目次
田代誠の身長・体重などのプロフィール
名前 | 田代誠 |
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生年月日 | 1971年3月3日 |
身長 | 164cm |
体重 | 72kg |
職業 | 株式会社THINKフィットネス取締役 |
株式会社THINKフィットネスの取締役
田代誠は、株式会社THINKの取締役を勤めています。株式会社THINKはゴールドジムを展開していることでも知られる会社で、ゴールドジムが行っているトレーニングセミナーやイベントに講師として登壇することもあります。
田代誠によるセミナーを受けてみたい方は、ゴールドジムの公式サイトをチェックしてみてください。ちなみに、テノール歌手で同姓同名の方がいるのですが、今回紹介する田代誠は、そちらの方とは別人になります。
また、田代誠は離婚歴があるものの、現在はプロトレーナーである坂本愛美と入籍しています。妻である坂本愛美は、ゴールドジムイースト東京にて勤務していた方だそうです。
「真夜中のチャンピオン」とも呼ばれる
田代誠は真夜中にジムで一人黙々と筋肉トレーニングに打ち込む様子から、「真夜中のチャンピオン」と呼ばれることもあります。いつ頃からトレーニングを行うのか、そしてどういった内容を行うのかについては後の見出しで紹介しているので、そちらも併せてチェックしてみてください。
田代誠の生い立ち・経歴
続いては、田代誠の生い立ちや、経歴について紹介します。筋トレを始めたのはいつ頃からなのか、そして大会に出始めたのはいつなのか、これまでどういった成績を収めてきたのかなどを見ていきましょう。
体を鍛え始めたのは15歳のとき
田代誠は、1971年に鹿児島で誕生しました。トレーニングを始めたのは15歳の時で、当時行っていた柔道の補強運動としてウエイトトレーニングを始めたのがきっかけです。1990年に行われた鹿児島大会に出場した際は、初出場にして第3位という好成績を残しています。
1998年に日本ボディビル選手権大会に初出場
1990年に第3位という結果を残したのちも、田代誠はさまざまな大会に出場しました。1995年に開催された鹿児島選手権と、1998年に開催されたボディビルの九州選手権では見事優勝しています。そして、日本で一番レベルの高いボディビル大会とされているのが日本ボディビル選手権大会なのですが、こちらも同年に初出場にして3位に入賞という結果を残しました。
そののちに1999年に開催されたジャパンオープンで優勝しますが、田代誠が日本ボディビル選手権大会で優勝を収めたのは、それから3年後の2001年のことでした。その後も大会で実力を発揮し続け、2004年まで4連続優勝という偉業を果たします。
2005年にボディビルを一時引退する
2001~2004年まで日本ボディビル選手権大会で4連覇という成績を収めてきた田代誠ですが、2005年の大会ではライバルである、合戸孝二に優勝を譲ってしまいます。この大会で2位となった田代誠は、この年に一度ボディビルを引退することになります。
2012年に7年ぶりのカムバック
2005年にボディビルを一旦引退した田代誠ですが、2012年にボディビルの世界にカムバックすることとなります。7年ぶりの大会復帰ではありましたが、日本ボディビル選手権大会で準優勝となりました。
その翌年には世界ボディビル選手権にも出場しており、70kg級で3位に入賞も果たしています。現在でもトレーニングに取り組んでおり、2014年にはアーノルドアマチュア大会で70kg級3位、2016年には日本選手権にて2位という結果を残すなど現役で活動を続けられています。
田代誠の筋トレについて
田代誠は全身の筋肉がバランスよく鍛えられており、その様子から「ミスターパーフェクト」といった呼び名もあります。そんなミスターパーフェクトと名高い田代誠は全身を胸、背中、ハム・カーフ、肩、腕・腹筋、脚前の6分割、もしくは胸・背中を更に2分割した8分割に分けてバランスよくトレーニングを行っています。
シーズンごとにテーマを決めてトレーニングしているとのことで、8分割では頻度が少なくなる、という理由から現在では6分割でのトレーニングを行っているそうです。
月〜土曜日は夜の9時からカーディオを行っており、10時30分からはウエイトトレーニングに移行します。ウエイトトレーニングはウォーミングアップも含めると2時間半ほど行うのだそうで、毎日かなりの量の筋トレを行っていることがわかります。また、重量もとても重く、ベンチプレスはメインセットが167.5kgですが、最大195kgほどを挙げることができます。
(ベンチプレスの日本記録については以下の記事も参考にしてみてください)
ベンチプレスの『日本記録』特集!男性・女性のフルギア・ノーギア別に紹介!
出典:Slope[スロープ]
田代誠の食事について
続いては、田代誠の食事に対する考え方などを紹介します。サプリやプロテインなどへの考えなどについても記載していくので、参考にしてみてください。
減量中の食事について
こちらの動画は、筋肉系YouTuberであるジュラシック木澤とのコラボレーション動画です。5分あたりからは減量中の食事について語られており、炭水化物はできるだけ控え、有酸素運動を始めのうちから取り入れるのが特徴となっています。これは、期限ギリギリで仕上げるよりも早めに減量してキープした方が簡単だ、という考えから導き出されたものだそうです。
また、BCAAサプリについては、「摂らないと駄目だと断言できるくらい」とその重要性を語っています。減量の方法自体は昔から確立していましたが、どうしても筋肉量も減少してしまうのがビルダーの悩みであったそうです。ビルダーがBCAAをとるようになってからは減量しても筋肉が落ちることはなくなったそうで、確かに筋トレに欠かせないものと言えそうです。
(減量期の情報については以下の記事も参考にしてみてください)
減量期の情報は間違い多数!食事・筋トレ・プロテインなど確実に脂肪を落とすコツを解説
出典:Slope[スロープ]
炭水化物の摂取量については個人で調節する
上記の動画の中で減量中はあまり炭水化物を摂らないと語っている田代誠ですが、ほとんどの人は、同じような量では足りないだろうとも言っています。もしも炭水化物を減らして筋力が落ちていくようであれば、有酸素運動を減らすか、炭水化物を増量するかのどちらかで対処しましょう。無理をせず、自分に合った内容に調節していくことも重要です。
プロテインやサプリメントも効果的に取り入れる
ウエイトトレーニングやスポーツ栄養学の専門誌であるアイアンマンに、田代誠の食事内容が紹介されたことがありました。特徴的なのはプロテインの摂取量で、朝の9時から夜の1時まで、ほぼ3時間おきにコンスタントにホエイプロテインを摂取していることです。
1日に7回、しかも1回に50gというかなりのタンパク質を摂取していることも驚きですが、これが減量期であることにも驚かされます。プロテインのカロリー分をしっかり消化できていると考えると、田代誠の筋肉量はかなりのものであると考えられます。
また、トレーニングの前中後で、それぞれ違ったサプリメントを摂取していることも特徴です。グルタミンやクレアチン、HMBといったサプリのほか、動画でも重要性を語っていたBCAAもしっかりと摂取しています。トレーニングの後にはホエイプロテインを摂取し、筋肉の修復も助けています。
(ホエイプロテインの注意点については以下の記事も参考にしてみてください)
ホエイプロテインはニキビが増える…。ただ種類を変えれば美肌効果も!
出典:Slope[スロープ]
プロテインはゴールドジムのものを愛用
1日に7回というかなりの量のプロテインを摂取する田代誠が、愛用している商品についても判明しています。愛用しているものは「ゴールドジムCFMプロテイン」というもので、タンパク質含有量が多いのも魅力です。また、CFM製法で造られたプロテインでGMPを多く含んでいるので、さらにレベルアップしたいアスリートにはピッタリの商品でもあります。
食事はオートミールなどで済ませてしまうことも
田代誠は仕事で多忙であるため、食事を落ち着いてとる時間がなかなか取れないそうです。お昼は簡単なもので済ませることも多いそうで、オートミールやプロテインのみで済ませてしまうこともあります。食事をとる際も、コンビニで購入した鮭の塩焼きなどの魚のおかずや、サラダなどを選んでいるようです。
また、IRONMANの2014年10月号ではボディビル選手権大会のトップ12人について取材しており、その中で毎日食べているという、オートミールについても明らかになりました。オートミールは缶に入った「日食オーツ オートミール」というものを選んでいるようです。原材料はオーツ麦のみとなっており、添加物などは使用されていません。
(オートミールと筋トレとの関係性については以下の記事も参考にしてみてください)
オートミール×筋トレの関係性!筋肉にいい理由〜激ウマ減量レシピまで紹介!
出典:Slope[スロープ]
田代誠のブログ・YouTube・本が有益すぎる
ここからは、田代誠に関するYouTubeや、本について紹介していきます。田代誠は自分のYouTubeチャンネルは持っていないものの、彼のベンチプレスに取り組む様子や、YouTuberとのコラボ動画などがアップされています。内容について少し紹介していくので、こちらも参考にしてみてください。
田代誠の本について
田代誠は、2016年の11月にゴールドジム・メソッドover35という本を執筆しています。ゴールドジム・メソッドという本は何冊か発行されているのですが、田代誠が執筆した内容をチェックしたい方はこちらを手に取ってみてください。タイトルにもある通り、体力の衰えや変化が表れやすくなる、35歳からのトレーニングを解説した内容となっています。
「ウエイトトレーニングは何歳から始めても遅くない!」と表紙にも書かれている通り、これから筋肉トレーニングを始めたい方、そして熟練者の方にとっても身になる内容です。本の内容は理論編と実践編とに分かれており、前者ではトレーニングや栄養、休養の重要性を紹介しています。
また、後者では技術の習得が必要なウエイトトレーニングを選び抜き、詳しい解説が行われています。ゴールドジムのアドバンストレーナーでもある田代誠が書いた著書であるだけあって、口コミでは特に初心者の方からの評判がよいようです。田代誠自身の経験からのアドバイスなども記載されており、中級者の方のステップアップとしてもよいのではないでしょうか。
田代誠のYouTubeについて
先ほど少し触れましたが、YouTubeに田代誠本人が持つチャンネルはありません。ただ、彼を尊敬する後輩ビルダーとのコラボ動画や、ウエイトトレーニングやスポーツ栄養学の専門誌である、アイアンマンのチャンネルによるトレーニング風景の動画などはアップされています。
上記の動画は、田代誠を最も尊敬する選手と語るジュラシック木澤とのコラボ動画になっています。田代誠のトレーニングに対する考え方や、ドーピングに対する考えなどが語られました。田代誠は結果までの過程がとても大切だと考えているそうで、やるべきではないとされているドーピングで結果を出すという考えはよくわからない、と語っています。
また、上記の動画内ではありませんが、田代誠はステロイドに関する質問を受けた際、「全員使ってかかってこい」という名言も残しています。ステロイドを使用せず、ナチュラルで世界と戦っていく姿は、多くのビルダーの憧れともいえるでしょう。
田代誠のプライベート情報
こちらの見出しでは、田代誠のプライベート情報について紹介します。睡眠時間やシーズン後のトレーニングについて紹介していくので、こちらもチェックしてみてください。
睡眠時間は1日3時間
田代誠は取締役として忙しい日々を送る中でも、トレーニングを続けています。驚くことに睡眠時間はわずか3時間ほどだそうですが、それでもアクティブに活動されています。田代誠によると、睡眠時間が短くとも毎日一定の時間に眠っていれば大丈夫、とのことです。田代誠が生活リズムを整えることも重要視していることがわかるエピソードでもありますね。
(筋トレと睡眠との関係性については以下の記事も参考にしてみてください)
筋トレ×睡眠の関係性!質向上の理由〜寝る前・時間・寝不足・眠気まで徹底解説!
出典:Slope[スロープ]
シーズンが終わってからは追い込みすぎないようにする
田代誠の鍛えられた体を見ているとオフのときにもトレーニングを行っているのかと思ってしまいますが、シーズンが終わってから1ヶ月くらいはあまり追い込まないようにしているそうです。シーズン中に高重量でのトレーニングを続けていると体が疲弊している感覚に陥るそうで、この期間を活用して新しい種目に挑戦したり、来シーズンに向けての準備を行います。
また、シーズン終わりにトレーニングを休むことについては、若いうちは気にすることはないと語っています。しばらく休んだせいで持ち上げられていた重量が挙がらなくなったとうことは絶対にないとのことなので、心配はしなくても大丈夫でしょう。
ただ、年を取ると瞬発力が落ちて若い頃に挙げられていた重量を挙げられなくなってくるので、セット数を増やすなどしてより丁寧にトレーニングに取り組む必要がある、とのことです。
田代誠の筋肉を拝める画像集!
ここからは、田代誠の筋肉を拝める画像集を紹介します。ミスターパーフェクトと呼ばれるほどのバランスのよい筋肉を、一気にチェックしていきましょう。
2003年の大会の様子
こちらは、2003年の日本クラス別選手権に出場した際の田代誠です。上半身がかなり大きく、ポーズも堂々とした雰囲気を感じられます。
2013年に披露したダブルバイセップス
こちらは、田代誠が2013年の全日本で披露した、バックダブルバイセップスです。背中や腕、脚にまで隆々としたたくましい筋肉がついています。
たくましい後ろ姿
こちらも、たくましい後ろ姿を披露する田代誠の写真です。衣装が赤色であることもあり、さきほどのショットとはまた違った印象を受けますね。
正面からの堂々としたポージング
先ほどの後ろ姿の田代誠を、正面からとらえた一枚です。胸筋や腹筋、脚の筋肉のどれもかなりたくましく鍛えられており、トレーニングの成果を感じさせる仕上がりとなっています。
すっきりとした後ろ姿
こちらは、2003年に大会に出場した際の後ろ姿です。近年の後ろ姿よりもすっきりとした仕上がりになっていますが、この時点で既にかなり鍛えられていることがわかります。
タンクトップ姿の一枚
続いては、ジムと思われる場所での田代誠を収めた一枚です。特にポージングをとっている訳ではありませんが、腕にはかなり筋肉がついていることがわかります。
見上げる姿勢の田代誠
こちらは、下から見上げる姿勢の田代誠です。前かがみになっていることで腕や胸の筋肉がより強調され、たくましい雰囲気を感じる一枚となっています。
ダンベルを持ち上げる田代誠
こちらは、両手にダンベルを抱えた一枚です。体は日焼けして黒く、鍛えられた筋肉がより強調されていますね。
鬼気迫る雰囲気の表情
歯を食いしばり、鬼気迫る表情でポージングを行う田代誠です。表情は行う人によって差があり、ビルダーの個性を感じられるポイントでもあります。
トレーニング中の田代誠
田代誠の、トレーニングを行う様子を収めた一枚です。肩にも筋肉がついてメロンのようになっており、かなり厳しくトレーニングに打ち込んでいる様子が伝わってきます。
田代誠を目指して筋トレに励もう
この記事では、深夜に筋肉トレーニングを行う様子から「夜のチャンピオン」とも呼ばれる田代誠を紹介しました。田代誠はナチュラルで世界と戦う姿から、多くのビルダーの憧れでもあります。7年ぶりに大会に復帰して見事な成績を残すことができる田代誠を目指して、日々の筋トレに励んでみてはいかがでしょうか。