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【動画】ムバッペのゴールパフォーマンスの意味は?弟が由来?

2021年09月06日

PSGに所属し、フランス代表にも選ばれているムバッペのゴールパフォーマンスが話題になっています。そのポーズが生まれたきっかけには、弟とサッカーゲームが深く関わっているそうです。この記事では、ムバッペのゴールパフォーマンスの意味や由来について紹介します。

ムバッペのゴールパフォーマンスの意味は?

フランスのパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するサッカー選手、キリアン・ムバッペのゴールパフォーマンスが話題になっています。この記事では、若くしてフランス代表としても活躍するムバッペの、胸の前で腕をクロスするポーズがどこから来たのかを紹介します。

ムバッペのゴールパフォーマンスが生まれるきっかけとなったエピソードや、兄弟のことにも触れるので、ムバッペが気になる方はぜひチェックしてください。

(ムバッペと同じPSGに所属するメッシについては以下の記事も参考にしてみてください)

ムバッペのゴールパフォーマンスの由来は弟?PSGに所属?

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では、ムバッペのゴールパフォーマンスがどのように生まれたのかを見ていきましょう。その誕生に関わっている弟についても紹介します。

ゴールパフォーマンスは弟とのゲームから誕生?

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ムバッペのゴールパフォーマンスは、元もとは弟のイーサン・ムバッペがやっていたポーズだそうです。2006年生まれの14歳であるイーサンと、8歳年上のムバッペはとても仲が良く、よくサッカーゲームをして遊んでいたとか。そのとき弟がたびたびやっていたのが、両手を胸の前でクロスして脇の下に置くポーズでした。

ムバッペは、弟が考案したそのポーズをゴールパフォーマンスに取り入れているのです。兄弟の仲の良さがうかがえますね。

ムバッペの弟はサッカー選手でPSGと契約?

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ムバッペの弟、イーサンもサッカーをしています。現在はPSGの下部組織で活躍しており、今年6月に契約を2024年まで延長しました。イーサンが成長し、PSGでプロデビューする日が来たら、ムバッペ兄弟が同じチームでプレーする姿が見られるかもしれません。

ただ、兄のムバッペは、PSGとの契約が2022年で切れる予定で、その先は移籍が噂されています。そのため、イーサンとは敵チームになってしまうかもしれません。

(ムバッペと同じく兄弟でサッカーをしている選手については以下の記事も参考にしてみてください)

ムバッペの兄もサッカー選手?

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ムバッペには兄もいます。ジレス・ケンボ・エココという名で、ムバッペとは血の繋がりはありません。彼はザイール出身で、両親が教育のためにヨーロッパに養子に出したのだそうです。そこで、ムバッペの両親が引き取ることになりました。ジレス・ケンボ・エココはムバッペより10歳年上で、現在33歳です。

実は、兄のジレス・ケンボ・エココもプロのサッカー選手です。現在はトルコのブルサスポルというチームに所属しています。さらに、父親はサッカーチームのコーチ、母親は元プロハンドボール選手とのこと。ムバッペ家はスポーツの名門一家なのです。

【動画】ムバッペのゴールパフォーマンスが輝くプレー集

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ここからは、ムバッペのスーパープレーをゴールパフォーマンスとともに紹介します。世界に名を馳せる名プレーヤーのテクニックを見ていきましょう。

19歳で出場したロシアW杯でのスーパープレー

2018年、当時19歳だったムバッペは、ワールドカップロシア大会に出場し、世界にその名を轟かせる大活躍を見せました。こちらは決勝トーナメントの初戦、アルゼンチンとの試合です。ムバッペは2得点を決め、ゴールパフォーマンスも披露しました。なお、フランスはこの大会で優勝しています。

フランスの神童と呼ばれるムバッペの名プレー集

こちらはPSGでのムバッペのスーパープレーを集めた動画です。みごとなボールさばきに思わずみとれてしまいます。49秒あたりで例のゴールパフォーマンスを見ることができます。

ムバッペの足の速さがよくわかるプレー

ムバッペが特に優れているのは、時速44.7キロにも達するというそのスピードです。その速度は、陸上100mの世界記録保持者であるウサイン・ボルトと比べても見劣りしないとのこと。こちらはムバッペの足の速さがよくわかる映像が集められています。もちろん、例のポーズも披露しています。

2020~2021年シーズンの名プレーを堪能

2020~2021年シーズンのムバッペのスーパープレー集です。足の速さに加え、ディフェンスを巧みにかわすすばらしいテクニックも見ることができます。ゴールパフォーマンスもセットで見たい方は、2.53あたりをチェックしてください。

ムバッペ以外にもゴールパフォーマンスが有名な選手たちが!

世界で活躍するサッカー選手たちは、それぞれ独自のゴールパフォーマンスを持っています。ここでは、ムバッペ以外にゴールパフォーマンスが特徴的な選手を紹介します。

ネイマール

現在PSGでプレーするネイマールのゴールパフォーマンスはバラエティ豊かです。陸上選手のウサイン・ボルトの特徴的なポーズを真似してみたり、スパイクを脱いで頭にのせてみたり、天を指差してみたりと、さまざまです。こちらの動画では、楽しそうに踊る姿を見ることができます。

(ネイマールについては以下の記事も参考にしてみてください)

ポグバ

イングランドのマンチェスター・ユナイテッドFCに所属するポグバは、ゴールパフォーマンスとしてダンスをすることが多いですが、特に有名なのはこの動画の0.56あたりで披露している「DAB」です。元はヒップホップアーティストのMigosなどが行っていたもので、ポグバはこの動きを2015年頃からやっています。

(ポグバについては以下の記事も参考にしてみてください)

クリスティアーノ・ロナウド

マンチェスター・ユナイテッドFCで活躍するクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスは、ジャンプして反転したあと、「シー!」と叫ぶというものです。元もとは、所属していたレアル・マドリードの選手たちの間で練習中に行われていた動作でした。

最初にロナウドがその動作を行ったのは、2013年のチェルシー戦だったようです。最初は自然にやったようですが、のちにこの動作がロナウドのパフォーマンスとして認識されるようになると、彼自身も意識してやるようになりました。

(ロナウドについては以下の記事も参考にしてみてください)

ハーランド

ドイツのドルトムントでプレーしているハーランドは、ゴール後にヨガのポーズを決めて話題になりました。彼は集中力を高めるために、日常的にヨガや瞑想を行っているそうです。このポーズは、その後ネイマールなどPSGの選手にも真似されました。

久保建英

日本の若きスター選手・久保建英は、まだ決まったゴールパフォーマンスがないようです。そのため、試合ごとに異なるポーズを見せています。この動画の試合では、芸人のチョコレートプラネットが観に来ていたため、彼らのネタに由来する「T」ポーズを披露しました。

また、オリンピックの予選では、指で「K」の形を作ったことでも話題になりました。彼女へのメッセージかとも言われましたが、久保自身はそのポーズをした理由について「友達とやるって約束したから」と話しています。その友達が誰なのか定かではないですが、Jリーグのモンテディオ山形にいる山田康太ではないかと言われています。

(久保建英のKポーズについては以下の記事も参考にしてみてください)

ゴールパフォーマンスには禁止行為も?

選手がそれぞれ好きなことをしているように見えるサッカーのゴールパフォーマンスですが、なかには禁止行為もあります。ここからは、ゴールパフォーマンスでやってはいけないことを解説します。

過剰なパフォーマンス

それぞれ自由なスタイルで喜びを表現するゴールパフォーマンスですが、やりすぎは禁止されています。パフォーマンスが長すぎて試合の妨げになるような場合は、審判が止めに入ることもあります。ただ、イエローカードが出されることはほとんどなく、だいたいが注意されて終わるようです。

ユニフォームを脱いだり、ユニフォームで頭を隠したりする

出典:https://mobile.twitter.com/soccer_meigen_/status/355440132297465856

ゴール後にユニフォームを脱ぐ選手は多いように思えますが、こちらも禁止行為です。また、途中まで脱いで頭を隠すような動作もやってはいけないことです。この行為によりイエローカードを受けた人は少なくありません。

たとえば、現在ヴィッセル神戸に所属している元スペイン代表のアンドレス・イニエスタは、2010年のワールドカップでゴールを決めた際、ユニフォームを脱いでアンダーシャツを見せるパフォーマンスをしました。そこには亡き友人へのメッセージが書かれており、多くの人の感動を呼びます。しかし、イニエスタはこの行為によりイエローカードを受けました。

また、1999年、名古屋グランパスエイトに所属していたユーゴスラビア出身のドラガン・ストイコビッチは、ゴールをアシストした際にユニフォームを脱ぎ、政治的メッセージの書かれたシャツを見せてJリーグから注意を受けました。ユニフォームを脱ぐことも禁止行為ですが、政治的パフォーマンスもするべきではないとされています。

相手を挑発するような行為

出典:https://www.pinterest.jp/pin/409827634811744834/

当然といえば当然ですが、相手チームを侮辱したり、挑発したりするようなことも禁止行為とされています。2009年、マンチェスター・シティFCに所属するエマヌエル・アデバヨールは、かつて所属していたアーセナルとの一戦でゴールを決めたあと、相手チームのサポーターを挑発するような行動をとり、注意を受けました。

その他の禁止行為

これまでに上げたもの以外の禁止行為には、ピッチと客席を分けているフェンスに登ったり、頭にお面などをかぶったりすることなどがあります。また、ピッチから出ていくのは、イエローカードの対象ではないものの、注意はされるため、やってはいけないこととされています。

ムバッペのゴールパフォーマンスは弟との家族愛!

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フランス代表にも選ばれているムバッペのゴールパフォーマンスには、弟との楽しいエピソードが隠されていました。兄も含め、兄弟3人とても仲が良いようで、SNSなどを見ていると家族の温かみが感じられます。兄2人に続いて弟がプロデビューし、兄弟でフィールドに立ってくれる日を楽しみに待ちましょう。

生年月日(年齢)1998年12月20日(22歳)
出身フランス ボンディ
身長178cm
所属チーム歴ASモナコ、パリ・サンジェルマン
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