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「ファンチョルスン」とは
生年月日 | 1983年9月1日 |
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出身地 | 韓国 ソウル |
身長 | 177.5cm |
体重 | 93.0~102.1㎏ |
SNS | Instagram、Youtube |
人間離れした韓国のボディビルダーで「怪物チョルソン」の異名を持つチョルソン(Chul Soon)。各大会で披露したロボットダンスやダンスのポーズをポージングルーティーンに組み込み一躍有名になりました。そんなチョルソンの生い立ちから、筋トレ方法などを見ていきましょう。
ファンチョルスンの生い立ち
ボディビルディングを始めるまで
ファンチョルスンは、1983年9月1日に韓国ソウルで生まれました。もともと体が細く、20歳の時は57kgしか体重がなく、そのせいでいじめられることもあったそうです。体が細いことはいつしかコンプレックスとなり、そのコンプレックスを解消するために筋トレを始めました。
幼いころからハンドボールをしており、高校時代は韓国代表チームにも選ばれています。しかし、ハンドボールはプロになっても食べていけないということから、ハンドボールの道は断念しました。
ボディビルディングとの出会い
筋トレの知識が全くなかったファンチョルスンは、毎日3000回の腹筋をし殆ど毎日2~3時間をジムでの筋トレにあてていましたが、それで体が大きくなることはありませんでした。悔しくなった彼は、しっかりしたトレーニングプログラムを作成し、栄養管理を行うようになります。
また、ソウルのフィットネスジムに就職し、どんどん筋トレにのめりこむようになりました。この頃に友人に勧められてボディビルの大会に参加し始めます。
ボディビルディングの世界に入った後
26歳になったファンチョルスンは2009年Musclemania World Championshipsで2位の成績を収め、本格的にボディビルのプロを目指すようになります。そして、翌年2010年のMusclemania World Championshipsで優勝し、プロカードをもらいました。
2012年にはフィットネス分野に転向し、Muclemania Fitness World Championshipsでも世界チャンピオンになりました。その後も大会では上位の成績を残し、世界でも有名な韓国人ボディビルダーとなりました。
現在
輝かしい功績を残したファンチョルスンは、現在は多方面で活躍しています。江南(カンナム)でフィットネスクラブを運営する傍ら、広告モデルとしてCMに出演したり、ドラマや映画にも数多く出演しています。また、「クリンピ」という会社の経営者としてサプリメント開発も行っています。
ファンチョルスンの大会成績
ファンチョルスンの大会成績を見てみましょう。さすがボディビル界で「アジアン・アーノルド」と言われるだけの偉大な成績を残しています。
IFBBによって毎年開催されるミスター・オリンピアには参加していません。
2016 Musclemania Universe at Fitness Universe, Professional Medium:1位
2015 Musclemania Universe at Fitness Universe, Professional Medium:1位
2015 Musclemania World at Fitness America Weekend, Professional Medium:2位
2014 Musclemania Universe at Fitness Universe, Professional Medium:1位
2013 Musclemania World at Fitness America Weekend, Professional Medium:2位
2012 Musclemania World at Fitness America Weekend, Professional Heavyweight:1位
2011 Musclemania World at Fitness America Weekend, Professional Heavyweight:4位
2010 Musclemania World at Fitness America Weekend, Lightweight:1位
2010 Model Universe at Fitness Universe:3位
Musclemania Universe at Fitness Universe, Lightweight:4位
2010 Musclemania Universe Korea, Sports Model:1位
2009 Fitness Korea, Sports Model:3位
2009 Musclemania World at Fitness America Weekend, Lightweight, 2nd place
ファンチョルスンの筋トレについて
ファンチョルスンはインタビューの時に「コンパウンド種目」でトレーニングしていると答えていました。「コンパウンド種目」とは同時に複数の筋肉を鍛えられるトレーニング方法のことです。いくつかのコンパウンド種目を1セットとし、これを1日に数セット行っています。
それでは、ファンチョルスンの代名詞である怪物級に大きな胸筋のトレーニングを含めた、部分別のトレーニングを詳しく見ていきましょう。
胸の筋トレメニュー
・フラットベンチプレス
・インクラインベンチプレス(スミスマシン)
・フラットベンチダンベルプレス
(スミスマシンの使い方については以下の記事も参考にしてみてください)
スミスマシンの使い方!初心者もわかるメニュー&やり方!向きに要注意?
出典:Slope[スロープ]
腕の筋トレメニュー
・ダンベルフレンチプレス
・ダンベルカール
・ダンベルトライセップスエクステンション
・バーベルカール
・プッシュダウン
・バイセプスカール
(ダンベルフレンチプレスについては以下の記事も参考にしてみてください)
ダンベルフレンチプレスのやり方!上腕三頭筋に効かせる&肘を痛めないコツを解説
出典:Slope[スロープ]
背中の筋トレメニュー
・デッドリフト
・ダンベルプルオーバー
・懸垂
・シーテッドローイング
・フロントネックプルダウン
(デッドリフトの平均については以下の記事も参考にしてみてください)
デッドリフトの平均は?最適な重量・回数がわかる!体重・初心者〜上級者に分類して解説
出典:Slope[スロープ]
ファンチョルスンの食事・栄養摂取について
食生活
残念ながらファンチョルスンの一日の食事について詳細なメニューを見つけることができませんでしたが、ファンチョルスンのインスタグラムやYoutubeを見るに、「高たんぱく質の食事」がメインになっています。特に魚を好んで食べるようで、Youtube上で彼が山盛り魚料理を食べる動画は人気の動画の一つです。
足りないたんぱく質については、ホエイプロテインで補っています。
他は玄米、バナナ、アボカドを好んで食べるようです。
(筋トレと食事との関係については以下の記事も参考にしてみてください)
【筋トレ×食事】効果UPの食べ物〜筋肉の発達が停滞するNG例など徹底解説
出典:Slope[スロープ]
サプリメントなどでの栄養摂取
サプリメント開発もしているファンチョルスンですが、プロテイン以外摂取していないそうです。
彼曰く、「酒が最強のサプリだ」とのこと。
ファンチョルスンのステロイドなど薬物問題
ファンチョルスンは、ステロイドを使用しているという噂が跡が立ちません。彼のYoutubeのコメント欄でのステロイドに関するコメントはたくさんあります。確かに、2012年から2014年にかけては体がかなり大きくなっています。
本人は「サプリメントとプロテインしか活用していないし、大会で行われるドーピングテストには落ちたことはありません」と答えています。
海外や日本でも腕や肩の大きさが怪しいという噂は流れています。しかし、具体的な証拠がないため、真相は闇の中です。
ファンチョルスンの私生活について
現在でこそ奥さんや子どもがいて仲の良い家庭を築き上げていますが、それまではかなりの遊び人でした。クラブが大好きで、クラナン師として有名です。ソウルのClub Octagonには楽しんでいる姿がたびたび目撃されていたそうです。
山岸秀匡との関係は?
日本選手初のIFBBプロである山岸選手との接点はなさそうです。
ファンチョルスンは名言も多数残している?
ファンチョルスンは、2014年のインタビューで「僕にはたくさんのガールフレンドがいるよ。誰のものにもなりたくないんだ。僕はみんなのものだからね。」という名言(迷言?)を残しています。
女遊びが激しかったことをうかがわせます。
(筋トレの名言については以下の記事も参考にしてみてください)
筋トレの名言30選!モチベ向上&面白い迷言別に紹介!日本〜海外まで徹底網羅!
出典:Slope[スロープ]
ファンチョルスンの筋肉を拝める画像集!
ファンチョルスンの筋肉を目指してみよう
ファンチョルスンの身長・体重などの基本情報や現在までの歴史、トレーニング方法などを彼のSNSの画像や動画を交えて紹介しました。高強度なトレーニングと食事によって彼の身体が作られていると分かりましたね。大きくて綺麗なファンチョルスンの筋肉をぜひ目指してみましょう。