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腹筋ローラーは『効果ない』って本当?噂の真相〜効果を出すコツまで解説!

2021年02月24日

腹筋を鍛える腹筋ローラー(アブローラー)。その腹筋ローラーですが、効果がないという噂もあります。これはメンタリストDaiGoの発言で、大きな波紋を呼びました。この記事では腹筋ローラーの効果を検証し、効果が出ない原因や効果を出すコツについて紹介します。

【監修】パーソナルトレーナー 柴山智幸

『身体の全てを整えて生活を豊かに』というコンセプトで目標達成+機能改善トレーニングを提供しています。猫とお酒が好きです。
【所属】出張パーソナルトレーニングジム5toolgym代表
【SNS】HP / Instagram / Twitter

まずは基本となる膝コロから紹介します。膝コロとは膝を床についたまま行う方法で、膝コロンとは違い身体は地面につけません。初心者の方は膝コロからまず試してみしょう。膝コロが無理なら膝コロンから始めてください。

➀膝をついて四つん這いになる(ヨガマットを敷くのがおすすめ)
②身体を遠くに出していく
③身体が地面につかないギリギリまで伸びる
③体を戻す

腰を反らさないように注意してください。腰を痛める原因になります。腰を少し丸めた状態をキープしましょう。身体をまっすぐに保つことがポイントです。手首を丸めるように意識することが腰を反らさずに身体をまっすぐに保つコツです。

体を戻すときはお尻を引くのではなく、みぞおちを突き上げる感覚で戻ってください。お尻を引くと腹筋に効かず、膝を動かすだけになってしまいます。また、腕の力で腹筋ローラーを動かしてしまうと腹筋よりも腕に効いてしまいます。腹筋を意識して行いましょう。

(膝コロのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

膝コロができない方は膝コロン

膝コロを試したけど膝コロが難しいという初心者のかたは膝コロンから始めましょう。膝コロンは体を地面に付けない膝コロと違って、体を地面に付けるので膝コロよりやりやすい方法になります。

➀膝をついて四つん這いになる(ヨガマットを敷くのがオススメ)
②体を遠くに出していく
③体を地面につけうつぶせになる
③1~3秒キープ
④手をついて元の位置に戻る

注意点は膝コロと同様です。超初心者の方は膝コロンから始めて膝コロへとステップアップしていきましょう。初めは誰でも初心者です。無理せず膝コロンから始めて徐々に負荷をあげてください。

(膝コロンについては以下の記事も参考にしてみてください)

膝コロに慣れてしまった方は立ちコロ

膝コロができるようになって、膝コロでは負荷が足りないようになってきたら立ちコロへとレベルアップしましょう。立ちコロはその名の通り立った状態から腹筋ローラーを使います。負荷が最も強く、トレーニングやダイエット効果が一番期待できます。

➀足幅を肩幅より1足分広げて立つ
②腹筋ローラーを掴み足と腹筋ローラーで体重を支える
③体を伸ばせるところまで遠くに出していく
④体を戻す

注意点は膝コロと同様です。立ちコロでやり始めたばかりの時は、体を遠くまで伸ばすことはなかなかできません。できる範囲でやり始めて徐々に伸ばせるようになりましょう。無理をすると腰を痛める可能性があります。

(立ちコロについては以下の記事も参考にしてみてください)

腹筋ローラーの頻度は毎日行わなくては効果ない?

毎日腹筋ローラーをしないと効果がないと思われている方がいるかもしれませんが、毎日行う必要はありません。というより毎日行うとただ筋肉を傷めるだけで効果はありません。腹筋ローラーに限らずどんなトレーニングでも適切な頻度で行うようにしましょう。

筋肉はトレーニングをしてから2,3日で回復するとされています。この2,3日の間に筋肉が成長し大きくなります。そのため1度トレーニングをしてから2,3日の間を空けてトレーニングを行いましょう。毎日行ってしまうと逆に筋力や筋肉が落ちる可能性があります。週2,3回程度が目安です。

(腹筋の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)

むしろ筋トレは腹筋ローラーだけでも効果が出る

ここまで腹筋ローラーを使ったトレーニングについて解説してきました。では実際に腹筋ローラーで効果がでた人の意見を聞いてみましょう。



このツイートからわかるように腹筋ローラーでしっかり効果を得ることができます。下腹部・脇腹・横腹というようにお腹全体にしっかり筋肉がついています。見た目に変化が出てくるとトレーニングやダイエット効果を実感でき、継続する気になるものです。諦めずに継続しましょう。

腹筋ローラーについてさらに詳しく知りたい人は次の章で紹介する記事も参考にしてください。

(腹筋の筋トレであるリバースクランチについては以下の記事も参考にしてみてください)