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山本義徳がベンチプレス260kg挙げた方法|学生時代から記録更新の時系列まで紹介

2021年03月31日

ボディービルダー山本義徳が驚異のベンチブレス260kgを挙げた方法を紹介します。また山本義徳の学英時代からベンチブレスマックス重量更新までの歴史や、山本義徳が教えるベンチブレスを伸ばすプログラムやフォームまで。ベンチブレスを伸ばしたい人は必見です。

山本義徳のベンチプレスのMAX重量は260kg?

出典:http://www.diamondblog.jp/official/yoshinori_yamamoto/profile/
名前山本義徳(やまもとよしのり)
生年月日1969年3月25日
出身地静岡
血液型A型
特技剣道・水泳
好きな食べ物肉・スイーツ
嫌いな食べ物根菜類
好きな言葉Where there is a will, there is a way.
経歴鹿島建設(アメフトXリーグ日本一となる)
ディーン元気(やり投げ、オリンピック日本代表)
ニコラス・ペタス(極真空手世界大会5位)
清水隆行(野球、セリーグ最多安打タイ記録)
五洋建設(アメフトXリーグ昇格)
この他、ダルビッシュ有・松坂大輔・皆川賢太郎・CIMAなどを指導しました
著書「体脂肪を減らして筋肉をつけるトレーニング」
「かっこいいカラダ」
「腹」を鍛えると」
など30冊以上

ベンチブレス260kgという驚異の実績やボディビルの大会で優勝するなどの様々な経歴を持つ山本義徳。一般男性が初めてベンチブレスを挙げられる重さは平均で40kgと言われているので、それを考えると驚きの重さであることは間違いありません。

そんな筋トレ界のレジェンドと呼ばれている山本義徳は、有名スポーツ選手への指導や著書なども出版しています。輝かしい実績の持ち主山本義徳のベンチブレスマックス重量更新までの歴史を見ていきましょう。  

(ボディビルのポーズや種類については以下の記事も参考にしてみてください) 

山本義徳とベンチプレスのMAX重量更新の歴史

出典:https://urajp.blogspot.com/2020/01/blog-post_959.html

ベンチブレス260kgという重量を持ち上げた山本義徳ですが、いつからベンチブレスをやっていたのでしょうか?山本義徳のベンチブレスとの出会いからマックス重量更新までの歴史を紐解いていきます。

ベンチブレスの始まり

山本義徳がベンチブレスを始めて触ったのは、高校生の時に入っていたラグビー部での補強練習の時です。一般的に成人男性が初めて挙げられるベンチブレスは40kgと言われているのに対して、高校生の山本義徳が初めて挙げたベンチブレスはなんと80kg。その当時一緒に練習していたラグビー部の先輩や同級生たちと比べても群を抜いています。

本人もベンチブレスが強いことを自覚し、本格的にベンチブレスの練習を始めたということです。山本義徳は当時のベンチブレス世界記録保持者テッド・アーシディ選手の「180kgのベンチプレスを上げる人が、197.5kgまで記録を伸ばすトレーニングサイクル」という筋トレ方法を雑誌で見て、半分の重量でプログラムしました。

その結果大胸筋や筋肉が鍛えられ、高校3年生の卒業する前には140kgのベンチブレスを挙げられるまでに成長したということです。

予備校の合間にジムに通う

東京の大学を目指していた山本義徳ですが、惜しくも受験に落ちてしまい予備校へ通うこととなりました。河合塾という予備校に通いながら、親に内緒でトレーニングジムにも通っていた山本義徳。

当時65kg程の体形でベンチプレス130kgをあげ、ジムの人たちに褒められて、ますます調子にのったといいます。しかしそのことが後の筋トレにもいい影響を与えたのでしょう。

(ジムの持ち物については以下の記事も参考にしてみてください)

大学時代のトレーニング方法

出典:https://www.pinterest.jp/pin/828943875145597318/

大学に入った山本義徳は、『年齢×10kgを上げられるようになる』という目標を掲げてトレーニングに励んでいました。筋力を伸ばすために『4分割のトレーニング方法』という筋トレを実践しています。

・胸・上腕二頭筋
・脚
・肩・上腕三頭筋
・背中

この4つの部位に分類して高重量かつ基本3セットでトレーニングを行いました。胸・上腕二頭筋では重い重量のベンチブレスを使い6回×3セット。例えばマックス100kgなら85~90kgほどの重さです。肩・上腕三頭筋では、重い重量のベンチブレスに対して80%くらいのライトなベンチブレスを5回×3セットと、休息を入れながら交互に行いました。

(上腕二頭筋の筋トレメニューについては以下の記事も参考にしてみてください)

体育祭のベンチブレス大会で優勝

出典:https://urajp.blogspot.com/2020/01/blog-post_959.html

大学時代トレーニングに励んだ山本義徳は、体育祭のベンチブレス大会に出場しました。なんと165kgのベンチブレスを挙げて見事優勝。「165kg上がると200kgが見えてくる」という名言を残し、その後200kgのベンチブレスも簡単に挙げることができたということです。

山本義徳の中では『20歳で200kg、25歳で250kg、30歳で300kg』を達成するという方程式を目標に頑張りました。最終的に26歳で260kgのベンチブレスを挙げることに成功。その後本格的にボディビルを目指し始めました。

ボディビル選手の時

出典:https://urajp.blogspot.com/2020/01/blog-post_959.html

ベンチブレス260kgを達成した後、山本義徳はボディビル選手として活躍しました。その頃女性の健康管理をしていて気づいた、少ないトレーニング量で効果が出るのかということに着目し、「101理論」を確立しました。

山本義徳が教えるベンチプレスを伸ばす方法

ここで山本義徳が教えるベンチプレスを伸ばす筋トレ方法を紹介します。大胸筋や上腕二頭筋などの筋肉を上手く、効率的に鍛えるプログラムやフォームを詳しく解説しています。動画を参考にしてぜひ一緒にトレーニングしていきましょう。

ベンチブレスの正しいフォーム

ベンチブレスの正しいフォームを山本義徳が伝授してくれます。トレーニングの効果を上げるには、正しいフォームややり方が基本です。

まずはじめに、バーの真下に顎が来るように寝転がります。男性の平均身長を基準にすると、バーの端のラインに小指が来るように握ります。平均よりも高い場合はラインより端を、低い場合はラインより内側に握ってください。手首が寝ないようにまっすぐ立てながら、大胸筋の下あたりに下ろします。

この時、バーの位置が上にならないように気をつけましょう。そしてそのまま垂直に挙げます。これを3~5セット、6~10回を目安に行いましょう。呼吸はとめないように注意してください。

正しいフォームを見た人の口コミ

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筋肉の説得力がすごい!
フォームを確立するのに山本先生の解説はすごい助かります。

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これはいい動画、要点がまとめられてて分かりやすい
ベンチプレスやる前に見直そう

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ベンチの重さが全然伸びなくてフォーム見直してたら、下ろす位置が自分の場合高すぎてました。ありがとうございます

ベンチプレス100kgあげる方法

ベンチプレス100kgを挙げる方法を伝授してくれます。基本から教えてくれるので、初心者の人にもわかりやすい動画になっています。まずはスタートが40kgですが、20kgで20回ほどアップし筋肉を温めます。次に30kgを2~3回だけアップし脳を重い重量に慣れさせましょう。そして筋肉が重さに慣れてきたら40kgを10回3セットを行います。

注意点としてはインターバルを必ず5分取ることです。40kgの重量の時は、まず余裕を持って10回、ちょっときつい10回、最後の3セット目はギリギリという感じで行います。その後60kgまでできるようになったら、3日置いて70kgで5回3セット、また3日置いて60kg10回3セットというように交互に行ってください。

重量の伸ばし方は3セットできたら2.5kg伸ばすという風に、3セット目をギリギリに行うようにしていきます。このように80kg、90kgと伸ばしていきましょう。これができるようになったら、パートナーと一緒にネガティブをやってみてください。挙げるよりも下ろす方が簡単です。このような筋トレを行うことで筋肉に刺激を徐々に与えて、100kgを目指しましょう。

ベンチプレス100kgあげる方法を見た人の口コミ

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30キロから70キロまで伸びました^ ^

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これやってたけど、max70キロだったのが3ヶ月で90キロまで伸びた。
3セット目にギリギリまでやると失敗することも少なくないから、可能なら補助の人に付いてもらうと良い。

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この動画のお陰で100kg達成できました!ありがとうございます!


ベンチプレス260kgあげたトレーニング方法

ベンチプレスを行うようになった経緯や、200kg挙がった後のトレーニング方法を紹介しています。200kg達成した後は、全身を4分割に分けて筋トレを行いました。胸と二頭筋のトレーニングを行った後、翌日は脚、1日休み肩・三頭筋・背中、1日休むという4分割です。

肩・三頭筋の日は軽い重量でベンチプレス、胸・二頭筋の時はヘビーにベンチプレス、三頭筋にナローベンチプレスを6回3セット行います。ライトの時は6回3セットできる重量の80%で5回3セットと楽にやって、その分フォームを気を付け爆発的に挙げるというやり方で、最終的に260kg挙がったということです。

ベンチプレス260kgあげたトレーニング方法を見た人の口コミ

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トレーニング方法が理屈に基づいていて賢さがわかる

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ずっと前からそれを知りたかったので動画出してくれて嬉しいです

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ちょうどベンチプレスのモチベさがってたからありがたいです!

ベンチプレスのフォームの違い

色々なやり方のあるベンチプレスのフォームの違いを解説している動画です。重いものを挙げるフォームと大胸筋に刺激を強く与えるフォームがありますが、まずは大胸筋に強い刺激を与える一般的なフォームから解説していきます。

大胸筋に効かせるためには、一番下に下げた時に前腕が地面と垂直になるところの幅でバーを握ります。170cm程の身長ですと、81cmラインに小指がくるくらいです。垂直に挙げたら、大胸筋の下とみぞおちの間、剣状突起をめがけて下ろしていきます。地面と垂直に挙げることで大胸筋にしっかりと効いてくるでしょう。

次に重い重量を挙げるフォームですが、まず可動域を狭くすることが大事です。170cmの身長で81cmラインに人差し指がくるくらいの幅になります。バーを下ろしてから、肩を使ってちょっと斜めに挙げていくと重い重量を挙げることができます。

(大胸筋の強化については以下の記事も参考にしてみてください)

ベンチプレスのフォームの違いを見た人の口コミ

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今回もとてもわかりやすかったです!!!

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今回のベンチプレスのフォーム大変参考になりました!

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この動画は固定概念崩されますね。

ベンチプレスが伸びないダメな習慣

筋トレを頑張っていてもベンチプレスの重量がなかなか伸びないという理由を解説している動画です。ベンチプレスが伸びない理由は主に3つありますが、まずやり過ぎが伸びない理由の一つになっています。ベンチプレスを伸ばしたいからと何セットも何10セットも行うと、大胸筋・三頭筋・上腕三頭筋と全ての筋肉がオーバーワークになってしまいます。

例えばベンチプレス10セット行っている人がいたら、2セットに減らしましょう。二つ目の理由は、セットごとに重量を下げてしまうことです。重量が重いほど、多くの筋肉が使われています。疲れてきて途中で重量を下げてしまうと使われる筋肉が減ってしまいます。重量を重ねても筋肉が使われていないので意味がありません。

セットごとに重量を下げないようにすることが重量を伸ばすポイントです。三つ目の理由はインターバルをしっかりと取っていないという理由です。インターバルをしっかりと取っていないと疲労がたまってきます。しっかりインターバルを取り回復させることによって、次のセットでも多くの筋肉を使うことができます。

(大胸筋の筋肉痛を治す方法については以下の記事も参考にしてみてください)

ベンチプレスが伸びないダメな習慣を見た人の口コミ

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1回の胸トレで10セットくらいやってました。
3セットに変えました。すごく伸びました。
本当に嬉しいです。ありがとうございます。

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持久力ない年配の自分達には、こちらの方がありがたいですね。

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インターバル伸ばしたらまじでマックスあがった

肩を傷めずに大胸筋に効かせる

肩を傷めずに大胸筋にしっかりと効かせるベンチプレスの持ち方を解説した動画です。ベンチプレスのグリップ幅と下ろす位置で効かせる部位が変わってきます。まずはベンチブレスを持つ幅ですが、狭く持つと三頭筋に効きますが、大胸筋に効かせるには肩幅の190%くらいのかなり広い位置で持つことが大切です。

170cm程の平均身長の人だと、81cmのラインを人差し指あたりがくるように持ちます。次にベンチブレスを下ろす位置について解説します。上の方に下ろすと肩を痛めてしまう恐れがあるので、ある程度下の方、剣状突起あるいはみぞおちあたりに肘を閉じて下ろしてください。

バーを持つときは小指をしっかりと絡めて、肩甲骨をしっかりと寄せてバーを外します。下ろす時は肘が寝てしまわないようにバーの真下にくるように注意しましょう。そのまま垂直に挙げることで大胸筋にしっかりと届きます。

肩を傷めずに大胸筋に効かせる方法を見た人の口コミ

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筋トレ2年目です。見様見真似でやってたら一年程前に肩を痛めいまだに痛いです。先にこの動画を観れればよかったと思いました。

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大事なポイントを限定して教えてくれるから覚えやすくて分かりやすい。
ジムに行く前にササッと見て、見た内容を実践してみる。そんなスタイルに最適な動画。
筋トレ始めたばかりの人や、始めようとしてる人はぜひ見て欲しいなあ。

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シンプルでわかりやすくありがたい
10分動画はどうしても無駄が多いから(それはそれで面白いけども
山本先生の動画が一番ためになる

ベンチブレスで100kgあげたい人がやってはいけないこととは?

ベンチプレス100kgあげたいという人がやってはいけないことを紹介した動画です。まずは軽い重量で練習をしてはいけません。軽い重量で何十回トレーニングしても、重い重量になるとフォームが崩れてしまうということが良くあります。そのため重い重量でトレーニングしないと、正しいフォームを身に着けたことになりません。

例えばベンチプレス100kgあがる人だと、80kgで5回ちゃんとしたフォームで行うことでしっかりとしたフォームを身に着けることができます。自分がギリギリ10回できる重量のベンチブレスでフォームをチェックすることが重要となります。

次にインターバルを短くしてはいけないということです。ベンチブレスで伸ばしたいという人は、最低3~4分、できれば5分くらいはインターバルを取ると筋力が伸びやすくなります。また10回できる重量のベンチプレスを5回と少ない回数でフォームを身に着けていく練習は、負荷が分散しネガティブの刺激も少ないので毎日行っても問題ありません。

ベンチブレスで100kgあげたい人がやってはいけないことを見た人の口コミ

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先生の200kgって、異次元です。どうしましょ!凄い!!

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ベンチ200キロすごすぎwwwさすが先生w

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とても紳士な山本先生 
尊敬します( ^ω^ )

山本義徳の動画を参考にベンチプレスのMAXを更新!

ベンチブレス260kgと驚異の記録を出した山本義徳。トレーニングの方法をあみ出し、コツコツとトレーニングを積み重ねた結果が現れています。そんな山本義徳のトレーニング方法はわかりやすく解説したものばかりです。ベンチブレスを伸ばしたい、大胸筋を鍛えたい人は、ぜひ山本義徳の動画を参考にして、自分のベンチブレスのマックスを更新しましょう。