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バーンマシンの効果&使い方!筋肉肥大・痩せるなど変化の口コミも!

2021年05月12日

アメリカで誕生したバーンマシンは、腹筋や背筋、肩などさまざまな部位を鍛えられる器具です。この記事では、バーンマシンの効果や使い方、トレーニングメニューなどを紹介します。肩こり改善、痩せたなどの変化についての口コミも記載しているので参考にしてみてください。


【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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バーンマシンとは?

出典:https://www.pinterest.jp/pin/826692075345703763/

バーンマシンはアメリカ生まれの筋トレ用具で、上記のように二つの輪がつながったような形をしているのが特徴です。輪の中のグリップを持ち、空中でぐるぐると回すことで簡単にトレーニングができると人気のアイテムです。筋トレを題材とした漫画「ダンベル何キロ持てる?」などでも取り上げられました。

まだダンベルやバーベルほどメジャーな筋トレ用具ではありませんが、いったいどのような効果が期待できるでしょうか。この記事では、バーンマシンに期待できる効果を始め、効果がないとする意見や使い方などについて紹介します。口コミについても紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

バーンマシンの効果

まず最初に、バーンマシンを使った筋トレで期待できる効果について見ていきましょう。

・筋力UP・筋肉肥大
・持久力UP
・有酸素運動としてのダイエット効果

上記のように筋トレだけでなくダイエットにも使える器具なので、順番にチェックしてみてください。

筋力UP・筋肉肥大

バーンマシンを筋トレに活用すれば、筋力UP・筋肉肥大に効果が期待できます。法政大学協力の検証によるとバーンマシンを使った運動は最大で「腕立て伏せの7倍の効果がある」ことも実証されており、効率的に筋肉肥大を狙いたい人、トレーニングにあまり時間を割けない人にはぴったりの筋トレと言えるでしょう。

検証ではバーンマシンを使ったどの運動でもボクササイズよりしっかりと僧帽筋・三角筋に効果があることもわかっており、肩周辺の筋肉を強化したい方には特におすすめしたい筋トレ器具です。さらに、位置や角度を変えることで負荷が調節でき、腹筋や背筋など、さまざまな筋肉を一度に鍛えることもできます。

持久力UP

バーンマシンを使えば、持久力UPを狙うことも可能です。バーンマシンを使ったトレーニングは一見簡単そうにも見えますが、実際に取り組んでみると数十秒でかなり心拍数が上昇します。

ボクシングのトレーニングで使用するスピードバッグのようにリズム感を鍛えられ、負荷もかけているので筋肉の持久力UPにはかなりの効果が期待できるでしょう。筋持久力だけでなく、続けることで心肺機能の向上も期待することができます。

有酸素運動としてのダイエット効果

バーンマシンはハンドルを回すだけというシンプルな使い方のおかげで、サーキットトレーニングや有酸素運動に取り入れるなど使い方のアレンジが可能です。

肩や背筋などの筋肉肥大に効果があるバーンマシンですが、エアロビなどと一緒に取り組むことで脂肪燃焼効果・ダイエット効果が期待できます。ステップ台の昇降運動などと合わせるのも効果的なので、自分に合ったスタイルでダイエットに挑戦しましょう。

バーンマシンの効果がないとも言われている理由

数十秒回すだけで筋トレや痩せる効果が期待できるバーンマシンですが、効果がないと言われることもあります。

効果がないという意見の中には、「筋肥大よりも持久力UPの方が向いている」という声が多くあります。重量が5kg程度で大きく負荷をかけるわけではないので、ボディビルダーのような筋肉肥大を目指す人よりも細マッチョを目指す人に向いている、という意見です。

しかし、バーンマシンは持久力の向上には役立つという意見が多いですし、しっかりと筋肉をつけたい方も、ほかのトレーニングのあとに追い込みとして取り入れる、という使い方もできます。また、毎日行っている筋トレがマンネリ化してしまって、違ったトレーニングを導入したいというときにも向いているでしょう。

バーンマシンの基本的な使い方

続いて、バーンマシンの基本的な使い方について見ていきましょう。動画内では、20秒4種目のトレーニングを3セット行います。まず最初に顔の前で20秒間縦回転、10秒休憩後に20秒間逆回転、10秒休憩後に顔の前で左右に20秒間回転、さらに10秒休んだら腕を伸ばして手首を回転、という動きを1セットとして取り組みましょう。

動画の中で紹介されているように、バーンマシンの基本的な使い方はとても簡単です。ですが、終盤になるとかなり辛そうで、短時間でのトレーニングでもしっかり運動できていることがわかります。

また、こちらのワークアウトは筋力UPや脂肪燃焼などの効果があるHIITと組み合わさったものとなっているので、ダイエット目的の方もぜひチェックしてみてください。バーンマシンは平均で3~5kgほどあるので、ダンベル代わりにして腕の筋トレに活かすという使い方もできます。

バーンマシンの効果を高める使い方アレンジ

バーンマシンの基本的な使い方を紹介しましたが、この器具にはさまざまな使い方ができます。効果を高めるバーンマシンの使い方アレンジについての動画を紹介していくので、こちらも併せて参考にしてみてください。

バーンマシンを使った全身運動

こちらの動画では、バーンマシンを使用した全身運動ができるワークアウトが紹介されています。前半ではバーンマシンのみを使用したメニューが、後半ではバーンマシンを取り入れたタバタ式ワークアウトが紹介されています。

動画の前半では、まずその場で足踏みをしながらマシンを前回転させる「ステップ・フォワードスピン」、瞬間的に足を広げて両手をまっすぐ前に伸ばしながら腰を落とすという「パンチ・プライオスクワット」などの紹介です。また、寝ながら行う「バーンマシン・シットアップ」などもあります。

後半では、二重跳び、バーンマシン、ケトルベル、プッシュアップバーピージャンプというメニューを2周、タバタ式で行っていきます。自宅で行う場合には腹筋、腕立て伏せ、スクワット、バーンマシンという組み合わせでも大丈夫だと紹介されているので、自分に合ったやり方でトレーニングに取り組みましょう。

(ケトルベルを使ったトレーニングメニューについては以下の記事も参考にしてみてください)

ハードに鍛えたい人向けのトレーニング

バーンマシンを使用して、しっかりと筋力肥大させたい方や脂肪を燃焼して痩せたい方は、こちらのワークアウトをチェックしてみてください。こちらの動画では20秒の休憩を挟んで40秒、30秒、20秒、10秒という組み合わせで2セット行います。

先ほど紹介した動画では腕をのばしたりスクワットをしたり、とほかの動きを行いながらバーンマシンでのトレーニングを行いましたが、こちらのワークアウトでは胸の少し上あたりで回転させるだけととてもシンプルな内容となっています。

バーンマシンを使用したシンプルな内容のトレーニングに取り組みたい方、簡単な内容でしっかりと筋トレできるメニューを探している方はぜひ参考にしてみてください。マシンの回転に休憩を挟むだけのメニューですが、しっかり取り組めばかなりの運動になっていることが画面からうかがえます。

(スクワットでの有酸素運動については以下の記事も参考にしてみてください)

バーンマシンを使用したピラティス

こちらの動画では、「バーンマシン2」を3種類のピラティスに取り入れています。最初のメニューは、目の前で縦方向に回転させる運動です。このとき、背中はまっすぐに伸ばし、お腹を引き上げながら腕を動かすので体幹をしっかりと安定させながら行うことがコツです。姿勢は、座っても立っていても問題ありません。

2つ目のメニューは、バーンマシンを頭の後ろに持っていき、手首をぐるぐると回すように動かす運動です。腕に効く運動なので、二の腕痩せを狙っている方にもよいでしょう。上手に行うコツは、肘を頭の横からあまり動かさないようにすることです。

最後は、バーンマシンをくるくると回しながら腹筋を行っていきます。状態を起こすとき、寝るときはマシンの回転を止めてしまわないように注意しましょう。1日30秒を3セット行うと効果的とされているので、部分痩せを狙っている方も取り入れてみてください。

バーンマシンで上腕二頭筋を集中的に鍛える

そのまま回すだけでも様々なトレーニングに活用できるバーンマシンですが、こちらの動画ではロープを活用したメニューを披露しています。最初に紹介するコンセントレーションアームカールでは、マシンにチューブを通し、半分くらいのところを足で踏んでカールを行います。

回数は、ホームトレーニングであることを考慮して15回を3セット行いましょう。マシンを上の方に挙げるとチューブの負荷がかかるので、より効果的鍛えることが可能です。二種目目では、2つのバーンマシンをロープで結び、真ん中を足で踏んでダンベルアームカールを行います。カールをするときは、腕が内側に入らないように注意しましょう。

また、負荷が逃げてしまうため、小指を二頭筋側に近づけるようにして行うようにしましょう。ポイントを守ることで、二頭筋の下部だけでなく上部もしっかりと鍛えることができるようになります。3種目目では高負荷のスタンディングハンマーカールも紹介されているので、こちらも参考にしてみてください。

(アームカールのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

バーンマシンの効果を実感した人の口コミ

ここからは、バーンマシンを使用して効果を実感した人の口コミを紹介していきます。実際に使用した人は、どういう感想を持っているのでしょうか。

腕がパンパンになる



バーンマシンでの筋トレのあとは、腕がパンパンになるという口コミです。30秒を3セットという短時間のトレーニングですが、「自重腕立て伏せの7倍」という効果を実感できていることがわかります。1分半で効果的にトレーニングできるので、隙間時間に運動したい方にも向いているのではないでしょうか。

背筋や胸筋の強化に活用できている



背筋の強化に効果があるバーンマシンを、胸に効かせるために試行錯誤して筋トレしている人の口コミです。「全般的に追い込める」という表現で、バーンマシンがさまざまな部位に効いていることを実感できています。強化したい筋肉、痩せたい部分をしっかりと鍛えていきましょう。

(背筋の鍛え方については以下の記事も参考にしてみてください)

ダンベル代わりにも使える



バーンマシンを、ダンベル代わりに使用しているという口コミもあります。バーンマシンは5.5kgと重さがあるので、ダンベルとして使用する場合は筋力のない方は注意してください。また、こちらの方もフルスピードで30秒を3セットという内容で筋トレに取り組んでおり、しっかり筋肉の変化を実感できています。

(ダンベルの正しい使い方については以下の記事も参考にしてみてください)

メレンゲがミキサーなしで作れるように



バーンマシンでの筋トレで感じられた変化として、ハンドミキサーなしでメレンゲを作れるようになったことを挙げる口コミもありました。卵白から固いメレンゲを作るにはかなりしっかりとホイップする必要があるので、腕の筋力がかなりアップしたことがわかります。普段の何気ないことで効果を実感できるのも嬉しいですね。

しっかり鍛えられて負担も少ない



こちらの方の口コミでは、腕立て伏せの7倍ほどの効果はわからないものの、肩や腕、胸の筋肉にしっかり効いていると語られています。関節への負担も少なく、多くの方におすすめできるトレーニング方法と言えるでしょう。二の腕痩せしたい、など部分的に効かせたい箇所がある方にもおすすめです。

肩こり解消に効果があった



バーンマシンを使った筋トレで、肩こりの解消にも効果があるという口コミもありました。紹介しているようにバーンマシンのトレーニングは短時間で取り組めますし、気軽に行える点も魅力と言えるでしょう。

遊んでいるだけでも効果があった



子供がバーンマシンで遊んだ結果、2週間で筋肉に変化が出たという口コミです。腹筋のシックスパックや肩メロンが明らかにすごくなったと語られており、さらには大胸筋もボリュームアップできました。

バーンマシンをダイエットに活用している



バーンマシンを活用して、1週間の集中ダイエットに取り組んだという口コミです。ライスを少なめにするなど食事面でも気を配り、スーツのきつさが取れるほどは痩せられたと書かれています。また、バーンマシンでのトレーニングでマメができたと書かれているので、取り組み始めたばかりの頃は注意してください。

早速、バーンマシンを購入してみよう!

バーンマシンを使った運動・トレーニングに興味が出てきたら、実際にバーンマシンを購入してみましょう。以下の記事では、バーンマシンの失敗しない選び方や、おすすめの人気ランキングなどについて紹介しています。重さやカラーリングもさまざまなので、マシンを購入する際の参考にしてみてください。

(バーンマシンのおすすめについては以下の記事も参考にしてみてください)

バーンマシンの効果&使い方を理解しておこう!

この記事では、グリップを回したり、ひねったりすることで筋肉を鍛えることができる、バーンマシンについて紹介しました。バーンマシンには効果がないのでは、という意見もありますが、筋肉肥大やダイエットに効果があった、という口コミも多くあります。バーンマシンの使い方を理解して、筋トレに活かしてみて下さい。