フェードカットとは？ツーブロック・刈り上げとの違いは？日本人でも似合う髪型の特徴も！

ツーブロックに似た、メンズショートヘアのフェードカットと呼ばれる髪型をご存知ですか。海外では人気の高いこのフェードカットは、一見するとベリーショートのように見えるショートヘアスタイルですが、実はサイド、バックともに深い刈り上げが入っている髪型です。最近ではフェードカットは、ビジネスシーンでも取り入れられるようになってきました。

日本人の短髪ヘアにも、フェードカットはとてもマッチします。そこで、メンズのかっこよさが強調できるフェードカットについて詳しく紹介するほか、フェードカットとツーブロックなどとの違いについても一緒に解説します。

（フェードカットの髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

ツーブロックに似たハイフェードは、サイド、バックの刈り上げた長さがそのままトップにまで反映させた見た目が特徴的な髪型です。サイドやバックのボリュームが気になるメンズはこのハイフェードがとてもおすすめです。また、ハイフェードは日本人の表情にマッチしやすいと言う特徴もあります。

童顔にも、ワイルドな表情にもマッチしやすいため、ツーブロックと同じようにおすすめのショートヘアスタイルです。もちろん、ハイフェードはビジネスシーンにも活用できます。すっきりとした見た目は、ビジネスシーンで爽やかな印象を持たれる髪型です。

（ツーブロックの髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

ミディアムフェードは、比較的長めに設定されているのが特徴的な髪型です。トップにはしっかりとしたボリュームがあるため、七三分けにさせることも可能です。ビジネスシーンでも十分、通用するショートヘアスタイルのため、初めてフェードカットをしたいというメンズにはツーブロックと同じくらいおすすめします。

また、ミディアムフェードはナチュラルな清潔感も味わえます。フェード自体が取り掛かりにくいショートヘアスタイルのイメージですが、ミディアムフェードはビジネスシーンも含めて、多くのメンズに違和感なくマッチする髪型です。

（ビジネス向けのツーブロックについては以下の記事も参考にしてみてください）

ローフェードは、先ほどのミディアムフェードよりもさらに長めにカットされた髪型です。刈り上げ部分は生え際だけのため、一見するとツーブロックに見えてフェードカットには見えないかもしれません。刈り上げた部分がうっすらグラデーションになりますので、隠れたおしゃれ感が出せます。ただし、ローフェードは依頼が難しい面もある髪型です。

自分が描いた刈り上げのラインをはっきりと出してもらうには、事前のカウンセリングが必要になるでしょう。また、セットの仕方によっては、ツーブロックと同じようにビジネス面でも間違いなく対応できるメンズショートヘアスタイルです。

スキンフェードは、お洒落坊主のようなスタイルが印象的なメンズショートヘアスタイルです。刈り上げた部分とトップのボリュームとのバランスが良く、海外で流行っているフェードカットの中でも、このスキンフェードを行っているメンズが一番多いでしょう。

また、スキンフェードはヘアセットがとても楽な面もあります。髪の毛を乾かすだけで、自然なワイルド感が出せます。メンズらしいツーブロックと同じような、かっこよさを分かりやすく感じることもできるショートヘアスタイルです。

（スキンフェードの髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

よりおしゃれに見せたい場合は、パーマがおすすめです。トップを含めてアップにさせることで、ワイルドな見た目も感じることができます。少し大胆に見せたいときに、フェードカットのパーマにも挑戦してみましょう。サイドとトップとの違いを明確にするため、少し派手なパーマに挑戦しても良いでしょう。

こうしたギャップを加えることで、より立体的なかっこ良さを手に入れることができます。

（フェードカット×パーマの髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

オールバックは、さらにワイルドに決めたいときにはおすすめです。フェードカットとオールバックの相性はとてもよく、刈り上げた部分とオールバック部分との境目がはっきりとしているため、男性らしいかっこよさを得るとができます。

オールバックはどうしても顔の輪郭がはっきりと出るため、自分には合わないと感じてしまう人も多いでしょうが、フェードカットを行うことで表情のバランスが取りやすくなるため、意外と似合ってしまいます。

（フェードカット×オールバックの髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

フェードカットのボウズタイプは、スポーティーな印象を与えるとができます。サイドの刈り上げた部分からトップにかけてのグラデーションがとても綺麗で、メンズだからこそ得られるかっこよさがあります。今までのボウズと言うイメージを大きく変えてくれるメリットもあります。

カジュアルな場面だけではなく、ビジネスシーンでも違和感のないフェードカットツーブロックのボウズスタイルです。

（ボウズの髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

フェードカットヘアスタイルに興味があるメンズの中には、ツーブロックとの違いが分からない人も多いでしょう。フェードカットとツーブロックとの決定的な違いは、トップの髪の毛の長さです。ツーブロックは、サイドは刈り上げますが、髪の毛の長さが段になっており長めで設定します。

一方、フェードカットはカットの段差はなく、徐々にトップに行くほど長くなるように見えます。一番刈り上げている部分は、フェードカットもツーブロックも0ミリに近い厚さですが、グラデーションに大きな違いがあることを理解しておきましょう。

（刈り上げの長さについては以下の記事も参考にしてみてください）

フェードカットヘアスタイルと刈り上げは、基本的には同じジャンルの髪型です。ただし、フェードはその名の通り、グラデーションを意識したカットです。遠くから見てもフェードカットは徐々にグラデーションが付いているのが分かります。一方、刈り上げは、長さを意識することなくカットする特徴があります。

また、フェードカットは基本的にはバリカンのみでカットを行います。一方、刈り上げは鋏と櫛を使ってカットするのが一般的です。フェードカットはバリカンのミリ数を徐々に変えながら整えますので、芸術的なかっこいい見た目を手に入れることができる髪型です。

（刈り上げの髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

▼美容院での失敗しない頼み方

ツーブロックに似たフェードカットで大切なことは、ヘアセットをすることを前提にした長さを意識することです。髪の毛を立てるのか、サイドに流すのかを事前に考えて整えてもらいましょう。

サイドからバックにかけてのグラデーションを大げさに整え、立体的に見えるようにカットすることもポイントです。ビジネスシーンに合わせるなら、少しサイドとバックの刈り上げを抑えたショートヘアスタイルにしましょう。

▼セット・スタイリングの手順

・ブロー編

① 髪全体を手グシで乾かす
② 前髪のセット方向を決めてブローする
③ 最後に全体を散らすように整える

・ワックス編

① ワックスを両手に少量取る
② トップの流れに合わせてスタイリングする
③ 散らすようにスタイリングしても

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（セット・スタイリング方法を動画で見たい方はこちら）

▼美容院での失敗しない頼み方

ミディアムフェードを頼むときには、必ずミディアムを強調して伝えましょう。ツーブロックと同じように髪型の長さによってかなりの見た目の違いが生まれるので、このショートヘアスタイルを注文するときには注意が必要です。ミディアムフェードは、長さがポイントです。

ヘアセットもかなりバリエーションが広がるため、セット後をイメージしてもらいカットしてもらいましょう。とくに意識をしてスタイリングをしなくても、ビジネスシーンで対応できる髪型になります。

▼セット・スタイリングの手順

・ブロー編

① 流す方向を意識して乾かす
② 手グシでトップにボリュームを与える
③ 必要なら分け目も意識してブローする

・ワックス編

① ワックスを取り根本から馴染ませる
② 髪の毛を流す方向に手グシで整える
③ トップはボリュームを持たせるようにする

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▼美容院での失敗しない頼み方

ローフェードは、フェードカットの中でも最も難しいカットです。刈り込んでいる範囲が狭いため、顔全体のバランスをかなり意識してカットしてもらうのがポイントです。

また、トップのボリュームも必ず注文しましょう。最終的なヘアセットによって大きく変わるので、どのようなヘアセットにするかを意識して注文すれば、ビジネスシーンでも対応できるヘアスタイルにできます。

▼セット・スタイリングの手順

・ブロー編

① 全体をしっかりと乾かす
② トップは流す方向を意識してブローする
③ つむじ部分はボリュームを意識してもよい

・ワックス編

① 手にしっかりとワックスを馴染ませる
② 根本からワックスを全体に行き渡らせる
③ 流す方向を意識して整える

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▼美容院での失敗しない頼み方

全体的にメリハリをきかせた見た目を作ることを意識してください。サイド、バックは完全に地肌が見えるくらいにカットしていき、上にいくごとに徐々にボリュームを出していきます。よりワイルドに見せるために、トップ部分はしっかりとボリュームを出すのも良いでしょう。

また、必ずツーブロック部分とトップのボリュームとの境目をはっきりと出すようにしましょう。そうすることで、立体的なかっこ良さが出ます。

▼セット・スタイリングの手順

・ブロー編

① 全体をしっかりと乾かす
② トップはバッグに流すようにブローする
③ つむじは立たせるようにブローする

・ワックス編

① ワックスを髪全体に行き渡らせる
② 手グシを使ってバックに流すように整える
③ 前髪は立たせるように整える

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▼美容院での失敗しない頼み方

パーマをあてることを意識して、トップ部分は若干長めにカットします。もちろん、フェードを活かすために、あまり長めには残さず、あくまでもセットしたときにしっかりと段差が確認できるようにしておきましょう。

また、フェードのパーマヘアは、ごわつくようなセットではなく、自然な軽さを出したほうが見た目がよいため、髪の毛のボリュームが多い場合はすいてもらいましょう。

▼セット・スタイリングの手順

・ブロー編

① 全体をしっかりと乾かす
② 手で掴むようにパーマを整える
③ 最後にボリュームを意識してブローする

・ワックス編

① ワックスを手に馴染ませる
② 手でもみ込むように髪の毛に馴染ませる
③ 全体を立たせるように整える

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▼美容院での失敗しない頼み方

数あるフェードスタイルの中でも、ツーブロックと同じくらいにトップのボリュームはかなりしっかりと出してもよいです。ナチュラルヘア時には、サイドの刈り上げが少し隠れるほどの長さにしておけば、フェードのオールバックは作りやすくなります。

また、前髪もしっかりとした長さを確保しておくことを意識して注文しましょう。ビジネスによっては派手に見えますが、綺麗に整えればビジネスシーンでも間違いなく違和感はありません。

▼セット・スタイリングの手順

・ブロー編

① 全体を根本からしっかりと乾かす
② 手グシを使って髪の毛をバックに持っていく
③ サイドもバックに流れるように固定する

・ワックス編

① 少し多めにワックスを手に馴染ませる
② 前髪からバックにかけてしっかりと整える
③ 必要ならワックスを追加して固定させる

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▼美容院での失敗しない頼み方

ボウズタイプのフェードは、一番ラインがはっきりとわかるため、サイドからトップにかけて、どの位置でラインを出すかを必ず確認しておきましょう。また、ボウズと言ってもトップのボリュームはまちまちです。事前にどのくらいのボリュームを残すのかについても確認しておきます。

サイド部分のカットの厚さは事前にしっかりとカウンセリングを行いカットしてもらいましょう。サイドは、全体のバランスを決めるとても大切なカットになります。

▼セット・スタイリングの手順

・ブロー編

① 自然な雰囲気で乾かす
② 手でトップの髪の毛を立たせる

・ワックス編

① ワックスを少量手に馴染ませる
② 髪の毛の表面のみ無造作に馴染ませる

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（セット・スタイリング方法を動画で見たい方はこちら）

フェードカットは、ツーブロックと同じように間違いなくこれからも日本で流行っていきます。これから、ぜひ挑戦したいと考えているメンズも多いでしょう。しかし、フェードカットは全体のバランスがとても難しいショートヘアスタイルなのは間違いありません。

紹介した依頼方法やセット方法をチェックして、理想的なフェードカットを目指してください。しっかりと事前にチェックをしておけば、イメージ通りのフェードカットが手に入ります。