ボディメイク

筋トレ・運動の知識

筋トレが辛い…原因は?【辛い→快楽】に変えて継続する簡単な秘訣を解説

2020年11月11日

筋トレが辛いと感じた時にはどうしたらよいのでしょうか。筋トレをしていて辛くなると、めんどくさい・楽しくないと感じてしまい、やめたいと考えてしまうのは残念です。そこで今回は筋トレが辛いと感じた時に、辛さを快楽に変える簡単な秘訣を解説していきましょう。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
instagram / Twitter / HP

筋トレが辛い…どうして?

筋肉をつけてかっこいい体にしようと思い立って筋トレを始めたはずのに、途中で辛くなってやめてしまったという経験がありませんか。最初のうちは筋トレをしていて楽しさを感じたり、筋肉がついてくることに喜びを感じていたはずが、どうして辛く感じるようになるのか解説します。

もしも筋トレが辛いと感じていたなら、今回の記事を参考にしてモチベーションを高めていきましょう。

筋トレが辛い人にありがちなこと

まずは筋トレが辛いと感じる人にありがちなことを確認しましょう。辛いと感じる時は肉体的なものと精神的なものがありますが、どのようなことが原因になるのか解説していきます。

辛さに弱い

何事にでも当てはまりますが、少しでも辛さを感じてしまうと一気にネガティブな思考に陥ってしまい、途中でやめてしまう人がいます。辛さに敏感な人は物事や目標を達成する前に投げ出してしまうことが多い傾向があります。また辛さに弱い人は一度辛いと感じてしまうと、やめたいという考え方になりがちです。

筋トレをしていると肉体的な疲労や筋肉痛の痛みを感じるといった、肉体的な辛さを感じることは当たり前です。それを分かっていても肉体的に辛い思いを経験してしまうと、辛さを乗り越えずに途中でやめてしまうことが多いのです。

また1度辛いと思ってしまうと、やる気自体が萎えてしまいます。だんだんとやめたいという思いが強くなってしまいますので、辛さに弱い人は少しの辛さでも強烈な辛さとして捉えてしまうでしょう。

目標が高すぎる

目標を高く設定してしまうことで、途中で辛さに負けて投げ出してしまうといことがありがちです。何事も計画通りに事が進まない・期日に仕上がらないのように、プレッシャーを感じることで、精神的な辛さが増加します。これは筋トレにも言えることで、自分ができる範囲以上の目標を設定してしまうことで、精神的な辛さを感じてしまようのです。

筋トレは自分との戦いでもあります。もちろん目標を高く設定することについては何の問題もありませんが、思い通りの結果が出るかは自分次第です。誰かの協力によって結果が大きく変わるものではありませんので、自分が達成できる目標レベルを考えなければなりません。

負荷をかけ過ぎている

自分が持ち上げることができる負荷以上の負荷をかけて筋トレをしていませんか。歯を食いしばってでないとこなせないような負荷をかけて筋トレをすることは、筋トレを辛くしてしまう人にありがちなことです。

筋肉に強い負荷をかけて筋トレを行った方が、筋肉増強に繋がることは間違いありません。しかしあまりにも強い負荷をかけ過ぎてしまうと、体の負担が増して疲労が増加したり、体を痛めてしまう原因となります。そのような強い負荷をかければ、筋トレが辛くなったしまうのは当然のことです。

筋トレやかけるべき負荷に対して知識が不足していると、つい負荷をかけ過ぎて筋トレを辛いものにしてしまいます。やみくもにするのではなく、正しい知識のもとでトレーニングは行いましょう。

(筋トレのセット数・回数の最適解については以下の記事も参考にしてみてください)

オーバーワークをしている

自分の体力以上の運動は、オーバーワークに繋がります。体を酷使したり、十分な疲労回復がされていない時には、辛さを感じてしまうでしょう。短期間で結果を出したいという思いが強いことで、必要な筋肉が付いていないにも拘わらず、筋トレのメニューを増やしたり、回数やセット数を増やすことは、筋トレが辛いと感じる人にありがちです。

頑張ることと無理をすることは違いますので、筋トレのやり過ぎ・オーバーワークに注意しながらトレーニングすることが大切です。

(筋トレのオーバーワークについては以下の記事も参考にしてみてください)

筋トレを「辛い→快感」に変える秘訣

筋トレを辛いと感じてしまい思わずやめたいと思うことなく、辛さを快感に変える秘訣を紹介します。もしも辛いと感じた時には、こちらを参考にしてモチベーションを維持しましょう。

日々の変化を確認する

たとえ辛さを感じていても、努力の成果を実感するとモチベーションは高まります。例えばダイエットがよい例で、微量であっても体重が減っていると喜びを感じるものです。辛さが快感に変わる瞬間があると、モチベーションの向上に繋がります。

日々の変化は鏡で自分の体の変化を視覚的に確認したり、筋肉量が分かるヘルスメーターを使用することでリアルな数値を確認することができます。筋トレも同じで日々の変化を確認することで、筋トレをしていて感じる辛さが快感に変わっていく秘訣なのです。

日々の変化が確認できることによって、辛さが快感に変わります。また辛い筋トレを乗り越えることができたという自信にも繋がっていくでしょう。

短期間で成果が出る筋トレをする

長期的な取り組みで達成できる高い目標を設定するより、短期間で達成できる低い目標を設定する方が、成功を何度も体験できることで辛さが快感に変わっていく秘訣と言えます。短期間に設定することで目標達成までの辛さを感じる期間が短くなるので、精神的な辛さに弱いという人は期間設定を見直すと良いでしょう。

短期間で設定していた目標も徐々に高いものに設定していくことで、より大きな成果を得ることができます。筋トレの場合は長期的な取り組みによって筋肉増強などの成果を実感できることが多いですが、短期間で成果を得らるものもあります。まずは短期間で成果の出る簡単なものから取り組むと、辛さを快感に変えて筋トレを続けらるのです。

休息日を作る

辛さを感じた時には思い切って休息日にして、体を休めるのと同時に気持ちを切り替えることも秘訣です。疲労が溜まっていたり、仕事終わりなど肉体的・精神的な辛さを感じているときに無理して筋トレをすると、余計に辛くなることに繋がってしまうのではないでしょうか。

疲労が十分回復し、気持ちもリフレッシュした状態で筋トレをすると、さわやかな気持ちになれて快感を感じることができます。時には思い切って休息を取ることで、辛いと感じるメンタルとも上手く付き合うことを心得ましょう。

(筋トレの休息日の重要性については以下の記事も参考にしてみてください)

筋トレが辛い→快感に変わった人の体験談

実際に筋トレが辛いと感じていたが、快感に変わったという人の体験談を紹介します。リアルな声を聞いて、参考にできるところは活用していきましょう。

苦しみを乗り越えて趣味になった



筋トレをして感じる辛さが快感にかわり、筋トレが趣味になったという体験談です。ガリガリという体型を筋肉質な体型に変化させるために筋トレを始めたようですが、筋肉をつけるという目標があることがモチベーション維持にも繋がっているのでしょう。

慣れるまでが重要



初めは辛さを感じていたものの、慣れるまでの辛い時期を乗り越えたことで辛さが快感に変わったという体験談です。筋トレは人生を劇的に好転させるツールとだと思えばいいという書き込みがあるように、考え方ひとつで慣れるまでの辛さも乗り越えられるのです。

筋肉痛が快感の秘訣



筋肉痛が快感に変わるという体験談もあります。筋肉痛がくるようなハードな筋トレをした時には、筋肉痛が筋肉増強のサインと考えると、筋肉痛が快感にも変わっていきます。

(筋肉痛については以下の記事も参考にしてみてください)

見た目の変化が快感に



見た目の変化が辛さを快感に変えるという声があります。視覚的に分かる見た目の変化があると、筋トレのモチベーション向上に繋がります。これだけ変わると辛さも乗り越えられるという考え方に変わるのです。

嫌なことが忘れられる



筋トレをしている際に辛いと思う分、嫌なことも忘れられることが快感に感じるという体験談がありました。そのような効果があると分かると、筋トレの辛さがよりたまらなく快感なるのでしょう。

筋トレが辛い気持ちが吹き飛ぶ名言集

ここからは筋トレの辛い気持ちが吹き飛ぶ名言を紹介します。辛い時にはこれらの言葉を思い出しましょう。

あきらめなければ必ず道はある。必ず。

発明家でありトヨタグループ創業者・豊田佐吉の名言。辛さを感じても途中で諦めなければ、きっと筋トレの効果を実感できます。

やるか、やらないかですよ、人生は やればそれだけのものが返ってくるし、やらなければそのままですよ。なんにもない。

元プロ野球選手・桑田真澄の名言。辛くて筋トレをやめようかと思った時には、思い出して下さい。やらなければそのままですよ。

苦しむことから逃げちゃイカン。 人生はずっと苦しいんです。 苦しさを知っておくと、苦しみ慣れする。 これは強いですよ

漫画家・水木しげるの言葉。辛さは筋トレだけに感じるものだけでなく、人生でも感じるもの。それぐらいスケールを大きくとらえれば、筋トレの辛さも乗り越えられます。

諦めず、妥協せず、挑戦する勇気、 努力を惜しまない姿勢

プロサッカー選手・長友佑都の名言。辛くてやめたくなっても諦めてはお終いです。筋トレに対しても努力を惜しまない姿勢が大切です。

苦悩というものは前進したいって思いがあって、 それを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。 だから苦悩とは飛躍なんです

元プロ野球選手・イチローの名言。苦悩は乗り越えられる人のもとにしか訪れない。辛さを感じても自分は必ず乗り越えられると言い聞かせましょう。

(筋トレの名言については以下の記事も参考にしてみてください)

筋トレが辛いのは誰しもが通る道

今回は筋トレが辛いと感じる原因や、辛さを快感に変える秘訣について解説しました。時には辛くてやめたいと筋トレをしていると感じることがあるかもしれませんが誰もが通る道です。途中で諦めずに筋トレを続けることがあなたのボディメイクに必ず役立ちます。辛くとも乗り越えられると信じましょう。