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サッカーの選手の名言集!海外・日本人・監督別に!かっこいい格言を網羅!

2021年07月05日

一流アスリートには名言がつきものです。この記事ではサッカー選手の名言集を紹介します!日本人選手はもちろん、海外の有名選手や若手注目選手、またサッカー監督のかっこいい名言を網羅しました。選手プロフィールやエピソードと共にチェックしてみてください。

知らない人はいない!?レジェンドサッカー選手の名言

では、早速サッカー選手の名言をチェックしていきましょう。最初に見ていくのは、知らない人はいない有名なレジェンドサッカー選手の名言です。

クリスティアーノ・ロナウドの名言

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愛称CR7、ロニー
生年月日(年齢)1985年2月5日(2021年7月現在・36歳)
国籍ポルトガル
出身地ポルトガル・フンシャル
所属クラブスポルティングCP→ マンチェスター・ユナイテッド→レアル・マドリード→ユヴェントス

クリスティアーノ・ロナウドはサッカーの関係者から世界最高の選手だと評価されているサッカー選手でもあります。車が好きで、ロールスロイスやマセラティなどの高級車を何台も自宅に揃えていることが分かっています。そのほかにもプライベートジェットやヨットを保有するなど乗り物好きな一面があります。

そんなクリスティアーノ・ロナウドは女性関係でも話題になることが度々ありました。2010年には息子が誕生していますが母親は公表していません。また、2017年には双子が生まれていますが双子が誕生した2017年の恋人ジョージナ・ロドリゲスの妊娠は自身の子どもであるとも発表しています。

名言

・サッカーに限界などない。限界がないからこそ今の俺がいる
・僕は野心家だ。偉大な選手たちが歩んできた道筋を追いたいし、個人タイトルとチームの優勝の両方を手にしたいと思っている

サッカーファンでなくてもその名前を聞いたことがある選手のひとりです。限界を自分で設定せず、常に上を目指す姿勢が名言からもよくわかります。

(ロナウドのヘアスタイルについては以下の記事も参考にしてみてください)

リオネル・メッシの名言

出典:https://www.pinterest.jp/pin/742460688573176832/
愛称レオ・メッシ
生年月日(年齢)1987年6月24日(2021年7月現在・34歳)
国籍アルゼンチン
出身地アルゼンチンサンタフェ州ロサリオ
所属クラブバルセロナC→バルセロナB→バルセロナ

リオネル・メッシは2009年~2014年の間、世界最高年収のサッカー選手でした。人気もあり、世界のアスリート年収ランキングで1位に輝いた経歴もあります。13歳でFCバルセロナの入団試験にパスし、そこから彼の輝かしいサッカー人生が始まることとなります。

そんなメッシはマラドーナ2世と呼ばれることもあり、マラドーナ自身もそれを公認しています。サッカー以外では寡黙で自己主張も強くないと評されていました。しかしカンテラ時代から一緒にプレーをしてきたピケによると、「メッシはシャイなんじゃなくてかなりの荒らし屋(皮肉屋)なんだ」と語っています。

名言

・努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ
・乗るべき列車は一度しか通らない

短いながら寡黙でストイックに努力を重ねるメッシらしい名言です。特に、努力に関しては人一倍してきたという自負があるので、こちらの名言が重く響きますね。

(メッシの筋肉については以下の記事も参考にしてみてください)

ネイマールの名言

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愛称NJ Ney
生年月日(年齢) 1992年2月5日(2021年7月現在・29歳)
国籍ブラジル
出身地サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス
所属クラブサントス→バルセロナ→パリ・サンジェルマン

ネイマールは18歳でブラジル代表選手としてデビューし、ペレに続く得点記録保持者でもあります。16歳でスペインを訪れた際は、レアル・マドリードでプレーしたいと語っていました。しかし、後にバルセロナと対戦し、バルセロナやメッシに対しても強い憧れを抱くようになったと話しています。またネイマールはポーカーの愛好家で愛犬の名前もポーカーです。

ネイマールは喧嘩も多く、2016年にはリーガ・エスパニョーラ第10節グラナダCF戦の試合終了後、相手チームのDFを後ろから突き飛ばして問題視されています。また2017年には接触プレーが原因で喧嘩になり、チームメイトの仲裁もむなしく、激怒したネイマールが練習を放棄する事態となったこともありました。

名言

・全力でやって失敗して何がカッコ悪い? 失敗を恐れて何もしない方がよっぽどカッコ悪い
・1%の可能性、99%の信念!常に挑戦をしたいし、自分を乗り越えたいと思っている!

サッカーに関しての名言ですが、仕事や勉強のモチベーションを上げる効果が期待できる名言です。

(ネイマールの筋肉については以下の記事も参考にしてみてください)

ペレの名言

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愛称ペレ、王様
生年月日(年齢)1940年10月23日(2021年7月現在・80歳)
国籍ブラジル
出身地ミナスジェライス州トレス・コラソンエス
所属クラブサントス→ ニューヨーク・コスモス

ペレという名前は実は愛称であり、本当の名前はエドソン・アランチス・ド・ナシメントといいます。ペレというのは彼の父親が所属していたサッカークラブのゴールキーパー、ビレのファンだったことに由来します。なまりのある彼は「B」が上手く発音できず「P」になってしまっていたことからペレと呼ばれるようになりました。

そんなペレは努力家でかなりの負けず嫌いであると評されていました。またピッチの上では自分を神のようにとらえているとも言われています。刈り上げた短いヘアスタイルは父親への尊敬の表れであり、メキシコで流行したこともあります。

名言

・成功は偶然の出来事ではない。勤勉、忍耐、練習、研究、謙虚、そして何よりも愛情が必要である
・自分が世界一だなんて決して言わないこと。それは他の人に言わせればいい

サッカーの王様でもあるペレの名言は野心というよりも勤勉さや愛にあふれています。器の大きさがよくわかる名言といえますね。

デビッド・ベッカムの名言

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愛称ベッカム、貴公子
生年月日(年齢)1975年5月2日(2021年7月現在・46歳)
国籍イングランド
出身地レイトンストーン
所属クラブマンチェスター・ユナイテッド→ プレストン・ノースエンド→レアル・マドリード→ロサンゼルス・ギャラクシー→ミラン→パリ・サンジェルマン

ベッカムは少年時代に天才サッカー少年としてテレビに出演したことがあります。小さい時からマンチェスターU の試合を正装で観戦するなど、かなりの敬意と憧れを持っていました。日本代表と対戦したときには当時の監督であるジーコに正装で「小さいころからファンでした」とあいさつに行ったというエピソードもあります。

そんなベッカムは元スパイスガールズのヴィクトリア・アダムズと結婚し、息子が3人、娘が1人います。子どもたちはサッカーの道に進むも引退をしています。引退後のベッカムはマイアミでインテル・マイアミCFを立ち上げてマイアミ移住計画を練っているという情報があります。

名言

・人生において勝利を得る方法はいろいろとある。しかし、苦労を伴わずしてそれを得ることはできない
・何かを必死でやりたいと思えば、道は開けていくものだ

イケメンでサッカー選手だというだけで、ベッカムは苦労知らずだと誤解している人もいます。しかし努力をしてベッカムはスター選手となりました。ベッカムの名言は人生に迷う人にもおすすめです。

(ベッカムの私服については以下の記事も参考にしてみてください)

ディエゴ・マラドーナの名言

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愛称神の子
生年月日(年齢)1960年10月30日(享年60歳)
国籍アルゼンチン
出身地ブエノスアイレス州ラヌース
所属クラブアルヘンティノス・ジュニアーズ→ボカ・ジュニアーズ(loan)→バルセロナ→ナポリ→セビージャ→ニューウェルズ・オールドボーイズ→ ボカ・ジュニアーズ

マラドーナはペレやベッケンバウアー、ジーコらとともに20世紀サッカーを支えたスター選手です。2020年の11月25日に急死したことは記憶に新しいでしょう。そんなマラドーナは攻撃的で刺激的だという人物評を得ています。家族との確執や女性関係の派手さ、メディアとの関係は荒々しいものでした。

しかしフィデル・カストロキューバ議長とは深い友人関係を築いており、自身の結婚式にカストロを招待したばかりでなく、2000年に心臓発作を起こした際にはカストロを頼り、キューバの病院に入りました。敬愛のしるしとして右足にはカストロのタトゥーを入れています。

名言

・サッカーはときとしてサッカーの理論を持たない。強い者が勝つとは限らないんだ。それがサッカー、それが人生さ
・人生はサッカーであり、サッカーこそが人生

マラドーナはサッカー=人生だと考えていた選手です。名言にサッカー=人生であるという言葉が多いのもうなずけます。まさに彼の人生はサッカーそのものでした。

ロナウドの名言

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愛称フェノーメノ(怪物)
生年月日(年齢) 1976年9月22日(2021年7月現在・44歳)
国籍ブラジル連邦共和国
出身地リオデジャネイロ
所属クラブクルゼイロ→PSV→バルセロナ→インテル・ミラノ→レアル・マドリード→ミラン→コリンチャンス

ロナウドは2021年現在、レアル・バリャドリードの筆頭オーナーとなっています。ブラジル代表として4回もワールドカップに出場し、優秀選手賞を3回も獲得したレジェンド選手でもあります。また、引退後の2000年からは国連開発計画の親善大使も務め、貧困の撲滅に努めています。

そんなロナウドは大五郎カットで日本のファンの心をつかみましたが、世界中のファンのみならず、自分の息子からも「変だ」と大バッシングを受けることになります。しかしこの奇抜なヘアスタイルはチームメイトを緊張から解き放ち、普段通りの実力が出せるようにというロナウドの心遣いでした。

名言

・どんなにつらくとも、再びボールを蹴るという希望を捨てたことはなかった
・レアルでプレーすることは本当に最高だ。ここで一度でもプレーしたら、もう他のクラブには行けないような気さえするな

サッカーがとにかく大好きであるというのが彼の特徴で、名言にも表れています。努力を謡う名言が多い中で、彼の名言は明るく希望に満ちたものが多くあります。

サッカー日本代表の名言

日本サッカーの歴史は1917年に芝浦で開催された第3回極東選手権協議会から始まります。この大会で日本が初めて参加し、1919年にイングランドのサッカー協会からカップが贈呈されたことをきっかけにして1921年に大日本蹴球協会が創立されました。FIFAに加盟するのはその10年後となります。

それから現在に至るまで、Jリーグのスター選手や海外のクラブへ移籍する選手などサッカーは日本でも市民権を得ていきます。では、早速サッカー日本代表選手の名言を見ていきましょう。

本田圭佑の名言

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愛称ホンダ
生年月日(年齢)1986年6月13日(2021年7月現在・35歳)
国籍日本
出身地大阪府摂津市
所属クラブ名古屋グランパスエイト→VVVフェンロー→CSKAモスクワ→ACミラン→パチューカ→メルボルン・ビクトリー→フィテッセ→ボタフォゴ→ポルティモネンセ→ネフチ・バクー

本田圭佑はその軽快な関西弁とズバリと確信をつくワードセンスで人気のサッカー選手です。日本代表選手として日本人初となるW杯3大会連続ゴールを決め、各国のプロリーグでも大活躍する選手でもあります。さらに現役選手でありつつもサッカースクールを日本全国で開講するなどサッカーの普及にも努めている人物です。

そんな本田圭佑はゲーム好きとしても知られています。特にお気に入りなのはモンスターハンターシリーズで2013年にはニンテンドー3DS用ソフトのCMキャラクターを務めました。また世界で活躍するだけあり、英語も堪能で、英語インタビューもレベルが高いと注目されています。

名言

・1年後の成功を想像すると、日々の地道な作業に取り組むことができる
・俺なんて全然、天才タイプじゃないし。それで才能がないから諦めろなんて言われたら、どんなけの人が一瞬で諦めなきゃあかんねん

本田圭佑自身は、自分のことを天才だと思っていません。それだけ努力を重ねてきたということでしょう。努力を積み重ねることができる天才だからこそ光る名言です。

(本田圭佑の名言については以下の記事も参考にしてみてください)

中田英寿の名言

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愛称ヒデ
生年月日(年齢)1977年1月22日(2021年7月現在・44歳)
国籍日本
出身地山梨県甲府市
所属クラブベルマーレ平塚→ペルージャ→ASローマ→パルマ→ボローニャ (loan)→フィオレンティーナ→ボルトン (loan)

サッカーのヒデといえば日本人なら知らない人がいないほどのレジェンド級の選手です。彼の放つキラーパスは見ていて爽快感を覚えたという人も多いでしょう。そんな中田英寿はサッカー引退後、一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」代表理事。観光庁「アドバイザリー・ボード」メンバー。株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY代表取締役など、実業家としての顔を見せています。

そんな中田英寿は世界で活躍してきただけあって類まれなる語学センスを身に着けています。特にイタリア語、英語が得意で、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ロシア語でも簡単な会話なら可能だといわれています。またファッションが好きなことでも知られ、ミラノコレクションなどで見かけたという声が後を絶ちません。

名言

・基本があれば1を100にすることだってできる
・年齢や経験を問題にするなんて、ナンセンス
・ある意味で一つのことに集中しないで、必ずいろいろなことが見える状況に身をおいておかないと、何をやるにもそうだと思っている

若いうちから海外でプレーをしていた中田英寿の名言は視野が広い印象を受けるでしょう。実力で世界を渡り歩いた彼だからこその名言です。

(中田英寿の名言については以下の記事も参考にしてみてください)

長友佑都の名言

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愛称ユウト、ナガ、モトリーノ、ナガティエロ
生年月日(年齢)1986年9月12日(2021年7月現在・34歳)
国籍日本
出身地愛媛県西条市
所属クラブFC東京→ACチェゼーナ (loan)→インテル・ミラノ→ガラタサライSK(loan)→ガラタサライSK→オリンピック・マルセイユ

長友佑都は2013年アジアサッカー連盟から国際最優秀選手賞に選出されたこともある実力派です。長友佑都はサッカーだけをしてきた選手ではなく、実は明治大学に通い教職課程を選択していたこともあります。また大学時代には負傷でサッカーができなかった時期に、幼少期から和太鼓を習っていた経験を生かして応援団として大活躍をしました。

そんな長友佑都はサッカーだけでなくYouTuberとしても有名な側面があります。最近では妻の平愛梨との間に第3子である男の子が生まれたということを報告していました。

名言

・成功は人の表面を飾り、失敗は人の心を豊かにする
・小さな幸せを意識するからこそ、努力も継続できる

失敗も成長の糧にするというのが長友佑都の思考の元になっています。また、柔らかい言葉で伝えるのも長友佑都ならではでしょう。社会人にも学生にもおすすめの名言です。

(長友佑都の筋肉については以下の記事も参考にしてみてください)

三浦知良の名言

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愛称カズ、キングカズ
生年月日(年齢)1967年2月26日(2021年7月現在・54歳)
国籍日本
出身地静岡県静岡市葵区
所属クラブサントス→パルメイラス→マツバラ→CRB→キンゼ・デ・ジャウー→コリチーバ→サントス→読売クラブ/ヴェルディ川崎→ジェノア (loan)→クロアチア・ザグレブ→京都パープルサンガ→ヴィッセル神戸→横浜FC→シドニーFC (loan)

キングカズこと三浦知良は50代にして現役のサッカー選手です。 Jリーグ史上最高齢の54歳でJ1リーグでプレーしていることはもちろん、世界最高齢での得点記録を持っているまさにレジェンドの名にふさわしい選手といえます。

そんな三浦知良はストイックで孤高の存在のように思われがちですが、実は長友、長谷部、内田、香川などと食事をする(通称「カズ会」)など面倒見の良い一面があります。後輩にはかなり慕われ、だれがカズの隣に座るかで争奪戦が繰り広げられることもしばしばあるという噂もありました。

名言

・あきらめる理由を探すんじゃなくて、あきらめない理由を探せ
・相手はいるんだけど、敵は自分自身なんだよね

今も現役でプレーをする日本のレジェンド、キングカズの名言は力強いものが多いです。敵を自分自身と定めストイックに努力を重ねているさまが分かります。

(三浦知良の名言については以下の記事も参考にしてみてください)

岡崎慎司の名言

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愛称センパイ、ザキオカ、岡ちゃん、ドッペルシンジ、オカ
生年月日(年齢)1986年4月16日(2021年7月現在・35歳)
国籍日本
出身地兵庫県宝塚市
所属クラブ清水エスパルス→VfBシュトゥットガルト→1.FSVマインツ05→レスター・シティFC→マラガCF→SDウエスカ

岡崎慎司は2020年の日本代表得点ランキングで歴代3位、出場数で4位の記録保持者です。マインツでは、欧州主要リーグの日本人最多得点を記録している、実力のある選手でもあります。また、2016年にはイングランド・プレミアリーグのレスター・シティFCに所属し、クラブ創設132年にしてプレミアリーグ初優勝という歴史的なチームの一員になりました。

世界で活躍するだけあり、英語も堪能で、英語のインタビューには英語で答えるシーンもあります。そんな岡崎慎司はレスターで同僚だったクリスティアン・フックスとかなり仲が良く、今でも親交が続いているといいます。フックスは「岡崎慎司はいつも笑顔で周りも笑顔にしてくれる、饒舌ではないが楽しい人物である」と語っていました。

名言

・泥臭くても、カッコ悪くてもいいから、死にものぐるいでゴールを目指します。ボールは、追いかけてるヤツにだけ転がってくる。僕はそう信じていますから
・どんなに高く見える壁でも、乗り越えられない壁はない

日本人選手に不足しがちなハングリー精神を言い表したのが岡崎慎司の名言です。エネルギッシュでバイタリティのある言葉で、元気づけてくれること間違いなしです。

(岡崎慎司の年俸については以下の記事も参考にしてみてください)

久保建英の名言

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愛称TAKE
生年月日(年齢)2001年6月4日(2021年7月現在・20歳)
国籍日本
出身地神奈川県川崎市
所属クラブFC東京U-23→FC東京→横浜F・マリノス (loan)→レアル・マドリード→RCDマジョルカ (loan)→ビジャレアル (loan)→ヘタフェ (loan)

久保 建英は3歳からサッカーを始め、その5年後である8歳にはバルセロナキャンプでMVPを獲得します。小学校3年生の時には川崎フロンターレの下部組織に入団、2013~14年は地中海カップU-12トーナメントで大会得点王とMVPに輝いています。幼少のころから注目されてきた若手選手でした。

小さいころからバルセロナで活躍していたため、スペイン語とカタルーニャ語はほぼ完ぺきに話すことができ、英語も日常生活に困ることがありません。また、小さいころからメディアの取材を受けていた久保建英ですが、それまでの「久保君」呼びに対し、プロ入りした2018年にはメディアに対し久保建英と呼んでほしいとお願いをしていました。

名言

・環境のせいには絶対したくないですし、やはり成長できるかどうかは、結局自分がやるか、やらないか。それだけ
・逆境に見えるかもしれない。けれど私には、レベルアップのチャンスに見えている。「不可能」なんて、ありえない

注目の若手選手でもある久保建英も力強い言葉を名言として発しています。同世代にも刺さる、世界で活躍する一流の選の名言です。

(久保建英の私服については以下の記事も参考にしてみてください)

堂安律の名言

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愛称マラドーアン
生年月日(年齢)1998年6月16日(2021年7月現在・23歳)
国籍日本
出身地兵庫県尼崎市
所属クラブガンバ大阪→ガンバ大阪U-23→FCフローニンゲン (loan)→FCフローニンゲン→PSVアイントホーフェン→アルミニア・ビーレフェルト(loan)

兄の堂安憂と兄弟そろってプロサッカー選手であるのが堂安律です。愛称はマラドーナにちなんでマラドーアンですが、イベントの際、全くその愛称を知らない子どもが集まったため「浸透していなかったみたいなので、もう少し頑張ります」と発言しています。また海外で活躍する選手らしく英語のインタビューには英語で答えています。

アジアカップ2019では長友佑都と一緒にジムでトレーニングをすることが多く、師弟のような関係性だったといいます。また、準々決勝の際には長友の前で「ゴールを決められなかったら丸刈りにする」と約束し、見事ゴールを決めました。長友も堂安を「向上心と情熱のある選手だ」と高く評価しています。

名言

・やはり結果ですね。もっと結果を残さないとダメ。チームの誰よりも輝いていないと
・海外で成功するために必要なものはメンタルでしょ

こちらも注目の若手選手の名言です。海外で活躍する選手はハングリー精神が強い言葉を多く使いますね。

井手口陽介の名言

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愛称
生年月日(年齢)1996年8月23日(2021年7月現在・24歳)
国籍日本
出身地福岡県福岡市
所属クラブガンバ大阪→Jリーグ・アンダー22選抜→リーズ・ユナイテッド→クルトゥラル・レオネサ (loan→グロイター・フュルト (loan)→ガンバ大阪

井手口陽介は兄、井手口正昭と兄弟でサッカー選手として活躍しています。幼少期から兄たちと一緒にサッカーを行い、小学校4年生で中央FCに入団します。小6で油山カメリアFCに移籍し、その技術の高さに驚いた母が「陽介が中学生になるタイミングには福岡を出て、より高いレベルに挑戦させてみたい」とガンバ大阪ジュニアユースのセレクション受験決めました。

そんな井手口陽介ですが、U-17の監督と反りが合わず、頭ごなしに説教をされて合宿から勝手に離脱したり、私生活であれてサッカーをやめることを考えたこともありました。しかし、兄や母の説得で立ち直り、再びプロを目指すようになります。この兄と母の支えがなければ今の井手口陽介はありませんでした。

名言

・頑張って、継続してやっていればいつかチャンスは来るので、それを信じてやり続ける
・毎日腐らずに練習を100%やって、継続することに意味がある

継続は力なりを地で行くのがこちらの井手口陽介の名言です。継続をすることで実際に選手になった人物の言葉には重みがありますね。

吉田麻也の名言

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愛称
生年月日(年齢)1988年8月24日(2021年7月現在・34歳)
国籍日本
出身地長崎県長崎市
所属クラブ名古屋グランパス→VVVフェンロー→サウサンプトン→サンプドリア (loan)→サンプドリア

日本代表キャプテンであり、東京五輪日本代表を務める吉田麻也は一言で表すとムードメーカーです。子ども時代にはいじられキャラであり、現在も内田篤人とはかなり仲良しなためそれもいじられています。また、SNSでもひょうきんな素顔を公開していることでもファンを楽しませています。

2013年1月30日、プレミアリーグ第24節マンチェスター・ユナイテッド戦では相手チームの香川真司と先発出場して、プレミアリーグ史上初の日本人対決を実現させました。どちらも実力のある選手であり、シーズンを通してレギュラーの座を確保しているからこそ実現したドリームマッチでもあります。

名言

・今でも時間があると、僕は自分と対話する。目標が明確になり、その目標へ向かってアプローチができるようになるからだ
・調子がいいときも、悪いときも変わらずにいてくれる人が宝物。僕の人生は出会いに恵まれていると思う

お調子者でいじられキャラだと思われがちな吉田麻也も、かっこいい名言を残しています。周囲の人に感謝し、自分自身としっかり向き合うという姿勢が彼のストイックさを物語ります。

柴崎岳の名言

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愛称ザキシバ、リンゴ・スター
生年月日(年齢)1992年5月28日(2021年7月現在・29歳)
国籍日本
出身地青森県上北郡野辺地町
所属クラブ鹿島アントラーズ→CDテネリフェ→ヘタフェCF→デポルティーボ→CDレガネス

柴崎岳はスポーツの名門である青森山田高等学校に入学し、高校1年生にしてチームの司令塔となり背番号10を身に着けることになりました。また2年生になると、3年生である椎名伸志とボランチを組み、全国高校サッカー選手権で準優勝を果たします。

そんな柴崎岳は故郷を大事にし、情に厚い人物として知られ、母校の青森山田高校がFC東京U-18戦直前にスパイク盗難被害にあったことを知ると、すぐさまスパイクを寄付したというエピソードがあります。

名言

・練習は積み重ねなので、何が足りないのかを考えて行動することが重要です
・プロは良ければ称賛されて、悪かったら叩かれる世界

プロの世界を短いながらも端的に示したのがこちらの名言です。そして、叩かれたくなければ、漫然と練習しているのではいけません。毎日がルーティーン化している方に活を入れる名言です。

(柴崎岳の嫁については以下の記事も参考にしてみてください)

大島僚太の名言

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愛称
生年月日(年齢)1993年1月23日(2021年7月現在・28歳)
国籍日本
出身地静岡県静岡市
所属クラブ川崎フロンターレ→Jリーグ・アンダー22選抜

大島僚太は小学校4年生の時に清水FCのセレクションに合格したという経歴を持ちます。中学、高校は静岡学園に在学したものの、高校2年生になっても控えになることが多く、高3の最後のインターハイもケガで出場ができませんでした。しかし2010年の高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会ではレギュラーとして初出場し、チームをベスト4へ導きました。

そんな大島僚太の武器はパスセンスや高い技術力にあります。プレースタイルが中村憲剛に似ていることから、2世と呼ばれることもあります。また漫画の『キャプテン翼』を愛読しており、サッカーに対する姿勢や好きな番号なども大いに影響を受けたと語っていました。

名言

・柔能く剛を制す。体が小さい自分も大きい選手に勝っていきたい
・まず日々の練習を120%でやりきること

注目の若手選手から大島僚太の名言を紹介します。体が小さいことで振りを感じるのではなく、それを生かして活躍するにはどうすべきなのかを考え抜いていることが分かります。

サッカードイツ代表の名言

ドイツは西ドイツと東ドイツに分かれていた時代から世界の強豪国として名をはせていました。大会の出場成績はもちろん、大会優勝の経験も多いのが特徴です。2006年あたりまではフィジカルな特性と強靭な精神力がそのプレースタイルとして有名でしたが、それ以降は組織的な守備やパスワークにも力を入れてきています。

ではそんなサッカードイツ代表の名言を確認していきましょう。

フランツ・ベッケンバウアーの名言

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愛称皇帝
生年月日(年齢)1945年9月11日(2021年7月現在・75歳)
国籍ドイツ
出身地ミュンヘン
所属クラブバイエルン・ミュンヘン→ニューヨーク・コスモス→ハンブルガーSV→ニューヨーク・コスモス

サッカー選手であり、監督も経験し、更にドイツサッカー連盟や、FCバイエルン・ミュンヘンクラブ元名誉会長をも務めたフランツ・ベッケンバウアー。2006年のFIFAワールドカップドイツ大会では組織委員長も経験している、名実ともにドイツサッカー界の伝説といえます。

私生活では3回の結婚を経験し、子どもは5人います。若くして父となったベッケンバウアーは子どもを引き取って育てることになりましたが、サッカーユース代表選手に子供がいるという前代未聞の出来事に対して、サッカー連盟のみならず教育者をも巻き込んで論争になりました。

名言

・強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ
・プレッシャーに耐えられない者は何も勝ち取ることはできないだろう

フランツ・ベッケンバウアーの名言は、まさに王者という風格がありますね。

ユルゲン・クロップの名言

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愛称Normal One
生年月日(年齢)1967年6月16日(2021年7月現在・54歳)
国籍ドイツ
出身地 西ドイツ・シュトゥットガルト
所属クラブTuSエルゲンツィンゲン→1.FCプフォルツハイム→アイントラハト・フランクフルト→ヴィクトリア・ジンドリンゲン→ロート=ヴァイス・フランクフルト→1.FSVマインツ05

ユルゲン・クロップはサッカー選手を引退した後、監督業を行いました。ボルシア・ドルトムントではリーグを連覇し、リヴァプール監督時代にはプレミアリーグでの初優勝やUEFAチャンピオンズリーグを制覇するという経歴を持っています。

また、クロップはサッカーの戦術の一つであるゲーゲンプレスを考案した人物でもあります。これはFCバルセロナが2000年代に使っていた守備を参考にしつつ、独自に構築したものであるということをインタビューで語りました。彼の研究熱心な姿が伝わってきますね。

名言

・私は5部レベルの才能と、ブンデスリーガレベルの頭脳を持っていた。結果、2部レベルの選手になったよ
・若い選手は我々の未来さ。競走馬のように扱えば、我々は競走馬を手にするんだ

頭脳戦が得意だったユルゲン・クロップらしい名言です。

ヨシュア・キミッヒの名言

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愛称ヨー、ヨシュ
生年月日(年齢)1995年2月8日(2021年7月現在・26歳)
国籍ドイツ
出身地ロットヴァイル
所属クラブRBライプツィヒII→RBライプツィヒ→FCバイエルン・ミュンヘン

ヨシュア・キミッヒは若手選手の中でも特に注目株です。もともとはMFですが、サイドバックやセンターバック、そして攻撃のポジションも難なくこなす才能を持ち合わせています。向上心が高く、良い意味で野心的な一面もあります。

名前は旧約聖書に出てくるヨシュアが元になっていますが、名づけの際には本来のスペルに「h」を足して「Joshua」にしてあります。これにより正しい発音がヨズアとなりました。本人はメディアに「正確にヨズア、もしくは英語風にジョシュアと呼んで」と発言しています。

名言

・レアル戦でのゴールはとても特別な瞬間だったし、決して忘れることができない。それを見ると今でも鳥肌が立つけど、最終的には敗退してしまったし、十分ではなかったね
・パーフェクトには程遠いですよ。フットボールでも何でもそうです。僕はもっと成長できます

ドイツ代表の中でも注目株の若手選手の名言もチェックしましょう。自分はもっと成長できる、まだ十分ではなかったという言葉から、未来への希望が伝わります。

サッカースペイン代表の名言

スペインでサッカーが始まったのは19世紀の後半とされています。イギリスから帰国したスペイン人学生などがサッカーを自国に紹介したのが始まりです。スペインのサッカーはこれベルが高く、国際大会でも成功を収めているクラブを2つも有しています。また、バルセロナは1年間で主要大会6冠を達成した世界初のクラブチームとして名を残しています。


では、ここからそんなサッカースペイン代表選手の名言をチェックしていきましょう。

アンドレス・イニエスタの名言

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愛称ドン・アンドレス、手品師
生年月日(年齢)1984年5月11日(2021年7月現在・37歳)
国籍スペイン
出身地 カスティーリャ・ラ・マンチャ州アルバセテ県フエンテアルビージャ
所属クラブバルセロナ B→バルセロナ→ヴィッセル神戸

頭が良く戦略的なサッカーを得意とするイニエスタは日本でもかなりの人気を博している選手です。頭の良さはサッカーの戦略や以外にも投資やビジネスを手掛けていることからもよくわかります。2011年からは故郷のサッカーチーム、アルバセテ・バロンピエに投資をし続け、現在は筆頭株主にまでなっている人物です。

さらに、2019年には友人と故郷のスペインでスニーカーブランド「MIKAKUS(ミカクス)」を立ち上げ、プロデュースを行っています。

名言

・強い気持ちを持っていれば、望みは叶うはずだ
・人間は困難に直面するまで、自分の持つ強さに気づかないものなんだ
・全てが揃っていても成功しないときもある

アンドレス・イニエスタは自分の強さを信じていました。それだけの努力もしたし才能もあるからです。しかし、「全てが揃っていても成功しないときもある。」とも同時に考えていました。

セルヒオ・ラモスの名言

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愛称カマスのファラオ、ターザン
生年月日(年齢) 1986年3月30日(2021年7月現在・35歳)
国籍スペイン
出身地セビリア
所属クラブセビージャ B→セビージャFC→レアル・マドリード

ピッチ内では攻撃的な闘将として知られるラモスですが、メディアに対してはスポークスマンを務める側面を持ち合わせた人物です。発言や存在の影響が大きく、彼がチームに不在になると勝率が下がるなどともいわれています。

そんなラモスは体中にタトゥーを入れていることでも有名です。右足にはFIFAワールドカップトロフィーを、左足にはUEFAチャンピオンズリーグのトロフィーのタトゥーを入れていることはあまりにも有名です。

名言

・経験があきらめるなと言っている
・プロ選手としても、人間としても、成長させてくれる。世界最高のクラブにして最高の教師。とても誇らしい存在だ

1つ目は試合に負けたときのコメント、2つ目はセルヒオ・ラモスがマドリードへの愛を語った名言です。特に1つ目は仕事や勉強でつまづいている人にもおすすめの名言ですね。

マルコス・ジョレンテの名言

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愛称
生年月日(年齢)1995年1月30日(2021年7月現在・26歳)
国籍スペイン
出身地マドリード
所属クラブレアル・マドリードB→レアル・マドリード→アラベス (loan)→アトレティコ・マドリード

ジョレンテは洗練されたテクニックを武器に組織で動くことを得意とするMFです。若いながらもその経歴は秀逸で、ジネディーヌ・ジダンが監督を務めるレアル・マドリード・カスティージャでプレーをし、主力選手としても活躍しました。

また彼の家はレアル・マドリードと密接な関係にあり、サッカー選手とバスケットボールの選手を多く輩出していることでも有名です。父やおじもサッカー選手であり、大おじに至ってはレアルの伝説的選手であるパコ・ヘントです。まさにサッカー界のサラブレッドとして生まれてきたのがマルコス・ジョレンテでした。

名言

・自分の体に耳を傾けるようになってから、パフォーマンスの向上が感じられてとても良かったよ
・シメオネが行う練習は、戦争みたいなもので、信じられないインテンシティーを伴う。いつも家に何かを持ち帰るんだ。まだ、彼から学ぶことは多いと感じている

注目の若手選手からマルコス・ジョレンテの名言も紹介します。ジョレンテは自身の体に問いかけ、自身で深く思考するサッカーをしています。生活習慣に迷う現代人にもおすすめの名言です。

サッカーフランス代表の名言

フランスは国が主導して芸術を援助・育成する制度が充実している国です。もともとそのような土壌があったため、サッカーに対しても国が世界に先駆けて国立のサッカー研修所を設立しました。フランスのサッカーは勝敗よりもその華麗さをメインにしていることが多く、華々しいサッカーをする選手が多いのも大きな特徴です。

ではそんな、サッカーフランス代表の名言をチェックしてみましょう。

ジネディーヌ・ジダンの名言

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愛称ジズー
生年月日(年齢)1972年6月23日(2021年7月現在・49歳)
国籍フランス・アルジェリア
出身地マルセイユ
所属クラブカンヌ→ボルドー→ユヴェントス→レアル・マドリード

ジダンのサッカーは時にバレエの優雅さに例えられることがあります。ボディーバランスが良く、多くのアクションを組み合わせる才能を持つため、正確なボールコントロール屋パス、シュートを美しいフォームで行うためです。

そんなボールコントロールの優雅さとは逆に、試合に関してはかなり気性が荒いことでも有名です。イエローカードの累積警告で次戦の出場停止が決定すると、怒りに任せてロッカールームのドアを蹴って破壊しました。そのドアが「ジダンの蹴った扉」としてスタジアムで保存されているのはジダンの有名さ故でしょう。

名言

・いつか皆さんもジダンを忘れる日が来るでしょう。そのときこそ、また素晴らしいサッカーの歴史が始まる
・プレーヤーとして成功を収めるためには、ベストのタイミンングで、ベストの場所にいる。このチャンスをつかむ必要がある

サッカーの伝説として名高いジダンの名言は壮大な印象を受けます。未来を明るくしてくれるような名言です。

エリック・カントナの名言

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愛称キング
生年月日(年齢)1966年5月24日(2021年7月現在・55歳)
国籍フランス
出身地マルセイユ
所属クラブオセール→マルティーグ→マルセイユ→ボルドー→モンペリエ→ニーム→リーズ・ユナイテッド→マンチェスター・ユナイテッド

エリック・カントナはストイックに練習を重ねることを得意とし、真摯にサッカーと向き合ってきた人物です。唯我独尊で孤高の存在でもあり、ベッカムは「エリックは特別だった」と振り返っています。

また、画像からも分かるようにかなりダンディな風貌をしているため、サッカーの引退後は元サッカー選手としては珍しく、俳優として活躍しています。2009年には映画に本人役で出演、2010年には舞台俳優としてもデビューしています。

名言

・カモメがトロール船を追うのは、鰯が海に投げ込まれると考えているからだ。どうもありがとう
・最高の瞬間? たくさんあるけど、1つ選ぶならフーリガンに蹴りを入れた瞬間だな

1つ目は“カンフーキック事件”後の記者会見で報道陣に放った名言です。スキャンダルに群がる報道陣を揶揄した言葉でした。もちろん2つ目の名言はこの“カンフーキック事件”のことを言っています。やんちゃでけんかっ早いエリック・カントナらしい名言です。

サッカーイタリア代表の名言

イタリアのサッカーにはカテナッチオというキーワードがあります。これは鍵をかけるという意味で、鍵をかけたように守りを固めておき、チームにいる天才肌の選手にボールを任せて先制点を奪う戦略です。もちろん鉄壁の守りですから、相手チームからの得点は許しません。

イタリアはそもそも小さな国が集まってできた国ですから、サッカーも代理戦争という意味合いが強く出ており、そのために国内で人気を博しました。相手に合わせて戦術を変え、徹底的な研究により手も足も出ないようにするという気概のあるプレースタイルです。ではそんなサッカーイタリア代表の名言を見ていきましょう。

ロベルト・バッジョの名言

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愛称ロビー、コディーノ
生年月日(年齢)1967年2月18日(2021年7月現在・54歳)
国籍イタリア
出身地カルドーニョ
所属クラブ ヴィチェンツァ 36→ACFフィオレンティーナ→ユヴェントス→ACミラン→ボローニャFC→インテル・ミラノ→ブレシア

バッジョの特徴はアイディアあふれるプレーをすることです。まさにファンタジスタという名前にぴったりのプレーでした。そんなバッジョが小さい時に憧れていたサッカー選手はジーコです。ジーコのフリーキックの蹴り方などを真似して、遊びや練習を行っていたと後にインタビューで答えています。

引退した現在は隠居生活を送りつつ、世界の貧困や飢餓を撲滅するための慈善活動を行っています。2010年にはノーベル平和賞受賞者の世界サミット事務局から平和サミット賞を授与されました。慈悲深く温かい人柄が伝わってきます。

名言

・今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない
・僕の知っているドーピングはただ1つ、努力だ

往年のスター選手らしい、力強い名言です。今を大事にするという考え方は人生において1つの指針となるでしょう。

パオロ・マルディーニの名言

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愛称パオリーノ
生年月日(年齢)1968年6月26日(2021年7月現在・53歳)
国籍イタリア
出身地ミラノ
所属クラブACミラン

パオロ・マルディーニは史上最高の左サイドバックといわれ、ずっとセリエAのACミランに所属していたことからもミランの象徴とよばれていたサッカー選手です。子供のころはユヴェントスのファンでしたが、父(元サッカー選手)から本気でサッカーをしたければACミダンかインテル・ミラノを選べといわれたことから、ACミランを選択しました。

また、選手からの信頼も厚く、元ブラジル代表のロナウドは対戦した中で最高のDFはマルディーニだと話し、ザッケローニ監督は『本物のキャプテンはマルディーニと長谷部だけだ』と発言しています。

名言

・この世界では自らの力で勝ち取る以外にない。誰も何も与えてはくれないのだからね
・満足のいく結果を出すには、情熱が欠かせない

情熱と努力でサッカーをしてきたパオロ・マルディーニらしい名言です。

ステファン・エル・シャーラウィの名言

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愛称ファラオーネ
生年月日(年齢)1992年10月27日(2021年7月現在・28歳)
国籍イタリア・エジプト
出身地 サヴォーナ
所属クラブジェノア→パドヴァ (loan)→ミラン→モナコ (loan)→ローマ (loan)→ローマ→上海緑地申花→ローマ

シャーラウィは攻撃的なサッカーを得意とする選手です。ブレイクする前から若手選手の注目株でもありました。基本のポジションは左ウィングですが、攻撃的MFやセンタフォワードとして動くことも可能なフレキシブルさを持ち合わせています。

そんなシャーラウィはプレースタイルからよく、クリスティアーノ・ロナウドと比較されますが、本人はカカをお手本としてプレーをしていると言っています。軽々とボールをコントロールする様は同じサッカー選手からも称賛の対象となっています。

名言

・恩を返せるかどうかは選手次第なんだよ
・批判されても構わないさ。フェイスブックでは、この眉毛はとても評判がいいんだ。手入れすることに僕はこだわりがあるんだよ

注目の若手選手であり問題児でもあるステファン・エル・シャーラウィの名言です。特に2つ目は勢いがあり、若い世代に共感される名言といえるでしょう。

サッカーブラジル代表の名言

ブラジルはサッカー発祥の地ともされる国です。子供のころからボールを蹴ることを楽しんできているという国民性があります。そのため、ブラジルサッカーは選手それぞれが持つ華麗なテクニックに注目されるのです。見ていて爽快感のあるプレースタイルや力強いシュートなどは見ている人を虜にしてしまいます。

しかし、ブラジルサッカーはオフェンスは得意ですが、ディフェンスに脆さもあるのが弱点です。では、サッカーブラジル代表選手の名言をチェックします。

ジーコの名言

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愛称白いペレ
生年月日(年齢)1953年3月3日(2021年7月現在・68歳)
国籍ブラジル
出身地 リオデジャネイロ州リオデジャネイロ市
所属クラブフラメンゴ→ウディネーゼ→フラメンゴ→住友金属 / 鹿島アントラーズ

ジーコは日本人にもなじみの深い選手です。しかし彼は本名をアルトゥール・アントゥネス・コインブラといいます。ジーコというのはあだ名で「やせっぽち」という意味があります。そのあだ名の通り小柄な体格のジーコでしたが、最も技術のあるフィニッシャー、最も優れたパサー、1980年代初頭の世界一の選手といわれることもあります。

そんなジーコは人格者として知られ、冷静沈着で激高することが珍しいといわれていました。しかし、ウディネーゼでの2シーズン目には審判への暴言で長期出場禁止処分を受けたり三浦知良のPKの際にボールへつばを吐いたりとサッカーに関しては熱くなる一面があります。

名言

・ゴールの空いているところにパスを通しなさい。それがシュートというものです
・何かを始めようとするとき、最も大切なのは、チャレンジする気持ちだ

往年のスター選手は柔らかい言葉で後輩を導くような名言を残すことが多いです。ジーコの名言も優しく心に響くでしょう。

ロナウジーニョの名言

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愛称ロニー、ファンタジスタ
生年月日(年齢)1980年3月21日(2021年7月現在・41歳)
国籍ブラジル、スペイン
出身地ポルト・アレグレ
所属クラブ グレミオ→パリ・サンジェルマン→バルセロナ→ミラン→フラメンゴ→アトレチコ・ミネイロ→ケレタロ→フルミネンセ

独創的なプレーや笑いながら楽しそうにプレーする姿から多くのサッカーファンを魅了したのがロナウジーニョです。普段から笑顔が多く、心から人生とサッカーを楽しんでいることがよくわかります。

マラドーナはかつてロナウジーニョを「彼はまちがいなく最高のプレーヤーだ。楽しそうにプレーし、その喜びをピッチにもたらしているからね」と評価しています。まさにロナウジーニョはファンタジスタの名にふさわしい人物なのです。

名言

・あなたが誰であるかは関係なく、自分はなんでもできると信じることはとても簡単なことだ
・自信というのは準備からくるものだ

自分を信じることの大切さを説いているのがロナウジーニョです。短いながらもしっかりと自分を見つめたプレーをしてきた彼ならではの名言ですね。

リバウドの名言

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愛称
生年月日(年齢)1972年4月19日(2021年7月現在・49歳)
国籍ブラジル
出身地レシフェ
所属クラブサンタクルス→モジミリン→コリンチャンス (loan)→パルメイラス→デポルティーボ・ラ・コルーニャ→バルセロナ→ミラン→クルゼイロ (loan)→オリンピアコス→AEKアテネ→ブニョドコル→モジミリン→サンパウロ (loan)→カブスコルプ→サンカエターノ→モジミリン

リバウドは多くのクラブチームで活躍し、1999年には世界最優秀選手と欧州最優秀選手(バロンドール)に選ばれています。また2008年には1992-1994年に所属していたモジミリンECの会長に就任しました。

そんな彼はかなりの苦労人です。ユース時代にはバス代を節約しようと19km離れた練習場まで徒歩で通っていました。栄養状態にもあまり恵まれておらず、プロになりステーキを始めて食べるという経験をした際には歯が抜け落ち、入れ歯になってしまいました。

名言

・引き分けを覚悟してピッチに入るのだったら、負けを覚悟して戦うのと一緒だと言えるだろう
・あのW杯のカップは黄金で出来ているからまぶしいわけじゃないんだ。差別も貧富の差もないピッチでの戦いを勝ち抜いた、豊かで強い心に満ち溢れたサッカー選手たちが手にした瞬間に輝くんだ

端的で短い名言を残す選手が多い中、リバウドの名言は詩的でかっこいいセリフの様です。自分自身を奮い立たせたいときにおすすめの名言です。

アレックス・ニコラオ・テレスの名言

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愛称
生年月日(年齢)1992年12月15日(2021年7月現在・28歳)
国籍ブラジル、イタリア
出身地カシアス・ド・スル
所属クラブECジュベントゥージ→グレミオFBPA→ガラタサライSK→インテル・ミラノ (loan)→FCポルト→マンチェスター・ユナイテッドFC

アレックス・ニコラオ・テレスは2013年のシーズンに36試合に出場し、リーグベストイレブンの左サイドバック部門で1位に輝いた経歴を持つ選手です。かつてイタリアのインテルナツィオナーレ・ミラノ時代には長友佑都とポジション争いをしたこともあります。

そんな彼はかなり美人の奥さんをもつことでも知られています。奥さんと結婚したのは2018年のことであり、ダンスやミュージックを通じて慈善活動を行っているプリシラ・ミヌッツォという人物です。

名言

・自分のことはインテリジェントな選手だと思っている。セットプレーのスペシャリストでもあり、ゴールを生み出すためのパスを常に狙っている
・もっと長い時間をピッチに過ごせるようさらなる向上を目指し続けていく

まだまだ発展途上の若手選手、アレックス・ニコラオ・テレスの名言は向上心を奮い立たせてくれます。虎視眈々とチャンス(パス)を狙うように仕事や勉強を頑張りたいときにぴったりですね。

サッカーアルゼンチン代表の名言

アルゼンチンのサッカーは細かいボールさばきとスピード重視のドリブルにあります。誰にも追いつけないスピードとテクニックでまっすぐにゴールを目指すというのがアルゼンチンサッカーの特徴です。そしてアルゼンチンのサッカーのもう一つの特徴がファウルぎりぎりの戦法です。

審判に見つからなければシャツを引っ張ってもOKだとするのは歴史に基づくアルゼンチンの国民性によるものでもあります。しかし、超絶的なスピードとテクニックを有するアルゼンチンですから、ダークヒーローのようなかっこよさを感じ魅了される人が後を絶ちません。ではそんなアルゼンチン代表選手の名言を確認してみましょう。

ガブリエル・バティストゥータの名言

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愛称獅子王、バティ、バティゴル
生年月日(年齢)1969年2月1日(2021年7月現在・52歳)
国籍アルゼンチン、イタリア
出身地 サンタフェ
所属クラブ ニューウェルズ→リーベル・プレート→ボカ・ジュニアーズ→フィオレンティーナ→ローマ→インテル (loan)→アル・アラビ

バティストゥータの家は裕福でした。しかし父親が事業に失敗し、養鶏場の経営をはじめたところ、バティストゥータは鶏肉と卵ばかりを食べて育ち、一時期肥満児になっていたこともあります。太りやすい体質だったので、現役時代も食事にはかなり気を遣っていました。

そんな彼は向上心が強く、野心家な一面を持ち合わせています。幼少期にはトップチームへ昇格したいと貪欲な執着心をスタッフに語り、このまま埋もれる気はないことを熱弁することもありました。

名言

・サッカーはときとしてサッカーの理論を持たない。強い者が勝つとは限らないんだ。それがサッカー、それが人生さ
・ゴールがあるから蹴るのではない。俺が蹴るからゴールがあるんだ

自信に満ち溢れたかっこいい名言ですね。サッカーから人生を語る名言は彼の他の選手も残していますが、簡単な言葉で示したバティストゥータの言葉は多くの人に受け入れられています。

ジョバンニ・シメオネの名言

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愛称ジオ
生年月日(年齢) 1995年7月5日(2021年7月現在・26歳)
国籍アルゼンチン、スペイン
出身地 マドリード
所属クラブリーベル・プレート→バンフィエルド (loan)→ジェノア→フィオレンティーナ→カリアリ (loan)→カリアリ

ジョバンニ・シメオネは有名なサッカー監督の父を持つディエゴ・シメオネの息子です。親子そろってアルゼンチン代表となりました。親の七光りとしてサッカー界に入ったのではなく完全に実力のある選手です。

彼の父はピッチの悪童として名をはせましたが、ジョバンニはスマートなサッカーを得意とします。派手さはありませんが確実にボールをコントロールする力や抜群のタイミングでDFに飛び込んでいくなどの才能を見せることがあります。

名言

・自分の試合の映像をたくさん観て、父さんがやっている練習と比べてみたんだ。サッカーに関わる全てがストップしていたけど、中断期間に自宅にいる間に何かを学ぼうと思っていたからね
・僕らは非常に若い。経験がないと思われるかもしれないが、やる気と気迫を見せていきたい

有名なサッカー監督の父を持つジョバンニ・シメオネならではの名言です。学びたいという気力ややる気は誰にも負けません。

サッカーポルトガル代表の名言の名言

ポルトガルのサッカーの歴史は古く、1880年代にはイギリスに留学していた学生がサッカーを自国に持ち込んでいます。1890年代にはFCポルトが創設され、どんどんとクラブチームの設立が相次ぎます。そんなポルトガルサッカーの特徴はサイドアタックです。育成システムの関係から、特にドリブルが上手な選手がそろっているのです。

そのため、サイドでのドリブルからのシュートという流れが多く、全体的にスペインサッカーとよく似た流れの試合になります。ではそんなサッカーポルトガル代表の名言を見ていきましょう。

ジョゼ・モウリーニョの名言

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愛称Special One
生年月日(年齢)1963年1月26日(2021年7月現在・58歳)
国籍ポルトガル
出身地セトゥーバル
所属クラブリオ・アヴェ→ベレネンセス→セジンブラ→コメルシオ・エ・インドゥストリア

ジョゼ・モウリーニョは選手としても有能でしたが、特に監督として多くの偉業を達成したということでも有名な人物です。また、引退後はリスボン工科大学でスポーツ科学をしっかりと学び、コーチとしての知識を高める努力も怠らない人物でもあります。

コーチとして活躍する前には通訳をしていたという経歴があり、英語はもちろんのことポルトガル語、イタリア語、スペイン語、カタルーニャ語、フランス語に堪能です。また、自信過剰な発言や相手を直接否定することも多く、選手やサポーターから反感を買うことも多々ありました。

名言

・頂点への近道など存在しない
・電気より、蒸気より、原子力より強い動力がある。「意志」の力だ

短いながら力強い名言を残しているのはジョゼ・モウリーニョです。努力と意思の力で世界と戦ってきた彼ならではの言葉といえます。

ルイス・フィーゴの名言

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愛称フィーゴ、白豹
生年月日(年齢)1972年11月4日(2021年7月現在・48歳)
国籍ポルトガル
出身地リスボン
所属クラブ スポルティングCP→FCバルセロナ→レアル・マドリード→インテル・ミラノ

ルイス・フィーゴは攻撃的なMFとして知られています。ポルトガル代表としては127試合に出場し、黄金世代の中でも特に中心人物としてポルトガル代表を支えてきました。このことから1990年代で最も偉大な選手の一人ともいわれています。

そんなフィーゴはかなり頭がよく、学校の成績も良かったことから小さいころは医者になりたいと考えていました。しかし11歳でポルトガルのスポルティングCPの下部組織に入団した際、そのあまりの頭の良さから同意書に「サッカーに専念する」という内容が書き加えられたほどだといわれています。

名言

・10万人を敵に回してプレーしたスポーツ選手は、きっと私くらいのものだ
・1対1になったら、勝負しないわけにはいかない。なぜなら俺はドリブラーだからだ
・子供の頃から相手を抜けないと思ったことは1度もない。抜けなかったことも1度もない

天才ドリブラーであるという自負があるからこその名言です。ただただ、かっこいいですね。

ジョアン・フェリックスの名言

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愛称ゴールデンボーイ
生年月日(年齢)1999年11月10日(2021年7月現在・21歳)
国籍ポルトガル
出身地ヴィゼウ
所属クラブSLベンフィカB→SLベンフィカ→アトレティコ・マドリード

ジョアン・フェリックスは若手選手の中でも特に注目を集める選手です。アトレティコ・マドリードへ移籍した際の推定移籍金は、1億2600万ユーロとなっており、10代だったフェリックスはエムバペに次いで高額な移籍金を獲得しました。

そんな彼は両親ともに教師である厳格な家庭に育ち、4歳年下の弟もベンフィカU-15チームに所属しています。注目選手だけあり、先輩であるクリスティアーノ・ロナウドと比較されることもありますが、「彼は彼。俺はジョアン・フェリックスになりたい」と発言しています。大物感あるコメントですね。

名言

・いつもと言っていいほど、周りの選手は僕より大きかった。監督やコーチたちは僕より大きな選手を選んでいた。僕は小柄で、細かった。自分より身長が高く、スピードやパワーがある選手が重宝された。語弊を恐れずに言えば、僕はそういう中で除け者にされていた
・あのゴールは一生忘れない。自分にとってどんな意味を持つものだったかもね

2つ目の名言は、ベンフィカでハットトリックを達成し、インタビューで答えたものです。達成2日前にロッカールームで嫌な発言を聞いたとフェリックスは発言しています。それを返上するゴールを決めることができたという意味でインタビューに答えていました。のけ者にされていたというジョアン・フェリックスですが、これから活躍を見せること間違いなしです。

サッカーオランダ代表の名言

オランダサッカーといえばファンが多いことで有名です。面白いサッカーをするのですが、なぜか負けてしまうという無冠の帝王でもあります。そんなオランダは1960年代に国で選手の育成システムを作りました。これがきっかけで、オランダは現在でもサッカーの先進国とされています。

しかし英才教育をほどこされた選手たちはトップ選手になればなるほど、わがままが許され、チームとしてのまとまりを失ったり監督を批判したりしてトラブルになりやすいという側面も持ち合わせています。マイナス面に見えますが、個性的なサッカーをするための必要悪ともいえます。ではそんなサッカーオランダ代表の選手の名言を見ていきましょう。

ヨハン・クライフの名言

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愛称フライング・ダッチマン、エル・サルバドール、エル・フラコ、スーパースター
生年月日(年齢)1947年4月25日(享年68歳)
国籍オランダ
出身地アムステルダム
所属クラブアヤックス→バルセロナ 143→ロサンゼルス・アズテックス→ワシントン・ディプロマッツ→レバンテ→ワシントン・ディプロマッツ→アヤックス→フェイエノールト

ヨハン・クライフはボールさばきや状況把握が的確な選手です。相手のタックルをモノともせずにボールタッチやフェイントを駆使して飛び越えるというプレースタイルからフライングダッチマンというあだ名を手に入れました。

晩年の彼は肺癌に侵されましたが、「現時点では前半を2-0でリードしているといった感じだ。試合はまだ終わっていないがね。だが、私は勝利を確信している」と病状をサッカーに例えて説明するというユーモアのある人物でもありました。

名言

・監督たちは皆、とにかく動きや、走ることにこだわる。私はそこまで走る必要はないと思う。サッカーは脳を使うゲームだ。良いポジションに、いかにタイミングよく「居れるか」が重要だ。早すぎても遅すぎてもいけない
・自分に何ができないかを知ることができねばならない

全体から見て自分の動きを決める重要さを語ったのがヨハン・クライフです。この名言は社会での立ち位置という観点からも応用可能なので、多くの人にとって格言になるでしょう。

マルコ・ファン・バステンの名言

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愛称聖マルコ、ユトレヒトの白鳥
生年月日(年齢) 1964年10月31日(2021年7月現在・56歳)
国籍オランダ
出身地ユトレヒト州ユトレヒト
所属クラブアヤックス→ミラン

マルコ・ファン・バステンは17歳の時にプロデビューをし、その際にハットトリックを達成するという偉業を成し遂げています。現役時代には3回のバロンドールを受賞し、さらにFIFA最優秀選手賞を1992年に獲得しています。

監督時代にはサッカーの改革を提案することもあり、サッカーを愛しながらその未来をしっかりと考えている姿も見られます。しかしその提案はツイッターなどで否定的な意見を多く集めてしまったことでも有名になりました。

名言

・9本のスーパーゴールと10本の平凡なゴール、片方を選べというなら、僕は迷わず10本の平凡なゴールを選ぶよ
・支配的なサッカーという一面だけを誇張してはいけない。90分支配することは誰にもできないんだ。試合には意図を持つことが必要だ。意図という旗印があってこそ、私たちは勝つことができる

地道な努力を重ねるマルコ・ファン・バステンらしい名言です。オランダのトップ選手の中では珍しい考え方かもしれません。

フレンキー・デ・ヨングの名言

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愛称
生年月日(年齢)1997年5月12日(2021年7月現在・24歳)
国籍オランダ
出身地アルケル
所属クラブヴィレムII→ヨング・アヤックス→アヤックス・アムステルダム→FCバルセロナ

フレンキー・デ・ヨングは幼少期からサッカーを始め、その才能は6歳で認められることになります。当時6歳の彼にRKCワールワイクが獲得オファーを出すも両親がまだ小さいからという理由で断ったという話はあまりに有名です。

そんな彼はフィジカル面では少し弱点があるものの、優れたボールテクニックを持ち、プレス体制も高いうえで、視野が広く試合全体を見ながらプレーができる選手だといわれています。中盤の中央すべてのポジションでプレーできるというフレキシブルさも持ち合わせています。

名言

・サッカー選手としては、常に成長できる部分があると思う。僕も間違いなく。まだ若いし、世界のトップレベルには至っていない。そこにたどり着くために、ハングリーであり続け、自分自身を成長させ続けなければならない
・僕はあまりにも夢の中にいたくはないし、楽しみすぎたくもないんだ。なぜなら、それはすぐに終わるものだから。危険でもあるんだよ。僕は自分に言い聞かせたいね。『うまく行けば、このシーズンが終わった後に楽しむことができるだろう』とね


多くの若手選手で構成されたクラブチーム、アヤックスへの評価が高まっていることについてのインタビューに答えたものです。今の状況に関しては冷静に見ているということがよくわかります。

サッカーイギリス代表の名言

サッカーの発祥の地といえばイギリスです。サッカーの歴史は古く、100年委所の歴史があることも広く知られています。イギリスの雰囲気からは洗練されたサッカーをイメージする人も多いのですが、実はイギリスサッカーはフィジカルコンタクトをものともしない性質を持っています。勝ち上がるためには自分の肉体を最大限に生かすというプレースタイルなのです。

ではそんなサッカーイギリス代表選手の名言をチェックしましょう。

スティーブン・ジェラードの名言

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愛称スティーヴィー
生年月日(年齢)1980年5月30日(2021年7月現在・41歳)
国籍イギリス
出身地ウィンストン
所属クラブリヴァプール→ロサンゼルス・ギャラクシー

スティーヴン・ジェラードはMFながら、中盤ならどのポジションでも活躍できる選手でした。そんな彼は潔癖症で1日の間に最低でも15回は手を洗うということを告白しています。コロナ禍の中では潔癖症に拍車がかかっている可能性が高いでしょう。

現役引退後はアカデミーのコーチとして就任し、さらに2017年にはスコットランドのレンジャーズFCの監督としてスコティッシュ・プレミアシップ優勝を成し遂げるなど順調な監督生活を送っています。

名言

・あの声を聞けよ。ファンは諦めちゃいない
・W杯の舞台でPKを外すというのは、世界で最も孤独な瞬間だと思う。でも、もう一度同じようなチャンスが回ってくることを願っている。そこでキッカーを任せてもらえるなら、俺は喜んで生死の境目に立つだろう

サッカー選手に大事なのはサッカーの才能ではなくメンタルの強さだという考えがあります。そのメンタルの強さを持っているのがスティーブン・ジェラードです。彼の名言からそれを感じ取ることができるでしょう。

ゲーリー・リネカーの名言

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愛称リンクス
生年月日(年齢)1960年11月30日(2021年7月現在・60歳)
国籍イングランド
出身地レスター
所属クラブ レスター・シティ→エヴァートン→バルセロナ→トッテナム→名古屋グランパスエイト

ゲーリー・リネカーはJリーグの選手としても有名です。1974年に地元チームであるレスターシティに入団してから頭角をすぐに現した選手です。得点王を獲得し、のちにはFWA年間最優秀選手賞をも受賞しました。

サッカーをすることが大好きだったリネカーは引退後の現在、経歴を生かしてイギリス・BBCのサッカー番組「Match of the Day」の司会をこなしたり、新聞のコメンテーターをしたりとピッチ以外でサッカーに関わっています。

名言

・サッカーは単純だ。22人の男が90分間ボールを追いかけ、そして最後にはドイツが勝つ
・群集の中でつばを吐かれたら、飲み込むまでのことだ


1つ目はドイツサッカーを表現する上でかなり有名な名言です。しかし、イギリス代表のリネカーはドイツをたたえるためにではなく「たまには空気を読め」という意味合いで使ったのではないかと考えられています。短いながらも人を引き付ける名言です。

ジョージ・ベストの名言

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愛称ベスティ、エル・ビートル
生年月日(年齢)1946年5月22日(享年59歳)
国籍北アイルランド
出身地ベルファスト
所属クラブマンチェスター・ユナイテッド→ジューイッシュ・ギルド→ダンステーブル・タウン→ストックポート・カウンティ→コーク・セルティック→ロサンゼルス・アズテックス→フルアム→ロサンゼルス・アズテックス→フォートローダーデール・ストライカーズ→ハイバーニアン→サンノゼ・アースクエイクス→サンノゼ・アースクエイクス(室内)→海峰→香港流浪足球会→ボーンマス→ブリスベン・ライオンズ→オズボーン・パーク・ガレブ→ナニートン・タウン→トーバーモア・ユナイテッド

多くのクラブチームで活躍したジョージ・ベストは当時、労働者階級のスポーツであると思われていたサッカーの地位向上に貢献した選手として有名です。アイドルのようなルックスとサッカーの才能からエル・ビートル(5人目のビートルズ)と呼ばれていました。

彼は運動能力・判断力・創造性を総合してプレイを魅せることが出来る選手とも評されています。トリッキーなテクニックはもちろん、相手の意表をつくような頭脳戦も得意としていました。しかし私生活はかなりの放蕩者であり、アルコール依存症になったこともあります。

名言

・俺は莫大な金を、酒と女と車につぎ込んだ。残り? どっか行っちまったよ
・私が7人のミス・ワールドと寝たという噂があるが、そんなことはない。3人だけだ

短いながら往年のスター選手らしいワイルドな名言です。ウィットにも富み、さすが海外のスターは違うなと思わせてくれますね。

サッカースウェーデン代表の名言

スウェーデンのサッカーは1940年から50年代にかけて盛り上がりを見せました。ここからは長い低迷期に入ります。2010年代の後半に入ると、若手選手の育成に成功したこともあり、U-23がヨーロッパ王者としてオリンピックに出場を果たしました。そんなスウェーデンのサッカーはかっこいいプレーではなく、相手チームの長所を見抜いて、それを封じるスタイルです。

このプレースタイルはゲームの流れを中断することが多く、スウェーデンのファンでなければ見ていて退屈になることもあります。しかし、世界で唯一無二のプレースタイルでもあり、自分を貫くサッカーでもあるのです。ではそんなサッカースウェーデン代表の名言を見ていきましょう。

ズラタン・イブラヒモビッチの名言

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愛称
生年月日(年齢)1981年10月3日(2021年7月現在・39歳)
国籍スウェーデン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イタリア
出身地マルメ
所属クラブマルメ→アヤックス→ユヴェントス→インテル→バルセロナ→ミラン (loan)→ミラン→パリ・サンジェルマン→マンチェスターユナイテッド→LAギャラクシー→ミラン

ズラタン・イブラヒモビッチはスウェーデン代表選手の最多得点記録保持者です。4つのリーグでの優勝経験や5回の得点王の獲得経験があります。ボールコントロールが正確なストライカーなので、トリッキーなプレーもお手の物です。

そんな彼は幼少期からテコンドーを習っていて、黒帯の有段者でもあります。高いボールを蹴るアクロバティックな動きはテコンドーによって鍛えられたと話していたこともあります。

名言

・王のようにここにやってきて、レジェンドとしてここを去ることになる
・他の人と違っていいんだ。自分を信じ続けるといい。世の中いろいろあるけれど、俺だってなんとかなったぜ

1つ目はただただかっこいい名言、2つ目は自分を信じることの大切さを教えてくれる名言です。ほかの人と違うことに悩んだり同調圧力に負けそうになった時に心を支えてくれます。

サッカークロアチア代表の名言

クロアチアのサッカーは1991年にユーゴスラビア連邦から離脱してから発足しました。それまではユーゴスラビア代表として活躍しています。そんなクロアチアのサッカーの特徴はエレガントで献身的なプレースタイルにあります。誰か一人の選手に託すのではなく、それぞれが主役として動き、相手を思いやるボール回しをするのです。

ではそんなクロアチア代表選手の名言を見てみましょう。

ルカ・モドリッチの名言

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愛称バルカンのクライフ、巨匠、鳥
生年月日(年齢)1985年9月9日(2021年7月現在・35歳)
国籍クロアチア
出身地ユーゴスラビア ザダル
所属クラブディナモ・ザグレブ→ズリニスキ (loan)→ザプレシッチ (loan)→トッテナム・ホットスパー→レアル・マドリード

ルカ・モドリッチは2018年のFIFAワールドカップでクロアチアを初の準優勝に導いた人物でもあります。その際には大会MVPであるゴールデンボールを受賞していました。また、UEFAチーム・オブ・ザ・イヤーにクロアチア人で初めて2016年に選出されています。

そんな彼の人柄は一言で表すと「寡黙」です。観察眼は鋭いので普段は無口でありつつも周囲のあらゆる出来事を観察し考察しているように見えるとチームメイトは語っています。また本人も自分はおとなしい性格だと語っています。

名言

・最も重要なことは、どんなときでも決して諦めず、状況に屈しず、自分を信じて、戦士であることだ
・自分を疑ったことは一度もない。どこまでも行けると信じ続けていた

自分を信じることの大切さや思い続けることの重要さを教えてくれる名言です。

各国サッカー監督の名言

ここからは各国のサッカー監督の名言をチェックしていきます。日本でも名前を知られた監督や日本人監督の名言も併せて確認していきましょう。

ジョゼップ・グアルディオラの名言

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愛称ペップ
生年月日(年齢) 1971年1月18日(2021年7月現在・50歳)
国籍スペイン
出身地サンパドー
所属クラブバルセロナB→バルセロナ→ブレシア→ローマ→ブレシア→アル・アハリ→ドラドス・シナロア

ジョゼップ・グアルディオラは元スペイン代表のサッカー選手で、監督経験も豊富です。監督就任1年目にはスペインサッカー史上初となる3冠を達成しました。さらにイングランド、ドイツ、スペインのリーグ戦や国内カップ優勝を果たしています。

そんな彼は18歳のころから付き合っていた女性との間に3人の子どもを設けています。結婚したのは2014年のことでした。これはグアルディオラが不誠実だったのではなく、スペインでは当たり前の関係であり、生涯を事実婚で通す人もいます。

名言

・チームの本当の強さを確かめるには、逆境で自分たちを試すほかない。それに打ち勝てば、その強さが本当であると誰もが認めるだろう
・攻撃的なチームを作ろうとすればするほど、相手からボールを奪うという観点で、守備的な規律やルールが必要になる

監督がチームを作るときに必要になる観点は仕事などで上の立場になる場合にも必要になります。ぜひ、上司に知っておいてほしい名言ですね。

イビチャ・オシムの名言

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愛称イヴィツァ(イビチャ)、シュワーボ、(グルバビツァの)シュトラウス
生年月日(年齢)1941年5月6日(2021年7月現在・80歳)
国籍ボスニア・ヘルツェゴビナ、オーストリア
出身地サラエヴォ県サラエヴォ
所属クラブジェリェズニチャル→ズウォレ→ジェリェズニチャル→ストラスブール→スダン→ヴァランシエンヌ→ストラスブール

日本でもジェフユナイテッド市原・千葉の監督や日本代表の監督をするなど、名前を知られている監督がオシム監督です。選手時代には東京オリンピックを経験している人物でもあります。

そんな彼はお金にはあまりこだわりがなく、日本での支払いの際にはお札しか使っていませんでした。おつりはとっておくようにと伝えていましたが、日本にはチップの習慣がなくまた失礼に当たると知ってからは小銭を貯金箱に溜めて故郷の子どもたちに寄付するという優しい一面があります。

名言

・日本に欠けていたのは殺し屋の本能、チャンスがあったら絶対にそれをものにするという気迫
・謙虚は美徳でもあるが、ときに夢を観る前に諦めてしまう

これは日本代表を言い表した名言です。謙虚で気迫が少ない日本の選手を鼓舞するための言葉でした。

デットマール・クラマーの名言

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愛称
生年月日(年齢)1925年4月4日(享年90歳)
国籍ドイツ
出身地ドルムント
所属クラブウィクトリア・ドルトムント、SGゲルマニア・ヴィースバーデン

クラマーは日本サッカー界が初めて出会った外国人コーチです。サッカー日本代表の木をを作り、さらにサッカーリーグの創設にもかかわった、日本サッカーの父としても有名な人物です。

その人柄は温厚そうな外見とは裏腹に口が相当悪く、通訳もその罵詈雑言の意訳に苦労したという逸話があります。ちなみにこの罵詈雑言は意訳せずに直訳してしまうと怒鳴られた選手がショックのあまりその場で泣き出すようなものでした。

名言

・きちんと基礎を固めてこそ、その上に立派なものが建つ。基本がしっかりしていないものはいつかは崩壊する
・サッカーは思いやりだよ。パスを受ける人の立場になって受けやすいボールを出すことから始まるんだよ。これから何十年も続く君たちの人生も一緒だよ。人を思いやる気持ちを大事にしなさい

温かく、簡素で短い言葉でサッカーとはということを説いたのがデットマール・クラマー監督です。人生においても重要な教えが詰まっていますね。

ジェンナーロ・ガットゥーゾの名言

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愛称リーノ、重戦車、ブレイヴハート
生年月日(年齢)1978年1月9日(2021年7月現在・43歳)
国籍イタリア
出身地コリリアーノ・カーラブロ
所属クラブペルージャ→レンジャーズ→サレルニターナ→ミラン→シオン

ジェンナーロ・ガットゥーゾは弱冠12歳にしてカラブリア州のユース代表に選出された経歴の持ち主です。レンジャース退団の際には、俳優のショーン・コネリーから残留する様にお願いされたこともあるほど実力を持つ選手でした。

そんな彼は引退後、セリエBに降格したパレルモの監督に就任したのを皮切りに監督としての仕事を始めます。しかし、指導者としては今だ輝かしい成績は残せていません。これからの活躍に期待したいですね。

名言

・勝っても負けても、次の日には勝つためにここに来る。それが俺の仕事だ。サッカーは俺の情熱だ。金のために働いているんじゃない
・この職業は本からは学べない。歯がボロボロになるまで食いしばるような困難を通して学ぶんだ

サッカーが好きで好きで仕方がないという監督もいます。ジェンナーロ・ガットゥーゾの名言はそれを裏付けるものになります。

アルベルト・ザッケローニの名言

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愛称ザック
生年月日(年齢)1953年4月1日(2021年7月現在・58歳)
国籍イタリア
出身地 メルドラ、チェゼナーティコ
所属クラブASレアル・チェゼナーティコ

元日本代表の監督を務めたザッケローニは選手時代にはあまり活躍ができませんでした。16歳の時に重い風邪にかかってしまい、2か月の入院と2年間の運動禁止を余儀なくされます。またケガや病気も多く、20歳になる前には選手を引退しました。

監督としては30歳で当時セリエC2のASレアル・チェゼナーティコの監督に就任してから順調に経験を積んでいます。日本監督のオファーを受けた時に大の親日家だったザッケローニは
「自分からお金を払ってでも日本に行きたい」と思ったと語っています。

名言

・負けないチームは存在しません。敗戦を受け止めて次の試合に活かすことが重要なのです
・監督の役目は選手たちに自信を持たせることです。『攻撃的なサッカーで必ず結果が出る』と私が確信を持って選手に伝えることが重要です

監督としての名言を残しているのがザッケローニ監督です。部下を持つ人すべてに知っておいてほしい、かっこいい名言ですね。

西野朗の名言

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愛称
生年月日(年齢)1955年4月7日(2021年7月現在・66歳)
国籍日本
出身地 埼玉県浦和市
所属クラブ日立製作所

前日本代表監督で、現サッカータイ代表監督であり、2018 FIFAワールドカップでは日本代表を率いた西野朗はJリーグの監督としての勝利数が歴代1位という記録を保持しています。攻撃的なチームを作ることを意識し、世界に通用するチームを育ててきました。

人柄は天才肌のMFである一方で淡白なところもあり、日本代表にはあまり呼ばれることがありませんでした。しかしその監督業の辣腕さは誰もが認めるところでもあり、2019年の6月16日付で第16回日本サッカー殿堂入りが決まっています。

名言

・監督が正確に目標を設定し、選手と共有できていれば、最初につまずいたくらいでガタつく必要はない
・個性ってその選手にしかないものだから、それを見抜いてどう引き出すか

監督は選手一人一人を見極めながらまとめていく仕事です。こちらの名言から、監督とは何か、責任者とは何かということが学べます。

森保一の名言

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愛称ポイチ
生年月日(年齢)1968年8月23日(2021年7月現在・52歳)
国籍日本
出身地長崎県長崎市
所属クラブマツダ→マツダSC東洋→サンフレッチェ広島→京都パープルサンガ (loan)→ベガルタ仙台

日本代表監督兼東京オリンピックサッカー日本代表監督を務めるのが森保一です。Jリーグではラモス瑠偉をカバーすることに重点を置くプレーをしていました。また、ドーハの悲劇も経験しています。

そんな彼は人格者としてもよく知られていて、元サッカー選手である今西和男は人生で出会ってきた人の中で特にリーダーシップを持ち合わせるのは森保一であると話していたことがあります。

名言

・いろんな戦術があり、試合では想定外のことが起きる。柔軟に対応できる選手は大切
・『ダメなところを改善することで良くなるはず』という考えを捨て、できるだけ長所に目を向ける

1つ目の名言は社会で活躍するためにも必要な視点になりますね。また2つ目の名言からは若手の育成がダメ出しをするという視点から、褒めて伸ばすという視点にシフトしてきていることが分かります。

ドラガン・ストイコビッチの名言

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愛称ピクシー、妖精
生年月日(年齢)1965年3月3日(2021年7月現在・56歳)
国籍セルビア
出身地ユーゴスラビア ニシュ
所属クラブFKラドニツキ・ニシュ→レッドスター→マルセイユ→エラス・ヴェローナ→マルセイユ→名古屋グランパスエイト

ドラガン・ストイコビッチは名古屋グランパスエイトでも活躍していた選手です。引退後はセルビア・モンテネグロサッカー協会の会長やレッドスター・ベオグラードの会長を務めています。また、2008~2013年の間に名古屋での監督を務めました。

彼は大の親日家であり、神社仏閣の美しさやタクシー運転手の親切さまでを対談で熱く語り、どれだけ日本が好きかということを興奮気味に語ったという逸話があります。日本が好きなだけあり実は日本語が堪能ですが、選手との距離を作るためにあえて話さないという努力もしているそうです。

名言

・積極的なミスは許されるが、戦術的なミスは許さない
・選手に要求するのはハードワークではない。スーパーハードワーク。やるからには限界にチャレンジする

力強くチームを引っ張ってく監督としての自負のある名言です。とくに2つ目の名言は世界を目指すサッカー選手の監督ならではの視点でしょう。

アーセン・ベンゲルの名言

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愛称
生年月日(年齢)1949年10月22日(2021年7月現在・71歳)
国籍フランス
出身地ストラスブール
所属クラブASムツィグ→ミュルーズ→ASPVストラスブール→RCストラスブール

アーセン・ベンゲルは吉本興業とマネジメント契約を結んでいるサッカー監督です。英語はもちろんフランス語、アルザス語、ドイツ語が堪能で、イタリア語、スペイン語、日本語もある程度は話すことができます。

またベンゲルは日本代表の監督を務めるのではないかという噂が立っては消えるという事態に陥ったとき、記者会見でしっかりと否定をしました。しかし、日本サッカーに対して豊富な知識も同時に披露してしまったため、さらに騒がれたというエピソードがあります。

名言

・サッカー界にとって、いまもっとも重要だと思われるのは、いくら儲かるかということではない。サッカーがその使命を果たしているかどうか、すなわち人々に他のものでは得られない興奮や熱狂をもたらしているかどうかということだ
・この仕事で私が最も信頼しているのは、自分を変えていくことが出来る人間だ。なぜなら、自分を変えるということは最も難しいことだからだ。それが出来る人間こそが人生で最も成功できるのかもしれない

サッカーとは何かを真剣に考えているのが、アーセン・ベンゲルです。人生においてもこの名言は重く響くでしょう。

ラウール・ゴンザレスの名言

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愛称スペインの至宝、マドリードの天使
生年月日(年齢)1977年6月27日(2021年7月現在・44歳)
国籍スペイン
出身地マドリード
所属クラブレアル・マドリードC→レアル・マドリードB→レアル・マドリード→シャルケ→アル・サッド→ニューヨーク・コスモス

ラウル・ゴンサレスはレアル・マドリードの歴代最多出場記録を持ち、クラブ最多得点記録保持者でもありました、レアル・マドリードの象徴的存在の選手として有名です。そんな彼は引退後の2018年に監督ライセンスを取得し、監督業を始めます。2020年にはフベニールAをクラブ史上初のユースリーグ優勝に導いきました。

またゴンザレスは読書家でもあり、狩りやスペイン音楽、闘牛も趣味として挙げています。レアルマドリードの親善試合で来日したい際にはバラエティ番組に出演し、芸人の芝刈り機のモノマネをすごく面白がっていたというエピソードが有名です。

名言

・目の前に来た列車に飛び乗れるかどうか。それが成功と不成功、運と不運を分ける
・情熱が僕の人生を支えてくれた。なぜなら私は自分自身のことを最も才能のある選手だと思っていなかったからね。才能がすべてではない…本当に重要なのは情熱だ

チャンスをものにできるかどうかの重要性は多くのサッカー選手が説いています。また、2つ目の名言のようにサッカーに情熱を持っている選手は少なくありません。そのような人物が監督になれば選手に寄り添い、意思疎通もスムーズになるでしょう。後輩を始めて持つ若手社会人にもおすすめの名言です。

偉大なサッカー選手、監督の名言から学ぶことは多い

この記事では多くのサッカー選手やサッカー監督の名言をそれぞれの経歴と共に見てきました。世界を相手にしてきた偉大なサッカー選手や監督の名言には重みがあり、そこから学ぶことが多くあります。だからこそ、スマホの壁紙にもなっているのかもしれません。ぜひ、サッカー選手や監督の名言を心の糧にして日々をより良いものにできるよう、過ごしていきましょう。