目次
『リッチギャスパリ』とは
| 生年月日 | 1963年5月16日 |
|---|---|
| 出身地 | アメリカ合衆国 ニュー・ジャージー州 ニューブランズウィック |
| 身長 | 175cm |
| 体重 | 138kg |
| SNS | Instagram、Twitter、公式サイト |
リッチギャスパリは、1980年代から1990年代に活躍したボディビルダーです。ボディビルダーを退いた後は「ギャスパリニュートリション」というサプリメント会社を設立し成功を収めています。ますは、リッチギャスパリの足跡を一緒にたどってみませんか？それから彼の食事やトレーニンについて紹介します。トレーニングメニューの参考にしてくださいね。
まずは、リッチギャスパリの生い立ちから見ていきましょう。
リッチギャスパリの生い立ち
リッチギャスパリが筋トレと出会ってから社長として活躍する現在までを一緒にみてみましょう。
筋トレを始めるまで
リッチギャスパリ、本名リチャードギャスパリは1963年5月16日に、ニュージャージー州エジソンで生まれました。幼い頃のリッチギャスパリはバットマンやスーパーマンなどのアメリカンヒーローに憧れます。13歳ででトレーニングを始めた彼は、16歳でショーに出るまでに成長しました。
筋トレ・ボディビルとの出会い
15歳でジムに通い出したリッチギャスパリは、憧れの肉体を得るためにトレーニングを開始しました。
ジムでのトレーニングメニューはパワーリフティングばかりでした。しかし、1984年に彼の師匠で最大のライバル、リー・ヘイニーとの出会いでトレーニングのメニューが変わっていきます。パワーリフティングから主にウェイトを使ったトレーニング中心のメニューへシフトするのです。そこで適切なフォームを学び、バランスの取れた筋肉へと構築していきました。
ボディビルの世界に入った後
18歳の若さでNPCジュニアナショナルズ総合優勝したあと、ボディビルダーとして数々のショーでタイトルを獲得していきます。1983年にNPCナショナルズヘビー級で5位入賞。翌年にはライトヘビー級で優勝し、同年世界IFBBアマチュア選手権ライトヘビー級にて1位を獲得します。IFBBで1位になったことで晴れてプロとしてデビューすることになったのです。
プロ生活
デビューしてから2年後、リッチギャスパリは22歳でMr.ユニバースの最年少優勝記録を更新します。
リッチギャスパリのプロ生活は、1985年のIFBB Night of Championsで成績は2位。同年IFBBミスター・オリンピアにて3位の成績を収めています。その後も活躍は増していき、師匠でもあるリー・ヘイニーと直接対決するも一度も勝利することはありませんでした。
リッチギャスパリは1989年IFBB Arnold Classicが彼が一番輝いていた頃のひとつだと語っています。その言葉の通り、その後ボディビルダーとしてコンテストに毎年参加するのが難しくなっていきます。腰と首の両方に間板ヘルニアがあり、思うようなトレーニングができなくなってしまうのです。そして、1995年、リッチギャスパリは33歳で引退を決意しました。
近況
引退後のリッチギャスパリは、経営者として筋肉とともに歩んでいます。1998年に世界中のトレーニーに愛されているプロテインなどのサプリメントを製造販売する「ギャスパリニュートリション」を設立。日本でもトップビルダーの山岸秀匡が愛用していることで知られています。
2021年現在の元気なリッチギャスパリの様子をインスタやTwitterなどのSNSで見ることができます。50歳を過ぎても衰えない肉体美は圧巻です。子供と一緒の写真の様子はとても幸せそうですよね。
リッチギャスパリの大会成績
1983 NPC Junior Nationals：総合優勝
1983 NPC Junior Nationals HeavyWeight：1位
1983 NPC Nationals HeavyWeight：5位
1984 NPC Nationals Light-HeavyWeight：1位
1984 World IFBB Amateur Championships Light-HeavyWeight：1位
1985 IFBB Night of Champions 2nd
1985 IFBB Mr. Olympia：3位
1986 IFBB Los Angeles Pro Championships：優勝
1986 IFBB Mr. Olympia 2nd
1986 IFBB World Pro Championships：優勝
1987 IFBB Grand Prix France：優勝
1987 IFBB Grand Prix Germany：2位
1987 IFBB Grand Prix Germany (2)：優勝
1987 IFBB Mr. Olympia 2nd
1988 IFBB Grand Prix England：2位
1988 IFBB Grand Prix France：優勝
1988 IFBB Grand Prix Germany：優勝
1988 IFBB Grand Prix Greece 2nd
1988 IFBB Grand Prix Italy：優勝
1988 IFBB Grand Prix Spain (2) 2nd
1988 IFBB Grand Prix Spain：優勝
1988 IFBB Mr. Olympia 2nd
1989 IFBB Arnold Classic：優勝
1989 IFBB Mr. Olympia：4位
1990 IFBB Mr. Olympia：5位
1991 IFBB Arnold Classic：7位
1991 IFBB Mr. Olympia：10位
1992 IFBB Arnold Classic：13th
1994 IFBB Chicago Pro Invitational：16th
1994 IFBB Niagara Falls Pro Invitational：15th
1994 IFBB Night of Champions：配置されませんでした
1995 IFBB Canada Pro Cup：5位
1995 IFBB Night of Champions 12th
1996 IFBB Canada Pro Cup：11位
1996 IFBB Florida Pro Invitational：12位
1996 IFBB San Jose Pro Invitational：16日
リッチギャスパリの筋トレについて
山岸秀匡との合同トレーニングメニューを紹介します。トレーニングパートナーを行うときの参考にしてみてくださいね。
ラットプルダウン
1セット：10回
2セット： 8回
3セット：10回
1～3セットめまでは2人交互に行う。
4セット： 8回
5セット： 8回
4、5セットめは小休止の後それぞれ続けて行う。
（詳しいやり方を知りたい方はこちら）
バーティカルロウ
1セット：12回
2セット：12回
3セット：10回
1～3セットめまでは2人交互に行う。
マシン・ローイング
1セット：10回
2セット：10回
3セット：10回
ワンハンドローイング
1セット：右 10回
2セット：左 10回
1、2セットをしてパートナーと交代する。
4セット：右 12回
5セット：左 12回
（詳しいやり方を知りたい方はこちら）
シーテッドローイング
1セット：10回
2セット：10回
（詳しいやり方を知りたい方はこちら）
フルスクワット（バーベル）
1セット：12回
2セット：10回
3セット：10回
1セットずつ2組交互に行う。
（詳しいやり方を知りたい方はこちら）
リッチギャスパリの食事・栄養摂取について
リッチギャスパリは、山岸秀匡によって公開されたYou Tubeコンテンツ「【衝撃】リピート率全米NO.1サプリブランドの社長が殿堂入りの超凄い人だった、、、」の対談の中でボディビルダー時代、リー・ヘイニーとルームシェアをしていた話をしています。
懐かしい減量中の話をしている表情はとても優しいものでした。毎食欠かさず飲んでいたプロテインのつらい思い出が「ギャスパリニュートリション」に活かされることにもつながるのです。
リッチギャスパリの減量期間中での食事はタンパク質が421g、脂質57g、炭水化物244gのトータルが3283calとなっています。それでは彼の食事の例を紹介します。
1食め
・プロテイン（タンパク質）
・卵白50g（タンパク質）
・リンゴジュース（糖質・食物繊維）
・ピーナッツバター（脂質）
2食め
・オートミール100g（炭水化物）
・バナナ1本（糖質）
・卵白50g（タンパク質）
・プロテイン（タンパク質）
3食め
・鶏肉255g（タンパク質）
・玄米100g（炭水化物・食物繊維）
・ブロッコリー（食物繊維）
4食め
・鶏肉226g（タンパク質）
・サツマイモ100g（炭水化物・食物繊維）
・アスパラ（食物繊維）
5食め
・ステーキ226g（タンパク質）
・玄米100g（炭水化物・食物繊維）
・ブロッコリー100g（食物繊維）
6食め
・プロテイン（タンパク質）
・卵白50g（タンパク質）
・リンゴジュース（糖質・食物繊維）
・ピーナッツバター（脂質）
7食め
・ヨーグルト（タンパク質）
・プロテイン（タンパク質）
（筋トレと食事との関係については以下の記事も参考にしてみてください）
【筋トレ×食事】効果UPの食べ物〜筋肉の発達が停滞するNG例など徹底解説
出典：Slope[スロープ]
リッチギャスパリのステロイド使用疑惑
リッチギャスパリについてのステロイド使用疑惑は、見つかりませんでした。彼が使用していたという証言や証拠もありません。
リッチギャスパリの名言集
ボディビルダーとして、ギャスパリニュートリションの社長として成功を収めたリッチギャスパリの心に残る言葉の数々を紹介します。日々のトレーニングや生活への支えにしてみましょう。
リッチギャスパリの名言【その1】
リッチ・ギャスパリがビジネスマンとして、社長としての熱いメッセージを残しています。
Keeping myself motivated, focused and hard-working are all attributes I used in the gym that I applied to my business to be successful.
引用元：https://www.evolutionofbodybuilding.net/rich-gaspari-interviewed-by-evolutionofbodybuilding-net/
ジムでの経験は自身での仕事にも活かされました。しかし、それだけではなくリッチギャスパリは、今までのトレーニング経験で自分が勤勉であることを知っていたのです。懸命に困難に立ち向かってきたからこそ、言葉にすることができたのだと言えるでしょう。
リッチギャスパリの名言【その2】
山岸秀匡によって公開されたYou Tubeコンテンツ「【衝撃】リピート率全米NO.1サプリブランドの社長が殿堂入りの超凄い人だった、、、」の対談の中でのコメントの一つです。
「毎週毎週、コンテストに向けてピークを持っていくのは大変だったけど、絶対ギブアップしない。」
リッチギャスパリはコンテストに向けてハードなトレーニングとダイエットに挑戦し続けていました。勝利への強い信念を感じさせます。
リッチギャスパリの名言【その3】
こちらも「【衝撃】リピート率全米NO.1サプリブランドの社長が殿堂入りの超凄い人だった、、、」での言葉です。
「私はボディビルでもビジネスでも『ファイター』。成功するまでは諦めず戦うのが信条」
リッチギャスパリは長年のハードなトレーニングによって首のヘルニアで寝たきりになりました。その病床の中で、ボディビルダーとしての経験を活かせる構想を練っていたのです。そして「ギャスパリニュートリション」は誕生しました。
リッチギャスパリの名言【その4】
最後は「【衝撃】リピート率全米NO.1サプリブランドの社長が殿堂入りの超凄い人だった、、、」の中で、自分と同じチャンピオンたちへの言葉だと語っていた名言です。
「謙虚さを忘れるな」
当たり前のことなのですが、人は永遠にはトップに君臨することはできません。頂点にいても謙虚な姿勢でいると、人は集まってきます。そして周りの人々の間に絆が生まれるのです。ビジネスマンとして再出発したとき、リッチギャスパリはコンテストの小さなブースの片隅でした。天国と地獄の両方を味わい尽くした彼だからこその助言と言えるでしょう。
（筋トレの名言については以下の記事も参考にしてみてください）
筋トレの名言30選！モチベ向上＆面白い迷言別に紹介！日本〜海外まで徹底網羅！
出典：Slope[スロープ]
リッチギャスパリの筋肉を拝める画像集！
リッチギャスパリの筋肉を目指してみよう
憧れのヒーローを目指してトレーニングに励んだリッチギャスパリは、プロ時代は毎年コンテストに参加し、多くの怪我とも戦ってきました。今はかつての自分と同じ道を歩むボディビルダーたちのためにサプリメントを提供しています。努力の人、リッチギャスパリの筋肉を目指して、筋トレを始めてみませんか？
