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チンニングスタンドおすすめ15選!邪魔にならない最強の懸垂器具を厳選!

2021年05月19日

チンニングスタンドは懸垂を行う際に使用する器具で、さまざまなタイプがあります。この記事では、人気の高いおすすめの懸垂器具を15選紹介します。日本製のものなども記載していますし、自作方法なども紹介しているので、自宅で懸垂したい方はチェックしてみてください。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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チンニングスタンドの選び方

広背筋や上腕二頭筋などを鍛えられると人気の懸垂は、チンニングスタンドなどを使用して行います。自宅で筋トレを行っている人は、チンニングスタンドの導入を考えている人も多いのではないでしょうか。この記事では、ホームジムにおすすめのチンニングスタンドや、その選び方などについて紹介します。

・安全性はどうか
・設置スペースはどうか
・機能はどうか

懸垂ラックや懸垂マシンとも呼ばれるチンニングスタンドを選ぶときにチェックしたいポイントは、上記の通りです。下記でこれらについてさらに詳しく紹介していくので、順番に見ていきましょう。

(懸垂の効果&やり方については以下の記事も参考にしてみてください)

安心して懸垂ができるように安全性をチェックしよう

出典:https://i.pinimg.com/236x/66/dc/2e/66dc2e3a7dd48bcf1490a94715a28125.jpg

チンニングスタンドは懸垂を行うためのトレーニングマシンで、体重をかけて使用するものなので安全性をしっかりと確認しておきましょう。

・耐荷重
・安定性

今回は、上記2点に注目してチンニングスタンドの安全性のチェック方法を見ていきましょう。

耐荷重|どのくらいの重量に対応できる?

チンニングスタンドは懸垂や反動を使った激しい動きに使用するマシンなので、まずは耐荷重を確認しておきましょう。一般的なチンニングスタンドは耐荷重が80~120kgほどのものが多いですが、トレーニングをすると反動がついてかかる負担も大きくなるため、自分の体重よりも大きい数値のものを選んでください。

ダンベルプレートなどをつけてさらにかかる重さが大きくなることも考えられるため、自分の体重+40kgくらいのものを選ぶのがおすすめです。

安定性|フレームの太さやアーム部分は安定性につながる

安定感のないチンニングスタンドを選んでしまうと筋トレ中に揺れてしまったり、ギシギシと音がなって懸垂などのトレーニングに集中できないこともあります。なにより不安定なものは怪我のリスクもあるため、フレームが太くて安定感のあるものを選びましょう。

また、アーム部分にフレームがあるかどうかも重要なポイントです。アーム部分にサブフレームがついていればメインフレームにかかる負荷を分散できるので、安定感が生まれます。サブフレームの本数が多ければ多いほどより安定するので、本数をチェックしておくこともおすすめです。

設置スペースを決めてから購入しよう

出典:https://www.pinterest.jp/pin/650348002418990841/

チンニングスタンドは家に置いてみると想像以上に大きいので、場所を確保してから購入することをおすすめします。中でも2mを超えるような高さのものは照明に当たってしまうこともあるため、注意が必要です。

また、幅は1mほどのものが多いですが、トレーニングを行うときのことを考えて、少し余裕をもってスペースを確保しておくようにしましょう。

もし、どうしても部屋のスペースに余裕がない場合は、コンパクトタイプもおすすめです。ドアに引っ掛けるだけでチンニングマシンになる商品なども人気なので、こちらもぜひチェックしてみてください。

(コンパクトなチンニングマシンのどこでもマッチョPROについては以下の記事も参考にしてみてください)

多機能タイプのチンニングスタンドはトレーニングの幅も広がる

出典:https://www.pinterest.jp/pin/650348002418991652/

チンニングスタンドはその名の通りチンニング(懸垂)を行うためのものですが、多機能タイプのものも、トレーニングの幅も広がるので人気があります。

多機能タイプの中には、バーを握って脚を引き上げるレッグレイズや、下のバーを握って体を上下させるディップスなどを行えるものなどもあります。ベンチプレスなどができるバーベルスタンドがついたタイプもあるので、自分が行いたいトレーニングに合わせてチンニングスタンドを選びましょう。

【シンプル】チンニングスタンドのおすすめ3選

HONSAN チンニングスタンド

子供から大人まで使えるチンニングスタンドが欲しいという方には、HONSANから発売されているこちらの商品がおすすめです。165~210cmと10段階で調節できるので、子供の成長に合わせてトレーニングにも使えるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。家族で使用したい方にもおすすめです。nnまた、土台は八字形になっており、足には滑り止めもついているので安定感もあります。耐荷重も150kgと頑丈な作りになっているため、体重が重めの方でも安心して使用できます。

サイズ75×82×165~210cm
耐荷重約150kg
素材高品質スチール
重量13kg
高さ調節10段階

山善 ぶらさがり健康器

コンパクトで省スペース、そして軽量なチンニングスタンドとしておすすめしたいのが、こちらの商品です。ぶら下がったり、懸垂をしたりとシンプルな目的で作られたスタンドですが、重量は8kgと軽いので持ち運びしやすいのも魅力と言えるでしょう。nn高さ調節は、180~220cmの間で5段階で調節が可能です。こちらの耐荷重も90kgと少し少なめなので、購入時はチェックしておいてください。また、使用しないときはハンガーラックとしての使用も推奨されていて、チンニングバーが2本あることでまとまった量の洋服などをかけておくことができます。

サイズ56×65×180~220cm
耐荷重90kg
素材スチール(粉体塗装・クロムメッキ)
重量8kg
高さ調節5段階

ブルワーカー ブラジョイ S2

日本製のチンニングスタンドが欲しい方には、こちらの商品をおすすめします。ただ日本製であるだけでなく、財団法人製品安全協会の定めた厳しい基準を満たした証のSGマークも表示されており、高い品質が保証されている商品でもあります。nnまた、口コミでは「日本製」を購入の決め手にした人も多く、品質に満足している人も多いことがわかります。そして、重量は約12kgと、こちらの商品もそれほど重くないので場所の変更も気軽にできます。カラーも、ホワイトなので部屋の雰囲気になじみやすいのも魅力でしょう。

サイズ85×58×160~220cm
耐荷重100kg
素材スチール、ABS樹脂、硬鋼線60C
重量12kg
高さ調節5段階

【多機能】チンニングスタンドのおすすめ11選

TOP FILM ぶら下がり健康器

耐荷重150kgという耐久性と、6段階の高さ調整でも人気となっているのがこちらの商品です。グリップの素材サンプルをいくつも取り寄せて厳選するなどトレーニングのしやすさにも配慮されており、最適な厚さで滑りにくいものが使用されています。床との設置面は面になっているので、安定感があるのも特徴です。nnまた、オールブラックのシンプルな見た目に加え、オレンジ色のパーツも使用されているのでおしゃれな雰囲気になっているのもまた魅力でしょう。高級感があって傷がつきにくい塗装が施されているので、耐久性もあります。nn

サイズ76×125×235cm
耐荷重150kg
素材
重量
高さ調節6段階
機能レッグレイズ、腕立て伏せ、ディップス

ワサイ(WASAI) ぶら下がり健康器

しっかりとした安定感や、腹筋スタンドの見た目にもこだわりたい、という方はこちらの商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。支柱は7cmと太めに設計されており、見た目もスタイリッシュなものになっているのでトレーニングへのモチベーションも上げてくれるでしょう。nnまた、強い結合が特徴のゆがみ防止設計となっているので、耐久性・安定感にも優れているのも特徴です。安定感の高いトラス構造を採用していることもあり、体重80kgの方が使用してもがたつかずに使用できた、という口コミもあります。

サイズ67×84×230cm
耐荷重120kg
素材高級頑丈スチール
重量約23kg
高さ調節6段階
機能ディップス、プッシュアップ、チンニング、ヒップアップ

ALINCO(アルインコ) チンニングスタンド

こちらは中国製で日本製の商品ではありませんが、アルインコという国内メーカーによって販売されている商品です。シンプルですっきりとしたデザインが特徴のチンニングスタンドになっており、ロックピンとノブボルトによって5段階で高さ調節も可能となっています。nn懸垂やディップスなど本格的なトレーニングに取り組みたいという人のほか、シンプルにぶら下がり健康器として使いたい方にもおすすめです。耐荷重は90kgなので、筋肉量が多い人や体格がよい人は少し注意が必要でしょう。

サイズ109×79×200~220cm
耐荷重90kg
素材スチール
重量24kg
高さ調節5段階
機能チンニングワイドグリップ、レッグレイズ、プッシュアップ、ディップス、ぶら下がり運動

ユーテン(YouTen) ぶら下がり健康器

高いクオリティとコストパフォーマンスで人気となっているのが、こちらの商品です。日本製との記述はありませんが、ISO9001認定工場で生産されており、管理体制がしっかりとしているので品質の高い商品を購入することができます。nnスリムなマシンでありながら旧タイプに比べてパイプの厚みは約42%もアップしており、2点支え方式に改良されているので安定感も抜群です。塗装も高級感があり、傷がつきにくいフルハンマートーン塗装となっているので見た目もおしゃれに仕上がっています。

サイズ75×103×196~226cm
耐荷重100kg
素材スチール
重量
高さ調節7段階
機能ぶら下がり、ワイドグリップチンニング、チンアップ、プルアップ、ディップス、レッグレイズ、レッグレイズツイスト、L字懸垂、レッグレイズ、リバースプルアップ

BangTong&Liぶら下がり健康器

高級スチールを採用し、軽量設計でありながら130kgという耐荷重を実現したチンニングスタンドです。高さは185~205cmの5段階で調節が可能で、身長に応じて使用できるので男性・女性の両方で活用できます。高さの調節はダイヤルを回すだけなので、手軽に調節できるのも特徴です。nnまた、懸垂だけでなくレッグレイズやプッシュアップ、ぶら下がり運動などさまざまな筋トレメニューを行えるので、腕や胸、腹筋などの強化も可能です。頑丈でぐらつきにくい商品を目指して設計しているので、安定感が欲しい方にもおすすめします。

サイズ86×66×205cm
耐荷重130kg
素材高級スチール
重量15.5kg
高さ調節5段階
機能レッグレイズ、チンニングワイドグリップ、ぶら下がり運動、プッシュアップ

MRG チンニングスタンド

部屋の雰囲気にもなじみやすいチンニングスタンドが欲しい方に人気があるのが、この商品です。カラーはブラックやピンクもありますが、ナチュラルカラーのブラウンが特に人気となっています。また、重量は12kgと比較的軽量な商品なので、持ち運びしやすいのも魅力でしょう。nn加えて、66×53cmと省スペースなので使わないときに邪魔になりにくく、耐荷重も150kgと丈夫なのでトレーニング中も安心感があります。持ち手が手に余分な負担がかかりにくい柔らかいグリップが使用されているので、握りやすく、続けやすさにもつながります。

サイズ66×53×168.5~218.5cm
耐荷重150kg
素材
重量12kg
高さ調節7段階
機能ツイスト、レッグレイズ、プッシュアップ、ディップス

HAIGE懸垂マシン プラップバーM2

自分の体型にぴったりと合った高さでトレーニングしたい、という方におすすめなのがハイガーのぶら下がり健康器です。この商品はチンニングバーだけでなくレッグレスト、バックレストも調節可能となっており、なんと90種類のセッティングで自分に合った高さでトレーニングを行うことができます。nn耐荷重は100kgと丈夫で、肉厚フレームを使用したうえゆがみ防止設計が施されているのでハードなトレーニングも安心して行うことができます。また人間工学に基づいた設計になっているのも特徴で、ハンドルバーには頭が抜けるスペースがあるのでチンニングを行いやすくなっています。

サイズ123×110×172~235cm
耐荷重100kg
素材
重量32.2kg
高さ調節10段階(チンニングバー)
機能チンニング、ディップス、プッシュアップ、バーチカルニーレイズ、ぶら下がり等

アディダス パワータワー

人気スポーツブランドである、アディダスからもチンニングスタンドが発売されています。自重トレーニング用に設計された商品で、頑丈なスチールフレームを使用しているので日々のトレーニングにもしっかりと耐えてくれます。nnまた、ついているQRコードをスキャンすれば、トレーニングに役立つ情報をチェックすることもできます。フォームパッドには大きくブランドロゴがデザインされており、マシン自体はシックなブラックとなっているのでかっこいい見た目でモチベーションも上げてくれるでしょう。

サイズ121×115×213cm
耐荷重135kg
素材フォーム, プラスチック, 金属
重量39kg
高さ調節なし
機能ニーレイズ、ディップス、プッシュアップ

チン&ディップスタンド

「本格懸垂トレーニングの最強アイテム」と銘打って販売されているのが、アイロテックのチン&ディップスタンドです。公式HPでは使用動画も紹介されているので、うまく使いこなせるか心配な初心者の人でも扱いやすい商品と言えるでしょう。nnまた、支柱2本のツインチューブタイプとなっているので、しっかりと安定感もあります。チンニングだけでなく腹筋を強化できるニーレイズなども行えるので、全身を鍛えたい方にもおすすめのマシンとなっています。運動不足の解消にもぴったりなのでチェックしてみてください。

サイズ65×138×216cm
耐荷重150kg
素材
重量39kg
高さ調節なし
機能ディップス、バーチカルニーレイズ、プッシュアップ

マドゥレス STEADY ぶら下がり健康器

STEADYのぶら下がり健康器は、耐荷重130kgで安定感のあるチンニングスタンドです。地面との設置面は面になっているので安定感もあり、トレーニングでぐらつくのが心配な方にもおすすめできるタイプとなっています。また、重量も15kgと軽量なので、持ち運びしやすいのも魅力でしょう。nnトレーニングはチンニングのほか、レッグレイズや腕立て伏せなども行うことができます。プッシュアップバーを使用した腹筋は通常の運動よりもより大胸筋へ刺激を与えることができるので、胸の筋肉トレーニングを強化したい方にもぴったりです。加えて、ディップス用のカバーがついている点も特徴です。

サイズ92×87×170~214cm
耐荷重130kg
素材
重量15kg
高さ調節5段階
機能ディップス、リバースグリップチンニング、レッグレイズ、プッシュアップ

FITMATE ぶら下がり健康器具

シンプルな構造ながら、7段階の高さ調節ができる利便性も人気の商品です。こちらの商品も安全ねじで高さを調節するタイプなので、簡単に高さを変えることができます。また、ベースをあえて長めに設計しているので、安定感が高いのも魅力と言えるでしょう。nnそして、重量は24kgと軽い方ではありませんが、その分安定感もあります。補強バーを下部と丈夫に使用することでトレーニング時の揺れも抑えてくれるので、集中して筋トレに励むことができるでしょう。日本製ではありませんが、365日の保証がついており、品質面でも安心できます。

サイズ67×100×160~210cm
耐荷重140kg
素材スチール、ABS
重量24kg
高さ調節7段階
機能お腹痩せ、お尻の引き締め、くびれ作り、筋力アップ効果など

チンニングスタンドは邪魔になる?

多機能タイプや日本製のもなど、さまざまなチンニングスタンドも紹介しましたが、やはり置き場所を確保できない、という方も多いかもしれません。大きいスタンドでは邪魔になる、という方は、コンパクトな以下の商品をチェックしてみてください。

(チンニングスタンドは邪魔で不要なのかについては以下の記事も参考にしてみてください)

どこでもマッチョPRO

どこでもマッチョPROは、ドア枠に引っ掛けるだけで簡単に懸垂ができるという筋トレアイテムです。取付にはねじや工具は一切不要で取り外しも片手で簡単にできるので、懸垂が終わった後は床において、腕立て伏せに使用することも可能です。nnまた、別売りのアシストチューブを活用すれば、筋トレ初心者の方でも簡単に懸垂を行うことができます。日本製との記述はないものの唯一の日本住宅対応モデルとして発売されているので、チェックしてみてください。購入前にドア枠サイズや、天井までの距離などが対応しているかは確認しておきましょう。

サイズ94×50×29cm
耐荷重約110kg
素材本体:スチール グリップ:EVA
重量3.85kg
高さ調節

チンニングスタンドの売り上げランキングはこちら!

チンニングマシンのおすすめ商品を紹介しましたが、自分の部屋に合うものが見つからなかった人はほかの商品もチェックしてみてください。下記では、Amazon、楽天それぞれの売上ランキングを紹介しています。

チンニングスタンドは自作できる?

ここまでは市販のおすすめチンニングマシンを紹介しましたが、実は自作することも可能です。家トレの強い味方である懸垂器具をどのように作るのか、その方法や実際の口コミなどをチェックしてみましょう。

チンニングスタンドの作り方

出典:https://gyoukouseiranpt.com/?p=128

▼材料
・単管パイプ6m×1、1.5m×1、1m×2
・直交クランプ2個
・自在クランプ4個
・中間コーナーK繋ぎ2個
・8mm六角レンチ
・17mmのスパナ
・自在クランプ4個
・2×4材1m
・杉仕上げ材
・こびょう
・両面テープ

▼作り方
①高速パイプカッターを貸し出してくれるホームセンターなどを探しておく
②①のお店で単管パイプを購入し、6mのパイプを2.1m×2と80cm×1、50cm×2に切る
③スパナを使用し、直交クランプで上のバーを固定する
④中間コーナーK繋ぎで垂直にパイプを立てる
⑤六角レンチを使用し、いもねじを回して固定する
⑥自在クランプと50cmのパイプを2本使用し、補強する
⑦2×4材の上にスタンドのパイプをのせる
⑧200cmの長さにカットした杉仕上げ材は両面テープでパイプ横にとりつける
⑨杉仕上げ材は両面テープで接着した後、こびょうで固定して完成

チンニングスタンドを自作した人の口コミ

続いて、チンニングスタンドを自作した人の口コミについて見ていきましょう。

斜めのグリップをつけた



こちらの方は、自作の懸垂スタンドを作る際、斜めのグリップ部分をつけました。動画を見るとしっかりとトレーニングできていますが、グリップの角度をつけすぎたため、少しきつかったと語っています。こちらの方のようにグリップに角度をつけるなどの工夫をすれば、トレーニングの幅も広がりますね。

サンドバッグスタンドとしても使える



こちらの方はチンニングスタンドを懸垂で使用するだけでなく、画像のようにサンドバッグスタンドとしても活用しています。サンドバッグスタンドなどほかの用途でも使用するつもりなら、そちらにも合うように高さを計算しておきましょう。

(チンニングスタンドの自作については以下の記事も参考にしてみてください)

チンニングスタンドで出来る筋トレメニュー

チンニングスタンドを手に入れたら、いろいろな筋トレメニューに取り組んでみましょう。定番のプルアップからL字懸垂、ディップスなどのやり方を紹介していくので、こちらもチェックしてみてください。

順手懸垂(プルアップ)

順手懸垂はプルアップともいう筋トレで、一般的に懸垂と呼ばれるものがこれに当たります。広背筋や大円筋、僧帽筋の下部などに効くメニューで、肩甲骨を動かしながら行うことでしっかりと筋肉を鍛えられます。

やり方はシンプルで、バーを両手で握ったら体を引き上げ、ゆっくりとおろす、が1セットです。プルアップを行うときは肩幅の1.2~1.4倍くらいの幅でバーを握り、グリップを深く握って行うようにしてください。セット数は、初心者の方なら週1回を3セット、上級者の方は週2回を6セットがおすすめです。

(プルアップのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

ワイドグリップチンニング

ワイドグリップチンニングも基本はプルアップと同じですが、より広く腕を広げて行うのがポイントです。このメニューでは大円筋を鍛えることができるので、背中の筋肉をより立体的に見せることができます。

ワイドグリップチンニングを行うときは、身体を反らさずにまっすぐにして取り組むようにしましょう。三角筋後部を鍛えたい場合にはこのフォームはむしろ効果的ではありますが、大円筋を鍛えたいときには体をIの字にする方が効果的です。

セット数は、初心者の方は週に1回を3セット、上級者の方は週2回を6セットほどがおすすめです。数が多すぎてもオーバーワークになってしまうため、少ない回数でしっかりと筋肉に効かせていきましょう。

(ワイドグリップチンニングについては以下の記事も参考にしてみてください)

逆手懸垂(チンアップ)

逆手懸垂はその名の通りバーを逆手で握って行う懸垂で、チンアップとも呼ばれています。逆手懸垂は広背筋への効果が高いのですが、同時に上腕二頭筋への負担も大きくなるのが特徴です。負荷の大きいトレーニングでもあるので、行う前にフォームはしっかり確認しておきましょう。

まず、肩幅よりも広く腕を広げ、バーを逆手で持ちます。そのあとは肩甲骨の内側にテンションがかかっていることを感じながら、体を引き上げ、おろしていきます。体をおろしたとき、最後まで下ろしきってしまうと肩甲骨のテンションが抜けた状態になるので注意してください。

紹介しているように負荷の大きいトレーニングのため、慣れていない人は1回を、正しいフォームでしっかりと行うようにしましょう。慣れてきても無理はせず、正しいフォームを維持できる範囲で行ってください。

(逆手懸垂については以下の記事も参考にしてみてください)

L字懸垂

L字懸垂は、足を前に出してL字の状態になったまま行う懸垂のことです。ある程度筋力が必要なメニューなので、初心者の方はほかの種目から挑戦してみてください。L字懸垂では、通常の懸垂よりもさらに広背筋に負荷をかけることができます。さらに、腹筋、腸腰筋なども鍛えられます。

正しいやり方は、まず懸垂バーにぶら下がります。肘を曲げて身体を上げたら、肘をのばして身体をおろす、という流れを1セットとします。取り組む際は、肩甲骨をしっかりと動かすように意識しましょう。また、膝は曲げて行っても問題はありません。

セット数は、慣れていない人は週に1回を3セット、上級者の方には週2回6セットがおすすめです。

(L字懸垂については以下の記事も参考にしてみてください)

ディップス

ディップスは大胸筋の下部や上腕三頭筋、三角筋前部などに効く筋トレで、足を浮かせたまま肘を曲げ伸ばしする運動です。ベンチプレスなどでは大胸筋下部は鍛えにくいので、バランスよく大胸筋を鍛えたい方には特におすすめしたいメニューです。

ディップスを効果的に行うには、まずバーを持ち、身体を浮かせます。その後、肘の曲げ伸ばしを行いましょう。また、上体を立てたまま行うと肩関節の前方に負担がかかりすぎてしまうため、少し前傾姿勢で行うようにしてください。

セット数は、初心者の方なら週に1回を3セット、上級者の方は週2回6セット程度を目安にするのがおすすめです。

(ディップスのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

チンニングスタンドを使って自宅で懸垂をしよう!

この記事では、自宅でトレーニングしたい方におすすめのチンニングスタンドを紹介しました。チンニングスタンドと一言でいっても特徴はさまざまで、他の筋トレに使えるタイプ、日本製のものもあります。自分に合った商品を見つけて、トレーニングに活かしてみてください。