ジュラシック木澤の『ステロイド使用疑惑』は全て嘘！その理由を徹底解説！

ボディビルの大会にも様々あり、ドーピング検査が厳格なものもあれば、そうでないものもあります。それは、ステロイドを禁止するか否かにも言い換えられるでしょう。確かにステロイドの副作用には深刻なものもありますが、適切に使用すれば問題ありません。山本義徳のように、筋トレのみのバルクアップに限界を感じてステロイド使用に踏み切った人もいます。

また、ステロイド使用を疑われるビルダーやトレーニーもいますが、その多くは使用を公言していません。興味本位もあってか、有名人ほど「その筋肉は筋トレではなくステロイドに頼ったのでは？」と疑いの目を向けられる傾向にあります。ジュラシック木澤もその例外ではありません。しかし、木澤はむしろステロイドを使っていないことで有名です。

（山本義徳のステロイド使用については以下の記事も参考にしてみてください）

では、なぜジュラシック木澤はナチュラルで、ステロイドを使用していないと言い切れるのでしょうか。その理由として以下の3つを挙げることができます。

①本人の証言
②所属団体
③トップ選手への嫉妬

それでは①本人の証言から見ていくことにしましょう。

ジュラシック木澤がステロイドについて言及している動画があります。それは、2人の対談という形のものです。聞き手が「木澤さんってバケモノみたいな体しているじゃないですか」と前置きした上で、「木澤さんは本当にナチュラルなんですか？（ステロイドを）やってますよね？」と率直に質問しました。思えば随分不躾な質問です。

しかし、木澤は戸惑いながらも終始真摯な表情で答えました。その内容は、「神に誓って1回たりともそんなことをしたことがない、生涯ナチュラルだ」といったものです。他にも「ナチュラルかユーザーか筋肉などで見分けはつかないが、話を聞けば筋トレと筋肉が比例しているのかはわかる」などと話していました。

確かに彼の話す内容は納得できるものばかりでした。しかし、それだけで木澤の疑惑を払拭できません。他にも理由を示す必要があります。

（カネキンのステロイド使用疑惑については以下の記事も参考にしてみてください）

ジュラシック木澤が出場している大会は、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)が主催しているものです。JBBFは、ボディビル競技で日本最大の団体規模を誇ります。前身団体も含めると、その歴史は60年以上にもなる由緒正しき団体です。そのJBBFが主催する大会が、ルールを厳格に取り扱っているのは容易に想像がつくでしょう。

実際に、JBBFはドーピングに対して妥協を許しません。選手に抜き打ちのドーピング検査を課しますし、大会でドーピング使用が発覚した選手には出場停止か永久追放の処分を下します。しかも、JBBFに登録した選手は他団体の大会に出場できません。選手が掛け持ちでいろいろな大会に出場できない仕組みとなっています。

ジュラシック木澤は、このような厳しいルールを設けている団体に所属する選手です。そうした背景が存在するため、木澤がわざわざステロイドを使ってまで大会に出るメリットがありません。もし使っていたとしても、すぐに見つかるでしょう。木澤にとってステロイド使用はリスクでしかありません。

（フィジークやボディビルの団体については以下の記事も参考にしてみてください）

「出る杭は打たれる」などと言いますが、優れた才能を持つ人に対する嫉妬心は付き物です。ミュージシャンに対する盗作疑惑や女優に対する整形疑惑は、その最たるものでしょう。それはスポーツ界にも見られ、例えばファンの期待する成績を残せない選手に対して心無い批判が寄せられます。それはボディビルダーとて同じです。

過去には、言われなき疑惑をかけられた選手もいました。マッスル北村のステロイド疑惑などはよく知られた話でしょう。有名税という言葉もありますが、選手を貶める行為は決して容認できるものではありません。ジュラシック木澤が優れたビルダーであるからこそ、そうした疑惑が持ち上がった可能性はあります。

（マッスル北村のステロイド使用疑惑騒動については以下の記事も参考にしてみてください）

ジュラシック木澤が質の高い筋トレなどにより見事にバルクアップしたため、彼にはステロイド使用疑惑がかけられていました。しかし、裏を返せばそれは一流の証でもあります。過去のトップ選手の身にも同じようなことが起きていました。誹謗中傷は許されませんが、それはジュラシック木澤が一流のボディビルダーであるがゆえに起きたとも言えるでしょう。