです。フロントポーズやサイドポーズをするときにコントロールできるようになります。

（胸鎖乳突筋のストレッチについては以下の記事も参考にしてみてください）

吉嗣奈津希は、引き締まった太ももやくびれ、ヒップアップなどに効果的な腹筋トレーニングを行っています。水の入った2kgのペットボトルを使い、L字クランチ5回とシザーズ10回を組み合わせたトレーニングです。

床に仰向けで寝て両手両足を天井に向け上げた状態で行います。膝をできるだけ伸ばしてやるのがポイント。負荷をかけたい方は、ペットボトルの重さで調整しましょう。

（ペットボトルを使ったその他の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください）

椎名智香子は、脚のラインと美尻のためにダンベルを使った脚のトレーニングを行っています。両足を軽く広げた状態で立ち、両手にそれぞれダンベルを持ったままハックスクワットを10回ほど行います。このトレーニングは、腰に負担がかかるので加圧ベルトを巻いて行いましょう。

秋本明子は、EMSで全身トレーニングを実践。EMSスーツを装着し、床を四つん這いの状態で両手両足を伸ばしながら動きます。20秒間ほど行い、大股で動くことでヒップアップにも効果的です。EMSスーツとのダブル効果で身体にコミットします。

（EMSスーツの効果については以下の記事も参考にしてみてください）

ここでは、フィットネスビキニ選手として活躍する40代女性への口コミをいくつか紹介します。リアルな口コミもまた、選手のモチベーションにもなっているのではないでしょうか。

椎名智香子のインスタの画像を見た方からは、「カッコイイ」とのコメントがありました。「自分も先生みたいなお尻になりたい」と憧れを語っていました。フィットネスビキニ選手のヒップラインには特別感があります。

こちらの方は、選手がみんな美人だとコメントしています。「美人女性でもベンチプレスなどで鍛えているのかなぁ」などと想像を膨らませていました。フィットネスビキニ選手は、美を追求しているからこそ、外見だけでなく内面も磨かれてキラキラと輝いていて美しいのではないでしょうか。

こちらの方は、インスタのフィットネスビキニの画像を見て「素直にカッコイイ」とコメント。率直な意見が出ていました。美しい容姿の中にカッコよさを感じられるのも、フィットネスビキニ選手の放つ存在感の素晴らしさが前面に出ているからでしょうね。

こちらの方が言うように、いくつになっても美を保っている女性は美しいものです。それを忘れずに意識しているからこそ内面からも輝けるのではないでしょうか。歳を重ねても意識するだけで違って見えてくるものです。いつまでもそれを忘れずにいましょう。

フィットネスビキニ選手は、毎日の努力を大切にコツコツ積み重ねています。この方は、それが伝わってきたのでしょう。努力する大切さに改めて気付かされます。フィットネスビキニの世界に限らず、何事も努力次第で結果は変わってくるので、毎日続けることが大切です。

フィットネスビキニ選手について詳しく紹介しました。同じ40代女性の活躍ぶりを見て今まで運動がイマイチだったという方も、1つのきっかけに繋がったのではないでしょうか？まずは、ビキニの水着が自信をもって着られるのを目標に頑張ってみてください。日々の運動のモチベーションUPに繋がるといいですね。