キングカズこと三浦知良は多数の名言を残している!
サッカー界のレジェンドといわれるキングカズこと三浦知良を知らないという人は滅多にいないでしょう。そんなキングカズが有名なのは、そのサッカーの輝かしい経歴だけではありません。人生に役立つ名言を多く残しているからです。では、サッカーだけにとどまらず、人生の糧としたい三浦知良の名言をチェックしていきましょう。
(本田圭佑の名言については以下の記事も参考にしてみてください)
本田圭佑の名言・格言100選!モチベ爆上がり〜おもしろ迷言まで!
出典: Slope[スロープ]
三浦知良の名言集
ではここから三浦知良の名言集を見ていきます。コロナ禍で疲弊した心に届く名言やキングカズの座右の銘など満載で紹介していきます。
常に何かに挑戦していれば輝きは失われない。挑戦してその結果が成功だとか、失敗だとかではない。挑戦したときがもう成功といえるのではないだろうか。
努力を重ねてもうまくいかない時もあります。しかし、それはうまくいかない=失敗であるという意味ではないと三浦知良は言っています。チャレンジしたこと、努力したことそのものが成功であると励ましてくれる名言です。
新天地での挑戦はいつだって、誰だって難しい。でも、人生は、いつの瞬間だって挑戦なんだ。
新天地での挑戦をいつもしてきた三浦知良の言葉は重く響きますね。それでもチャレンジをやめない三浦知良のすごさが分かる名言です。
自分があきらめてしまったら、どうしても悪いことが続くものだ。どんなときでも、謙虚な姿勢や、成長しようとする気持ちをもっていたい。上を向いている限り、絶対にいいことがある。
諦めなければ夢はかなう!という言葉がありますが、それをもっと具体的に表現した三浦知良の言葉です。謙虚な姿勢、成長しようとする気持ちを持ちつつ諦めないということが重要なのだと分かります。
人生でいちばん大切だと思う夢は、どんなに苦しいときでも見続けていたい。なかなか叶わないように思えても、夢を捨てたらすべてが終わってしまう。チャンスをつかめるときが来るまで、しっかりと自分を磨いていこう。
キングカズにとって人生で一番大切だと思う夢はサッカーでしょう。この言葉から、夢を持っている人はもちろん、まだ夢が見つからない人も自分磨きを頑張れそうだと思えますね。
遠回りした事で得るものがある。一足飛びで成功しないで良かった、と言える時もある。腐らず、未来をみつめる。今の僕もそんな気持ち。自分がこの先どうなれるのか、考えながらサッカーと向き合い続ける。「今さらなにを」と言われるかもしれない。でもこれは自分との勝負だから。
三浦知良はサッカーを通して「自分との勝負」という言葉を使います。相手チームに負けるのは仕方なくても、自分との勝負に負けることのないように精進している様子が分かります。
いつも必ず自分に勝てる強い人間なんて、そうそういるものではない。大事なのは、自分に負けたとき、「もっと強くならなければ」と願うことだ。そうして自分に勝ったり負けたりしなから、少しずつ進んでいけばいい。
キングカズも自分と真剣に勝負をして負けることもあります。しかしそこで腐るのではなく、もっと強くなるためにはどうするかを考えて進んでいくことが大事だと話していました。
1センチでもいいから前に出る。前に出ようとする心を持つ。
これは三浦知良の座右の銘である「考えるだけじゃダメだ。考えて、前に進め」から派生した名言です。当時17歳の三浦少年はブラジルでサッカーが上手くいかず悩んでいたときにある人からこの言葉をもらいました。一歩でもいいから前に進むようにと促したこの言葉が今も彼の心の支えとなっています。
失敗して、考え悩むこともあるだろうけど、立ち止まっていてはいけない。一気に100メートルも進まなくていい。1センチでもいいから前に進もう。
こちらもキングカズが17歳のころに言われた言葉から派生した名言です。100メートル進めといわれたらしり込みしてしまうかもしれません。1歩も進めないかもしれません。でも1センチなら進めるかもしれないと希望を持たせてくれる名言ですね。
悔しさを乗り越えれば、人は必ず強くなれると信じている。
世界で戦ってきた三浦知良ですから、悔しい思いをしたことは想像に難くありません。しかし、キングカズはそれをしっかりと受け止め、乗り越えることで成長してきました。シンプルながら、サッカーだけでなく、人生訓としても違和感のない名言です。
日本にもブラジルにも、他のどんな国にも、良いところも悪いところもある。肝心なのは、今自分がおかれた環境の「良さ」を見つけることだろう。異なる環境での新たな発見は、必ず自分の成長の糧になるはずだ。
色々な環境でプレーをしてきた三浦知良ならではの言葉です。悪い部分だけに目が行ってしまいがちですが、当然いい部分もあります。それを自分の成長の糧とすべきだとキングカズは言っていますね。コロナ禍で仕事の環境が変わり、戸惑っている人にもおすすめの名言です。
学ばない者は人のせいにする。自分に何が足りないかを考えないから。学びつつある者は自分のせいにする。自分に何が足りないかを知っているから。学ぶことを知っている者は誰のせいにもしない。常に学び続ける人でいたい。
これは誰もが思い当たるフシがあり、ドキッとする言葉なのではないでしょうか?人のせいにすることでいったん自分の心は安定するかもしれませんが、それは成長には繋がりません。学んで成長していく人と、人のせいにして成長を目指さない人、どちらになりたいのか?とキングカズに問いかけられているようですね。
勝負事に運は必要だが、それ以上に大切なのは毎日努力を続けることだ。コツコツやってきたことが実って結果となる。その積み重ねが運をも呼び込む。
運が良い、運が悪いという言葉がありますが、その運も努力の積み重ねで呼び込まれるのではないかというのが三浦知良の考えです。また巡ってきた運を生かすには努力の積み重ねがないといけないということも分かる名言です。
海外には行ったほうがいいと思う。行くといろんなことがわかるから。日本の良いところも悪いところも、自分の良さも悪いところも。
サッカーだけにとどまらず、人生にも当てはまる名言です。海外に行くと良いところも悪いところも再認識できると三浦知良が感じていることが分かります。
大事なのは、結果が出なくても人のせいにしないこと。悪いことはつい誰かのせいにするけど、違うんです。自分自身に原因があるんです。僕はずっとそう思い続けてきました
三浦知良は結果が出ない時に、運がなかったと考えたり人のせいでできなかったと考えたりすることはしないとしています。ついついやりがちな心を戒める名言でもありますね。
僕にとって、夢は生きるための原動力。だから、同年代の皆さんには、どんなことでもいいので、夢を持ち続けてほしい。
三浦知良の同年代というと中年世代です。それでも夢は生きるための原動力になるので、夢を持ってほしいと願う三浦知良の言葉です。
見えないところに(おはぎを)置いてくれ
こちらは少しかわいらしい三浦知良の一面が見られる言葉です。横浜FC時代の専属調理師であった石川勝則のインタビューからわかった言葉です。三浦知良はおはぎ大使を拝命するくらいおはぎが大好きです。この言葉は、食べてはいけない時期なのにおはぎを見ると食べたくなってしまうからだと思われます。
日々の目標に向かって努力する先に、夢の実現があると思います。今日を頑張り抜く、今日を乗り越えていくことしか考えていません。
三浦知良は一日一日を大切に頑張りぬくことを目標にしています。中長期的な目標も必要ですが、まずは今日精いっぱい頑張れたのかを確認することの大事さに気づかせてくれる名言です。
何事も失敗する確率の方が高いんだから。それでも、いいことが起きたときの喜びは、苦しいときの悲しみに勝るもの。総じて人生は成功も失敗も五分なんだ。そこで、あきらめる人とあきらめない人の差が出る。僕はあきらめないよ。またゴールを取って勝ちたいね。
失敗を恐れずに頑張れるのは喜びの方が大きいからだと三浦知良は語っています。サッカーだけでなく人生訓としても分かりやすい名言です。
成功なんて、いつまでもぶらさがっていられるほど甘くないと思っている。
三浦知良は成功者です。しかし、それにいつまでもぶら下がっているのは違うと感じるハングリー精神を持ち合わせています。三浦知良が成長し続ける理由はここにあるのでしょう。
人生には良いときも悪いときもある。大きな実績をあげれば自信がつく。挫折したときでも、そこからはい上がることで踏ん張る力が身につく。栄光と挫折の両方を経験することで、人は大きく成長していけるのだろう。
栄光も挫折も経験している三浦知良だからこそ、重く響く名言となっています。人生で迷ったときやどん底だと感じた時に思い出したい名言です。
目標を立てて、夢を追いかけて成長するのに年齢は関係ない。
現在50代半ばということもあって、年齢のことを言われることが多いキングカズですが、一貫して年齢は関係ないと答えています。同じくらいの世代にも勇気を与えてくれる名言です。
真剣にやんないと面白くないね。
何事も真剣にやったからこそ、うまくいくと嬉しいし、うまくいかないと悔しいものです。そんなシンプルな事柄をもう一度しっかりと思い出させてくれる名言といえます。
あきらめる理由を探すんじゃなくて、あきらめない理由を探せ。
○○だからできないと言いがちな人はいませんか?諦める理由を探すのは簡単です。しかし諦めない理由を探した方が建設的でかっこいい、そんな風に三浦知良が背中を押してくれています。
経験から言えば、いいことしか言われない時期は「まだまだ」なんです。悪いことを言われて初めて一流に近づく。それを越えてこそ一流じゃないかな。
良いことも悪いことも言われてきた三浦知良だからこその名言です。良い事しか言われない時期でも天狗にならず、まだまだと考える姿勢がかっこいいですね。
「とにかく今日を一生懸命、精一杯やる」と思って練習を積み重ねるだけだ。そうして「気がつくとここまで来ていた」という生き方でいいんじゃないか。
これは三浦知良自身の人生でもあります。毎日一生懸命生きてきたことで今の地位があると自信をもって言えるのですから、やっぱり三浦知良はかっこいいですね。
上を向いている限り、絶対にいいことがある。明るい未来が待っているはずだ。
先が見えないコロナ禍の中でも心にとどめておきたい名言です。上を向くことをやめてしまえばいいことも見過ごしてしまうかもしれません。しっかり上を向いて生きていきたいですね。
どんなに八方ふさがりのように思えても、道がなくなるわけではない。進むべき道、進んでいける道を見つけて、一歩ずつ進んでいけばいい。
どうしようもなくなったと感じた時にはぜひこの言葉を思い出してください。少しでも進める道を探して、少しでも進むことで突破口が開いていきます。
チームスポーツでは、誰かが失敗したとき、必ず誰かが助ける。試合に勝つことよりも、皆が力を合わせて頑張ることこそ大切なんだ。結果はどうあれ、そうした経験は人々の心を結び、人生を豊かにしてくれる。
チームスポーツの何たるかを的確に表した名言です。大人のみならず、子供にもぜひ伝えたい名言でもあります。
積み上げてきたものも、たった一瞬でダメになる
三浦知良にしては少しネガティブな言葉です。しかし、たった一瞬でダメになるという意識を持ちながら注意を払って生きていくことが大事であると気づかせてくれる名言でもあります。
勝負事には運は必要なのだが、それ以上に大切なのは毎日努力を続けることだ
運がないと勝負ごとには勝てないと言いますが、努力なくして運をつかむことはありません。やはり日々の努力は大事なのだと三浦知良は伝えてくれています。
いつも必ず自分に勝てる人間なんて、そうそういるものではない。大切なのは、自分に負けたとき、「もっと強くならなければ」と願うことだ
サッカーは自分との戦いであると明言をしている三浦知良の言葉です。三浦知良も毎回自分に勝てるわけではありません。しかしもっと強くならなければと願い、行動することで成長していくことができます。
ひたすら一生懸命やっていれば、結果は後からついてくる。
こちらも努力を怠らずにいれば結果はついてくるという三浦知良の言葉です。実際に世界で活躍した経歴を持つ三浦知良ですからその言葉の重みが良く分かります。
どんなときでも「人生これでいい」なんて考えちゃいけない。そう思った瞬間に進歩が止まり、後輩たちに抜かれ、置いていかれる。
三浦知良がまだまだ現役としてやっていける理由はこの言葉に尽きます。人生これでいいなどと考えずにいつも努力を積み重ねる、それがキングカズなのです。
30歳は小僧だね
50代半ばでありつつまだまだ現役選手としてプレーを行う三浦知良からすると30歳なんてまだまだ小僧です。30代になるとそろそろ引退か?といわれるサッカー界ですが、レジェンドの言葉は重く響きます。
一番充実する地点に向かって、探りながら進んでいる感じです。決して止まってはいけないし、まだまだ上がある。自分の可能性に賭けているというところです。自分の人生が巻き戻せるとしても、やっぱりどこにも巻き戻したくない。
戻れるとしたら自分の人生のどのポイントに戻りたいか?という話題で話したことがある人は多くいるでしょう。キングカズの答えはこれです。ただただかっこいいと感じさせる名言です。
僕の方が皆さんの言葉や励ましから、勇気を貰ったりしているんです。僕からのエールと言うよりも本当にみんなと頑張っていきたいなとおもっているんですけどね。
サッカー界のレジェンドでありつつも身近に感じられるのは三浦知良自身がこちらのような思いを持っているからなのでしょう。特にファンにとっては嬉しい一言です。
敵は俺が思うほど強くはない。俺は俺が思うほど弱くはない。
サッカーのみならず、会社で提案をしなくてはいけないなどの時にも役立つ名言です。俺は俺が思うほど弱くはない。そう思うだけで、頑張れる気がしませんか?
いまは何かをすべきタイミングではないのかも。でも、いつまでも何もしないわけにはいかない。僕らは生きていかなくてはいけないのだから。
三浦知良にしては少しネガティブな言葉です。しかし、いつまでも何もしない訳にはいかないというのは誰にでも当てはまります。これはサッカーに関しての三浦知良の言葉ですが、人生のあらゆるシーンにも当てはめることができます。
夢は語ったほうがいい。言わなきゃ、何も始まらない。
夢は書くと実現する、言うと実現するというのはよく言われることです。キングカズも同様に考えています。ぜひ、夢は語っていきましょう。カズの言う通り、言わなきゃ何も始まらないのですから。
先輩方や自分たちが積み重ねてきたものがあって、今がある。今が素晴らしければ素晴らしいほど、過去の苦労の価値は高まっていく。
仕事で後輩たちの活躍や仕事環境に不満を持ってしまうこともあるでしょう。しかし三浦知良はそんな状況でも不満を抱くことなく、この名言のように考えます。彼の器の大きさを感じさせる名言です。
勝利を目指すのなら、遠慮はするな。
シンプルながら、かっこいい名言です。サッカーだけでなく人生における座右の銘としてもおすすめです。
みんながまとまると強くなること…。超一流が集まって真剣にやった集中力は一つの芸術だと思う。
野球WBC優勝について三浦知良が語った言葉です。サッカーも同じチームプレーですから、共感も大きかったことがうかがえます。
負けたとき、自分のどこがダメだったかを考える人は必ず成長できる。自覚のある人は、勝ったときでも反省点を見つけて改善していくものだ。
勝利を収めた時は手放しで喜びたくなります。しかし、勝ったときでも反省点を見つけることでさらに強く成長していけるのだと諭してくれる名言です。
1%あるんですね。じゃあ僕はその1%を信じます。
高校の監督にブラジル留学を「人間100%はないが お前は99%無理だ」と言われた時の三浦知良の言葉です。信じる力の大きさを教えてくれる名言ですね。
不用意にキッチンに入らないようにするよ。俺もフィールドの中に他の人が入ってくるのがあまり好きじゃないから。
これは三浦知良の名言の中でもウィットに富んだ言葉です。器の大きさが分かる名言が多い三浦知良ですが、かわいらしい一面も持ち合わせていることがうかがえます。
相手はいるんだけど、敵は自分自身なんだよね。
三浦知良は自分自身との戦いだとサッカーをとらえています。相手チームは存在しますが、やはり、戦いの敵は自分自身だとのことです。
調子がいいときもあれば、悪いときもある。調子が悪いときにこそ、自分を見つめ直して、常に全力を尽くしながらトレーニングをしています。その苦しさが自信に変わっていく。
トレーニングに関する思いを表した三浦知良の言葉です。苦しさを積み重ねたという自信が欲しくてトレーニングを行うのです。筋トレをする人にもおすすめの名言です。
続けられる人ってその時その時の変化に対応できる人じゃなきゃいけないんで、常に新しいもの、信念というものは貫いていいと思うんですけど、その中にやっぱり瞬間、瞬間で新しいものに対応していける人じゃないとやっぱり長く一線ではできないですね。受け入れないと、色々なことを。
三浦知良が現役でチームを引っ張っていけるのはこの対応力にあるのでしょう。新しいものを受け入れ、自分の中に取り入れることで成長していくことができます。人生にも同じことが言えますね。
うまくいかなかったときには、自分に力がなかったからだと考える。良い結果が出たときには、頑張ってきた成果だと考える。人生に偶然はない。
偶然うまくいかなかった、偶然うまくいったということはないと三浦知良は教えてくれます。人生に偶然はありません。すべて自分が招いていることなのだと三浦知良は考えるようにしていることが分かります。
悲しみはいつか癒えていくのかもしれない。でも、傷って消えることは無いんです
ドーハの悲劇について今どう思いますか?という質問に対しての答えです。それだけ三浦知良は悔しい思いをしたということが良く分かります。
嫌いな言葉は「衰える」自分がそうでも10の力を2にするんじゃなくて、8とか7とか少しずつ落とすことはできるはず。支えてくれる人のためにも積み重ねたいね。
生物なので衰えるのは仕方のないことなのかもしれません。しかし、三浦知良は衰えるという言葉が嫌いだと言っています。衰えるのではなく、少しずつ落としていくのが理想だと語りました。
とても明るく生きていける状況じゃない。でも、何か明るい材料がなければ生きていけない。暗さではなく、明るさを。生きるための明るさを。
これはコロナ禍にもぴったりと当てはまる名言です。何か明るい材料がなければ人間は失意の底に沈んでしまいます。生きるための明るさを何か、探していきましょう。
まず自分を省みること。それは多分、サッカーに限った話じゃない。「上司がちゃんとしてくれないから失敗した」とか、「僕らはできるのに、あの人のせいで仕事がうまくいかない」と、常に誰かに責任をなすりつける人が会社にもいるんじゃないかな?そんな人と、「他人はともかく、自分のここがダメだった」と考える人の差は歴然と開いていくような気がする。
読んでいてドキリとした方はいませんか?三浦知良はこちらのように考えています。あなたはどちらの人になりたいか?と三浦知良が語りかけてくるような名言です。
伝えなくちゃいけないと、最近思うんですよ。自分の経験、学んだこと、足りなかったことを
三浦知良は今も現役で若い選手とプレーをしています。実際の息子よりも若い年齢の選手と関わることも多くあります。その中で伝えることの大切さを実感したのかもしれません。
緊張するなと言っても無理だろうけどしなくていいんだよ。自分の持ってるものを普通に出せばいいからね。
日本がW杯初出場を決めた際、フランス戦に向け選手選考でピリピリしていた代表合宿に初招集されたのが中村俊輔(当時19)です。そんな彼に対して三浦知良はこのように話しています。偉大な先輩にかけられた温かい言葉がどれほど中村俊輔の支えになったか、想像に難くありません。後輩想いの三浦知良にはこちらのようにいい話が多くあります。
特別なものは何もないです。いつでもありのままを見せてきたから。ただ、準備だけは整えて、無心でいきたいですね。
侍のような心もちで試合にのぞんでいることが分かる三浦知良の言葉です。気負わず、無心で行くことで今までの成果が出るという自信がひしひしと伝わってきますね。
自分の中で満足しちゃいけないんだ。もっと大きくなるには外へ出るべきだと思ったんです。
これはサッカーだけでなく、人生にも同じことが言えるでしょう。世界を見ること、外に出ることで人間は成長していきます。
何か一つというと、とても難しいのですけど、僕が思うのは、やはり…どんな状況になっても全力を出し切る、出せる人じゃないかなというふうに思います。
2010年に放送されたプロフェッショナル~仕事の流儀~エンディングでの名言です。キングカズが語るような人物になりたいですね。
厳しい試合になるけど、でも可能性はあるよ。試合は0-0から始まるんだから。
日本代表へのエールとしてこちらの言葉を三浦知良は送りました。かつて1%の可能性に賭けた三浦知良だからこそ生きる言葉です。
この1日を、休んだ方がいいんじゃないかっていう体のときもあるかもしれません。でも、休まないでやるのは90分出たいからです。
こちらは2010年放送のNHKプロフェッショナル~仕事の流儀~で語った言葉です。なぜ努力を続けることができるのかに対して彼はこのように考えているということが分かります。
日頃からサッカーに謙虚でなければ、運さえ向いてこない。
常に謙虚であることは三浦知良がよく言っていることです。謙虚であるということは努力する姿勢や学ぶ姿勢にも出てきます。サッカーだけでなく、人生においても同じことが言えますね。
おう、サッカー少年、頑張ってるな!サッカーって楽しいだろ?いつか同じピッチでサッカーやろうな!
通りがかりに見つけたサッカー少年に声をかけた時のエピソードです。実際にその少年ももうサッカー選手になっているかもしれませんね。三浦知良の器の大きさと少年の可能性の対比がまぶしい名言です。
昨日みたいな場合はお客さんの後押しもあるから、やっぱりマークを必死にかいくぐって走れるんだよね。五万人があれだけ熱狂したら走れるもの。マークがついていようがなんとかしようという気になるものね。
努力が大事であると常に言っている三浦知良ですが、お客さんの声援も大事だと思っていることが分かります。
他の選手の倍以上長くプロの生活をやっているから、倍以上体に気を付けなくてはならない。準備や体の手入れを慎重にやらないといけないから、どうしても早くなってしまうんです。
なぜ、練習に一番乗りで来るのかという質問に対しての答えです。あのキングカズよりも後から来るなんて…と思ってしまいがちな後輩も同時に気遣った言葉でしょう。部下や後輩を抱える人にもぜひ読んでほしい名言です。
ブラジルにいた18歳か19歳の頃の写真を見ると今と同じようにサングラスをしているし中折れ帽もかぶっている。〜中略〜 自分が好んでいるスタイルだから楽しいんだ。海外旅行に行った時なんか靴だけで7足、スーツ9着なんてこともあるし、朝昼晩と一日3 回、“お色直し”するのも当たり前
おしゃれでおなじみのキングカズが服装について語ったときの言葉です。楽しいと思えることをするというシンプルな事柄が彼らしさを作り出しています。
弱気になる事もあるけど、サッカーが好きだし、グランドに立つのが好きだし。選手以上のポジション(仕事)が考えられない
三浦知良はサッカーが転職であると語っています。このような仕事に巡り合えることは幸せですね。
J2では、クラブが言うことに何の疑問も持たない選手が多い。プロとしての意見を、はっきりと言えない環境がある。給料など待遇面でギリギリのところでやっているのにね。経験のある選手が言うことで、若い選手が気づく。クラブが成長するためには、わがままではなく、言うべきことは言わないと。
三浦知良がクラブに対して発言するときは実はこんなに深い意味合いが隠されていました。しっかりというべきことは言うというのが大人の対応だと示してくれる名言です。
サッカーを日本の文化とする為一生懸命走ってきました
サッカー界のレジェンドといわれる三浦知良ならではの名言です。その自負の通り、その活躍はだれもが知るところとなりました。
若い20代、30代の選手に、自分自身プロサッカー選手として負けない!って思ってますから、自分は先発で出て90分いいプレーができるって信じてます。
こちらは2010年に放送されたNHKプロフェッショナル~仕事の流儀~で三浦知良が語った言葉です。彼のサッカーにかける情熱が良く分かる言葉です。
今でも国歌の練習、一人でしちゃったりしますからね。トイレで歌ってたりしますから。
レジェンドでもある三浦知良ですが、お茶目な部分がたくさんあります。確かにピッチで国歌斉唱をする際、歌詞が分からなくなったらちょっと恥ずかしいですね。
自国以外でサッカー選手として生き残るのは本当に困難だ、最後までサバイバルする選手に一番必要なものは何かわかるかい?技術じゃない、そのクラスの選手の技術はみんな同じくらい高いからね、一番大切な事は、サッカーへの情熱、一途の献身、毎試合今日死んでも悔いはないという思いで試合に望む、サッカーに人生を賭ける選手だ。
色々な国でサッカーをしてきた三浦知良ならではの言葉です。最後にものを言うのはサッカーへの情熱であるという考えが良く分かります。
いつだったかな、日本代表合宿でゴンちゃんと一緒にランニングしたんだよ。別に競争でないんだよ。でもお互いにトップを譲らないんだ。オマケに終わろうともしない。ずっと無言で走り続けていたんだよ。結局、誰かに止めてもらったんだけど、そうじゃなきゃ、倒れるまで走っていたね、きっと。
これは2人の負けん気の強さを表すエピソードです。ほほえましいながらも、プロのアスリートの真剣さが垣間見えますね。
ワールドカップ出場が決まったら、夢を達成したことにはなるけど、それは、到達点から 今度は通過点にしか思えなくなるでしょう。人生と同じで死ぬまでの間、通過点なんです。 今は果てしなく続く道の中にワールドカップがあって、それが、夢で、すべてだと思っているけど、 またそこで行ったら違ったものが見えてくるだろうな、って思う
ワールドカップについての三浦知良の想いが良く分かる言葉です。達観した考え方であるのは、常に仮想敵が自分であるという彼の考えに根差したものでしょう。
…次の保証なんか、オレたちにはないんだ。
代表用具係の人にユニフォームを次、来た時渡すと言われてこの言葉を発しました。
心臓が破裂しそうになっても、試合を終えた後の充実感を考えると走れちゃう。
三浦知良が多くの人の視線を集めてやまないのはこちらのようなじじつがあるからでしょう。
それじゃ、見ててください。僕が日本を変えてみせます
帰国時日本にはプロが無いとネガティブな発言をする周囲の人間に対して三浦知良はこう語りました。
プロは、なるよりなってからの方が大事だと思うんです。厳しく律していないと自分を高めていけなくなる。
プロサッカー選手になりたい!というのは子どもの夢の一つでもあります。しかしプロとは何たるものかをしっかりと教えてくれる言葉がこちらになります。
…サッカーが好きなんですよね
三浦知良が思いを集約するとこの一言に尽きるのでしょう。
一生懸命に練習して、チャンスを待つしかない。悔しさはすべて練習にぶつけた。
運は努力の積み重ねの上にしか来ないと考えている三浦知良ですが、もう努力を重ね切ったと考えての清々しい発言がこちらです。
見る人が文句を言う楽しみを提供するのも、プロ集団としての娯楽性の一つ。違いを楽しむくらいでいこう。
サッカーのプロとは何かということを常に考えている三浦知良は、プロ集団をこのようにもとらえていました。
サッカーは僕にとって信念…人生そのもの。
三浦知良のシンプルながらすべてを語る一言です。
もう少し自国の超一流選手を誇りに思ってほしいんだ。プロ野球選手がメジャーに挑んだときもそうだった。「マツザカの剛球、打てますか」と尋ねたらよかった。「あなた方はイチローを抑えられますか?無理だと思うけど」なんて聞く人がいてもいい。サッカーも早くそういう時代になってほしい。
インタビュアーに対してこのように考えている三浦知良の言葉です。確かにその通りですね。
人生に偶然はない。だからこうも思う。1998年W杯に行けなかったのも偶然じゃない。岡田武史監督がどうこうでもなく、僕に力がなかったのだと。努力が足りなかったのだと。
W杯に行けなかったのを監督のせいだと考える人が大半だった中で三浦知良はこのように考えていました。
サッカーを見るのが好きなのか、するのが好きなのか?見ることがやることほど面白いとは思えない。やるのが一番。監督業?いや、選手の方がいい。ビジネスで金もうけに走る?いや、それも自分らしくないな..。だから暑くても一生懸命走ろうと思うわけです。
三浦知良がなぜ現役を引退しないのか。それはこの一言に尽きるでしょう。
日本代表をW杯に出場させるために帰ってきました。
1990年読売サッカークラブと契約し帰国した時の会見での言葉です。彼のかっこよさが良く分かりますね。
素直にうれしい。ひとつの形として結果を出せた。チームを立ち上げてここまで来た人は、本当にうれしかったと思う。その人たちに本当におめでとうと言いたい
横浜FCJ2優勝&昇格決定の会見で三浦知良はこちらのように語りました。
スピードや体格は確かに武器。でもそれがすべてじゃない。大事なのはサッカーを覚えることなんだ。
海外選手はスピードも体格も日本人選手よりも良いことが多いです。しかし、大事なのは三浦知良の言う通りサッカーを覚えることです。
サッカーだけでなく、外で遊ぶときも、お風呂に入るときも、人と会うときも、もうすべて一生懸命行くぜ、という感じなんだと思う。
三浦知良に惹かれる人が多いのはこのような彼の生きざまに憧れや尊敬を抱くからかもしれません。
辛いときは練習ですよ。グラウンドで走って苦しむ。肉体的にも精神的にも苦しむことで発散できますよ。それで自分自身を取り戻せるというか、休みの日で一人で走る公園でもそれは感じます。
辛い時こそ、練習をするというのは脳科学の観点からみても理にかなっています。それを自然に体得しているのですからやはりキングカズはすごいですね。
三十歳の頃、体の衰えを感じて焦った。その経験から休息の必要性を学んだ。しっかりと鍛えた蓄積があったから、今は量より質の練習で体を維持できる。どんなときでも自分を磨き続けることが大事。それが必ず将来のためになる
休息をすることの大事さを学んだという三浦知良は質の良い練習を行うことにシフトしています。
信念を持って、地道にトレーニングをして成長し続けること。プロは試合での結果を常に求められます。その結果のために、自分がどれだけの時間を費やしてトレーニングができているかが重要。
プロ選手は華々しいイメージですが、その裏には想像を絶するほどの努力が重ねられています。そのことが良く分かる三浦知良の言葉です。
今でも試合に出られなかったり、結果を出せなかったときの悔しさは、10代の頃に味わったそれと変わりません。その悔しさがあるからこそ、次へ挑戦する意欲が生まれてきます。
三浦知良は50代半ばではありますが、気持ちはまだまだ10代のままです。だから努力を重ねていけるのでしょう。
全盛期?これからだよ。
三浦知良の不敵な笑顔が目に見えるようなかっこいい名言です。
プロなら監督に意見を言わなきゃいけないんです。
監督の指示に従うばかりではいけないと三浦知良は考えています。
過去の実績なんてものはどこかへしまって、今を歩む。150点以上ゴールしたのは昔の話。今の僕にはどうでもいいんだ。
三浦知良は「昔は良かった」系の発言をしません。それは今と未来を見つめているからです。かっこいい大人の男性という気がしませんか?
サッカーは11人対11人で戦う。自分の周りには11人の敵がいる。しかし本当の敵は、ボールを奮いに来る相手選手ではない。自分自身なんだ。自分に勝つとは、自分の気持ちを納得させるだけの努力をすることだ。
三浦知良は常に自分自身と戦う気持ちでサッカーに挑んでいるといいます。つまり自分に恥じない努力ができたかどうかを大事にしているということの表れでもあります。
もし緊急で代表に選ばれた時恥ずかしいコンディションでピッチに立つなんてことは自分には絶対にできない。日本代表とはそういうものじゃないんだ。後悔だけは絶対残したくない。
サッカー選手としてのプライド、キングカズとしてのプライドが言わせている名言です。ただただ、かっこいいですね。
世界のサッカーを見ても、1位と最下位のチームがやったら、1回は絶対にチャンスがある。あとは、いかにそれを決められるか。
チャンスをうまくつかんで生かすことができるというのも才能の一つです。そのチャンスを見極められるようになりましょう。サッカーだけでなく、仕事にも応用できる名言です。
点を取らないことで不調と言われるなら、それはそれで不調でしょうがないんじゃないの。周りの見方で。ただ、僕のプレーはそれだけじゃないって思ってるからね。それはサッカー知ってる人ならわかると思うよ。
サッカーは得点をするとすごいと評されがちですが、もちろんひとりでゴールを目指す競技ではありません。三浦知良はその点を指摘しています。
Jリーグ初代MVPにもなった、世界選抜にもね。日本、アジアのトップに立ってやってきたっていう自信もある。勿論不安や危機感もある、イタリアに行く事で何か失うかもしれないし。でもそれを乗り越えて何かをやり遂げれば胸を張って帰って来れる。仏W杯に行くためにも、何かを掴んで帰ってきたい。
三浦知良は過去の栄光にしがみつくことなく、新しい環境へ身を投じる覚悟を持っている人物です。だから惹かれる人が後を絶たないのでしょう。
「倒されているのはこっちばかりで、向こうは一人も倒れていないじゃないか。もっと厳しく行こう」そんな事を言ったと思う。今回のチームではあまり言う選手がいないから結構言ってます。チームを盛り上げていこうと。
厳しいことを言わなくてはいけないこともあります。しかしそれはチームを盛り上げたいからです。三浦知良のサッカーと後輩への想いが見え隠れするエピソードでした。
ブラジル生活も2年3ヶ月経過し、情熱を失いかけて帰国しようと思い、その前に最後に観光でも、と訪れた先で見かけた草サッカーで裸足の子や片足の少年がプレーしてたんです。それを見て俺にはスパイクもボールも両足もある、何て恵まれてるんだ…!って。それでまだ挑戦しよう!と思ったんだ。
三浦知良も最初から努力を重ねられる人間であったというわけではありません。見て、聞いて、感じて、そして考えることで今の三浦知良が出来上がったということが分かります。
試合に出たい意欲、練習をしたい意欲、サッカーをしたい意欲。それがすべて、10代のころと変わっていないんですよね。
50代半ばながら息子よりも年の離れた選手たちとプレーができるのはこの想いがあるからでしょう。
「もうダンスはよしなさいよ」との声をいただきました。貴重なご指摘を重く受け止めつつ、次もやりたいと思っています。
三浦知良のお茶目な一面が分かる名言ですね。思わず聞いている人も微笑んでしまうでしょう。
僕にはサッカーしかないですから。
三浦知良が良く言う言葉にはこのような言葉が多くあります。サッカーが自身の天職であるという自負があるのでしょう。
環境なんか関係ない。サッカーはボールとグラウンドがあればできるから。
サッカーに関する思いを三浦知良が端的に語った言葉です。
お金をもらうからプロじゃない。どんなときでも手を抜かず、全力で戦うからプロなんだ。
プロ選手とはまさに三浦知良が語る通りのものです。だから子どもたちは憧れ、大人たちも応援するのでしょう。
人間いいことばかりじゃない。良くないときも頑張ろうと、自分自身に負けないように言い聞かせてきました。確かにワールドカップに出場できなかったのはバネになったけど、それだけじゃない。いまとなってはワールドカップもJ2の横浜で試合に出られないのも、僕の中では一緒。両方とも悔しいです。
三浦知良は悔しいという言葉をよく使います。悔しい思いをするから成長していけるのでしょう。
僕自身については、少し自分勝手になろうかと思っている。チームのためを思う余りプレーが遠慮がちになっていた気がしてね。自分のやりたいプレーに徹したい。それで駄目なら外してくれていい。そのくらいの意気込みで挑む一年にしたい。
自分に遠慮してか、少しおとなしいとチームメイトに対して感じることがあったようです。それに対しての子の発言でした。
ヴェルディとの契約がゼロになり、気持ちがゼロになったとき、自分が本当にやりたいことが見えてきた。
契約がゼロになるというのはマイナスのイメージです。しかしそんな状況でも三浦知良は活路を見出します。
相手が18歳だろうが、グラウンドに出れば関係ない。年下に命令されて頭にこないのって聞かれるけど、ボクは全然こない。
サッカーに対して年下、年上、監督などは関係ないと三浦知良は一貫して話しています。
市選抜にも、県選抜にも、東海選抜にも、選ばれなかった人間が後で世界選抜に選ばれたわけです。
これは事実です。三浦知良の事実を述べているだけですがなんとも皮肉な、そして希望の持てる名言なのでしょう。
日本代表としての誇り、魂みたいなものは向こうに置いてきた。
フランスW杯直前の代表合宿中、三浦知良がW杯メンバー漏れを言い渡されたときの名言です。
とにかく、目の前の試合に向かって全力を尽くす。その積み重ねで、これからも進んでいきたい
今まで三浦知良はこうして人生を切り開いてきました。これからも進んでいくことをみんな期待しています。
これで皆、オレが引退すると思っているのかな?サッカーは世界中でやっているんだぜ。
年齢的に常に引退を尋ねられる三浦知良ですが、このようにウィットに富んだ切り返しをしています。
クラブというのは色んな波を乗り越えていくもの。みんなの思いのこもったチームだと思う。これからも苦しみ、きょうのような喜びもある。
三浦知良がサッカーを天職だと考えているのはサッカーがチームプレーだからなのではないかと思われるこちらのような名言がいくつかあります。
成功した時にスポーツ紙の一面になるのは普通の選手。失敗した時にスポーツ紙の一面になる選手は限られている。一面で失敗を取り上げられ叩かれることに誇りを持てばいい。
三浦知良には発想の逆転をした名言が多いのですが、こちらもその一つです。思わず唸らせられる名言ですね。
人生もサッカーも量じゃない。質だ。シュートの練習もそう。2000本打とうが、ただ打っているだけだったら上手くはならない。30本でも1本1本気持ちを込めて集中したほうが断然上手くなる。
三浦知良は30代で体の衰えを感じた時から量より質の練習にシフトしています。こちらの発言もそれによるものと考えられます。
食事を意識し始めたのは35歳過ぎてからです。それまではしっちゃかめっちゃか。いまでもそういうときはあります。試合まで時間が空くときは脂っこいものも食べるし、みんながいうほどストイックじゃないですよ。人間ね、なんで仕事するかといったら遊ぶためだし、楽しむためでしょう。いい仕事をするためには思いっきり遊ばないと。
食事について聞かれた三浦知良はこう答えていました。食事に関してはあまりストイックではないようです。
これまで本当にいいサッカー人生を送ってきた。でもそれは昨日までの話。今日もすぐに過去となる。明日をどんな1日にして、どう自分を高めるか。僕はそれだけを考えていたい。
常に未来を見ている三浦知良らしい名言です。
先発フル出場が目標ではあるけれど、それは監督が決めることです。僕の中ではそれよりも、どういう気持ちでグラウンドには入れたかのほうが大事なんです。充実していたか、ボールに集中していたか。試合も練習も常にベストを尽くすことが大切だし、それがプロだと思っていますから。
試合は自分との戦いと発言している三浦知良ですから、このような心持ちで試合に臨んでいることも不思議ではありません。
そりゃあJ1とJ2を自由に選べるなら、J1を選びますよ。でも、自分を必要としてくれるならカテゴリーは関係ない。僕にとってのプライドとは、グラウンドで一生懸命プレーすることです。与えられたことを精一杯できるか。それがいまの僕には重要なんです。
自分を本当に必要としてくれる場所でプレーをするという彼の発言は多くの同年代の心にも響くでしょう。
自分にとってプロとして必要とされるということが一番大事。自分を本気で必要としてくれて、プロとして条件を満たすのなら考える
横浜FC入団を聞かれて三浦知良はこう答えました。プロとは何たるかを自分の中でしっかりと確立している三浦知良ならではの答えです。
通用しないから行くんですよ。
イタリアセリエA・ジェノアへの移籍について三浦知良はこう答えました。かっこいいの一言に尽きる名言です。
サッカーは僕の人生です。自分のすべてです。ただ、サッカーを人生そのものにするためには、遊びがなければいけない。
遊びとは?という点について深く考えさせられる名言です。
もっとサッカーがうまくなりたい。その夢があるから、毎日、目標を積み重ねながら、現役プレイヤーとして挑戦し続けることができている。
なぜ、三浦知良はまだ現役で活躍できるのか。その答えがこちらの名言です。
何が支えになるとかいうことではなくて、プロは自分の道を極めるしかないからね。
プロの世界は華々しいけれど孤独なものなのかもしれません。そんな三浦知良の奥深い言葉です。
つい自分を追い込みすぎてしまう
練習に関してはストイックな三浦知良ですからついこのような事態に陥ってしまうこともあるようです。
99回外しても、平然と100回目を蹴る。そういう精神構造でないとやっていけない。
「平然と」というのがポイントです。気持ちを落ち着けて雑念を払うこともプロの仕事にはかかせません。
ジーコ、一度でいいから呼んでくれねぇかな。
日本代表への復帰について三浦知良はこのように話していました。報道陣を笑顔にさせる一言です。
UAEには今まで四回来てるけど今回が一番暑い。一回ダッシュするともう帰ってこれないもの。でも、根性で「ワールドカップに行きたくねぇのか」って言い聞かせて走っていた。
三浦知良がどれだけワールドカップに出場したいのかが分かるエピソードです。
水をかけられたという事はお前がみんなにエースと認められたという事なんだ。俺だってブラジルでファンにドラム缶を投げられたんだぜ。挫けるなよ。お前はまだ先を目指すべき男だよ。
W杯予選でゴールを決められず、空港でファンに水をかけられた城彰二に対してこう話しました。
一生やるよ。自分からは辞めないと思う。でも俺にも、どこもクラブが雇ってくれなくなる時が必ず来る。それが現役生活の終わりだと思ったらそうだろうけどサッカーはどんなところでもずっと続けられる。プロじゃなくてもいいんだから。プロサッカープレイヤーでなく、「サッカープレイヤー」として。
三浦知良がサッカーを引退する日はありません。そのことを強く感じさせる言葉です。
イエスかノーで判断されるのがプロの世界。叩かれるうちが花だし、選手はそれを乗り越えて大きくなるものだ。批判に耐える強い精神を持っていなければ、上のレベルにはたどり着けない。
プロには強い精神力も必要であると三浦知良が考えていることがよくわかります。
僕は10代でプロになり、31年目になる今でも、サッカーへの情熱は変わりません。ずっと、試合に出て、ゴールするという夢を追いかけている。
三浦知良がサッカーを現役で続けられる理由はここにあります。
サッカー選手は試合に出て初めて評価される。だから出られないと悔しい。その悔しさは、すべて練習にぶつける。できることを日々精一杯やっていれば、機会は必ず巡ってくる。
三浦知良でも試合に出られないことはあります。だから努力を重ねていけるのでしょう。
自分は年齢的な事は言いたくないがどこに行っても年齢の事は言われる。苦しんでいる人達にも諦めて欲しくないし、自分もサッカーを諦めていないし、諦めた事もない。これからも挑戦し続けたいと思ってる。そういう気持ちでグラウンドに立って、ゴールという形で届けられた。
年齢に対して、三浦知良が一つの結果を見せることができた時の言葉です。
年齢のこといつも言われますから、壊れちゃいけない壊れちゃいけない逆に壊すまで使ってほしいって思いますよ。壊してくれと思いますよ。そういう気持ちで今やってます
こちらも三浦知良の年齢に言及した言葉です。
これまで見えないものをずっと追いかけ続けてきた。見えない何かを…。ブラジル、イタリアでもその何かを掴んだ事はない。もっと先で何かを掴もうとしてるけど、今までの韓国戦にしてもまだ。自分の何かが衰えてる、でも何かが成長してると感じている
三浦知良は試合に出るたびに何かをつかみかけているといいます。つかんだその時、それが何だったのかぜひ聞きたいですね。
本当に自分が頑張らなきゃいけないのは30-35歳くらいまでだと思う。そういう意味で僕にはまだやらなきゃいけない事がある。サッカー選手として、ドーハにしろ何にしろ今まではそれの準備でしかなかった気さえする。これから僕は不動のキングと言われるものを作ってかなきゃいけないんですよ。
キングカズと呼ばれることに対しての発言です。これからその地位を不動のものにしなくてはという意気込みが伝わってきます。
サッカー以外の全ての面でもニックネームに相応しくありたい。
同じくキングカズと呼ばれることに対しての発言です。
魂込めました、足に
かっこいい名言ですね。三浦知良ならではの言葉です。
勝ち負けに関係なくボールと仲良くなれ
横浜市内の小学校で訪問授業を行った時に小学生に語った言葉です。
僕の夢は日本をワールドカップに連れてゆくことです
大きな、そしてかっこいい夢ですね。夢は実現しました。
プライドは捨ててない。188分のためにやってることは、2000分出た時と変わらない
三浦知良がキングだと評される理由はここにあるのでしょう。
頑張れば必ず夢が叶うってわけじゃない。大事なのは、結果が出なくても人のせいにしないことじゃないかな
努力を重ねても必ず夢がかなうわけではありません。三浦知良は一貫して人のせいにしない大切さを語っています。
とっておきのネタがあるよ!新しいベッドが届いたんだ。キングじゃなくてクイーンだけど
インタビュアを喜ばせようとして自身のニックネームにかけた迷言を残しています。
小さい子供いるのが見えないのか?
こちらは三浦知良にサインをお願いする子供を押しのけてしまった人に対する言葉だといわれています。キングカズはとにかく子供にやさしいのです。
もらった飴玉と同じだけの数、同じだけの色のスーツを仕立てるつもり。俺がサッカーを続ける限りね。
おしゃれでおなじみのキングカズはスーツを仕立てる際に実家の近所の老夫婦がやっ てる紳士服店を利用します。子供のころ、たくさん飴玉をもらっていたのだとか。その恩を忘れないのも彼のかっこよさの象徴です。
10年後か、まだまだ現役をやっていたいね
10年後、三浦知良は60代半ばになっているでしょう。それでも活躍している姿をファンは待っています。
(内田篤人の名言については以下の記事も参考にしてみてください)
内田篤人の名言・格言40選!モチベが上がり心の響く言葉を厳選!
出典:Slope[スロープ]
三浦知良の名言がより響く記録の数々
三浦知良の名言がさらにかっこよく崇高なものに思えるように、ここで三浦知良の記録の数々を紹介していきます。
・1990年 – コダックオールスター(東西対抗)最優秀選手賞
・1990年 – 日本サッカーリーグ報知・年間優秀11人賞(ベストイレブン)
・1991年 – 日本サッカーリーグ最優秀選手賞
・1991年 – 日本サッカーリーグベストイレブン
・1992年 – ナビスコカップMVP・得点王
・1992年 – ダイナスティカップMVP
・1992年 – AFCアジアカップ大会最優秀選手
・1992年 – アジアベストイレブン賞
・1993年 – Jリーグ最優秀選手賞
・1993年 -Jリーグベストイレブン
・1993年 -日本プロスポーツ大賞
・1993年 -第1回オールスターMVP
・1993年 -W杯アメリカ大会アジア最終予選得点王
・1993年 -アジアサッカー連盟(AFC)年間最優秀選手
・1994年 – アシックスカップサッカー優秀選手賞
・1995年 – Jリーグベストイレブン、JOMOカップMVP
・1996年 – Jリーグ得点王、Jリーグベストイレブン
・2000年 – Jリーグ優秀選手賞
・2012年 – Fリーグ特別表彰
・2012年 – フットサル日本代表としてワールドカップに出場
・2013年 – Jクロニクルベスト ベストイレブン
・Jリーグ史上最高齢の54歳でJ1リーグでプレーしている
・リーグ戦でゴールを決めた最年長のプロサッカー選手としてギネスに掲載
・J1最年長出場記録を53歳6ヶ月28日に塗り替えた
・国際Aマッチ1試合で6得点の日本代表1試合最多得点記録保持
・国際Aマッチで通算得点記録(55得点)を持つ(2011年時点)
輝かしい経歴の持ち主でありキングカズはサッカー界のレジェンドだと知っていたとしても、記録を一気に見るとその格の違う凄さがよくわかります。何より、54歳という年齢ながら20代が中心の現役選手に引けを取らない運動能力を保持し、今もなおピッチに立ち続けているというのですから、驚異的としか言いようがありません。
(中田英寿の名言については以下の記事も参考にしてみてください)
中田英寿の名言集44選!心に響くかっこいい格言でモチベをあげよう!
出典:Slope[スロープ]
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三浦知良の名言を150選見てきました。心に刺さる名言や気に入った名言がたくさん見つかったことでしょう。この名言をいつも胸に、モチベーションを上げていくことをおすすめします。