ローリーウィンクラーとは?生い立ち・成績〜筋トレ・食事・私生活〜画像集まで紹介!

有名ボディビルダーローリーウィンクラーの生い立ちや筋トレ、食事などについて紹介しています。身長・体重など現在のプロフィールに加え、プロを目指すきっかけとなった交通事故についても解説。また、ステロイドユーザーならではの筋肉満載の画像集など見どころ満載です。

目次

  1. 『ローリーウィンクラー』とは
  2. ローリーウィンクラーの生い立ち
  3. 激動の幼少期
  4. ボディビルダーへの憧れ
  5. プロを目指すようになったきっかけ
  6. プロになるまでの道のり
  7. プロデビュー後
  8. 現在のローリーウィンクラー
  9. ローリーウィンクラーの大会成績
  10. ローリーウィンクラーの筋トレについて
  11. 1週間の筋トレスケジュール
  12. 胸の筋トレメニュー
  13. 脚の筋トレメニュー
  14. 背中の筋トレメニュー
  15. 肩の筋トレメニュー
  16. 腕の筋トレメニュー
  17. 腹の筋トレメニュー
  18. ローリーウィンクラーの食事・栄養摂取について
  19. オンシーズンの食事例
  20. オフシーズンの食事例
  21. 摂取しているプロテイン・サプリ
  22. ローリーウィンクラーの私生活について
  23. バイクで再び交通事故の悲劇
  24. ファッションへのこだわり
  25. 弟もプロボディビルダー
  26. 家族思いな一面も
  27. ローリーウィンクラーの筋肉を拝める画像集!
  28. ローリーウィンクラーの筋肉を目指してみよう

『ローリーウィンクラー』とは

出典:https://zuna-lab.com/archives/1886/

生年月日1977年6月22日
出身地オランダ領・キュラソー島
身長168cm
体重135~145kg
上腕61cm
太もも71cm
ウエスト89cm
ふくらはぎ51cm
48cm
愛称ザ・ビースト
SNSインスタグラムツイッターフェイスブック

ローリーウィンクラーは現代で最高峰との呼び声も高い、現役のプロボディビルダーです。日本でも絶大な人気を誇り、イベントで来日した際には多くのファンが盛り上がりました。彼の魅力といえば「ステロイドだけでなくシンソールも使用しているのでは?」と噂されるほどの筋肉の大きさとバランス良く仕上がった身体の美しさ、そしてキュートな笑顔です。

そんなローリーウィンクラーは、どういったきっかけでボディビルダーを目指すようになったのでしょうか?まず、彼の生い立ちから解説していきます。

ローリーウィンクラーの生い立ち

出典:https://www.dynamitemusuko.com/entry/roelly-winklaar

ローリーウィンクラーの生い立ちについて紹介していきます。ボディビルダーになろうと決めたきっかけやプロになるまでの道のりを知れば、彼への関心がより深まるでしょう。

激動の幼少期

ローリーウィンクラーが生まれたのは、カリブ海にあるオランダ領のキュラソー島でした。4歳の頃、父親がバイクの交通事故で命を落とすという悲劇が彼を襲います。父親が亡くなって経済的に苦労するようになってしまったため、一家はオランダの本土へと移住を決めました。

ボディビルダーへの憧れ

ローリーウィンクラーの一家はオランダで数年間生活を続けたものの、その後アメリカへと移住しました。そして、ローリーウィンクラーはアメリカでの生活のなかで、筋トレを始めることになります。

彼はアメリカで出会った「本当に同じ人間なのか?」と思うほど強靭な身体のボディビルダーに憧れ、筋トレを始めました。筋トレを始めた頃の彼はまだ中学生だったのですが、地元で開催されていたボディビルの大会へ足を運ぶほど熱を上げていたのです。

プロを目指すようになったきっかけ

ローリーウィンクラーはアメリカから再度オランダへと戻り、仕事をしながら趣味で筋トレを続ける日々を送ります。筋肉がついた身体はどんどん大きくなり、アマチュアのボディビル大会にも数回出場しました。ただ、このときはまだ彼のなかに「プロのボディビルダーになる」という思いは生まれていません。

そして2004年、彼が27歳のときに転機となるできごとが起こります。なんと生死の境をさまようほどの交通事故に遭ってしまったのです。意識不明の状態が数日間続き、その後目を覚ました彼は自分の人生のことを考えるようになりました。そのなかで「自分の才能を無駄にしているのではないか?」という結論に至ります。

自分自身のなかにあるボディビルダーとしての才能を改めて自覚した彼は「プロになる」という決意を固め、本格的な筋トレを始めました。

プロになるまでの道のり

プロになるために本格的な筋トレを始めたローリーウィンクラーでしたが、栄養やフィットネスの専門的な知識が欠けていたためトレーニングの限界を感じるようになります。「このままではだめだ」と、彼はオランダにあるジムでコーチを見つけるべく奔走しました。ジムにいたボディビルダーたちに片っ端から声をかけていったのです。

彼のコーチを引き受けたのは、シビル・ピーターという女性でした。彼女の専門的なボディビルの理論を取り入れたコーチングで、ローリーウィンクラーはみるみる成長していきます。そしてプロになる決意を固めて5年後の2009年に、彼がプロとなる日が訪れました。

アーノルドクラシックアマチュアに出場した彼は優勝を手にし、32歳でついにプロの資格を得ることができたのです。

プロデビュー後

プロになったローリーウィンクラーは初戦のニューヨークプロで優勝するものの、思うようにいかない結果が続いています。優勝を手にしたのはプロになって以降7度のみで、主要大会であるミスターオリンピアでも3位が最高成績です。「彼の才能や努力を考えると、もっと上にいけるはずだ」と考えているファンも少なくありません。

ただ、2018年のミスターオリンピアではファンが投票して順位を決める部門で1位を獲得しました。納得のいく結果が出せないなかでも、ファンからの愛は彼の支えとなっていることでしょう。

現在のローリーウィンクラー

2021年現在、ローリーウィンクラーは出場大会をミスターオリンピアのみに絞ると表明しています。3月に開催されたアーノルドクラシックにも出場を決めていたものの、キャンセルしました。

2021年のミスターオリンピアでの彼の身体に期待したいところですが、ステロイド使用による影響だとされている腹部の飛び出し(バブルガット)が悪化しているようです。身体をしっかりと仕上げて、優勝を手にした彼の笑顔を見せてもらいたいですね。

(バブルガットの原因については以下の記事も参考にしてみてください)

お腹が出る『バブルガット』の原因は?治る?ステロイド未使用の場合は?

ローリーウィンクラーの大会成績

出典:https://bodymakingtips.com/2018/03/26/roelly-winklaar/

プロのボディビルダーとなったローリーウィンクラーは、数々の出場大会で以下のような成績を残してきました。彼は2021年現在で43歳となりましたが、まだまだ今後の活躍が期待できます。

2009 NPC Arnold Amateur:1位
2010 IFBB New York Pro:1位
2010 IFBB Mr. Olympia:14位
2010 IFBB Australian Pro Grand Prix:3位
2010 IFBB Arnold Classic:7位
2011 IFBB New York Pro:9位
2011 IFBB FIBO Power Pro Germany:3位
2011 IFBB Mr. Europe Grand Prix:2位
2011 IFBB British Grand Prix:2位
2011 IFBB Arnold Classic:8位
2012 IFBB Europa Super Show:4位
2012 IFBB Arnold Classic Europe:3位
2012 IFBB Tampa Bay Pro:4位
2012 IFBB Prague Pro Championship:8位
2012 IFBB British Grand Prix:6位
2012 IFBB Sheru Classic Asian Grand Prix Pro:4位
2012 IFBB Mr. Olympia:12位
2013 IFBB Arnold Classic Europe:6位
2013 IFBB Mr. Olympia:7位
2013 IFBB Chicago Pro:1位
2014 IFBB Nordic Pro:1位
2014 IFBB San Marino Pro:4位
2014 IFBB EVLs Prague Pro:4位
2014 IFBB Dubai Pro:3位
2014 IFBB Arnold Classic Europe:5位
2014 IFBB Mr. Olympia:12位
2014 IFBB Wings of Strength Chicago Pro:1位
2015 IFBB Nordic Pro:2位
2015 IFBB EVLs Prague Pro:6位
2015 IFBB Arnold Classic Europe:5位
2015 IFBB Mr. Olympia:7位
2015 IFBB Arnold Classic Australia:6位
2015 IFBB Arnold Sports Festival:6位
2016 IFBB Mr. Olympia:6位
2017 IFBB Arnold Classic Europe:4位
2017 IFBB Mr. Olympia:6位
2017 IFBB EVLs Prague Pro:1位
2018 IFBB Arnold Classic Ohio:4位
2018 IFBB Arnold Classic Australia:1位
2018 IFBB Mr. Olympia:3位
2018 IFBB EVLs Prague Pro:1位
2019 IFBB Arnold Classic Ohio:5位
2019 IFBB Arnold Classic Australia:3位
2019 IFBB Mr. Olympia:5位
2019 IFBB Yamamoto Pro:1位

ローリーウィンクラーの筋トレについて

ローリーウィンクラーが行うトレーニングの特徴としては、どの部位においても「ストレッチを重視している」「可動域が広い」「ゆっくりとした動作で行う」といったことが挙げられます。彼の筋トレメニューを取り入れる際には筋肉をしっかりと伸ばし、かつしっかりと収縮させることを意識したトレーニングを行うと良いでしょう。

続いて、ローリーウィンクラーの筋トレスケジュールや筋肉部位別のトレーニングメニューの一例を紹介していきます。彼のメニューを真似する場合はセット数やレップ(回数)は参考までに留め、自分の限界に合わせて設定してくださいね。

1週間の筋トレスケジュール

1日目:胸のトレーニング
2日目:脚のトレーニング
3日目:オフ日
4日目:背中・肩・腕のトレーニング
5日目:腹のトレーニング
6日目:オフ日
7日目:オフ日

胸の筋トレメニュー

・デクラインベンチプレス(15、8、12、6、10, 5レップ)×6セット
・ダンベルフライ(15、8、12、6、10、5レップ)×6セット
・インクラインダンベルプレス(15、8、12、6、10、5レップ)×6セット
・マシンチェストプレス(15、8、12、6、10、5レップ)×6セット
・マシンフロントプレス:(15、8、12、6、10、5レップ)×6セット

(正しいやり方を見たい方はこちら)

ベンチプレスのやり方!正しいフォーム&効果UPのコツ!初心者向けに回数・重量なども徹底解説!

脚の筋トレメニュー

・スティッフレッグデッドリフト(8レップ)×4セット
・ライングレッグカール(8レップ)×4セット
・スタンディングレッグカール(8レップ)×4セット
・バーベルスクワット(8レップ)×4セット
・レッグエクステンション(8レップ)×4セット
・ハックスクワット(8レップ)×4セット
・シーテッドカーフレイズ(8レップ)×4セット
・スタンディングカーフレイズ(8レップ)×4セット

(正しいやり方を見たい方はこちら)

スティッフレッグデッドリフトのやり方!太もも裏に効かせるコツをプロが解説

背中の筋トレメニュー

・懸垂(15,8,12,6,10,5レップ)×6セット
・ベントオーバーローイング(15,8,12,6,10,5レップ)×6セット
・リバースグリップラットプルダウン(15,8,12,6,10,5レップ)×6セット
・マシンローイング(15,8,12,6,10,5レップ)×6セット

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肩の筋トレメニュー

・シーテッドダンベルプレス(15レップ)×4セット
・オルタナティブダンベルフロントレイズ(15レップ)×4セット
・シーテッドダンベルサイドラテラルレイズ(15レップ)×4セット
・ケーブルリアラテラルレイズ(15レップ)×4セット
・イージーバーアップライトロー(15レップ)×4セット

(正しいやり方を見たい方はこちら)

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腕の筋トレメニュー

・フレンチプレス(15レップ)×4セット
・ダンベルトライセプス・キックバック(15レップ)×4セット
・プッシュダウン(15レップ)×4セット
・バーベルカール(15レップ)×5セット
・ダンベルカール(15レップ)×5セット
・プリチャーカール(15レップ)×5セット

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腹の筋トレメニュー

・頭の後ろでダンベルを持ってクランチ(15レップ)×4セット
・マシンクランチ(15レップ)×4セット
・バランスボールを使ったクランチ(15レップ)×4セット

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ローリーウィンクラーの食事・栄養摂取について

ローリーウィンクラーの食事のポイントとして挙げられるのは「体脂肪率を上げないよう脂質を最低限に抑える」「炭水化物も避けずにきちんと摂取する」ということです。彼の逞しい腕の筋肉づくりや、弱点だとされている背筋下部の補強には、筋トレだけでなく食事や栄養摂取も大きく関わっています。

では、彼のオン・オフシーズンの食事内容と摂取しているプロテイン・サプリについて見ていきましょう。

オンシーズンの食事例

1食目:オートミール(75g) ナッツ ホエイプロテイン
2食目:卵白(10個) じゃがいも(2個) ブロッコリー
3食目:魚(300g) 白米
4食目:ミールリプレイスメントシェイク
5食目:鶏肉(200g) 野菜
6食目:オートミール(75g) バナナ(1本) プロテインシェイク

オフシーズンの食事例

1食目:オートミール(75g) ナッツ ホエイプロテイン
2食目:卵白(10個) じゃがいも(2個) ブロッコリー
3食目:魚(300g) 白米 野菜
4食目:ミールリプレイスメントシェイク
5食目:白身魚(210g) さつまいも
6食目:鶏肉(200g) 野菜
7食目:オートミール(75g) バナナ(1本) ホエイプロテイン

摂取しているプロテイン・サプリ

ローリーウインクラーが摂取しているプロテインやサプリは、スポンサーである会社の商品です。以前はYAMAMOTO NUTRITIONのものを使っていましたが、現在はbpiスポーツのものを愛用しています。

ローリーウィンクラーの私生活について

出典:https://ameblo.jp/nonstargazer0107/entry-12393823829.html

「ザ・ビースト」「バルクモンスター」といった愛称で親しまれているボディビルダーのローリーウィンクラーですが、彼の私生活はどういった感じなのでしょうか?

バイクで再び交通事故の悲劇

2004年に大きな交通事故に見舞われたローリーウィンクラーでしたが、なんと2014年に再び交通事故の悲劇が彼を襲います。バイクを運転していたところ車に衝突してしまったのですが、大事には至りませんでした。驚異的な筋肉が事故の衝撃から彼を守ったのでしょう。

ファッションへのこだわり

ローリーウィンクラーといえば、斜めにかぶったキャップやおしゃれなトレーニングシューズなどファッションへのこだわりも印象的です。スポーツブランドはもちろん、ファッションブランドのアイテムも男らしく着こなしていますよ。

出典:http://kadrhosh.com/kitamura_katsuya-2/#i-6

また、ローリーウィンクラーに憧れていることで有名な日本のアマチュアボディビルダーの北村克哉は、彼の真似をしてキャップを斜めにかぶった姿をブログなどにアップしています。ただ「キタムラは安物のローリーウィンクラーだ」と酷評している海外のローリーウィンクラーファンもいるようです。

弟もプロボディビルダー

ローリーウィンクラーには、弟がいることを知っていますか?画像の向かって左にいるのが弟のクインシーウィンクラーです。ローリーウィンクラーと並んでも遜色ない、強靭な身体に驚いた方もいるでしょう。実は彼もプロボディービルダーです。まさに最強の兄弟ですよね。

家族思いな一面も

その外見から怖いイメージを持たれがちなローリーウインクラーですが、とても優しく家族思いな一面もあります。幼い頃に父親を亡くしている彼にとって、家族は非常に大きな存在なのでしょう。彼のSNSには母親や弟、妹が登場することもあり、愛する家族への思いをつづっています。

ローリーウィンクラーの筋肉を拝める画像集!

出典:https://ameblo.jp/nonstargazer0107/entry-12393823829.html

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14187990089

ローリーウィンクラーの筋肉を目指してみよう

出典:https://note.com/aboshi_magazine/n/n253e64c14295

この記事では、驚異的な筋肉を持つプロボディビルダーのローリーウィンクラーについて紹介しました。数々の大会で好成績を残してきたローリーウィンクラーの筋トレや食事を参考にして、彼のような逞しい腕や腹の筋肉を目指してみましょう。