ブランドンヘンドリクソン特集！生い立ち・成績〜筋トレ・食事・私生活〜画像集まで紹介！

ブランドンヘンドリクソンとは2013年にプロカードを取得したプロフィジーク選手です。細いウエストと引き締まった腹筋、そして背中の美しいVラインはつい見とれてしまうほどキレイで、2018年のミスターオリンピアでの優勝経験もあるフィジーク選手として知られています。

ここからはブランドンヘンドリクソンの生い立ちについてです。幼少期から現在までを紹介していきます。

ブランドンヘンドリクソンは幼少期からモデル業に興味があり、大学に入学するまではモデル教室に通っていました。そのため、ブランドンヘリクソンはモデルとしての体作りのためにジムでトレーニングをするようになります。その頃はフィジークとは無縁だったブランドンヘンドリクソンですが、トレーニング後に筋肉がパンプする感覚が好きだったそうです。

その一方、高校生活ではサッカーやアメフト、陸上、レスリングと幅広いスポーツで活躍し、抜群の運動神経を発揮します。高校卒業後は地元にある南イリノイ大学に進学し、看護を専攻します。その後大学を卒業し、しばらくの間病院で働いていました。

病院で働いていた頃のブランドンヘンドリクソンは体が細く、そのことでよく周囲にいじられていたそうです。そのことを良く思わなかったブランドンヘンドリクソンは本格的にトレーニングを開始します。それから1年後にはアマチュアの大会に出場し、さらに1年後には2013年にはNPC National Chanpionshipsで優勝してプロへの切符を手に入れることになります。

2014年にプロデビューを果たしたブランドンヘンドリクソンですが、最初の1年は好成績を残すことはできませんでした。しかし、その翌年にはタンパプロでの優勝、ミスターオリンピアでの5位入賞などと凄まじい勢いで成長します。その成長は留まることなく、2016年にアーノルドクラシックで優勝、2018年にミスターオリンピア優勝という活躍を見せます。

ミスターオリンピアの審査員の1人がバルク重視からナチュラルなプロポーション重視に変えていくという発言があり、ブランドンヘンドリクソンの筋肉のデカさではフィジークで勝てなくなる可能性も出てきています。しかし、ブランドンヘンドリクソンはSNSで「クラシックフィジークで見たいヤツいる？」といった内容の投稿をしていました。

2020年の初戦であるアーノルドクラシックにはフィジークでエントリーしていますが、SNSでの発言を踏まえ、今後はクラシックフィジークに転向する可能性も十分あると言えるでしょう。サーフパンツ姿のブランドンヘンドリクソンを見ることができるのもあとわずかかもしれませんね。

2014　Tempa Pro　6位
2014　Denver Pro　7位
2015　Mr.Olympia　5位
2015　New York Pro　7位
2015　Tempa Pro　1位
2015　Denver Pro　4位
2015　Western Cup　8位
2016　Mr.Olympia　4位
2016　Arnold Classic Ohio　1位
2017　Mr.Olympia　3位
2017　New York Pro　3位
2017　Arnold Classic Ohio　3位
2018　Mr.Olympia　1位
2018　Arnold Classic Ohio　3位
2018　Governor's Cup　1位
2018　Salt City Showdown　2位
2018　Asian Grand Prix　1位
2018　Japan Pro　1位
2019　Mr.Olympia　4位
2020　Arnold Classic Ohio　2位

ブランドンヘンドリクソンの筋トレは6～7回/週とほぼ毎日行われており、1回のトレーニング時間は約1時間半です。また、脂肪を落とす時はトレーニングの頻度と時間を増やし、バルクアップする時はトレーニングの時間を減らしています。

使用するウエイトの重量がとても特徴的で、驚くほど軽めです。例えばスクワットでは60～100kgと軽い重量で効かせています。また、ウエイトトレーニングよりもマシントレーニングを多く取り入れていることも特徴として挙げることができます。それでは、実際のトレーニングメニューを見ていきましょう。

・インクラインベンチプレス：12回の3セット
・ベンチプレス：12回の3セット
・インクラインダンベルフライ：10回～12回の3セット
（ベンチの角度をセットごとに変える変える）
・加重ディップス：8～10回の3セット
・ケーブルクロスオーバー：10～12回の4セット（ラストはドロップセット）

ブランドンヘンドリクソンの胸のトレーニングメニューの例は以上の通りで、胸は2回/週のペースでトレーニングしており、使用重量は軽めです。胸の筋肉の中でも上部の筋肉に効かせる筋トレメニューが目立つため、胸の上部の筋肉をターゲットにしていることがわかります。

（胸の上部の筋トレメニューを詳しく見たい方はこちら）

・サイドレイズ
・マシンショルダープレス
・マシンサイドレイズ
・ダンベルショルダープレス
・バーベルフロントレイズ
・ケーブルサイドレイズ
・ケーブルアップライトロウ

ブランドンヘンドリクソンの肩の筋トレメニューでは、サイドレイズ系のメニューが多いことから三角筋を重要視していることがわかります。三角筋はブランドンヘンドリクソンのメニュー以外にも自重やダンベルを使用するものもあります。その中から自分に合ったメニューを取り入れてみるのもいいですね。

（三角筋の鍛え方を詳しく見たい方はこちら）

・ワイドグリップケーブルロウ：12～15回の4～5セット
・ケーブルプルオーバー：12～15回の3～4セット
・シングルアームケーブルロウ：12～15回の3セット
・スタンディングオーバーハンドケーブルロウ：12～15回の3セット
・スタンディングアンダーハンドケーブルロウ：12～15回を3セット
・ラットプルダウン：8～10回の4～5セット

ブランドンヘンドリクソンの背中のメニューでは、僧帽筋へ負荷を逃がさないこととフリーウエイトはやらないという大きな特徴があり、マシントレーニングが中心のメニューになっていますね。ですが、僧帽筋もしっかりと鍛えたほうがプロポーションが良くなる人もいますので、自分自身のプロポーションを見ながら筋トレメニューを考えてみてください。

（僧帽筋の鍛え方を見たい方はこちら）

・ワンアームロープエクステンション：12～15回の4セット
・マシントライセップスエクステンション：12～15回の4セット
・マシンディップス：10回の4セット
・ダンベルキックバック：15～20回の4セット
・ダンベルコンセントレーションカール：12～15回の3～4セット
・マシンプリーチャーカール：10回の5セット
・シングルアームマシンカール：12～15回の5セット
・オルタネイトダンベルカール：12～15回の4セット
・EZバーカール：10回の4セット

ブランドンヘンドリクソンの腕のトレーニングでは三角筋からトレーニングを始めることが特徴的です。また、アームカールでは丁寧に動かすことで血流を高めてパンプアップを狙っているとのことでした。アームカールはバリエーションも豊富なメニューなので、トレーニングメニューにも取り入れやすいですね。

（アームカールのメニューを詳しく見たい方はこちら）

・スタンディングハムストリングカール：12回の4セット
・ウォーキングランジ：10回の4セット
・ライイングレッグカール：20回の4セット
・マシンアダクション：15回の4セット
・レッグプレス：1セット（ドロップセット）
・レッグエクステンション：14回の3セット
・スクワット：10～15回の5セット
・レッグプレス：20回の3セット
・レッグプレス：1セット（ドロップセット）

ブランドンヘンドリクソンは「多くの人がハムストの発達が遅れている」と言っており、ハムストから筋トレを開始することで追い込み、発達を促すメニューにしていますね。フィジークの場合、脚の筋肉は審査外ではあるものの、脚が細いとアンバランスですし、ハムストも大きいほうがプロポーションがキレイになりますからね。

（ハムストリングスの鍛え方を詳しく見たい方はこちら）

ブランドンヘリクソンの食事は1日に6回、朝は炭水化物を多めに摂り、夜にかけて炭水化物を減らしていくスタイルです。トレーニング開始時刻は14時前後で、1日の栄養摂取量は以下の通りです。

・カロリー：2,594kcal
・タンパク質：288g
・炭水化物：248g
・脂質：54g

▼食事の内容
・オートミール…100g
・卵白…300g
・全卵…2個
・グレープフルーツ
・ストロベリー
・ブルーベリー
・はちみつ
・シナモン
・アーモンドミルク

▼栄養
タンパク質…41g
炭水化物…67g
脂質…14g
カロリー…521kcal

▼食事の内容
・玄米…160g
・ブロッコリー…4つ
・エビ…170g

▼栄養
タンパク質…45g
炭水化物…57g
脂質…5g
カロリー…442kcal

▼食事の内容
・鶏むね肉…約250g
・インゲン
・サツマイモ

▼栄養
タンパク質…58g
炭水化物…57g
脂質…2.8g
カロリー…495kcal

▼食事の内容
・サーモン
・インゲン

▼栄養
タンパク質…34g
炭水化物…7g
脂質…10.5g
カロリー…267kcal

▼食事の内容
・エビ…170g
・タイ米…1カップ
・ブロッコリー…3個

▼栄養
タンパク質…45g
炭水化物…57g
脂質…5g
カロリー…442kcal

▼食事の内容
・卵白…10個
・全卵…2個
・ターキーソーセージ
・たまねぎ
・マッシュルーム
・コリアンダー
・トマト

▼栄養
タンパク質…63g
炭水化物…3g
脂質…17g
カロリー…427kcal

ブランドンヘリクソンはサプリを必要最低限しか摂取していません。さらに、トレーニング後もプロテインではなく食事で栄養を摂取しています。固形物での食事を徹底した上で、どうしても不足してしまう栄養をサプリで補うスタイルは見習いたいポイントですね。また、以下はブランドンヘンドリクソンが摂取しているサプリになります。

・BCAA
・プロテイン
・マルチビタミン
・カルニチン
・グルタミン
・クレアチン

（筋トレと食事との関係については以下の記事も参考にしてみてください）

ミスターオリンピアで優勝する程のフィジーク選手がステロイドを使用していないと考えるのは難しいかもしれません。もちろん、公式にはステロイドは使用していないことになっているため最終的には本人のみぞ知るところです。ただ、ブランドンヘンドリクソンがトレーニングに多くの時間を費やして努力した結果が今のボディということは事実ですね。

ブランドンヘンドリクソンはスポーツ系のアパレルブランドである「Darc Sport（ダルクスポーツ）」とスポンサー契約をしています。トレーニング中の服やサーフパンツはダルクスポーツのものを頻繁に着用している様子がインスタからもわかります。

ブランドンヘンドリクソンの彼女は見ての通りとても美しい方です。筋トレもしていて、大会にも出場しているんだとか。2人ともプロポーションが良すぎですよね。

インスタに時々投稿されているのが愛犬との写真です。犬種はトイプードルでしょうか。ブランドンヘンドリクソンもリラックスした表情をしていて、愛犬と過ごす時間を大切にしていることが伺えますね。

ブランドンヘンドリクソンは私服姿でもインスタに時々登場します。この時はホワイトのキャップと黒のパンツにVANSのスウェットとadidasのポーチをコーデしていてとてもオシャレですね。

ブランドンヘンドリクソンの細いウエストと完璧なまでの腹筋、Vシェイプはとても美しいですよね。しかも脚の筋肉も隙がなく、整ったプロポーションになっています。今回紹介したトレーニングメニューなどを参考にしながらみなさんもブランドンヘンドリクソンのようなボディを目指してみてください。