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マッサージガンの効果的な使い方!肩・背中・脚・お腹・腰など部位別に解説!

2021年03月13日

手軽に疲労回復ができるマッサージガン。首や肩こり、腰の痛みやお腹周り、ふくらはぎや太もも、さらに美容としての脚痩せや小顔など、幅広い使い方ができます。今回はマッサージガンで得られる効果を解説し、各部位の使い方を動画を使って解説していきます。参考にしてください。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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腰の痛みの原因となるお腹の筋肉もマッサージガンで解消

慢性的な腰痛の悩みを持っている人向けにマッサージガンを使ってその悩みを解消する動画を紹介します。腰の痛みを起こす動作によって筋膜リリースする部位が異なります。動作確認をして部位を確かめてみましょう。

▼動作確認の仕方

・座った状態で、上半身を前後、左右方向に倒す
・前側に倒した時に腰が痛む場合は中殿筋が固着している
・後側に倒した時に腰が痛む場合はお腹の奥にある大腰筋が固着している
・左右に動かして腰が痛む場合は大腿筋膜張筋が固着している

マッサージガンで好みの強さでヘッドを動かしながら30秒から1分間その周辺を当てることで腰痛が解消されます。

膝が痛む原因となる太ももの筋肉もマッサージガンで解消

膝の痛みを解消するマッサージガンの使い方を動画で紹介します。膝痛は股関節と足関節の周りの影響を受けている為、痛みの動作確認を行って、原因の筋肉を特定し、筋肉を緩める筋膜リリースを行います。痛みの原因となる筋肉は3つです。

▼膝痛の原因となる筋肉

大腿四頭筋:マッサージガンで直接刺激、大腿四頭筋は太ももの筋肉、太ももの真ん中、外側、内側を往復させて2から3分くらいの時間で筋肉を緩ませる
②大腰筋:間接的に筋肉を刺激。腰痛と同様に大腿筋膜張筋をマッサージガンで筋膜リリースを行う
③後脛骨筋:間接的に筋肉を刺激。足の親指の付け根、母指球をマッサージガンを使って行う(後脛骨筋は内くるぶしから骨の裏側についている筋肉)

だるくなったふくらはぎを解消するマッサージガンの使い方

立ち仕事やデスクワーク、筋トレ、スポーツ後の足のむくみ・冷え・だるさの解消をマッサージガンで解消する動画を紹介します。足のだるさは血液循環が悪くなり、血液が下に貯まっているのが原因です。

▼ポイント

・マッサージガンのヘッドは平たいタイプを使用する
・血液を上に移動させる為、下から上へ滑らせる
・ふくらはぎの腓腹筋,前脛骨筋を行い、次に太ももの内転筋群、大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、ハムストリングスと順に下から上へ
・3から5分間くらい行う

脚痩せにもフォームローラーよりマッサージガン

この動画は「フィジカルコンディショナー」「ピラティスインストラクター」「距骨調整ライセンス」の有資格者がマッサージガンの使い方を説明しています。フォームローラーとマッサージガンを比較、フォームローラーのデメリットに対して、マッサージガンのメリットと注意点を分かりやすい解説です。

なぜフォームローラーよりマッサージガンの方が良いかと言うと、フォームローラーはゴリゴリ感があり筋肉ほぐしが逆に筋肉を膠着させてしまうのです。また無駄なところに力が入ってしまうデメリットがあります。一方、マッサージガンは数秒間当てるだけでほぐれますが、やり過ぎには注意です。

顔のむくみ解消するマッサージガンの使い方

顔のむくみをマッサージガンで解消する使い方の動画を紹介します。まずむくみを取るために、リンパを刺激して血液循環を活性させます。鎖骨にある鎖骨リンパ節をマッサージガンで軽めに刺激し、その後に頬骨下、眉毛のところを内側から外側へマッサージガンで刺激をすると顔のむくみが取れて小顔になるでしょう。

全身・背中にマッサージガンを当てて効果を確認

この動画では一人ではやりにくい背中や全身のマッサージを紹介しています。目的毎にヘッドのタイプを変えて、体格の大きい被験者の男性でもマッサージガンの振動が深層部まで刺激しているのが確認できます。

マッサージガンの使い方の注意点