クレアルカリンの効果とは？正しい飲み方〜副作用などデメリットまで解説！

クレアルカリンとはスポーツ栄養学の先進国であるアメリカのALL AMERICAN PHARMACIUTICAL社が開発・製造したクレアチン・モノハイドレートを指します。従来のクレアチンと成分的には同じで、骨格筋や臓器にエネルギーを送る源としての重要な役割を果たす物質です。

AAP社によって胃酸の影響を受けにくく、体内への吸収効率が上がるように研究開発された、新しいタイプのクレアチンを特に『クレアルカリン』と呼びます。

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クレアルカリンの摂取によって、運動に必要なエネルギー源であるATP（adenosine triphosphate:アデノシン三リン酸）を体内で再合成することが可能になります。このことによって質の高いトレーニングを持続的に行い、必然的にREP数を増やすことができるようになるため、筋力とパワーの向上へとつながります。

クレアルカリンの摂取によって体内でのATPの生産能力が上がれば、筋力やパワー増強をさせられるため、エクササイズやパフォーマンスのクオリティを高めることができます。運動量が増えれば、更なる筋力アップにもなるため、筋力・パワーとエクササイズ・パフォーマンスは相乗的に向上させられると言えるでしょう。

クレアルカリンによって骨格筋のクレアチンリン酸の貯蔵量を安定的に増やしておくことによって、身体機能と持久力の向上が見込めます。これはトレーニング時だけでなく、日常生活においても効果を発揮することができるので、特に体内でのクレアチンの生成量が減少するシニア世代の体力や運動量の保持に役立ちます。

トレーニング時の体内では乳酸の発生よって身体が酸性に傾き、疲労を感じたり筋肉痛になってしまったりということが起こるのですが、クレアルカリンを摂取することによってアルカリ性の成分を補給し、身体をバランスの良い中性の状態に整えることができるので、筋疲労を軽減することに役立ちます。

筋肉が運動エネルギーとしてATPを必要とするように、脳も活動するエネルギーとしてATPを必要としています。年齢を重ねると体内でのクレアチンの生成量が乏しくなり、それに伴って記憶力などの脳機能の低下が起こりますが、クレアルカリンを摂取することによって体内のATPの貯蔵量を保持でき、記憶力の向上が期待できます。

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クレアルカリンとクレアチンですが、本質的には違いはありません。そもそもクレアチンとはアミノ酸の一種であるグリシンとアルギニン、メチオニンから肝臓・腎臓・膵臓で生成される代謝物質です。肉や魚にも含まれるため、食物からの摂取で必要量の約半分をまかない、残り半分は体内で生成しています。

クレアチンは体内でクレアチンリン酸に変換されてエネルギー源として貯蔵されます。（クレアチン＋ATP→クレアチンリン酸＋ADP）このような反応においてATP（アデノシン三リン酸：adenosine triphosphate）はリン酸1分子と離れたり結合したりすることで、エネルギーの放出をする役割を担っています。

一方で急激な運動によって体内のATPが不足した場合は（クレアチンリン酸＋ADP→クレアチン＋ATP）という反応によってATPの補充が行われます。クレアチンは体内においてこのような働きをしてエネルギーの源となっているのです。

トレーニング等での身体機能の向上を目的とする場合、クレアチンの必要摂取量は日常生活での必要とされる量よりも増えるため、短期間でのクレアチンの多量摂取（ローディング）が必要とされてきました。

ただ実際にはローディングでのクレアチン摂取量はかなり多く、またその飲み方によっては体調を崩す原因にもなっていたため問題となっていました。そこで体内への吸収効率を改良することでローディングを不要とし、また粉末ではなくカプセルとしたことで女性や高齢者にも飲みやすいサプリとしたものがクレアルカリンなのです。

クレアルカリンの飲み方としては、プレワークアウト用のサプリメントとして運動する30分から2時間前に摂取することが推奨されています。ユーザーの中にはオフの日には使用しないという方もいますが、トレーニングしない日でも適量を摂取することでクレアルカリンの効果を高めるとされていますので、より効果を実感したい方は継続的な摂取をおすすめします。

一般的にはクレアルカリンは運動前の使用が良いとされていますが、体内への吸収という点では糖と併せて飲むと効率的であるため、運動後にプロテインやBCAA（Branched Chain Amino Acid:分岐鎖アミノ酸)と併せて摂取するのもおすすめです。プロテインと併せて摂取する場合は糖質を含むプロテインを先に飲むようにすると良いでしょう。

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1日に摂取・消費するクレアルカリンの目安は体格や運動強度で差がありますが、一般女性（体重55㎏）で825㎎、一般男性（体重70㎏）で1050㎎、トレーニング上級者で1,500mgとされています。日常生活で大人が1日に消費するクレアチンは約2ｇで、クレアチンで補給すると2～5ｇを推奨されているので、クレアルカリンの吸収効率が良いことが解ります。

従来のクレアチンは、ローディングという過程を必要としていました。これはクレアチンの摂取を開始した直後、十分な効果を発揮させるためにまず体内のクレアチン貯蔵量を集中的に増やす作業で、1日20g程度（体重1㎏あたり0.3gで算出）のクレアチンを5～7日間摂取しなければなりませんでした。

クレアチンは粉末ですので、計量しながらの摂取は面倒だったり高齢者には嚥下が難しいという問題がありました。またローディング期間は1日1.8ℓ以上の水を飲まなければならず、人によってはクレアチンと水分の大量摂取によって下痢などの症状が出る場合があり、そういった点を気にする方々がクレアチン摂取を控える要因となっています。

クレアルカリンを摂取するとはげるといった噂もありますが、実際は副作用やデメリットを示すような研究結果は今のところありません。ただしクレアチンについては脱水症状や下痢、重篤なものでは腎機能の低下といった症例の報告もあるので、どんなサプリメントでも体調や状態に合わせて適切に摂取することが大切と言えるでしょう。

クレアルカリンを摂取していると体重増加する傾向がありますが、これはクレアルカリンが筋肉内に水分（血液）を保持する働きがあるからで、むしろメリットと言えます。この水分保持によって筋肥大、女性で言えばのバストアップといった効果が得られます。

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スポーツサプリメント開発に定評のあるAll American EFX社のEFX SportsクレアルカリンEFX（高純度クレアチン）は高純度・高吸収のクレアルカリンサプリメントです。クレアチンを1回2粒で1,500mg、トレーニング前後に手軽に摂取できます。即効性があり、飲んですぐにパンプ感が増したといったレビューがあり満足感を得ているユーザーが多い商品です。

やや個性的な紫色で大きめのカプセルなので初めて見ると少し驚くかもしれません。

1968年にアメリカで創業したスポーツ栄養補助食品・サプリメントの老舗とも言えるNOW Foodsのクレアルカリンサプリメントです。AAP社製クレアルカリンを使用、ph12で緩衝が安定したクレアチンを使用しているので胃酸の影響を受けず、クレアルカリンの成分を途中で分解することなく体内に効率良く吸収することが可能なサプリメントです。

日本はもちろん本国アメリカで人気が高く、リピーターがとても多い商品となっています。

こちらはAAP社のクレアルカリンを使用し、日本国内での製造から販売までこだわって作られているクレアルカリンサプリメントです。WADA（世界アンチ・ドーピング機関）が定める禁止物質が入っていないことを証明するアンチ・ドーピング認証プログラムに準じた製品になっているので、アスリートの方も安心して摂取することができます。

日本製ということもあり安心感があるのと、海外製のものに比べカプセルが一回り小さく、飲みやすいものになっている点も好評です。

ここまでご紹介してきた通り、クレアルカリンは日常生活での身体機能の改善・維持から、本格的なトレーニングにおける筋力アップやパフォーマンス向上まで、幅広く効果を発揮してくれるサプリメントだということがわかりました。この機会にクレアルカリンを上手に使用して、筋トレ効果のUPを狙いましょう。