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プッシュアップバーは『いらない』との噂は間違い!効果がないと言われる理由を解説

2021年02月22日

プッシュアップバーはいらないという噂を聞いたことはありませんか?プッシュアップバーは正しい使い方をすれば筋肉増強に効果があり、きつい筋トレが可能です。プッシュアップバーがいらないと言われる理由を具体的に説明しながら、プッシュアップバーのメリットを紹介します。

【監修】パーソナルトレーナー 柴山智幸

『身体の全てを整えて生活を豊かに』というコンセプトで目標達成+機能改善トレーニングを提供しています。猫とお酒が好きです。
【所属】出張パーソナルトレーニングジム5toolgym代表
【SNS】HP / Instagram / Twitter

プッシュアップバーは効果ないしいらない?

プッシュアップバーは効果ないしいらないという声が上げられていますが、そんなことはありません。プッシュアップバーは腕立てを効率的に行う器具ですが、腕の筋肉増強だけでなく大胸筋、腹筋、背筋など、上半身のあらゆる部位に効果があります。また、通常の腕立てよりも強度が上がり、きつい筋トレになるので初心者でも効率的なボディメイクが可能です。

プッシュアップバーは、ジムにいかずとも自宅で本格的な筋トレが可能になる優れものです。正しい使い方をマスターして、効率的にボディメイクをしてください。

(プッシュアップバーの効果と使い方については以下の記事も参考にしてみてください)

プッシュアップバーは効果ないしいらないと言われる理由

プッシュアップバーは効果ない、いらないと言われる理由は3つあります。

①アイテムを使うならウェイトの方がいいから
②使える種目が少ないから
③正しい使い方を知らないと効かないから

プッシュアップバーのメリットは、自宅できついトレーニングができることです。ジムにある様々な器具と比べるのは見当違いで、ジムの負荷の高い器具が合う人もいれば、自宅できついトレーニングができるプッシュアップバーが合う人もいます。効果ない、いらないと言われる理由を具体的に説明しつつ、プッシュアップバーのメリットも合わせて説明していきます。

アイテム使うならウェイトの方がいいから

筋トレの器具を使うなら重量を変えることができるダンベルや、フリーウェイトの方がよいからプッシュアップバーはいらないという意見があります。重量が大きい筋トレは、目的が筋力アップなら1~6回、筋肥大なら6~12回ほどの少ない回数で筋力アップや筋肥大が期待できるため、少ない数で効率的に負荷をかけられるという考えです。

確かにダンベルやフリーウェイトはきついトレーニングなので、効率的に筋トレが可能です。しかし、自宅でのトレーニングと考えるとどうでしょう。重いダンベルやフリーウェイトは、自宅で使用するには場所を取るため、置き場所に困ることがあるのではないでしょうか。

普段から腕立てをトレーニングに入れている人、自宅で効率的に筋トレがしたいという人にとっては、プッシュアップバーはとても役に立ちます。器具の重さもとても軽く、場所もとらないため自宅に置いておいても邪魔になりません。

使える種目が少ないから

プッシュアップバーはトレーニング種目が少ないから使えない、いらないと思っている人が多いようです。基本的に腕立てしかできず、腕立ての種目でもワイド、ナロー、クローズプッシュアップと3種類ほどしかなく、使い道に困らないかと心配になるのでしょう。

しかし、プッシュアップバーは手の位置や向きを変えることで、トレーニングのバリエーションが一気に増えます。使いこなせば腕だけでなく、胸筋、腹筋、背筋など、主に上半身の筋肉増強に大きく貢献します。

プッシュアップバーは自重で取り組めるトレーニングメニューを増やしてくれます。自重でのトレーニングは、器具の重さを使ったトレーニングとは違う効果があるので、筋トレにプッシュアップバーを取り入れるメリットはとても大きいです。

正しい使い方を知らないと効かないから

筋トレの器具を使用したからといって、正しい使い方をしていなければ筋肉増強に効果はありません。プッシュアップバーを正しく使いこなせば、筋肉増強に充分効果があります。腕だけではなく胸筋、腹筋、背筋を鍛えることも可能です。

筋トレに効果がないからいらない、と判断する前に、筋トレのやり方が間違っていないか、正しい使い方はどう行うのかなど、一度見直すことが大切です。

(腹筋に効くメニューとやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

プッシュアップバーがいらないとは嘘と言える理由

プッシュアップバーがいらないとは嘘を言える理由は4つあります。

①腕立ての深みが出て強度が上がるから
②手首を痛めづらいから
③ウェイトに移行する際に必要な握力もつくから
④腕立てだけじゃなく他の部位も鍛えられるから

4つの理由を具体的に説明していきます。プッシュアップバーは正しい使い方をすれば筋肉増強にとても効果があり、自宅で高負荷のトレーニングができるため、ぜひチェックしてください。

腕立ての深みが出て強度が上がるから

プッシュアップバーを使用することで、上半身を両手より低く下げることができます。それにより筋肉の可動域が広がり、筋肉に大きな負荷を与えることができます。このような深い腕立ては、プッシュアップバーだからできるトレーニングです。

またプッシュアップバーを使用することで、肩甲骨まわりのストレッチ効果も期待できます。深い腕立ては肩甲骨をひきよせる動きになるため、通常の腕立て伏せと比べて肩甲骨まわりの筋肉の動きが大きくなるためです。

プッシュアップバーを使用しての深みのある腕立ては、負荷の高い筋トレができるだけでなく、ストレッチ効果も期待できメリットが盛りだくさんです。プッシュアップバーがいらないとは嘘と言える大きな理由のひとつでしょう。

手首を痛めづらいから

通常の腕立ては、手首が外側に曲がって負荷が手首に集中してしまいます。それに対してプッシュアップバーはハンドルを握ることで、手首がまっすぐ立った状態のままでのトレーニングが可能となり負担がかかりません。腕全体に力が入るため手首を痛めづらく、また効率的に筋トレができるため、筋トレ初心者の人にもおすすめです。

ウェイトに移行する際に必要な握力もつくから

プッシュアップバーは握力の向上も期待できます。体のバランスをとったり腕立ての動きをしたりすることで自然とハンドルを握る力が強くなるため、握力の同時強化も可能です。握力があるとバーベルやマシンのバーなど高重量のエクササイズや、握力が必要不可欠なラケットやバットなどを使用する競技でも役立ちます。

筋肉増強だけでなく、握力向上によりトレーニング効果が高まる効果もあるのは、とても大きなメリットです。プッシュアップバーを使用することで自然と身に付くことなので、ぜひ使用してみてください。

腕立てだけじゃなく他の部位も鍛えられるから

腕立ての器具なので腕にしか効果がないと思われがちですが、プッシュアップバーは腕だけではなく他の部位も鍛えることができます。具体的には胸筋や腹筋、背筋など上半身を鍛えられます。

プッシュアップバーはハンドルを握ることで上半身全体に力が入り、通常の腕立てとは違う力の入り方をします。通常の腕立てで上半身全体を鍛えることはなかなか難しいため、プッシュアップバーを使用しての筋トレは効率がいいことが理解できるでしょう。自宅での効率的な筋トレにプッシュアップバーは最適なので、ぜひ自宅トレーニングに取り入れてみてください。

(プッシュアップバーの効果については以下の記事を参考にしてみてください)

プッシュアップバーに関する口コミ

ここからはプッシュアップバーの口コミを紹介します。プッシュアップバーはとてもいい、効果があるという口コミが多くみられました。

通常の腕立てより、よりきついトレーニングが可能になる、また使い方次第で筋トレのバリエーションが増えるとても優れた器具だということが口コミから分かります。ぜひ一度こちらの口コミを参考にしながら、プッシュアップバーを使用してみてください。

体を深く下げられるのが良い



プッシュアップバーを使用することで、通常の腕立てより深く体を下げれるのが良いというコメントが見られました。負荷がきついとのコメントもあるように、体を深く下げる分、大きな負荷がかかりきついトレーニングができていることが分かります。

腕の疲れ方が違う



プッシュアップバーを使用しての腕立ては、いつもの腕立てと同じ回数をしても腕の疲れが違うとコメントしています。トレーニング量を増やすことなく負荷を上げた筋トレができるので、効率的に筋肉を鍛えることができるでしょう。

トレーニングの幅が広がる



プッシュアップバーがいらないと言われる理由に使える種目が少ないとありました。しかし、この口コミのように空中腕立てというトレーニングもでき、使いこなせば色々なトレーニングができることが分かります。

プッシュアップバーを使いこなすことで、トレーニングの幅は大きく広がります。トレーニングの幅が広がることで、自分にあった筋トレの仕方が身に付くため、効率的なボディメイクが可能です。ぜひ一度プッシュアップバーを使用してみてください。

手軽に持ち運べる



出張先にプッシュアップバーを持って行ったという口コミです。持ち運べるほど軽く、コンパクトだということが分かります。ダンベルのような重量のある器具ではこうはいきません。

出張や旅行先などではなかなか本格的な筋トレはしづらいですが、プッシュアップバーであれば気軽に持ち運び可能なので、場所を問わず本格的なトレーニングができます。筋トレはトレーニングの頻度が効果を出すために大切なので、持ち運んでトレーニングができるのは大きなメリットです。

プッシュアップバーの正しい使い方をマスター

筋トレ初心者のためにプッシュアップバーの正しい使い方を説明します。正しい使い方をしないと筋肉がうまく鍛えられなかったり、ケガをしたりする恐れがあるのできちんと使い方をマスターしましょう。

床に肩幅より少し広めにセットし、手首はまっすぐな状態でハンドルを握り腕立てを行います。それだけで腕だけでなく上半身全体を鍛えることが可能です。体が深く沈み、肩甲骨が寄せられる動きを意識しましょう。

(プッシュアップバーの正しい使い方については以下の記事を参考にしてみてください)

迷ったらコレ!プッシュアップバーのおすすめ3選

プッシュアップバーのおすすめ3選を紹介します。筋トレ初心者にも効果的なプッシュアップバーですが、選び方が分からない、自分に合った器具の選び方を知りたいという人が多いのではないでしょうか。

プッシュアップバーを選ぶうえで大切なのは、接地面のすべりにくさ、ハンドルの持ちやすさ、ハンドルの傾斜、ハンドルの回転機能の有無です。接地面がすべりにくい素材であればバランスがしっかり保てます。ハンドル部分についてはやわらかいスポンジがついていたり、傾斜や回転する機能があれば手の負担をより軽減できます。

自分の手との相性や、自宅の床との相性をしっかりみて選ぶことが、自分に合ったプッシュアップバーを見つけるコツです。これから3つ人気の商品を紹介するので、それを参考にしつつ、自分にぴったりのプッシュアップバーを選んでください。

Wolfyok プッシュアップバー

ハンドルは弾力があり、通気性のよいスポンジです。汗を吸い取ってくれるため滑りづらく、ふらふらしないので安心して使えます。床の接地面についても5mmの厚みがあり、粒状凹凸加工が施されているEVAラバーのため廊下やフローリングでも滑らず安心です。nnコンパクトで分解可能であり、重量も750gしかありません。出張先や旅行先など、トレーニングしづらい状況にも気軽に持ち運びができるため便利です。基本をしっかりおさえた商品なので、初心者の人にもおすすめです。n

ハンドル素材スポンジ
ハンドル傾斜水平
重量750g
滑り止め素材EVAラバー
回転不可
耐荷重320kg

Reodoeer プッシュアップバー

ハンドルは傾斜がついており、初心者の人でも手首を痛めにくい設計となっています。負荷は最大100kgと少し軽めですが、実用上は問題ないでしょう。ハンドルと滑り止め素材はEVAスポンジで、滑りにくくなっています。床を傷つける心配もありません。nn価格は安いですが基本がおさえられたプッシュアップバーで、とてもコスパが高い商品です。コンパクトで重量も540gと軽いため収納しやすく、旅行先やジムへの持ち運びも気軽にできます。筋トレ初心者におすすめの一品です。

ハンドル素材EVAスポンジ
滑り止め素材EVAスポンジ
ハンドル傾斜あり
回転不可
重量540g
耐荷重100kg

パーフェクトプッシュアップエリート

360度回転可能です。回転ができると腕のひねりを加えることができるので、よりきついトレーニングが可能になります。プッシュアップバーでの筋トレに慣れてきたら回転を加えてトレーニングするなど、自分のレベルに合わせて使うことができるでしょう。nn底面がラバーで廊下やフローリングなどでの滑りを軽減させてくれるため、家のどこででも使用できます。重量が1.85kgと重めなので持ち運びは難しいですが、自宅での本格的なトレーニングに最適です。nn

ハンドル素材
滑り止め素材ラバー
ハンドル傾斜水平
回転360°
重量1.85kg
耐荷重136kg

(プッシュアップバーのおすすめランキングについては以下の記事を参考にしてみてください)

プッシュアップバーがいらないという噂は嘘!

プッシュアップバーが本格的な筋トレに効果的だと説明しました。腕だけでなく胸筋や腹筋、背筋など上半身全体に効果的で、自然と握力も身に付くため、トレーニング効果の向上も期待できます。初心者でもケガをしにくくきついトレーニングが可能なので、自宅での本格的な筋トレに、ぜひ取り入れてみてください。