ケトルベルの『重さ』の選び方！男性・女性別に目安〜可変式についても！

ケトルベルは心肺機能と筋力を同時に向上させることができる筋トレアイテムです。ケトルベル自体場所を取らないので、家トレにもぴったりです。また、比較的短時間で筋肉がつくのを実感できるのも人気の秘訣になっています。ケトルベルはダンベルとは違ってスイングやスナッチの動きがしやすいので、より限定した部位の筋肉まで鍛えることができます。

また、腹筋や背筋などのインナーマッスルを強化したい方にも人気です。しかし、ケトルベルは重さの種類がかなりあるのが悩みのポイントでもあります。結局、どの重さを選んだらよいのかわからないという声もよく聞きます。ではさっそく、ケトルベルの重さはどのようにして選んだらよいのか、そのポイントを確認していきましょう。

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ケトルベルの重さ選びのポイントは初心者、中級者、上級者で重さが変わるということです。ケトルベルを使った筋トレは動きが大きくなることから、遠心力でフォームが崩れがちになります。綺麗なフォームを保ったまま動ける重さであることが最重要ポイントになるのです。では男女別にケトルベルを使用する際の重さの目安を見ていきます。

男性がケトルベルを使用する際の重さの目安は8kg～16kgです。片手で持ち上げる動作もあることから、あまり重すぎるものを選ぶのは避けましょう。思ったようなトレーニングができなくなる可能性があります。男性の場合、重さの目安が8kg～16kgというと幅がありますが、これはレベル別に説明すると以下のようになります。

・筋トレ自体初めての方…8kg
・軽く筋トレをつづけている方…12kg
・日常的に筋トレを行う方…16kg

男性の場合、一番売れる重さは12kgです。初めて筋トレを行う方でも、両手で持ち上げる動作を考えると8kgでは軽いと感じるのでしょう。8kgと12kgで迷った場合は、12kgにしておくのをおすすめします。なぜなら、筋力が付きやすいケトルベルでトレーニングを行うと8kgでは物足りないとすぐに感じて買い替える可能性が高いからです。

また、ケトルベルを扱ったことがあり、筋肉がついてきている方の場合は中級者で18kgまでのものを使用する場合もあります。レベルアップとともに重量を少しずつアップしていくというやり方で良いでしょう。男性上級者なら20kg、ケトルベル中級者なら24kg、ケトルベル上級者なら28kgが目安になります。よりハードに鍛えたい方は競技用がおすすめです。

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女性がケトルベルを使用する際の重さの目安は6kg～12kgです。初心者で体重が軽い方や身長が低い方はもう一段階軽いものを使用してみるのもおすすめです。こちらもレベル別に説明すると以下のようになります。

・筋トレ自体初めての方…6kg
・軽く筋トレをつづけている方…6kg
・日常的に筋トレを行う方…12kg

6kg以下のケトルベルも販売されているのですが、あまり軽いと筋トレにならないので、初心者の方でも6kgほどから始めるのがおすすめです。中級者になると女性でも16kgのケトルベルを扱えるようになります。こちらも男性と同様、筋肉がついてくるのにしたがって徐々に重量をアップしていくようにしてください。

ちなみにNPO法人日本ケトルベル連盟では、15歳以下の部でポイント制を採用しています。ケトルベルの重量や挙げた回数、そして連盟が定めたケトルベルの価値などを使用して計算します。女性初心者の場合はこちらを目安にしてトレーニングを行うのもおすすめです。

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ケトルベルには可変式のものがあります。これは重さの違うプレートを組み合わせることにより、重さを変更することができるというアイテムです。家族で同じケトルベルを使用したいという場合や、スイングは重い重量でやりたいけれどスナッチはその重量ではまだできないといった場合に便利です。重さの変更自体は簡単です。

メリットもある反面、プレートの隙間があるためにスイングするたびに音が鳴る、肩に担ぐような筋トレをするときに皮膚をはさみそうで怖いなどのデメリットもあります。可変式ケトルベルを選ぶ場合はしっかりと考えてからセレクトすることをおすすめします。

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ケトルベルは重さで選びたくなりますが、実は重さよりも重要なものがあります。それが持ち手の種類です。しっかり握って保持できなければフォームも崩れてしまいます。それだけではなく取り落とすなどの事故につながる可能性もあるのです。自分の両手の幅を確認して、それよりもグリップの広いものを選ぶようにしましょう。

なお、直径ではサイズが少し足りないという場合でも、ケトルベルの持ち手は湾曲しているためサイドを持つことができます。つまり数センチの差ならしっかりと持つことができると判断してOKです。実物をもって確認するのが一番ですが、ショッピングサイトを利用する際は、実際に両手で持った写真があるかどうかを判断基準にしてください。

また、ケトルベルの重さによっても、持ち手の部分のサイズが変わることがあります。写真では24kgのケトルベルを両手で持っていたから、8kgも両手で持てるだろうと思っ手購入したら、実際は8kgのケトルベルではグリップが狭かった、という事態が起こりうるのです。持ち手に関してはしっかりと確認をしてから購入するようにすると安心です。

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ケトルベルの重さは筋トレのレベル別・男女別によって選ぶべき重さが変わるということが分かりました。可変式のケトルベルを使えば、実際に持ってみて重さを細かく調節することもできます。可変式を選ぶ事も視野に入れておくと良いですね。重さだけでなくグリップにも注目して、あなたにぴったりのケトルベルを選んでください。