目次
ヴィンディーゼルの筋肉がヤバすぎる!
本名 | マーク・シンクレア・ヴィンセント |
---|---|
出身地 | アメリカ |
生年月日 | 1967年7月18日 |
代表作 | 『ワイルド・スピード』シリーズ、『トリプルX』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズ |
身長 | 182cm |
体重 | 102kg |
BMI | 30.79 |
映画『ワイルド・スピード』『トリプルX』などでお馴染みのヴィンディーゼルは、世界的に有名なアクションスターです。彼の自慢は、なんといっても屈強な肉体。まずは身長、体重、体脂肪率などの基本的な情報をお伝えします。
イタリア系と黒人系の両親を持つヴィンディーゼルは、182㎝という高身長でありながら、体重は100㎏をオーバーしています。筋肉量が圧倒的に多いため、BMI値は平均値の18.5~25を大幅に超えて30.79というボディービルダーのような数値になっています。
ヴィンディーゼルがアクションスターの道を歩むきっかけになったのは、自らが脚本をかいて出演もした1995年の短編映画『Multi-Facial』がカンヌ国際映画祭で高い評価を受けたためです。このときの彼は20代後半。現在のトレードマークにもなっている白タンクトップ姿で映画に登場しています。すでにマッチョで上腕二頭筋がしっかりと盛り上がっています。
33歳のときに代表作となる『ワイルド・スピード』に出演し、翌年には『トリプルX』シリーズも公開されました。アメリカ人らしい筋骨隆々とした肉体から繰り出される派手なアクションシーンが人気を集めて、ヴィンディーゼルは一躍トップスターの仲間入りをしました。
彼の筋肉は20代の頃よりも進化を遂げています。全体的に肥大化しており、とくに胸板に関しては明らかに分厚くなっています。その後も出演する映画でかっこいい筋肉を披露し続けています。
2021年現在、ヴィンディーゼルは53歳になりました。しかし、彼は未だに活躍をしており、同年4月に公開される『ワイルド・スピード9』にも出演しています。還暦が近づいている肉体とは思えない、かっこいい筋肉を維持し続けていることに驚きを隠せません。
ヴィンディーゼルの筋肉が凄い理由は?現在は劣化?
20代後半からスクリーンで注目され続けているヴィンディーゼル。当時からムキムキの状態で映画に登場していましたが、なぜ、彼の筋肉はあそこまで鍛えられているのでしょうか。その理由や現在の姿を紹介します。
俳優になる前はボディービルダーだった
10代の頃のヴィンディーゼルは、アルバイトでニューヨークにあるクラブの用心棒をしていました。アメフト経験もあるようで、あの巨体でタックルをされたらひとたまりもありませんね。
さらに彼は俳優になる前にボディービルダーもしていました。ボディービルダーは筋肉のスペシャリスト。効率の良いトレーニングや食事メニューに精通していたために、超人的な筋肉を手に入れることが出来たのです。
最近のヴィンディーゼルの筋肉は劣化した?
誰もが憧れる筋肉を持っているヴィンディーゼルですが、現在は劣化しているとも噂されています。その証拠になるのが、2015年の48歳のときに撮影されたプライベート写真です。これを見る限り、腹筋の上に脂肪がついていて、中年オヤジ特有の下腹ポッコリの状態。さすがにかっこいいとは言えませんよね。
なぜこのような身体になったのかは諸説ありますが、有力視される説のひとつに友人の死が関係しているというものがあります。2013年の年末に、映画『ワイルド・スピード』シリーズの共演者であり、ヴィンディーゼルの大親友でもある俳優のポール・ウォーカーが、不慮の事故でこの世を去っています。
あまりの突然の悲劇にヴィンディーゼルは深い悲しみに包まれました。それが理由なのかは分かりませんが、2014年には彼が出演する映画は公開されていません。そしてこの写真が撮影された2015年にはポールの遺作である『ワイルド・スピード7』が公開されることになったのです。
しかし、2017年の映画『トリプルX:再起動』では、中年オヤジの体型とはおさらばをした、引き締まった肉体を取り戻しています。さすがはトップ俳優。仕事に対してプライドを持ち、きっちりと筋トレをしていたようです。映画タイトル同様、かっこいいスタイルを取り戻して再起動というわけですね。
ヴィンディーゼルは普段どんな筋トレをしている?
割れた腹筋に盛り上がった胸板……アメリカ人らしい屈強でかっこいい筋肉を作るためには、日頃からトレーニングメニューにこだわらないといけません。また、見せる筋肉だけではなく、動ける筋肉をつくるために彼はどのような筋トレをしているのでしょうか。
ヴィンディーゼルの筋トレのベースは月水金
ヴィンディーゼルのトレーニングは月水金の週3日の頻度で行なわれています。月曜日は胸筋と上腕三頭筋、水曜日は広背筋と上腕二頭筋、金曜日はハムストリングスを中心としたメニューで、1セットは8~12回が目安です。1日置きに鍛えることで、筋肉が回復する時間をしっかりと確保しています。
月曜日(大胸筋と上腕三頭筋を中心としたメニュー)
ベンチプレス:3セット
インクライン・ダンベルフライ:3セット
デクライン・ベンチプレス:3セット
インクライン・ダンベルプレス:3セット
プッシュアップ:3セット
ナロウグリップ・ベンチプレス:3セット
トライセプス・エクステンション:3セット
トライセプス・ケーブル・プルダウン:3セット
ディップス:3セット
(大胸筋の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)
水曜日(広背筋と上腕二頭筋を中心としたメニュー)
ラット・プルダウン:4セット
デット・リフト:4セット
バーベル・カール:4セット
ダンベル・カール:4セット
ハンマー・カール:4セット
(広背筋の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)
金曜日(ハムストリングスを中心としたメニュー)
バーベル・スクワット:4セット
フロント・スクワット:4セット
カーフレイズ:4セット
バーベル・プレス:3セット
アップライトロウ:3セット
(ハムストリングスの筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)
格闘技トレーニングも導入
筋肥大ばかりのメニューを繰り返していると、見た目は筋肉隆々でも、動けない身体になってしまうこともあります。それではアクションスターとして活躍できません。そこでヴィンディーゼルは、格闘技のトレーニングも取りいれています。
トレーナーから膝蹴りを習っている動画を見る限り、これはキックボクシングの可能性が高いですね。キックボクシングというのは、全身運動のスポーツ。パンチをすれば肩甲骨周辺が動き、キックをすれば腕や腹筋が動きます。膝蹴りはお尻の筋肉や体幹を鍛える効果があります。
筋肥大トレーニングで筋肉の総量を増やし、格闘技トレーニングで同時に動かせる筋肉の比率を増やします。ヴィンディーゼルの映画には、次々と敵を倒していくかっこいいアクションシーンがありますが、これはふたつのトレーニングを組み合わせているからでしょう。
ヴィンディーゼルは筋肉の為の食事も徹底?
身体作りを語る上で欠かせないのは食事メニューです。ヴィンディーゼルの血肉になっている食材や食べ方について紹介します。
朝食はエネルギー重視の炭水化物中心
朝食時は炭水化物を中心とした食事メニューになっています。エネルギーの源になるのが炭水化物のため、朝一で摂取することでエネルギー不足を防ぐ意味があります。
ヴィンディーゼルは、小麦のパンよりも多くのビタミンを含んでいるライ麦パンや、レーズンを入れたオートミールを好んで食べています。また、栄養の宝庫と呼ばれるチアシードを水に溶かして飲むようにもしています。
昼食は筋肉を作るタンパク質中心
昼食時はタンパク質を中心としたメニューです。タンパク質は筋肉や骨を作るには欠かせない栄養素で、主に肉や魚に多く含まれています。
ヴィンディーゼルのお気に入りは、マグロのステーキです。マグロは良質なタンパク質の摂取に優れた食材で、彼の場合は2枚をペロリと平らげます。味に飽きが来ないように、日によっては七面鳥の胸肉で代用することもあるそうです。副菜にはカロリーの少ないみじん切りの野菜を添えて、栄養のバランスをとっています。
夕食もタンパク質は欠かさない
筋肉増強を意識したヴィンディーゼルの夕食は、昼食同様、筋肉に必要なタンパク質の摂取に意識が向けられています。
メインとなるのはサーモンの切り身やヘルシーな皮なしの鶏肉です。バランスを考えてブロッコリーやアスパラガスなどのサラダも忘れてはいません。甘いものが欲しい場合はマンゴースムージーを飲んで、満足感と同時にビタミンや食物繊維を取っています。
ヴィンディーゼルが愛用するプロテイン・サプリ
ヴィンディーゼルが必ず飲んでいるといわれるサプリメントの情報は、残念ながら見つけられませんでした。しかし、彼ほど筋肉を鍛えている人なら必ず飲んでいるであろうサプリメントというのは、ある共通しています。そこで、トレーニングのベースにもなる3つのサプリメントを紹介します。
筋肉修復が期待できるホエイプロテイン
ヴィンディーゼルのように週3回、約1日置きにトレーニングをする場合は、筋肉修復にも意識を向けた方がよいでしょう。そこでお勧めしたいのが、ホエイプロテインです。
ホエイプロテインとは、牛乳に含まれるタンパク質の名称です。ヨーグルトを水切りすると、上澄みに透明な液体が残りますが、その名前がホエイ(別名は乳清)です。ホエイプロテインは母乳に近い成分で、体内への吸収速度が速いため、トレーニング後に素早く摂取することで筋肉修復に一役買ってくれます。
必須アミノ酸であるBCAA
人体には、体内では合成されない必須アミノ酸と、体内で合成できる非必須アミノ酸があります。9種類ある必須アミノ酸の中にはバリン、ロイシン、イソロイシンというものがあり、それらは分岐する構造を持つことからBranched Chain Amino Acidと呼ばれ、その頭文字をとってBCAAと呼ばれています。
BCAAには運動パフォーマンスを維持する役割や、筋肉の分解を抑えてくれる役割があると言われているため、体内のBCAAを増やすことでトレーニングの効果が上がると考えられています。摂取するタイミングはトレーニングの前が効果的。他のプロテインと組み合わせて使ってみてください。
あと1回を引き出すクレアチン
クレアチンとは、筋肉内に含まれているアミノ酸の一種で、瞬発力やパワーを出す時のエネルギー源になっています。体内で作られるために日常生活を送る上で不足することはありませんが、ハードなトレーニングをするとすぐに消費されるために、効率的な補給が必要になります。
ベンチプレストレーニングなど、短時間で力を発揮するときには重要になってきます。限界を突破してあと1回を追加したときなど、追い込みをかるときに役立ちます。そのため、五輪選手にも愛用者が多いと言われているサプリメントです。
【画像集】ヴィンディーゼルの筋肉を存分に拝もう!
男の理想の筋肉を手に入れたヴィンディーゼル。彼のような筋肉を手に入れたという方も多いはずです。彼の肉体美の画像をご堪能ください。
愛用の白タンクトップと筋肉
ヴィンディーゼルと言えば、白いタンクトップ姿を思い浮かべる人が多いでしょう。無邪気に自転車に乗っていますが、体系が熊のように大きいので、威圧感はすごいです。彼にかかれば、自転車すらもおもちゃのように見えてしまいます。厚い胸板とタンクトップは最強の組み合わせです。
こぶのように盛り上がった上腕二頭筋が目を引きます。脇から肘にかけての筋の入り方が美しく、筋肉の部位をしっかりと意識して筋トレをしていることが分かります。シンプルなタンクトップだからこそ、筋肉の美しさが映えますね。
セクシーなヴィンディーゼルの上半身
引き締まった腹筋を見せてくれるヴィンディーゼル。腹筋の横の腰のくびれがはっきりと出ていることから、余分な脂肪を一切感じさせません。彼自他がパワフルなので、猛獣すらもペットのように感じます。たぶん戦っても、ヴィンディーゼルが圧勝するのではないかと思わせるほどの鍛え方です。
2017年公開の映画『トリプルX:再起動』の画像です。腹筋のシックスパックが飛び出していて、まるで鎧のような状態です。2015年にぽっこりお腹を撮影された人物とは思えないような、鍛え抜かれた肉体です。ちなみに、ヴィンディーゼルの身体にはタトゥーはなく、腕や腹筋の位置にあるタトゥーは撮影用にほどこされたものです。
脇の下が見えるように撮影した色気のある一枚です。発達した上腕二頭筋と上腕三頭筋の間にみえる筋がくっきりと出ています。横から見ることで、大胸筋のふくらみもよく分かります。女性を虜にさせる悩殺ポーズですね。
筋トレ中のキレキレな筋肉
垂直に立てた棒を掴んで旗のように身体を水平にすることをヒューマンフラッグ(通称、人間鯉のぼり)と言います。上の手は引く力、下の手は押す力、そして身体を水平に保つ力がバランスよく使われた時にできる、インスタ映えしそうな大技です。腹筋と背筋で上半身を引き締めないと真っ直ぐ脚を伸ばすことができません。
引き締まった広背筋を映したトレーニング中の画像です。盛り上がった三角筋も実に見事。男らしい背中とはまさにこれのことをいうのでしょう。かっこいいの一言です。タトゥーを見る限り、映画『トリプルX』の撮影中の可能性が高いですね。
若い頃のヴィンディーゼルの筋肉
2000年頃の若かりしヴィンディーゼルの画像です。スティーヴン・スピルバーグの映画『プライベート・ライアン』に大抜擢されて、一躍有名になりました。引き締まった体ですが、筋肉量はまだ少なめ。ここから年を追うごとに、さらにムキムキな肉体になっていきます。
2004年に公開された映画『リディック』で主演をしたときの画像です。『ワイルド・スピード』や『トリプルX』が公開された後で、俳優としても脂がのっている時期です。汗まみれの三角筋や上腕二頭筋がとてもセクシー。腕や肩を中心にトレーニングをしていたのでしょう。
最近のヴィンディーゼルの筋肉
最後は2020年に撮影された画像です。お馴染みの白タンクトップで映画の宣伝をしています。残念ながら腹筋は見えませんが、露出している腕の筋の入り方を見る限り、筋トレの成果は上々と言えるでしょう。ここまでかっこいい50歳オーバーの人はなかなかいないのではないでしょうか。
元の場所に戻るヴィンディーゼルの筋肉を目指して筋トレに励もう!
20年間以上アクションスターとして活躍を続け、現在は50歳を超えているヴィンディーゼル。老いを感じさせない彼の肉体を見る度に、筋肉というのは知識と努力があればいつまでも維持できると言うことを伝えてくれます。筋トレを開始することに遅いことはありません。彼の映画を観て共感を受けたら、ぜひ、より良い筋肉作りに励んでみてください。