ランニング中のスマホは必要？メリット〜邪魔せずに携帯するアイテムまで紹介！

ランニングの際、スマホは持っていきますか？ランニング中音楽を聴いたり、日ごろからスマホを時計代わりにしているという人はランニングの際もスマホを携帯していますよね。最近のスマホは携帯するにも重くて、ランニングには嵩張るし邪魔になるから持っていきたくないという人も多いかもしれません。

また、ランニングやジョギング中にスマホを手持ちしていると、誤って落下させてしまう危険もあります。しかし、スマホを携帯するとメリットも多いため、なんとか持ち出したいという人も居ますよね。そんな人のために、スマホを携帯するメリットや、便利な携帯方法をご紹介していきます！

（ランニングの服装＆持ち物については以下の記事も参考にしてみてください）

それでは、ランニング中にスマホを携帯するメリットは何があるのでしょうか。いくつか詳しく説明していきます。

以前音楽を聴く媒体と言えば、iPodやウォークマンなどの専用音楽プレーヤーが主流でした。現在では、スマホのアプリで音楽を聴く人が増えています。ランニングやジョギング中に、自分が好きな音楽を聴くことで、気分が盛り上がりますし、曲数を目安に走る時間を設定している人も居ます。

現在は無線のイヤホンも増えて、イヤホンのコードがランニングの邪魔になるという事も少なくなってきています。モチベーション維持のためにも、ランニング中にスマホで音楽を聴けるのは非常にメリットがあります。

（ランニング中の音楽については以下の記事も参考にしてみてください）

自分の運動の管理をスマホアプリで行っているという人も少なくはありません。歩数計算やカロリー計算、ランニングコースの記録まで、スマホのアプリで行うことができます。運動履歴を直接入力しなくても、スマホを持ち歩くことで運動量が記録され、自分の目標が達成されたかの目安になるため、アプリ管理は非常に有効です。

（記録をとれるアプリについては以下の記事も参考にしてみてください）

ランニングやジョギング中に財布を携帯しない人も多いですが、何かあった時に電子マネーが使えるスマホがあると非常に便利です。スマホケースに電子マネーのカードを収納している人も居ますよね。自動販売機でも電子マネー対応のものがあるので、のどが渇いてしまった時の水分補給に使えます。

また、思いがけず遠くまで来てしまった時や、空腹時に飲食店に立ち寄ることも可能になります。ただし、電子マネーで決済できないお店もあるので、入る前にきちんと確認するようにしましょう。

ランニング中、思わず立ち止まって写真を撮りたい場面に遭遇することがあります。例えば、きれいな虹が出ていたり、きれいな花を見つけることです。SNSでランニングの記録ついでに写真をアップすることもモチベーションにつながります。ランニング中いつでも写真を撮れる状態にしておくと、決定的瞬間を収められて便利です。

スマホを携帯していると、緊急事態の電話にも対応することができます。会社や家族から大切な電話がかかってきたときにスマホを家に置きっぱなしという事態を避けられます。

また、ランニング中に自分自身に何か起こらないとも限りません。転倒して怪我をしてしまったり、事故に逢ってしまった際にスマホを携帯していれば、救急車を呼んだり家族への連絡がスムーズです。

スマホアプリで運動記録をしている人や、スマホを時計代わりにしている人は、走りながらスマホを見たいですよね。しかし、スマホを手持ちで走っていると、手の汗で滑ったりうっかり落としてしまう事にもつながります。液晶がバキバキに割れてしまっては大変です。

そこで、走りながらスマホを見たい人にはアームバンドが有効です。スマホを入れる部分が透明になっているものもあり、走りながら画面の確認ができます。また、ケースの上からスマホ操作が可能なものもあります。腕にぴったりと装着できるため、スマホを携帯している際の走りづらさも感じにくいという良さがあります。

アームバンドの中には、ケース状になっていてそこにスマホを入れるものや、スマホ用のホルダーが付いていて、ホルダーをアームバンドに取り付けるタイプ等があります。音楽を聴く人のために、コードを通す穴が付いているものもあります。いずれも値段は1,000円～2,000円程で購入できます。自分の用途に合ったアームバンドを探してみてくださいね。

（ランニング向けスマホ用アームバンドについては以下の記事も参考にしてみてください）

ランニングやジョギング中は余計なものを付けたくない、とにかく身軽でいきたいという方におすすめなのが、スマホ用のポケットが付いたランニングウェアです。ポケット付きのランニングウェアにはランニングベストやランニングパンツがあります。

ランニングベストは、ランニングウェアやTシャツの上から着用する複数のポケットが付いたベストです。身体にぴったり着用することで、スマホだけでなく水分や栄養補助食品なども身軽に持ち歩けて便利です。反射材が付いているものもあり、夜間のランニングや、自転車、バイクにもおすすめです。

ポケットの数やボリュームなど様々な種類があるので、自分が最低限持ち歩きたいものを考えて購入するようにしましょう。

ランニングパンツには、どんなスマホサイズでも入るようにポケットが大きめに作られているものや、インナーパンツに伸縮性のある生地でポケットが付いているものがあります。ポケットが大きめのものはジップが付いており、スマホの落下防止になります。ただし、ポケット内でのスマホの揺れや走る振動で動いてしまうものもあります。

伸縮性のある生地で、スマホを差し込むポケットタイプのものは、走っていてもスマホが揺れにくい仕様になっています。ただし、使っているスマホケースがシリコン製のものだと、スマホを差し込みにくという欠点があります。それぞれのメリットデメリットを考えて選ぶ必要があります。

スマホ以外にも家の鍵や、栄養補助食品、小銭などの小物も一緒に持ち歩きたいランナーには、フリップベルトやウエストポーチがおすすめです。それぞれの特徴をご紹介します。

フリップベルトはウエストに装着する、伸縮性の高いポーチ式のベルトです。部分的にポーチになっていてベルトが付いているものと、腰回り全部が伸縮性のある生地でできているものがあります。ウエストへの密着度が高く、揺れにくくて落ちないのが特徴です。

スマホを隙間に差し込むタイプとジップが付いていてポーチのようになっているものがあります。キーフックが付いているものあるので、万が一の落下防止にもなりますね。ランニングウェアに合わせてカラーも選べるため、お洒落度も重視しているランナーにはおすすめの商品です。

（フリップベルトの紹介については以下の記事も参考にしてみてください）

フリップベルトより、さらに収納力を高めたい場合はウエストポーチがおすすめです。収納部分に厚みがあるため、スマホケースが多少分厚いものでも収納できます。また、ウエストポーチには水分補給のためのボトルポケットが付いているものもあります。暑い時期のランニングやジョギングには、水分補給が必須になるので、ボトルを持ち歩けると非常に便利です。

また、中にはウエストに装着するだけでなく、斜めがけを選べるタイプのものもあります。ただし、フリップベルトより体への密着度は低いため、ランニング中の揺れが気になるのがデメリットです。それぞれの特徴をつかんで自分にぴったりのものを探してみてくださいね。

ウエストポーチで収まり切れないほど荷物が多くなってしまう人や、ランニングの後にスパやジムに寄りたいランナーにおすすめなのがバッグパックです。ランニングの際の身体への重さは出てしまいますが、何といっても収納豊富なのが魅力です。

水分だけでなくちょっとした着替えやタオルまで収納できるので、ランニングやジョギングの後にさっぱりして帰宅したい人はバッグパックを持つのがよいですね。

やはりランニング中にスマホは持ち歩きたくない、邪魔になる、というランナーにはスマートウォッチをおすすめします。スマホと同期でき、スマホと同様の最低限の機能は利用できます。音楽を聴いたり、脈拍を測定して運動量の管理が出来たりと、身軽で走りたいランナーには最適なアイテムです。

値段が高い点がデメリットですが、ランニング以外の場面でも使えるアイテムのため、費用対効果が高ければ購入を検討してもいいアイテムかもしれません。一般的なスマートウォッチを2種類紹介します。

アップルウォッチはランニングだけでなく、全てのスポーツに関してあらゆる動きを記録してくれるため、スポーツを行う人には非常に有効なアイテムです。また、通話や音楽を聴くことも可能ですし、ApplePayに登録していれば、電子マネーのサービスも利用できます。まさに、スマホの機能をそのまま腕時計にしたような使い心地です。

ガーミンForeAthlete 45は、ランナー向けで最軽量かつコンパクトなデザインのスマートウォッチです。ガーミンのスマートウォッチは種類豊富にありますが、その中でも初めてのランニングウォッチにおすすめのモデルです。

GPSや光学式心拍計のデータから、個人に合ったメニューを作成してくれたり、走ったコースや距離なども記録してくれるため、自分のランニングの振り返りに便利です。スマート機能に関しては必要最低限ですが、高機能モデルも存在するため必要な機能に応じてモデルを選ぶことをおすすめします。

ここまでランニング用やジョギング用の様々なスマホ収納アイテムを紹介してきましたが、100均でも同様のアイテムを入手することができます。まずは安価な100均でアイテムを試してみてから、本格的に購入するのもよい方法です。

初めに紹介するものはキャンドゥのアームバンド型スマホ用ホルダーです。アームバンドは通常購入すると1,000円以上はするものなので、100均で購入できるのはありがたいですね。

サイズが合えばスマホを収納したまま、タッチパネルの操作も可能です。ランニング中のスマホの持ち歩き方を検討している方に、アームバンドのお試しとして購入してみるのも良いですね。

セリアでも同様のアームバンド付きスマホケースが販売されています。こちらは3重チャックになっていて、防水に特化した商品です。暑い時期の汗や、突然の雨にも対応できるため、防水機能付きが嬉しい商品です。

こちらはダイソーの伸びるウエストポーチです。150円の商品ですが、フリップベルトのような作りになっており、その収納力は500mlペットボトルがすっぽり入るサイズ感です。スマホは余裕で入りますね。

こちらもダイソーのウエストポーチです。この商品は、スマホだけでなく小物をいくつか持ちたい人におすすめの商品です。ウエストポーチの定番の形をしていて、非常にシンプルな作りなので、リメイクしてオリジナルのものにするのもよいですね。

（ウエストタイプのランニングポーチについては以下の記事も参考にしてみてください）

ここからはランニングやジョギング中のスマホに関する体験談をいくつか紹介します。スマホは持っていくべきか、どう収納したらよいかを参考にしてみてください。

スマホをランニングに持っていくと便利ですが、誤って落としてしまうと修理費用がかかりますし、テンションも下がりますよね。スマホを持っていく場合は落下しないようにきちんと収納するのが正解です。

ウエストポーチが邪魔だと感じる人には、アームバンドがおすすめです。腰回りで荷物がもたついたり揺れる心配がないので、腕にしっかりと巻き付けるアームバンドは便利なアイテムです。腕が細すぎたり、筋肉が付きすぎて巻けないという口コミもあるので、自分の腕のサイズに合ったものを購入しましょう。

アームバンドは腕を振る際に邪魔になる、左右差が気になる、と言うランナーには、ウエストポーチやフリップベルトが便利です。持っていきたい荷物がちょうどよく収納できて、揺れにくいタイプのものをおすすめします。

ランニング中、何も持ちたくない手軽派に人気のマルチポケット付きのウェアですが、スマホのサイズによっては入らないこともあるようです。ポケットのサイズをきちんと確認してから購入するようにしましょう。

スマホが邪魔でスマートウォッチに切り替えたいという口コミです。スマホをどこにも収納せずに毎回手持ちでランニングしていると、腕時計タイプのスマートウォッチが便利に感じますね。

スマホをきちんと収納していても、ケースが壊れてしまったり、うっかり落とすこともまれにあります。ランニング中はスピードも出ているので、スマホを落下させてしまうと相当な衝撃になります。

そんな時のために、スマホは衝撃防止のケースに入れておくことも重要ですね。また、やはりスマホは携帯せずに、しっかりと手首に取り付けられるスマートウォッチのみにしているというランナーもいます。

ランニングにスマホを携帯するメリットや、スマホの収納方法についてご紹介してきました。運動効率を上げるためにも、身軽に出かけたいランニングですが、スマホを持っていけると音楽が聴けたり運動管理が出来たりとメリットも多いです。自分に合った携帯方法を見つけて、快適なランニングタイムを過ごしましょう！