ローバースクワットの効果&フォーム!初心者向けにハイバースクワットとの違いをに解説!
ローバースクワットとは、筋トレBIG3の一つであるバーベルスクワットの基本動作の種類です。今記事では、バーを担ぐ位置で変わる効果や正しいフォーム、重量・回数・セット数まで初心者向けに詳しく解説します。その他、ローバースクワットの不向きや、シューズ選びについてまで紹介しているので、必見です。
目次
- ローバースクワットとは?
- ローバースクワット・ハイバースクワットのフォームの違い
- 担ぐ位置の違い
- 姿勢の違い
- ローバースクワット・ハイバースクワットの効果の違い
- ローバースクワットの正しいやり方
- スタートポジション
- しゃがむ
- 切り返す
- スクワットのやり方の基本
- ローバースクワットのコツ&注意点
- ①膝が極端に前に出る
- ②腰が曲がる
- ③前傾姿勢になりすぎる
- ④重心が後ろに行く
- ⑤膝が内側に入る
- できない場合の対処法について
- 呼吸法について
- ローバースクワットの重量・回数・セット数など
- ローバースクワットの不向き
- ローバースクワットが向いている人の特徴
- ローバースクワットが向いていない人の特徴
- ローバースクワットに向いているシューズは?
- ローバースクワットをマスターして筋トレ効率アップ
- 筋トレメニューに関する記事もチェック
ローバースクワットとは?
ローバースクワットとは、筋トレBIG3の一つでもあるバーベルスクワットの種類です。通常よりもバーベルを下の位置で担ぐという特徴があり、鍛えられる筋肉部位も変わってきます。
それでは、ローバースクワットと対となるハイバースクワットとのフォームの違いを見て行きましょう。
(筋トレのBIG3については以下の記事も参考にしてみてください)
ローバースクワット・ハイバースクワットのフォームの違い
まずはローバースクワット・ハイバースクワットのフォームの違いについて解説していきます。違いは大きく分けて以下の2点になります。
・担ぐ位置の違い
・姿勢の違い
それでは詳しくみていきましょう。
担ぐ位置の違い
まず、ローバースクワットとハイバースクワットの大きな違いであるバーベルを担ぐ位置を解説して行きます。
ローバースクワット(写真左)は、肩甲骨や三角筋を使ってバーを支え、ハイバースクワット(写真右)では首の根本にバーベルを置くイメージです。バーベルを担ぐ位置により姿勢や動作の仕方が変わり、それぞれ効かせられる筋肉部位などに違いが生じます。
次に、ローバースクワットとハイバースクワットで変わる姿勢の違いについて見て行きましょう。
(全身の筋肉が鍛えられるオーバーヘッドスクワットについては以下の記事も参考にしてみてください)
姿勢の違い
ローバースクワットとハイバースクワットで担ぐ位置が変わることにより、姿勢や軌道に関しても違いが生まれてきます。
ハイバースクワットは立った状態でも重心が真っ直ぐになるので、そのまま上下運動が可能です。ローバースクワットではバーベルが通常よりも下となる為、そのまま立ってしまうと後ろに重心がかかり倒れてしまいます。そのため、ローバースクワットは重心を安定させるために前屈みになって上下運動をするという特徴があります。
(バーベルを体の前でかつぐスクワットについては以下の記事も参考にしてみてください)
ローバースクワット・ハイバースクワットの効果の違い
ローバースクワット(写真左)は、前傾姿勢の状態で上下運動をすることにより股関節の可動域が大きくなるのが特徴です。このことによりハムストリングス・お尻など後ろ側の筋肉に効果的に負荷を与えることができます。逆に、ハイバースクワット(写真右)では大腿四頭筋など前側の筋肉に負荷がかかりやすいのが特徴です。
さらに、ローバースクワットでは膝関節の動くが小さくなるので、膝に不安を抱えている方でも膝にかかる負荷を抑えてスクワットを行うことが可能です。特にこだわりがない方や初心者の方には、基本的に股関節の可動域が大きいローバースクワットが推奨されています。
(ハイバースクワットの効果&フォームについては以下の記事も参考にしてみてください)