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トーソローテーションとは?効果ないと不人気?効く部位〜使い方まで解説!

2020年11月14日

腹斜筋を鍛える「トーソローテーション」。腹斜筋は体幹を整え、体のくびれを作るのに重要な筋肉ですが、トーソローテーションは効かないと言う人もいます。実際のところはどうなのか、正しいトーソローテーションのやり方と効果について解説していきます。

【監修】パーソナルトレーナー 高津諭

トレーニング指導歴22年。大阪・兵庫を中心に活動するパーソナルトレーニングを提供しています。現在、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会のマスタートレーナーとして、またJOTスポーツトレーナー学院の校長として後進の育成、指導にも尽力している。HP / ブログ / Twitter

体を捻るときのポイント

捻る際には、鳩尾(みぞおち)よりも下から腹斜筋を意識して下半身だけを動かすのがポイントです。息を吐きながら上半身は固定したまま、下半身だけを捻ります。1セット行ったら、今度は台座を逆向きにして、反対の腹斜筋も同様にエクセサイズを行っていきます。

鳩尾(みぞおち)の下を中心に腹斜筋を意識して、1、2で捻り、1、2、3、4でゆっくりと下半身を元に戻していきます。マシンのウェイトが完全に下についてしまわないよう最後まで戻さずにギリギリで止めるようにすると、より腹斜筋へ効果的に負荷をかけられます。

負荷をあげたりすると、足やパッドを使って体を捻ってしまいがちですが、それでは腹斜筋への負荷がかかりづらくなってしまいます。あくまでパッドは身体を支えるために使い、腹斜筋のみを使って捻るようにしましょう。

(くびれについては以下の記事も参考にしてみてください)

トーソローテーションは不人気という一面も?

腹部の正面にある、いわゆるシックスパッドとも呼ばれる腹直筋に比べると、腹斜筋は筋トレを行っても見た目の変化に乏しく、現状ではトーソローテーションは比較的人気のないエクセサイズかもしれません。また、トーソローテーションは効かないという人も中にはいます。

確かに腹直筋を鍛える自重トレーニングのシットアップやクランチに比べると、トーソローテーションはあまり知名度がなく、初心者であればなおさらとっつきにくい印象があるでしょう。

しかし腹直筋と並んで腹斜筋は体幹を支え、体の見た目にもくびれを作ってくれる重要な筋肉です。お腹周りのくびれを作る腹斜筋を鍛えるトーソローテーションは、むしろしっかりと取り組んでいけば、ボディメイクと体幹強化に効果のある筋トレです。

(腹筋ローラーによる腹斜筋の鍛え方については以下の記事も参考にしてみてください)

トーソローテーションは知名度が低いが効果的!

トーソローテーションが効果ないと言うのは、多くの場合正しいやり方で行われていないからです。今回紹介した正しい姿勢とやり方をしっかりと押さえた上でトーソローテーションを行えば、腹斜筋を効果的に鍛えることができます。

腹斜筋を鍛えることは、体幹強化とお腹周りのくびれづくりに役立ちます。また、トーソローテーションは腹斜筋だけでなく脊柱起立筋などの体幹を支える筋肉にも効果があるため、積極的に取り入れていきたい筋トレと言えます。

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