ボディビルダー『佐々木卓』を特集！生い立ち〜筋トレ＆食事への考えまで！

東京大学法学部を卒業した頭脳派ボディビルダーと言われている佐々木卓。勉強しながらもボディビルの大会で数々の功績を残しています。そんな佐々木卓の生い立ちや経歴、筋トレのことについて詳しく解説していきます。

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現在30代後半の佐々木卓は東大を卒業、高学歴でありながら筋トレに励みボディビルの大会でも好成績を残しています。そんな佐々木卓はどんな子供時代を送ったのでしょうか？なぜボディビルを目指すことになったのか、生い立ちや経歴、現在までを追っていきましょう。

東大に入るほどの頭脳を持ちながら、ボディビルをやるという佐々木卓ですが、小さい頃に抱いてた夢はなんとプロレスラーでした。プロレスラーとボディビルは全く違う競技ですが、トレーニングをして体を鍛えるという部分は同じです。

また小学生の頃入っていたクラブはサッカー部とバスケ部。市の陸上大会や水泳大会の選手だったといいます。その後も中高とバスケ部に所属し、陸上大会の選手だったようです。運動神経抜群の子ども時代でした。

様々なスポーツをしてきましたが、やっぱりプロレスラーの夢は持ち続けていた佐々木卓。高校生になり独学でトレーニングを始めます。受験を控えた高校3年生の時に、新日本プロレスのテストを受けに行きました。独学でトレーニングを頑張ってきましたが結果は残念ながら不合格。追い打ちをかけるように受験にも失敗したのです。

プロレスのテストも大学受験にも失敗した佐々木卓ですが、それでもあきらめませんでした。その後東京へ上京し受験勉強をしながらトレーニングも続けます。一浪しましたが、それまでの努力が報われ見事東京大学に合格しました。

一方、夢だったプロレスラーのほうは、高校生の頃から独学で行ってきたトレーニングのせいで、腰を痛めてしまったため、激しい動きができなくなりあきらめざるを得ませんでした。そんな中出会ったのが、東京大学大学院教授・石井直方先生の筋肉に関する授業です。理学博士の石井先生は元ボディビルのアジアチャンピオンでした。

佐々木卓は法学部だったため、周りの友人たちは司法試験や官僚を目指していましたが、佐々木卓だけは筋肉の勉強に夢中になります。そんな佐々木卓を見た友人が誘ったのがボディビル部だったのです。佐々木卓が大学2年の時でした。佐々木卓はボディビルを目指しトレーニングを行いながらも、その後東京大学大学院身体運動科学専攻へと進みます。

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佐々木卓はその後、2005年、2006年とも「全日本学生ボディビル選手権優勝」に出場し2年連続でチャンピオンに輝きました。また2008年では学生ではなく、一般のボディビルダーと競い、この時も優勝しています。

ボディビルの筋トレ方法は、体に負荷をかけて筋肉を刺激し筋肉を作っていくという筋トレが一般的です。しかし佐々木卓の筋トレ方法は、いかに究極の筋肉を作っていくか論理的にトレーニングしていきます。まず減量中のトレーニングのポイントを見ていきましょう。

①朝起きたらすぐ腹筋をする
②高重量種目の最後に高回数のセットを15回～20回ほど入れる
③1日30分以上歩く
④1日2回、午前と午後に分けてトレーニングをする

いつもトレーニングする時はノートなど付けずに行うので、その日の気分で行うようです。例えば昨日三頭筋をトレーニングして疲れているので、脚の筋トレを行うなどその時の状態や気分によってトレーニングメニューを変えています。もともとトレーニング好きなことと、東京大学大学院にまで行った佐々木卓の頭脳で、すぐにその才能は開花するのです。

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佐々木卓の食事について見ていきましょう。佐々木卓がボディビルの大会へ向けて減量する時は、体重うんぬんではなく筋量を落とさずにいかに脂肪だけを落とすかということに重点を置いています。

まず食事する時のカロリー計算は行いません。糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素をそれぞれgで考えます。タンパク質は250g、炭水化物80～500g、糖質0～50g程を目安にして食事をしています。

食事を作る時、栄養素の組み合わせを考えます。例えば昼食にタンパク質と炭水化物、夕食にタンパク質と脂質というように、脂質と炭水化物は一緒にとりません。また油以外の調味料は気にしていないようです。

ダイエットでも行うように、食事制限を気にしないチートデイを設けます。2週間に1回、もしくは1か月に1回、好きなものを食べるのです。このチートデイを設けることで減量を促進させてくれる効果が出てきます。チートデイのおかげでモチベーションも上がりますね。

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寝る3時間前、だいたい22時以降は炭水化物や脂質をとりません。朝のトレーニング後に炭水化物と脂質を多めにとります。起床後から1時間後に朝食、トレーニング後から1時間後に夕食以外は、3時間おきに食事をとっています。

空腹を満たすために1日5～6ℓの水分をとります。それでもお腹が空いたときはガムやあたりめ、ノリを食べて過ごしています。

頭脳派ボディビルとして活躍している佐々木卓。気になるプライベートな情報も公開します。

筋トレ好きな佐々木卓ですが、一方ゲームも同じように好きだと自身のブログでも話しています。モンハンやドラクエ、FFなどトレーニングや勉強の合間の息抜きに遊んでいるようです。

佐々木卓は東京大学大学院へ進学しましたが、在学中に結婚し子どもも生まれたようです。あまり公にしていなく詳しい情報はありませんが、2011年8月のブログに、生まれたばかりの赤ちゃんの小さな手が一緒に写っています。

効率的にトレーニングしチャンピオンにも輝いた佐々木卓の筋肉画像を紹介します。

メガネをかけている佐々木卓。メガネをかけているボディビルダーはなかなかいないので貴重です。

胸筋がきれいで触りたくなる1枚です。

ボディビルの大会に出場している時の佐々木卓です。腕の筋肉から目が離せません。

この時ミスター75kg超級を優勝しました。

学生でここまで凄い筋肉の持ち主はなかなかいません。

ムキムキのかっこいい佐々木卓です。

2015年東大運動部ボディビル＆ウエイトリフティング部の創立50周年記念式典の時の佐々木卓です。なんと2009年の大会以来、久々のポージング。

コンテストから遠ざかっていても素晴らしい筋肉は健在です。

2010年ミスター東大のゲストに呼ばれた佐々木卓。笑顔がかわいい1枚です。

後ろ姿もかっこよくきまっています。

勉強し大学に通いながらトレーニングを行った佐々木卓。東大ボディビルの中でもトップクラスのボディビルダーです。彼のトレーニング方法や食事などを参考にして、佐々木卓の体を一緒に目指しましょう。