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トリガーポイントのマッサージボールが話題に!全種の特徴&使い方〜口コミまで紹介!

2021年03月23日

セルフケア商品を多く取り扱っているトリガーポイントのマッサージボールについて紹介します。MB1、MB5、MB2などがあり、足裏や肩甲骨など全身に使えます。実際に使用して、腰痛や肩こりが改善したことがある人の口コミも集めたのでチェックしてみてください。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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トリガーポイントのマッサージボールが効果が高いと話題に!

出典:https://www.muellerjapan.com/triggerpoint/product/massage-ball/

セルフケアを行うためには、マッサージボールを用いて筋膜リリースを行うことがより効果的です。自分の手が届かない部位に局所的に効かせることができ、値段も手頃なものが多いので取り入れやすいでしょう。一般的にマッサージボールを使用したセルフケアには、次の5つのメリットがあります。

・力を入れやすく効率が良い
・素手で行うより広範囲にマッサージできる
筋膜リリースができる
・転がすだけでも簡単にできる
・手では届かない背中や肩甲骨などの場所もできる

テニスボールやラクロスボール、ゴルフボールでもマッサージボールと同じ使い方ができますが、マッサージボールの方が効果的です。なかでもトリガーポイントのマッサージボールは優秀と話題を集めています。その特徴を見ていきましょう。

トリガーポイントのマッサージボールの特徴

出典:https://www.muellerjapan.com/triggerpoint/product/massage-ball/

トリガーポイントは、セルフケアによって、スポーツパフォーマンスの向上を目指す人、ライフスタイルを変えたい人におすすめのメーカーです。その中でも、トリガーポイントのマッサージボールは特徴は次の3つです。

・EVAフォーム素材のため耐久性に優れている
・表面のストライプ構造で滑り止め
・使える部位が多い

ここでは、その特徴と他社のマッサージボールと比較して詳しく説明します。

EVAフォーム素材のため耐久性に優れている

トリガーポイントのマッサージボールはEVAフォームを採用しています。EVAフォームの特徴には、汎発性弾性、復元性、グリップ性があります。そのため、他のマッサージボールのように体重をかけて動いても、変形することがありません。また、水に強い素材のため使用するごとに洗って清潔感を保つこともできます。

表面のストライプ構造で滑り止め

出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/sportsimpact/triggerpint-mb5.html#&gid=itemImage&pid=5

マッサージボールで筋膜リリースを行う時、ボールが滑って筋膜リリースをしたい部位からずれてしまうこともあります。ずれてしまうと骨を押すことになってしまい、ケガに繋がりかねません。その対策として、トリガーポイントには表面にストライプ構造が施されています。

使える部位が多い

出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/sportsimpact/triggerpint-mb5.html#&gid=itemImage&pid=4

ボールの種類が5つあるため、部位に応じて圧をかけることができます。たとえば、MB1は硬すぎず柔らかすぎないボールなので初心者にもおすすめします。対照的に、同じ大きさのMBXはMB1よりも硬いため経験者向けの作りです。また、MB1を2つ繋げたMB2は背中や首といった左右の筋膜が隣り合わせになった部位に効果的です。

一方で自分にあった圧をかけられなかった場合、効果を感じなかったり、痛みやだるさを感じることもあります。ボール選びは、十分に時間をかけましょう。

(筋膜リリース後に『だるい』と感じることについては以下の記事も参考にしてみてください)

トリガーポイントのマッサージボールの種類

出典:https://www.muellerjapan.com/triggerpoint/product/massage-ball/

トリガーポイントのマッサージボールの種類は5つあります。ここでは、それぞれの特徴と使い方について紹介していきます。

マッサージボール MB1

硬すぎず、大きさもどこの部位にも使いやすいMB1は、トリガーポイントのマッサージボールの中で一番初心者におすすめできます。今からマッサージボールでの筋膜リリースを取り入れるなら、まずはこのボールで試してみましょう。nnランニング、マラソン、球技などの一般的なスポーツをしている人には、このMB1が推奨されています。ストレッチの前に筋膜リリースを行うことで、より効果を得られます。持ち運びも簡単なので家庭やオフィスでも、疲れた時にすぐ使用することができ、日常に取り入れやすいです。

サイズ 直径6.5cm
タイプボール型
素材EVA
重さ約22g
使用できる部位ヒラメ筋(ふくらはぎ)、前脛骨筋(すねの外側)、大殿筋(お尻)、梨状筋(お尻)、腰方形筋(腰)、大胸筋(胸)、僧帽筋(首から肩)
グリーン

マッサージボール MBX

トリガーポイントのマッサージボールの硬質モデルです。大きさはMB1と同じでスタンダードな6.5cmですが、2倍硬くできています。そのため、マッサージボールでの筋膜リリースに慣れてきた人におすすめできます。硬めのマッサージボールは、深くアプローチすることができるので筋膜疲労や痛みを軽減しやすいでしょう。nnMBXを取り入れている人の中には、あらゆるセルフケア商品を試してみた結果、このMBXがお気に入りになった人もいます。特に、肩甲骨や首まわりをほぐすことで気持ちよさを感じている人が多いです。

サイズ直径6.5cm
タイプボール型
素材EVA
重さ41g
使用できる部位首、肩、大腿部、胸部、大腰筋部、臀部、肩関節周囲、股関節
カラー

マッサージボール MB5

トリガーポイントのMB5は、ウォームアップやクールダウン、マッサージへの使用が推奨されています。テニスボールよりも大きめということもあり、なかなか購入にいたるには勇気がいるようですが、満足しているユーザーが多いです。nn12cmのマッサージボールは大きめです。グリットフォームローラーほどの大きさがあります。そのため、お尻や背中といった広めの筋膜をほぐすのに適しています。逆に手足や肩甲骨といった局所的に筋膜リリースをしたい場合には向いていません。

サイズ直径12cm
タイプボール型
素材EVA
重さ141g
使用できる部位手の届きにくい部位、広い筋膜
カラーグリーン

マッサージボール MB2

トリガーポイントのMB2は他社のピーナッツ型のマッサージボールにはない、幅の調整機能があります。この調整機能のおかげで、背中や腰、お尻といった大きさの違う筋膜にも簡単にアプローチできるようになっています。ただし2段階にしか調整できないので、小柄な方には不向きとの声もあるので注意が必要です。nn普段、テニスボールを靴下やテーピングでくっつけて使用している人は、連結型を購入するとそのずれにくさと使いやすさに感動する口コミが多くみられます。ぜひ、参考にしてみてください。

サイズ直径6.6cm×2
タイプピーナッツ型
素材EVA
重さ108g
使用できる部位背中、首、腰、お尻
カラーグリーン

マッサージボール ハンドヘルド

ハンドヘルドは、人間工学に基づいた握りやすいハンドルを装着しています。あらゆる方向にスムーズに回転するマッサージボールがついているため、マッサージが簡単になります。自分の手の強さで圧を変えられるので、自分の好みの圧に調整することが簡単です。nnハンドヘルドは自分の好みの強さで圧をかけられるので、揉み返しが起こりやすい首筋や肩まわりでの使用をおすすめします。そのため、倦怠感の回復、携帯電話やパソコンの使用による目の疲れやストレス解消に適していると言えるでしょう。オフィスに持っていくこともできるので、会社ですぐに使用することができます。

サイズ高さ:16.5cm 幅:11cm 奥行き:7.5cm
タイプ台座型
素材ABS樹脂、EVA素材
重さ184g
使用できる部位全身
カラーグリーン

トリガーポイントのマッサージボールの使い方

出典:https://www.muellerjapan.com/triggerpoint/product/massage-ball/

ここでは、それぞれのマッサージボールの使い方について紹介します。トリガーポイントのマッサージボールで筋膜リリースを行いたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

MB1の使い方

臀部にある梨状筋の筋膜リリースはMB1が最適です。梨状筋とは仙骨から股関節にかけてついている筋肉です。梨状筋が硬くなると坐骨神経を圧迫し、お尻から足先まで痺れや痛みが出てしまうことがあります。

まずボールを床に置いて梨状筋の下になるようにセットします。梨状筋の位置は、ズボンのお尻のポケットあたりです。ボールに体重をかけながら、ボールがある側の膝を体に4回引き寄せ、さらにその膝を外側にゆっくりと2回開きます。その後、2周お尻を回したあと逆回転でも2回。これを反対側のお尻にも行います。

MBXの使い方

MBXを使って棘下筋の筋膜リリースを行えば、四十肩や五十肩の緩和につながると言われています。棘下筋とは、肩甲骨のど真ん中にあり、肩の関節を安定させるためにあります。

やり方は、立ち上がって両手を前から上にあげた時、あげにくい方の肩から行います。棘下筋の位置に目掛けて、壁と背中の間にボールをはさみます。その状態で体を横に揺らしていきます。少し痛気持ちいいくらいの強さで、30秒から1分間行いましょう。そのまま腕をあげ、壁に手首を付けながら肘の曲げ下ろしを10往復。その後、反対の肩も行います。

(棘下筋のストレッチ&筋トレメニューについては以下の記事も参考にしてみてください)

MB5の使い方

股関節は、なかなか指圧マッサージを受けることがない部位です。そのため、小さなマッサージを使用すると痛みが発生してしまったり、揉み返しが強く出ることに繋がります。そのため、MB5のように直径約12cmという大きめのマッサージボールで圧を分散させるとやりやすいです。

MB5のおすすめの使い方は、まず、内股の股関節周辺にマッサージボールをセットしてください。両肘をついて前を向き、左右に4往復してから、次にボールがある方の足を浮かして上下に4往復します。最後に4回、膝の曲げ伸ばしを行い、反対側も同じように行います。

股関節の柔軟性は身体の健康に不可欠です。股関節が硬いと腰痛の原因になったり、悪い姿勢につながったりと日々の生活にも悪影響を及ぼします。特に現代では椅子に座って長時間仕事や作業するをすることが多いので、より股関節の柔軟性が失われがちです。ぜひ、マッサージで股関節を筋膜リリースしましょう。

(股関節のストレッチについては以下の記事も参考にしてみてください)

MB2の使い方

普段の生活で、肩こりに悩まされることは多いのではないでしょうか。デスクワークやスマホを触ることが増えた現代で、目の疲れや肩こりはストレスの元。効率的に、肩こりを解消するためにはMB2のようにボールが連結されているものが適しています。同時に筋膜リリースを行えるだけではなく、バランスよくほぐすことができるからです。

やり方は、MB2を肩甲骨と肩甲骨の間にセットすることから始まります。脚をまげて、両手を胸の前で組み、左右に肩の上げ下げを4往復行います。次に腕を上げ、床にゆっくりを4回おろして終了です。


(肩こりを解消するマッサージボールの使い方については以下の記事も参考にしてみてください)

ハンドヘルドの使い方

ハンドヘルドは台座に360°動くマッサージボールがついています。台座をもって、ほぐしたい部位に当てて動かすので、筋膜リリース初心者でも簡単に行うことができます。また、自分の手でマッサージボールを動かすので、圧を調整しやすいのもハンドヘルドの特徴です。そのため、痛みや揉み返しのきやすい首周りの筋膜リリースに適しています。

首の筋肉が縦方向についているので、横方向にマッサージボールを小刻みに動かしましょう。少しほぐれてきたら、頭を反対に傾け、縦方向にマッサージボールを動かします。その後は、肩の上の筋肉の上にマッサージボールを置き、胸側から背中側に小刻みに動かします。ほぐれてきたら、頭を反対に傾け、筋肉の上を滑らせます。

(マッサージボールの効果&使い方については以下の記事も参考にしてみてください)

トリガーポイントのマッサージボールで効果を実感した人の口コミ

ここからは、トリガーポイントのマッサージボールを使用して効果を実感した人たちの体験談を見ていきましょう。トリガーポイント以外のマッサージボールを使っていた人や、元々テニスボールを使用していた人などの口コミを集めました。トリガーポイントのマッサージボールの魅力について、要チェックです。

耐久性抜群



様々なマッサージボールで筋膜リリースを行ってきたのでしょう。経験に基づいた、トリガーポイントへの熱い信頼は説得力があります。マッサージボールは体重をかけるので、テニスボールでは耐久性が足りません。せっかく買ったものですから長く使えるものを購入しましょう。

背中がほぐれる



トリガーポイントのボールが2個付いたものは、MB2でしょう。慣れていない動きをすれば、筋肉に疲労がたまりやすくなるので、早めにケアをしてケガの防止に努めることが大切です。筋トレやスポーツの後にケアすることが面倒な人は、寝ながらでもセルフケアを行えるマッサージボールをおすすめします。

プリケツと寝たきり予防



お尻が弱ってしまうと、転びやすくなるためケガする可能性が高まります。ケガをしてしまうと脚の筋力が弱くなって自力で歩けなくなります。歩けなくなることが寝たきりに繋がるので、脚の筋力を維持するためにもお尻の筋肉をほぐしておくことが重要です。

座りながらでも利用できることがマッサージボールの良いところです。デスクワークで硬くなってしまったお尻の筋肉は、デスクワークをしながらほぐしていきましょう。

(大殿筋の筋トレメニュー集については以下の記事も参考にしてみてください)

トリガーポイント商品が揃っていく



トリガーポイントには、多種多様なマッサージボールが揃っています。その大きさや形状によって、より効果的な部位が変わってくるため、自ずと全種類集めてしまうのかもしれません。まずは、スタンダードなMB1をおすすめします。

肩甲骨からお尻まで押せる



MB2はボールが2つあり、連結していること、またボールの間隔を変えられるため、肩甲骨のように狭い幅でもお尻のように広い幅でも使用することができる口コミです。同時に左右対称の筋膜へアプローチできるため、筋肉がほぐれやすいようです。

トリガーポイントのマッサージボールを購入してみよう

出典:https://www.muellerjapan.com/triggerpoint/product/massage-ball/

トリガーポイントのマッサージボールは他のマッサージボールと比べ耐久性に優れ、滑りにくい構造をしています。またそれぞれの部位に適した大きさや形状、硬さをしています。購入するときは、自分がどこの筋膜リリースを行いたいのか、また今まで筋膜リリースを行ったことがあるかということを考えながらボールを選びましょう。