【画像】佐藤輝明の筋肉歴！食事・トレーニング方法は？凄さは父親譲り？

プロ野球阪神タイガース所属の佐藤輝明。兵庫県出身で「サトテル」や「テル」の愛称で親しまれています。小学校1年生から地元の「甲東ブルーサンダーズ」で野球を始めます。中学時代は地元中学の軟式野球部に所属、当時は投手や捕手を務めていました。

仁川学院高等学校では、2年の兵庫県大会4回戦が最高で甲子園にも出場していません。高校2年の時から本格的にウエイトトレーニングを始めた佐藤輝明は、長打力を身につけ3年の春から引退までの4か月で15本の本塁打を打つまでに成長。その実力が認められ近畿大学に入学、大学野球でもさらに活躍を続けます。

ようやくプロ野球界に注目された佐藤輝明は、2020年ドラフト会議で複数球団から1巡目に指名。交渉権を獲得した阪神タイガースに入団しました。そんな佐藤輝明の長打力を支える筋肉が凄いと話題です。ここからは、佐藤輝明はの筋肉について解説していきます。まずはTwitterでのファンの反応についてみていきましょう。

佐藤輝明の筋肉についての口コミを見ていると一番多いのが「とにかく筋肉が凄い」ということ。太ももにかけての筋肉が凄いことがわかります。

テレビ番組に出演したときの佐藤輝明を見て、その筋肉の凄さに驚いたということです。ユニフォームを着ているとなかなかわかりませんが、半袖を着ていると二の腕がかなりすごいことがわかります。他にも時々ちらりと見える「腹筋」の凄さを評価している口コミも多かったです。

コチラの方も腹筋や胸・腕などの上半身や下半身の筋肉が他のルーキーとは違うとの感想を持っていました。これまでのトレーニングの積み重ねがこの筋肉を作っていると言っても過言ではありませんね。

トレーニング方法などを紹介する前にまずは佐藤輝明の筋肉を見ていきましょう。腕・腹筋・肩周りなどの上半身と下半身に分けて選定していますのでその凄さを確認してみてください。

ロングTシャツを着用していても佐藤輝明の上半身の筋肉の凄さがわかる画像です。大胸筋や三角、上腕二頭筋が素晴らしいことがわかります。

スマホを持って談笑している1枚です。手に力は入れていないですが、肘のあたりの上腕三頭筋から前腕の筋肉が発達していることがわかります。

こちらは大学時代から体のケアに通っている整骨院での1枚。腕の筋肉が凄いことがわかります。この筋肉が長打力を支えているといっても過言ではありませんね。

こちらも練習中の一枚。バランスのよい体つきであることがわかる写真ですね。腹筋もしっかりとついていることが分かります。

バッティング練習中の1枚。力を入れた時に首の筋肉が凄いことがわかります。首の筋肉はバッティングフォームなどにも影響が出てくるのでしっかりと鍛えていることがわかります。

ジェフリーマルテとのツーショット写真です。外国人選手の腹筋・腕や胸の筋肉の太さに負けないくらい佐藤輝明も筋肉がついていることがわかります。

バッティングや守備、野球において下半身の強化はとても重要です。佐藤輝明も強靭な下半身の持ち主。ここからは下半身を中心に見ていきましょう。

スタイルのよい佐藤輝明ですが、下半身にしっかりと筋肉がついていることがわかります。

佐藤輝明と言えば、大殿筋もかなり発達していることが画像などでもよくわかりますね。

軽く座っているだけですが、大腿四頭筋が凄いことがわかります。

（大谷翔平の筋肉については以下の記事も参考にしてみてください）

筋肉の凄さがわかったところでここからは、実際に佐藤輝明の筋肉はどれほどすごいのか、数値で見ていきましょう。

スクワット・ベンチプレス・デッドリフトの「筋トレBIG３」の中のひとつがベンチプレスです。主に大胸筋をメインとし、三角筋や上腕三頭筋などを同時に鍛えることができます。佐藤輝明の上半身の筋肉が凄いのはこのベンチプレスによって作られていることがわかります。

佐藤輝明はこのベンチプレスがとにかく大好きでMAX130㎏を上げるようです。ベンチプレスの平均重量は、体重やトレーニングレベルによって変化しますが一般的に体重95㎏で筋トレ中級者が116㎏ですから佐藤輝明の凄さがわかりますね。

ただやみくもに行うのではなくシーズンオフは100㎏前後の高負荷で筋肉を大きくし、シーズン中は負荷を半分程度にし素早い動きにするようにオンオフで切替えて行っていたそうです。

（ベンチプレスの平均重量については以下の記事も参考にしてみてください）

佐藤輝明の握力は76㎏と言われています。握力の平均値も年齢によって変化します。一般的には24歳くらいまでは右肩上がりで上がっていき年齢を増すごとに下がっていく傾向があります。佐藤輝明の年齢は22歳です。一般的に20～24歳の男性の握力平均は46.38㎏ですから、佐藤輝明の握力がどれほどすごいのかがわかりますね。

佐藤輝明は、近畿大学時代野球部で行った「体成分分析装置・InBody」で100点を出したことがあるそうです。「体成分分析装置・InBody」とは筋肉量やバランスなどから算出されるスコアのことです。80点が基準となり、点数が高い場合は筋肉が多く体脂肪が標準的、点数が低い場合は脂肪と筋肉のバランスがよくないことをさします。

・70点以下：虚弱型、肥満型
・70～80点：一般的
・80～90点：健康型
・90点以上：筋肉型

このように分類されており、100点の佐藤輝明はまさに筋肉型と言えるのでしょう。

それでは、ここからは佐藤輝明の筋肉の原点について探っていきましょう。高校2年生からトレーニングを始めたと言われている佐藤輝明。そのきっかけはなんだったのでしょうか。

仁川学院高等学校に進学した佐藤輝明。2年生の夏の兵庫県大会4回戦が高校時代の最高成績になり甲子園には出場していません。もともと、甲子園球場のある西宮市で育った佐藤輝明ですが、甲子園に対する執着心はなかったと言います。高校時代はとにかく野球を楽しむ。野球の面白さに触れていたいと考えており勝つことよりも楽しむことが優先だったようっです。

そんな佐藤輝明も、高校2年生の時にプロを意識するようになります。高校2年生の秋からジムに通い本格的に体作りを始めるようになりました。その結果、筋力がどんどん上がっていき打球の伸びが明らかに変わったと言います。

高校3年生になると、長打が打てるようになりその成果は目に見える形でわかるように。最終的には、高校3年生の春から引退する夏までの4か月で20本近くのホームランを放つことになります。入学当時、身長177㎝・体重65㎏でしたが卒業時には187㎝・92㎏になりました。

甲子園に出場することはなかったため、プロの目に留まることがなかった佐藤輝明。3年の夏前に監督の紹介で参加した近畿大学の練習で監督から高評価をうけ近畿大学短期大学部へ進学します。勝つことより楽しむことを優先していた高校時代とは異なり大学は勝つための野球に変化します。日々の練習は厳しく過酷でしたがチームに貢献したいと強く思えるようになったそう。

大学では、筋トレの他にコンディショニングにも気を使うようになります。野球部の寮の食事だけで済ませる選手が多い中、栄養のバランスを考えスーパーで購入した総菜や野菜など足りない栄養素を自分で補っていたといいます。加えてサプリやプロテインにも詳しく、チームメイトにアドバイスしていたこともあったそうです。

トレーニングに関しては、シーズン中とシーズンオフで内容を変えていたようです。前項でもお話しましたが、ベンチプレスなども負荷を変えることで切替をしていたといいます。他にも懸垂などもかなりの回数ができることで部内でも有名だったと言われています。

（大学時代の筋トレ風景はコチラ）

入団後も現状に満足することなく佐藤輝明の進化し続けています。2022年シーズンに向けて2日間の先乗り自主トレに参加。糸井を通じてオリックス吉田正流の「門外不出」の訓練にも弟子入りしマッチョ化を進めています。

吉田正は16年のオフからアテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリスト・スポーツ庁長官の室伏広治に弟子入りしトレーニングを学んでおり、そのトレーニングを佐藤輝明は伝授してもらったということです

佐藤輝明は「あまりやったことないようなメニューもあったのでおもしろいなと思いました。細かいところまで意識して、ウエイトもどうやって動きにつなげていくかという感じ」と語っており今後の進化にも期待できそうです。

（中田翔の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください）

佐藤輝明の父親の教育方針は「とにかく食べること」と「人に迷惑をかけないこと」でした。小食だった佐藤輝明でしたが、徐々に食べれるようにり、高校からは自分で考えて食べるようになったと語っていました。さらに、大学時代は筋トレとともに食事についても重要視するようになり。自分で考え寮食では足りない栄養素を補っていたと言います。

そんな佐藤輝明ですが、プロ入り後も食事管理は徹底されています。どんなことに気を使って食事をとっているかとの質問には「美味しいものを食べること」と答えた佐藤輝明。肉より魚派でタンパク質もとりつつ、できるだけ野菜も意識して摂るようにしていると言います。

トレーニングだけではなく、徹底した食事管理のおかげで佐藤輝明の筋肉はできていると言っても過言ではないでしょう。

高校2年生からトレーニングをはじめ長打力がついた佐藤輝明。ここからは、佐藤輝明の大学時代とプロ1年目の成績を見ていきましょう。

大学1年の春の開幕で「5番・左翼手」として先発デビューした佐藤輝明。2年の春からは外野手に加えて三塁手としても活躍、3期連続のベストナイン賞を受賞します。2年夏には日本代表に選出、秋にはリーグMVPを受賞。4年の秋にはリーグ戦通算14本目の本塁打を放ち、二岡智弘が持つ関西学生野球リーグのリーグ戦本塁打記録を更新しました。

佐藤輝明は、特に長打率が圧倒的で筋トレの成果が出ていると考えてもいいでしょう。大学での活躍でついにプロの目にも留まり2020年阪神タイガースと契約しました。

※全国大会・国際大会の成績は除く
※ 18秋20秋:MVP　18春:ベストナイン(外野)　18秋19春:ベストナイン(三塁)

プロ1年目のオープン戦で12球団最多6本塁打を記録した佐藤輝明は、開幕を一軍で迎えます。開幕2戦目でプロ初本塁打を記録。4月1日の広島戦でも本塁打を放ちセリーグ新人選手史上初の開幕２カード連続本塁打を記録しました。

数々の新人の記録を更新した佐藤輝明。三振数は、日本人歴代2位タイとなってしまったが、最終的にチームトップの24本塁打を記録。新人特別賞を受賞。2600万円増の推定年俸4400万円で契約しました。

佐藤輝明の父・佐藤博信は1967年宮城県で生まれました。のちにわが子への教育方針にもなる「体が大きくなればなんとかなる」との母の教えで育ちました。父は柔道家で身長184㎝、86㎏級で活躍していた選手です。

画像は現在勤務している関西学院大学の紹介ページのものですが、上腕の筋肉が凄いことが確認できます。佐藤輝明もそんな父のDNAを受け継いでいると考えられます。

（佐藤輝明の父については以下の記事も参考にしてみてください）

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とにかく食べて育った佐藤輝明。甲子園出場経験もなく高校時代は無名でしたが、高校2年生から本格的に始めた筋トレで成績が上がり大学時代には有名選手になりました。長打のヒットを打てる選手としてファンからの信頼も厚い佐藤輝明。これからも彼の成績に注目していきましょう。