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井上尚弥の筋肉がヤバすぎる!背筋に鬼?
井上尚弥(いのうえなおや)は日本人ボクシング選手です。彼のパーソナルデータは以下の通りです。
生年月日 | 1993年4月10日 |
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出身地 | 神奈川県座間市 |
身長 | 164cm |
体重 | 60kg |
体脂肪率 | 不明 |
SNS | Instagram、Twitter |
井上尚弥は小学校1年生からボクシングを始めましたが、中学校3年生の時には全国U-15大会で優秀選手賞を受賞するなど早くから突出した実力の持ち主として注目されていました。2012年にプロ転向後、プロ6戦目でWBC世界ライトフライ級王座に輝くなど、日本ボクシング史上最高傑作と称される実力とスキルは日々進化しています。
今回はそんな井上尚弥の筋肉について解説していきます。記事の中では気になる筋トレやトレーニングのメニューや、かっこいい筋肉の画像も紹介します。バキバキに割れた腹筋やファンの間で「鬼の顔のようだ」と称されるほどに鍛え上げられたかっこいい背筋のように、井上尚弥のような筋肉質な体型になりたい人は、ぜひ参考にしてボディメイクに役立てましょう。
(井上尚弥の髪型については以下の記事も参考にしてみてください)
井上尚弥の筋肉が凄い理由は?
まずは井上尚弥の筋肉が凄い理由を確認していきます。ボクシング選手として筋肉を鍛えることは大切なことですが、強さを求める以外に筋肉を鍛える理由はあるのでしょうか。
パンチ力を強化するため
井上尚弥が筋肉を鍛える理由としてまず挙げられるのがパンチ力の強化のためです。ボクシングはパンチによって相手選手の頭部や腹部にダメージを与えることによって相手を倒す格闘技です。そのためパンチ力が弱いと、相手をノックアウトして試合に勝つことができません。
パンチ力を強化するというと肩や腕の筋肉だけを鍛えることが重要と考えがちですが、意外なことに下半身の筋肉を鍛えることが必要です。パンチは腕だけでなく全身の筋肉を連動させた動作ですので、バランスよく全身の筋肉を鍛えることでパンチ力が強化されるのです。
持久力を向上させるため
ボクシングは持久力が求められる競技です。1ラウンド3分の時間の中で、試合運びによっては連続でパンチを繰り出す必要があります。この時に筋持久力が高ければ高いほど、相手に大きなダメージを与えるパンチを連続で繰り出すことができるのです。
筋持久力とはその名の通り、筋肉の持久力のことです。ボクシングで言うと筋持久力が低いと徐々にパンチ力が下がっていきますが、高い場合は均一した力でパンチを連続で打てるようになります。
筋持久力を向上させるためには、早い動作に作用する速筋と、遅い動作に作用する遅筋をバランスよく鍛えなければなりません。パンチを繰り出す際に作用する速筋は腕の筋肉、遅筋は大胸筋が該当しますが、筋持久力を向上させるためにも、筋トレやトレーニングによってこれらの筋肉を鍛える必要があるのです。
瞬発力をアップさせるため
ボクシングの試合では一瞬の隙を狙って放ったパンチが見事に相手の急所をとらえて、ノックアウト勝利を収めることが多くあります。このようなパンチを繰り出すためには、素早い動作を可能にする瞬発力がなければなりません。
ボクシングにおいて瞬発力を付けるためには、下半身の筋肉をトレーニングしておく必要があります。瞬間的に相手との間合いを詰めて、最短距離でパンチを打てるようにするために、井上尚弥は日頃から上半身と同様に下半身の筋肉を鍛えています。
井上尚弥の筋肉を作るトレーニングについて
ここからは井上尚弥が実際に行っているトレーニングメニューについて解説していきます。ジムで行うベンチプレスなどではなく、ユニークな筋トレやトレーニング方法を井上尚弥は自身のSNSにアップしています。果たして井上尚弥のようなかっこいい筋肉を作るためには、どのような筋トレやトレーニングが有効なのか確認していきましょう。
懸垂
井上尚弥は懸垂を筋トレに取り入れています。鉄棒といったものではなく、ベンチにあるような雨除けにぶら下がって連続で10回行っているのが分かります。懸垂のやり方はぶら下がった状態から腕の筋肉の力を使って上半身を持ち上げていく動作をしますが、鍛えられる筋肉は腕の筋肉だけではありません。
主に広背筋・僧帽筋・大円筋といった背筋が鍛えられる効果があります。またこのような体幹の筋肉が広く鍛えられることによって基礎代謝が向上し、1日の消費カロリー量が増加することで脂肪を燃焼しやすい体へと変化させることも可能になります。
(鉄棒でもできる筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)
L字懸垂だけで全身を鍛えられる!正しいフォームのコツ&出来ない人に効果的なメニューも!
出典:Slope[スロープ]
ハンマートレーニング
ボクシング選手の中にはパンチ力を強化する目的にハンマーを用いた筋トレをする人がいますが、井上尚弥もこのハンマートレーニングを採用しています。ハンマートレーニングは足を肩幅よりも少し広く開いて真っ直ぐに立った状態で、ハンマーを後方に振りかぶって前方に置いたタイヤを打ち付けるという筋トレ方法です。
動画を見ると10回以上は行ってると思われますが、このハンマートレーニングも全身の筋肉を鍛えることができるメリットがあります。ハンマーを振り下ろす時には肩や腕の筋肉だけでなく、体幹の筋肉・腹筋・背筋、そして踏ん張るために足の筋肉も鍛えれます。
またハンマーを握ることで手首や握力も鍛えられることで、筋肉を鍛えながらパンチ力を効率よく強化することができます。
バトルロープ
井上尚弥はトレーニングメニューにバトルロープを取り入れています。バトルロープとは強度のある綱を使って行うトレーニング方法で、腹筋や背筋といった上半身の筋肉だけでなくお尻や脚の筋肉を鍛えることができるトレーニングメニューです。また怪我のリスクが低いというメリットもあります。
動画の中では1本のバトルロープを両手で握って、頭の上に構えた状態から地面に叩きつける動作を10回程度繰り返しています。他にも2本のロープを使ったものなど、バリエーションが多いトレーニングメニューです。
(腕が疲れず背中に効くラットプルダウンのフォームについては以下の記事も参考にしてみてください)
ラットプルダウンのフォーム!腕が疲れず背中に効くコツ!重量・自宅版についても!
出典:Slope[スロープ]
井上尚弥の筋肉を作る食事・栄養摂取
井上尚弥のかっこいい筋肉は筋トレやトレーニングだけでなく、食事から十分な栄養素を摂取して作り上げられています。ここからは井上尚弥の食事について、通常時と減量時に分けても解説していきます。
食事は栄養士からアドバイスを受けている
井上尚弥は栄養士にアドバイスをもらいながら、自身の食事の管理をしています。それまでは1日の生活リズムがバラバラで、朝昼晩の3食を規則正しく食べることもあまりなく、栄養や食事に対する意識は低いものでした。
しかし2014年からSAVASのサポートアスリートになったことで、栄養士から食事や栄養による科学的効果を教わる機会が増えました。栄養士から細かく食事メニューを決められるようなことは無いようですが、教わった知識をもとに食事に工夫をするようになりました。
筋肉の成長に関わるタンパク質を多く摂取できる食品を食べたり、練習前には炭水化物を多く摂取して体にエネルギーを蓄えるようにしているそうです。このように栄養士からのアドバイスを参考にして、食事への意識も高めていることが分かります。
(井上尚弥の食事について詳しくは以下のページも参考にしてください)
井上尚弥選手の食事メニューは?コロナ時代の健康管理を専門家に聞く
出典:bizSPA!フレッシュ
通常時の食事例
画像はある日の井上尚弥の昼食として紹介されているメニューです。井上尚弥の通常時の食事は栄養フルコース型と呼ばれるメニューで、炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラルといった栄養素を過不足なく摂取することができます。中でもごはんは食物繊維の多いもち米を使ったり、キムチやヨーグルトといった発酵食品がメニューに加えられていることが特徴です。
アスリートには低カロリーで高タンパクな食事をすることが日常的に望ましいですが、余分な脂質をカットできるように、食材や調理法にも工夫がされています。また筋肉が効率よく増強されるように必要な栄養素を確実に摂取できるように考慮されていることが分かります。
(筋トレに必要なタンパク質の摂取量については以下の記事も参考にしてみてください)
筋トレに必要なタンパク質の摂取量は?タイミング〜効果の高い食材まで紹介!
出典:Slope[スロープ]
減量時の食事例
通常時の食事とは反対に、減量時の夕食例の画像です。通常時と比べて品数は増えているように見えますが、野菜中心のメニューに変わっていることが分かります。しかし栄養フルコース型で、あわせてタンパク質も取れるような食材が使われています。
減量中に井上尚弥は、練習量や体重の変動など日々の体の変化をもとに食事量を栄養士と相談しながら考えています。時には減量のために水分のカットも行うことがありますが、軽量までの日数を計算し、筋肉を落とさず計画的に脂肪だけを落とす食事を心掛けています。
(減量期の食事については以下の記事も参考にしてみてください)
減量期の情報は間違い多数!食事・筋トレ・プロテインなど確実に脂肪を落とすコツを解説
出典:Slope[スロープ]
井上尚弥の筋肉を作る生活習慣
井上尚弥はかっこいい筋肉を作るために、生活習慣にも気を配っていることはあるのでしょうか。生活習慣として井上尚弥は、ボクシングを始めた6歳の頃からルーティンとして5~8kmのランニングをしていると、インタビューで語ったことがあります。
ボクシング選手はロードワークとしてランニングを日課に行っている人が多いです。ランニングは全身運動ですので、体の筋肉がまんべんなく鍛えられることや、有酸素運動ですので脂肪燃焼によるダイエット効果も望める運動です。
また井上尚弥はランニングに加え、フットワーク強化のためのステップワークと、パンチの練習であるジャブとワンツーを日課として毎日行っています。筋肉が鍛えられる運動が生活習慣の中に取り込まれていることで、井上尚弥のかっこいい筋肉が作り上げられているのです。
(ランニングのトレーニングメニューについては以下の記事も参考にしてみてください)
井上尚弥のが愛用するプロテイン・サプリ
井上尚弥はトレーニングの際にはプロテインを飲んでいることを公言しています。以前はタンパク質を過剰に摂取ることで筋肉がついて、体のキレがなくなってしまうという考え方から、プロテインの使用に消極的でした。しかし食事と同じく栄養士のアドバイスもあって、プロテインを使用してタンパク質を摂取するようにしています。
愛用しているプロテインはサポートを受けているSAVASのものです。実際に使用しているプロテインを紹介します。
1.ザバス(SAVAS) アクアホエイプロテイン100
ザバス(SAVAS)アクアホエイプロテイン100はタンパク質の他に、クエン酸や7種類のビタミンBとビタミンCといった栄養素が配合されているのが特徴です。トレーニング後に飲むことで、筋肉の増強や疲労回復にも効果があります。
原材料・成分 | 乳清たんぱく、砂糖、デキストリン、クエン酸、クエン酸Na、V.C、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、乳化剤(大豆を含む)、ナイアシン、香料、V.B2、V.B1、V.B6、パントテン酸Ca、葉酸、V.B12 |
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風味 | グレープフルーツ風味 |
ブランド | SAVAS(ザバス) |
商品の重量 | 783 グラム |
タンパク質源 | ホエイ |
2.ザバス(SAVAS) PRO ホエイプロテインGP
ザバス(SAVAS)PROホエイプロテインGPの特徴は、スリートが1日に必要とする栄養素を1回の使用で補給できるところです。11種のビタミン・カルシウム・鉄・マグネシウムといった栄養素を補えるよう設計されているので、効率よく筋肉を増強させることができるプロテインです。
原材料・成分 | 乳清たんぱく、乳清ペプチド、小麦ペプチド、植物油脂、亜鉛含有酵母、貝カルシウム、酸化マグネシウム、V.C、増粘剤(プルラン)、香料、乳化剤(大豆を含む)、ピロリン酸第二鉄、ナイアシン、V.E、V.B2、V.B1、V.B6、パントテン酸Ca、V.A、葉酸、V.D、V.B12 |
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風味 | バニラ |
ブランド | SAVAS(ザバス) |
商品の重量 | 878 グラム |
タンパク質源 | ホエイ |
3.ザバス(SAVAS) ソイプロテイン100
ザバス(SAVAS)ソイプロテイン100はアスリートの体の引き締めに効果があるプロテインです。タンパク質に加えて、ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンDといった栄養素を摂取できるようになっているので、体作りに特化したプロテインと言えます。
原材料・成分 | 脱脂大豆たんぱく(国内製造)、デキストリン、ココアパウダー、食塩、植物油脂/乳化剤、増粘剤(プルラン)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムK)、V.C、香料、V.B2、V.B6、V.B1、ナイアシン、V.D、(一部に乳成分・大豆を含む) |
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風味 | ココア |
ブランド | SAVAS(ザバス) |
商品の重量 | 882 グラム |
タンパク質源 | 大豆 |
井上尚弥の美しい筋肉が見れる画像集
ここからは井上尚弥のかっこいい筋肉の画像を紹介していきます。バキバキに割れてかっこいい腹筋や、筋肉の盛り上がりが鬼の顔のように見えるぐらいに鍛えられた背筋の画像に酔いしれましょう。
プロデビュー時の井上尚弥の筋肉
2012年にプロデビューした当時の井上尚弥の画像です。この頃からすでに腹筋が割れていてかっこいいです。
(背中のトレーニングについては以下の記事も参考にしてみてください)
ダンベルデッドリフトのやり方!重量など背中への効かせ方&腰痛を防ぐコツも!
出典:Slope[スロープ]
スーパーフライ級時の筋肉
2014年に井上尚弥はWBO世界スーパーフライ級王者に輝きますが、そこ試合前の計量時の画像です。腹筋や腹斜筋がバキバキに割れていて、余分な脂肪が全くないかっこいい細マッチョ体型をしています。
2016年にスーパーフライ級の防衛戦にて、見事勝利した時の画像です。2014年に比べて大胸筋が増強されていることが分かりますね。
2017年はスーパーフライ級の王座を防衛するために3度挑戦を受けました。その頃の筋肉ですが、上半身は大胸筋や腹筋以外にも上腕二頭筋といった腕の筋肉が増強されているのが画像から分かります。
後ろ姿から背筋の鍛え具合が分かる画像です。広背筋や僧帽筋が増強され、たくましい背中がかっこいいですね。
パンチ力を繰り出している時には背筋が盛り上がって、背中が一回り大きく見えます。
バンタム級時の筋肉
2018年に井上尚弥は階級をバンタム級に上げて世界タイトルマッチに挑戦します。その結果バンタム級でも世界王者となりますが、バキバキに割れた腹筋がかっこいい王者に相応しい体型をしています。
世界タイトルマッチ戦と比べて腹筋には変化がないように見えますが、肩回りの筋肉が増強されていることが分かります。
鬼の顔のようだと称される背筋の盛り上がりがよく分かる画像です。懸垂をしている際中には、僧帽筋や広背筋に皺が寄ってより鬼の顔のように見えます。
2019年10月頃に撮られた井上尚弥の筋肉の画像です。大胸筋・腹筋がバキバキなのは変わらずに、三角筋や上腕二頭筋がより増強されているのが分かります。
(腕の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)
プリチャーカールのやり方!二頭筋に効かせるコツ!ダンベル・EZバーなど種類別の違いも
出典:Slope[スロープ]
井上尚弥のかっこいい筋肉を目指そう
今回は井上尚弥のかっこいい筋肉について解説しました。井上尚弥のような筋肉を付けるには一般的な筋トレやトレーニングの方法以外にも、ユニークな方法で筋肉が鍛えられていることが分かりました。今回の記事で紹介した筋トレ方法を参考にして、井上尚弥のような筋肉を付けましょう。