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フォームローラーで『お腹痩せ』が可能!筋膜リリースで便秘改善にも!

2021年03月13日

フォームローラーのお腹痩せを解説します。動かすだけで筋膜リリースが可能な痛みも危険性もないグッズです。お腹周りのくびれやダイエット・初心者向けトレーニングでの使い方もできます。また、フォームローラーの筋膜リリースで便秘の悪化防止や痩せた体験談も紹介します。

【監修】パーソナルトレーナー 高津諭

トレーニング指導歴22年。大阪・兵庫を中心に活動するパーソナルトレーニングを提供しています。現在、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会のマスタートレーナーとして、またJOTスポーツトレーナー学院の校長として後進の育成、指導にも尽力している。HP / ブログ / Twitter

フォームローラーでお腹を筋膜リリースするメリット

デスクワークや運動不足といった悪習慣で、身体が固いという方も多いはずです。体の不調にお悩みな方へ、フォームローラーをおすすめします。フォームローラーは、筋膜と呼ばれるお腹の筋肉を包む膜に刺激を与えることで、次のような効果を発揮します。

①マッサージ効果
②慢性通の軽減
③細胞組織の修復を助長する
④柔軟性の向上

では、ここからは具体的にフォームローラーのメリットを紹介します。

マッサージ効果

人間のお腹にある筋膜が固いとさまざまな悪影響があります。そこでフォームローラーを使って運動をするれば、筋膜リリースが起こり筋肉の可動範囲を広げてくれるのです。つまり筋膜へのマッサージ効果が期待でき、気分もリラックスしてきます。

慢性痛の軽減

フォームローラーの使い方次第では、慢性痛の軽減にも効果が期待できます。筋肉疲労などで慢性的に痛みがある部位に、90秒から120秒くらいフォームローラーを使用してみましょう。すると、一時的に痛みが消えるのです。定期的に正しい使い方をすれば、徐々に快調さを取り戻し、長期的改善に繋がってくれることがあります。

細胞組織の修復を助長する

腹膜リリースなどでフォームローラーを活用すると、トレーニング後の回復率を高めてくれます。傷んだ筋肉への栄養供給を促進させ、細胞組織の修復が加速する効果が期待できるからです。フォームローラーを使うことで、疲労で滞った老廃物の流れを促進し、代謝がよくなり老廃物の排出も良好に変じてくれます。便秘気味の方にもおすすめです。

柔軟性の向上

フォームローラーには筋肉の柔軟性を高めてくれる可能性も秘めています。背中やお腹の筋膜などにフォームローラーを施せば、表面の細胞組織と結合組織が滑り込む効果があり、全体的に柔軟性を帯びていく効果が期待できるからです。身体が固くて動きが鈍いと感じているのであれば、筋膜リリースにより上半身の柔軟化に役立つでしょう。

(背中の筋トレにおすすめのストレートアームプルダウンのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

フォームローラーでお腹を筋膜リリースする正しい使い方

フォームローラーのやり方次第で筋膜リリースの絶大な効果が期待でき、筋膜を効率的に動かすメソッドとして注目されています。お腹周りの筋肉のこわばりを解消すれば、上半身の姿勢が整い、運動パフォーマンスの向上や体の疲れのケアにも繋がります。

スマホを恒常的に使う現代人の姿勢を、再びバランスよく調整してくれるでしょう。では、フォームローラーの正しい使い方について解説していきましょう。

下腹凹む筋膜リリースダイエット

筋肉の硬直と弱化が原因となり、お腹太りが始まってしまいます。まずはお腹周りの筋肉を緩めて伸ばす簡単なトレーニング習慣をつけることが大切です。そのための活用できるのがフォームローラーです。

やり方のポイントは、まず腰にフォームローラーを当てて腰回りを柔らかくします。次にうつ伏せになり肋骨の下にフォームローラーを当てて軽く圧迫しながら、徐々にお腹全体の圧迫を続けていきます。腹筋に力を入れながら上下に動かしてみましょう。

注意点は肋骨が当たる時はあまり力を入れないことです。下手をすると骨折してしまう恐れがあるので、手加減をするようにしましょう。またお腹に痛みが生じる場合は、無理をしないでください。

(ぽっこり下腹が激変するニートゥチェストについては以下の記事も参考にしてみてください)

ローラーでできるお腹の筋膜リリース