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③大臀筋
デッドリフトは、お尻を大きく覆っている大臀筋を鍛えることができます。大臀筋を鍛えると、お尻を大きくできるほか、ヒップアップ効果も期待できます。そのため、美尻を目指している女性にもおすすめです。
ずーみー(泉風雅)
腰や背中が過度に曲がってしまうのを脊柱起立筋が弱いからだと考える方が多いのですが、実際にはハムストリングスや大臀筋が弱いか硬い場合が多いということを知っておきましょう。
(大臀筋の筋トレメニューについては以下の記事も参考にしてみてください)
大臀筋の筋トレメニュー集!お尻の効果的な鍛え方を自重・ウェイト別に解説!
出典:Slope[スロープ]
④その他の筋肉
デッドリフトは、腹圧を高めるために体幹の腹筋群の筋活動も高められます。腹筋群は腹横筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹直筋の4つから構成される筋肉で、体幹を屈曲させたり回旋させたりする働きがある筋肉です。
また、内蔵や脂肪を支える筋肉である骨盤底筋群や、肺呼吸に関わる横隔膜などにも効果があります。
ずーみー(泉風雅)
バックラインの筋肉や体幹の筋肉は、あらゆるスポーツをするときに重要な筋肉です。
(腹筋については以下の記事も参考にしてみてください)
腹筋は毎日やるべき?最短でお腹をバキバキに割る頻度・回数などコツを解説
出典:Slope[スロープ]
デッドリフトの正しいフォーム
デッドリフトで効率的に太ももなどを鍛えるためには、正しいフォームを身につけることが重要です。ここからは、通常のデッドリフトであるナローデッドリフト(コンベンショナルデッドリフト)のやり方を解説するので、チェックしてください。
①バーベルを掴んで足幅を腰幅程度にして立つ
まずはバーベルにすねが当たるポジションに立ちます。足幅は腰程度にして、つま先は軽く八の字型に開きましょう。この状態から股関節と肘を曲げてバーベルを掴みます。手幅は足のすぐ横、つまり腕を腕をだらんと下げた状態の手幅が適切です。このとき、腰を曲げないようにすることがポイントです。
この状態がスタートポジションです。ここから動作を行っていきます。
ずーみー(泉風雅)
バーベルを掴んだスタートポジションでは腰の位置が低すぎても高すぎても良くありません。目安として広背筋と上腕骨が90度で交わるポジションをイメージしましょう。