フォームローラーは『猫背』改善に最適！効果的な使い方〜体験談まで紹介！

猫背は見た目の悪さだけでなく、さまざまな身体の不調を引き起こします。しかし、フォームローラーを使うことで、猫背を簡単に改善することが可能です。では、フォームローラーが猫背に効果的な理由について確認していきましょう。

筋膜がねじれたり、正しいバランスが保たれていない時に体のコリや痛みを引き起こします。近年ではパソコン作業の増加から、首が前に出て腰が曲がる猫背ぎみの方が増えてきているのも事実です。悪い姿勢はやがてクセになり、自分でも気がつかないうちに矯正するのが困難になることもあります。

しかし、フォームローラーを使うと簡単に長年凝り固まった筋膜をほぐして柔らかくすることがで可能です。この動作は「筋膜リリース」と呼ばれています。ロールフォーマーによって伸ばされた筋膜は正しいバランスを保つことができ、きれいな姿勢を取り戻すことができるのです。

フォームローラーによって柔らかくなった筋膜は、上半身の筋肉の動きを柔軟にします。そのため、胸の筋肉の可動域を広め、肩が外側に開くように。さらにフォームローラーを使うことは猫背改善の他にも、以下のような様々なメリットがあります。

①腰痛、肩こりが改善する
②気持ちが前向きになる
③冷え性が改善する
④痩せ体質になる

それでは①腰痛、肩こりが改善するから確認していきましょう。

辛い腰痛、肩こりは猫背が原因と言われています。本来はきれいなS字の形をし背骨はバランスを保っています。しかし頭が前に出る前傾姿勢がひどくなると、バランスを保つために腰が曲がり腰に痛みを引き起こす原因に。猫背を改善することで、正しい姿勢に整い他の筋肉に負担が行かない姿勢作りを目指しましょう。

胸部が広がることで、酸素が体内に多く取り込みやすくなります。なぜなら酸素を多く取り込むことで自律神経のバランスが整い副交感神経が優位になるからです。逆に呼吸が浅いと酸素不足になり、疲れやすく緊張や不安を感じやすく気分が落ち込みやすくなります。

そこでフォームローラーで胸部を開き、息を深く吸い込めることで通称「幸福ホルモン」で知られるセロトニンが分泌されます。セロトニンは明るく前向きになる効果があるのだとか。
脳に十分な酸素がいき渡ることで集中力が上がり、緊張緩和でリラックス効果も期待されるでしょう。

姿勢の悪さも冷え性の原因の一つと言われています。姿勢の悪さから、筋膜のコリを引き起こし血流を悪くします。その結果、次第に内臓の働きも悪くなり体の芯から冷える状態に陥ってしまうのです。しかし、フォームローラーを使えば血流の流れを良くし冷え性の改善に役立ちます。

肩甲骨周辺を筋膜リリースすることで、胸が開き酸素を取り込みやすくなります、そのおかげで体内に酸素が周り代謝が上昇します。また、猫背を改善することによりポッコリお腹を解消することが可能です。さらに、正しい姿勢に戻ることで腸が圧迫されず、便通改善にも効果が期待されます。

猫背改善に最適なフォームローラーですが、正しい使い方を知らないと逆効果になる可能性も。今回は猫背改善のための正しいフォームローラーの使い方について紹介していきます。

フォームローラーで背中をほぐす方法を紹介していきます。猫背以外にも肩こりや腰痛にも効果がありとのこと。ロールフォーマー初心者の方は動画をよく見て、自分の不調に合わせてフォームローラーのポジションを変えてみてください。

▼やり方
①フォームローラーを背中に置く
②頭の後ろで手を組み、肘は上へ
③お尻が浮くように、両膝は立てる
④体を上下にフォームローラーでローリングする

ロールフォーラーを使って猫背改善する方法は、簡単なのでロールフォーラー初心者の方にもおすすめの方法です。

▼コツ&注意点
・体の力を抜いて、筋膜リリースを心掛ける
・背中の丸まった部分を狙う
・小刻みにローリングすること

猫背によって丸まった部分を上下にローリングするだけでなく、左右に揺らすように動くのも猫背に効果があります。頭の後ろで手を組んで肘は上に向けるよに立てると、胸椎がほぐれるので胸の筋肉が開き猫背が改善しやすいです。

肩甲骨周辺の筋膜リリースについて紹介していきます。猫背をはじめとする姿勢改善に効果があるやり方です。フォームローラーで肩甲骨はがしを行なっていきましょう。

▼やり方
①みぞうちの真裏にフォームローラーを置く
②両足まっすぐに伸ばす
③深い呼吸をしながら、両腕を上に伸ばす
④頭の後ろで手を組み、両膝を立てお尻をあげる
⑤背中からみぞおち辺りまでローリングを数回
⑥後頭部にフォームローラーを置き、刺激を与える
⑦上体を横向きにし、脇の下辺りにフォームローラーを当てローリング
⑧上体を斜め上にし、数回ローリング

みぞおち辺りにフォームローラー置いた時、頭が浮いて辛い場合はクッションを頭に敷くなどして調節してみてください。


▼コツ&注意点
・腰が反らないように、みぞおちまでにローリングを留める
・上体を横にし脇下をローリングする際は、上体が下を向かないようにする

筋膜が凝り固まり、猫背がひどい方は最初のうちは痛みを感じることがあるそうです。フォームローラーの扱いに慣れていない初心者の方は注意しましょう。

フォームローラーを注意するポイントとしては、「軽く使う」と言うことです。フォームローラーは怪我がある場所に当てて使うのではなく、筋膜に当てて軽く押し当てるように使うようにしましょう。筋膜のコリやハリをほぐすためにボキボキ強く当てる方も多いと思われます。

しかし、強く当てたからといって効果があると言うわけではないことは研究でも実証されています。また同じ箇所ばかりにフォームローラーを当てて使うのも避けましょう。1箇所の筋肉にあたり3回程度、30秒ほど軽くローリングする程度で問題ありません。痛気持ちいいと感じる程度に留めておきましょう。

また、運動前よりも運動後やお風呂上がりにフォームローラーを使用することをおすすめします。簡単に筋膜リリースできるフォームローラーで安全に猫背を改善しましょう。

話題のフォームローラーですが、姿勢改善の真偽について気になる方も多いのではないでしょうか？そこで実際にフォームローラーを使用した人の経験談を紹介していきます。

たった1ヶ月フォームローラーを使用しただけでも、猫背改善の効果を感じているそうです。フォームローラーはテレビを見ながらでも簡単にストレッチができるので、1ヶ月もの長い期間続けることができる秘訣かもしれません。

フォームローラーは、簡単に自分の手では届かない肩甲骨や背中の筋膜のコリをほぐすことができます。めんどくささや辛いことはなく、ストレスフリーで猫背を矯正することができるでしょう。

一日中座り仕事で同じ体勢が多い方にも、フォームローラーはおすすめです。同じ姿勢を続けることで、血流が悪くなってしまいます。それが原因で、肩こりや猫背を引き起こすことも。仕事終わりにフォームローラーを使うことで、凝り固まった筋膜をほぐしてくれるでしょう。

前傾姿勢により肩が耳寄り前に出てします巻き型は、より悪化すると猫背になります。そのため巻き肩ぎみの方は、ひどくなる前にフォームローラーで筋膜のコリやハリを柔らかくほぐしておきましょう。

（巻き肩については以下の記事も参考にしてみてください）

フォームローラー の使い方は、猫背改善に留まらずあらゆる身体の不調に効果があります。猫背改善以外の使い方としてフォームローラーが使われている記事について紹介します。

下半身は痩せづらく苦戦している方も多いのではないでしょうか？しかし、ロールフォーマーを使えば、簡単に太もも痩せを実感することができます。ロールフォーマーは筋膜のコリをほぐしてむくみをとり、血流の流れを良くして老廃物を流してくれるでしょう。フォームローラー初心者の方は記事を参考にして、太もも痩せを目指してください。

首回りの筋肉が凝り固まって、辛い毎日を過ごしている方におすすめしたいのがフォームローラーです。しかし、間違ったやり方でフィームローラーを使うと怪我をする恐れも。そこでこちらの記事では、初心者の方でもわかりやすく、簡単にフォームローラーの正しい使い方について紹介されています。

立ち仕事が多い方はふくらはぎのむくみやハリが気になるのではないでしょうか？そこでおすすめしたいのがフォームローラーです。フォームローラー初心者の方でも簡単にできるやり方が説明されているので必見です。

辛い肩こりでお悩みの方も、効果的なやり方でフォームローラーを使えば解消できます。フォームローラーを使って肩こりを改善した方の体験談も載っているので、ぜひ参考にしてみてください。

いかがでしたか？体の柔軟性を高めるアイテムとして注目を浴びるフォームローラー。柔軟性向上以外にも猫背改善や腰痛改善など、様々な効果を発揮し簡単に健康的な体を手に入れることができます。フォームローラーを正しいやり方で活用して猫背改善を目指しましょう。