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腹筋ローラーは『効果ない』って本当?噂の真相〜効果を出すコツまで解説!

2021年02月24日

腹筋を鍛える腹筋ローラー(アブローラー)。その腹筋ローラーですが、効果がないという噂もあります。これはメンタリストDaiGoの発言で、大きな波紋を呼びました。この記事では腹筋ローラーの効果を検証し、効果が出ない原因や効果を出すコツについて紹介します。

【監修】パーソナルトレーナー 柴山智幸

『身体の全てを整えて生活を豊かに』というコンセプトで目標達成+機能改善トレーニングを提供しています。猫とお酒が好きです。
【所属】出張パーソナルトレーニングジム5toolgym代表
【SNS】HP / Instagram / Twitter

腹筋ローラーは効果ないという噂は嘘

腹筋ローラー(アブローラー)は効果ないという噂を聞いたことがあるでしょうか?これはメンタリストDaiGoのyoutube動画内での発言で、多くの人がこの噂をきくきっかけになったとされています。動画内でDaiGoは腹筋ローラーが効く科学的根拠はないとまで発言したため大きな波紋を広げました。

では腹筋ローラーは効果ないとうのは本当なのでしょうか?それは嘘で、実際には腹筋ローラーは効果ないというのは噂に過ぎません。腹筋ローラーにはトレーニング効果もダイエット効果もあります。腹筋ローラーは効果ないと思っている方は正しいやり方で腹筋ローラーを使えていないだけなのです。

この記事では初心者にありがちな腹筋ローラーで効果が出ない原因や効果がでる正しいフォーム、頻度を紹介します。腹筋ローラーは効果ないという噂が嘘だということがわかります。正しいやり方で腹筋ローラーの効果を得てトレーニング、ダイエットを成功させましょう。

(腹筋の下部を集中的に鍛えられる足上げ腹筋のやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

腹筋ローラーが効果ない状況になる原因

腹筋ローラーが効果ないという方によくある原因を3つ紹介します。せっかく腹筋ローラーをしてもなんの効果も得られず、トレーニングにもダイエットにもならなかったのではもったいないです。

腹筋ローラーは正しく行えば下腹部・脇腹・横腹とお腹周り全体を鍛えることができます。鍛えにくい下腹部や横腹も鍛えられるので、お腹周りを引き締めやすいトレーニング方法です。横腹には腹斜筋と言われる部位があり、その腹斜筋を鍛えることでお腹がくびれて引き締まります。

効率よくトレーニング、ダイエットをするために下記を参考にしてあなたのやり方が間違っていないか確認してみてください。

フォームが間違っていることに気づけていない

腹筋ローラーが効果ないと感じる方は、間違ったフォームでやってしまっている可能性があります。間違ったフォームではせっかく回数をこなしても効果がでません。腰を痛めてしまう可能性があります。特に初心者の方は腰に注意してください。

間違ったフォームになっていないかどうかチェックしながら腹筋ローラーを使いましょう。鏡を見てチェックするのもいいですが、鏡を見ると顔があがってしまうので注意してください。家族や友人にスマートフォンで撮影してもらうのがおすすめです。

正しいフォームでできるようになるまでは撮影してフォームを修正するというのを繰り返すのがいいでしょう。

強度が低い

腹筋ローラーが効果ないという方は単純に強度が低い可能性があります。トレーニングは筋肉を限界まで追い込むからこそ効果があります。ずっと低い強度で行っていても筋肉は成長しませんし、ダイエットにもなりません。


最初は膝コロンや膝コロといった強度が低いものから始め、効果が無くなってきたら立ちコロへと移行していきましょう。立ちコロの方が高い強度で行えます。また強度を測る目安として筋肉痛を基準にしましょう。筋肉痛にならなくなったり、筋肉痛になっても軽度になってきたという場合は強度を高める際の目安になります。

トレーニングの頻度が少ない

腹筋ローラーが効果ないという方はトレーニング頻度が少ない可能性があります。トレーニングする頻度が少ないとせっかくトレーニングで一度成長した筋肉が次にトレーニングする頃には衰えてしまっています。頻度が少ないといつまでたっても筋肉が成長しないままです。

筋肉はトレーニングをしてから2,3日で回復し、成長するとされています。そのタイミングを狙ってトレーニング行いましょう。週に2.3回を目安にトレーニングを行うのがいいでしょう。

(超回復については以下の記事も参考にしてみてください)

効果ない状況を改善!腹筋ローラーの正しいフォーム

腹筋ローラーの正しいフォームを紹介します。腹筋ローラーには膝コロ・膝コロン・立ちコロの3種類があります。膝コロンが最も難易度が低く、立ちコロが最も難易度が高いです。初めて腹筋ローラーをする方は、膝コロンと立ちコロの間の難易度である膝コロで一度やってみましょう。膝コロができなければ膝コロンから始めましょう。

無理せずに膝コロか膝コロンから始めるようにしてください。膝コロができるようになって効果が薄くなってきてから立ちコロへと移行していきましょう。まずは膝コロか膝コロンで正しいフォームを身に付けることが優先です。正しいフォームを身に付けてトレーニング、ダイエット効果を最大限引き出しましょう。

(ケーブルクランチで腹筋を割るコツについては以下の記事も参考にしてみてください)

基本となる膝コロ