デニスウルフとは?生い立ち・成績〜筋トレ・食事・私生活〜画像集まで紹介!

2000年代に大活躍したボディビルダー『デニスウルフ』。身長や体重、生い立ち〜現在まで、そして引退理由の怪我も徹底紹介。トレーニング法から食事・栄養管理まで解説したボディメイク術は必見です。その他、名言集や画像まで紹介しているので、是非ご覧になってください。

目次

  1. 『デニスウルフ』とは
  2. デニスウルフの生い立ち
  3. 幼少期
  4. ドイツ移住
  5. ボディビルに挑戦
  6. プロボディビルから引退まで
  7. 現在
  8. デニスウルフの大会成績
  9. デニスウルフの筋トレについて
  10. 胸や上腕二頭筋を鍛えるメニュー
  11. 脚を鍛えるメニュー
  12. 背中や三角筋後部を鍛えるメニュー
  13. 肩や上腕三頭筋、腹筋を鍛えるメニュー
  14. デニスウルフの食事・栄養摂取について
  15. 1食目
  16. 2食目
  17. 3食目
  18. 4食目
  19. 5食目
  20. 6食目
  21. 7食目
  22. デニスウルフの私生活について
  23. ハイキング
  24. 愛犬家
  25. デニスウルフの筋肉を拝める画像集!
  26. デニスウルフの筋肉を目指してみよう

『デニスウルフ』とは

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生年月日1978年10月30日
出身地ソビエト連邦 (現在のキルギス)
身長180㎝
体重コンテスト120㎏,オフシーズン140㎏
SNS Instagram,YouTubefacebook

デニスウルフはドイツのプロボディビルダーです。2014年のアーノルドクラシックでは優勝、2013年のミスターオリンピアでは3位とすばらしい功績持った2000年代から2010年代にかけて活躍したトップのボディビルダーです。

デニスウルフの生い立ち

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幼少期

デニスウルフは1978年にソ連(現在のキルギス)のトクマクで生まれました。デニスウルフの家庭はあまり裕福ではなく食事もまともに食べられる環境ではなかったそうです。

デニスウルフは幼少期からスポーツなど体を動かすことが大好きでした。しかし、勉強と家庭の手伝いで友達とあまり遊ぶ時間がなかったのです。

ドイツ移住

デニスウルフが14歳の頃、デニス一家は新たな生活を求めドイツに移住しました。ドイツ語に苦労しながら高校を卒業して、高校卒業後に工務店のペンキ屋で毎日12時間肉体労働を迫られる日々を送っていました。デニスウルフはそんな日々の合間にキックボクシングの練習をするのが楽しみだったのです。

ある日、デニスウルフは雑誌の表紙に載っていた「アーノルド・シュワルツェネッガー」を見て衝撃を受けます。「俺もこうなりたい」と思ったそうです。そこから地元のジムに入会。一緒に入会した仲間は1カ月もたたないうちに辞めていきましたが、デニスウルフは日々大きくなっていく筋肉やカラダが楽しく筋トレを続けました。

ボディビルに挑戦

その後も筋トレを続け、デニスウルフの筋肉はかなり大きくなります。デニスウルフにとっての初めてのボディビル大会は1999年のドイツ団体の大会「Newcomer (IFBB) heavyweight」。初出場ながら準優勝を果たします。

翌年2000年の「NRW-Landesmeisterschaft (IFBB)」ではヘビー級とオーバーオール共に優勝。2005年には「IFBB World Championship」アマチュア世界選手権で優勝し、プロカードを獲得しました。

プロボディビルから引退まで

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デニスウルフは2006年から2015年までに29回の大会に出場し、数多くの記録を残してきました。2008年には、世界で最も権威のあるボディビル大会の「ミスターオリンピア」で4位、同大会の2013年には3位という記録を残しました。オリンピアの大会だけで5位以上の入賞が7回もあります。さらに2014年にはアーノルドクラシックで優勝しています。

2016年には脊髄を損傷する怪我をしてしまいボディビルの大会には出場できませんでした。2018年にアーノルドクラシックで復帰しますが、その後は他の大会に出場せず実質引退状態で、2019年に正式に引退を表明しました。

引退の理由についてデニスウルフは、「ダウンサイズしてしまった自分の身体をもう一度サイズアップするモチベーションがなくなってしまった」と語っています。

現在

プロボディビル引退後のデニスウルフは、奥さんと故郷ドイツで暮らしているようです。

デニスウルフの大会成績

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2位 1999 Newcomer (IFBB) heavyweight
4位 1999 Multipowerpokal (IFBB) heavyweight
4位 1999 NRW-Landesmeisterschaft (IFBB) heavyweight
1位 2000 NRW-Landesmeisterschaft (IFBB) heavyweight and overall winner
4位 2000 Internationale Deutsche Meisterschaft (IFBB) heavyweight
1位 2002 Mr. Universum (WPF) – Vice World Champion heavyweight
1位 2002 Belgium Grand Prix
1位 2004 NRW-Landesmeisterschaft (IFBB) heavyweight and overall winner
2位 2004 Deutsche Meisterschaft (Germering) (IFBB)
2位 2005 Int. Hessischer Heavyweight Champion-Pokal
1位 2005 NRW-Landesmeisterschaft (IFBB) heavyweight and overall
1位 2005 46 Deutsche Meisterschaft (IFBB)
1位 2005 WM-Qualifikation (IFBB)
1位 2005 IFBB World Championship
7位 2006 Europa Supershow
5位 2006 Montreal Pro Championships
3位 2006 Grand Prix Spain
16位 2006 Mr. Olympia
3位 2007 New York Pro
1位 2007 Keystone Pro Classic
5位 2007 Mr. Olympia
4位 2008 Mr. Olympia
16位 2009 Mr. Olympia
3位 2010 NY Pro
5位 2010 Mr. Olympia
4位 2011 Flex Pro
2位 2011 Arnold Classic
1位 2011 Australian Pro
5位 2011 Mr. Olympia
5位 2011 Sheru Classic
2位 2012 Arnold Classic
6位 2012 Mr. Olympia
2位 2012 Arnold Classic Europe 2012
1位 2012 EVLS Prague Pro
3位 2013 Mr. Olympia
3位 2013 Arnold Classic Europe
1位 2014 Arnold Classic
4位 2014 Mr. Olympia
1位 2014 Arnold Classic Europe
1位 2014 EVLS Prague Pro
2位 2014 San Marino Pro
4位 2015 Mr. Olympia
4位 2015 EVL’s Prague Pro
12位 2018 Arnold Classic

デニスウルフの筋トレについて

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デニスウルフのトレーニングメニューは、10レップから12レップのミドルレップで各種目2セットから3セットのメニューです。1つの部位につき1種目は必ず高重量のフリーウェイト種目を入れています。フリーウェイトは高重量を扱う筋トレだけではなく、マシンも取り入れたメニューとなっています。

デニスウルフの名言に「ボリュームを意識しろ」というものがあります。しっかりとボリュームを意識して、毎回充分なトレーニング量をこなしましょう。

胸や上腕二頭筋を鍛えるメニュー

胸や上腕二頭筋を鍛えるメニューです。

フリーウェイト
・インクラインベンチプレス:3セット×8-12レップ
・インクラインダンベルベンチプレス:3セット×8-12レップ
・ベンチプレス:2セット×8-12レップ
・インクラインダンベルフライ:2セット×8-12レップ
・シーテッドダンベルカール:2セット×10レップ
・ダンベルカール:2セット×10レップ    
・バーベルカール:2セット×10レップ
・ディップス:2セット×15レップ

マシン
・ワンアームケーブカール:2セット×12レップ
・ケーブルクロスオーバー:2セット×15レップ

(詳しいやり方を知りたい方はこちら)

インクラインベンチプレスのやり方!角度・重量など大胸筋上部に効かせるコツを解説
インクラインダンベルフライのやり方!角度・重量など大胸筋をデカくするコツをプロが解説

脚を鍛えるメニュー

脚を鍛えるメニューです。

フリーウェイト
・グッドモーニング:2セット×10レップ
・スクワット:1セット×10レップ
・ダンベルウォーキングランジ×2~3セット

マシン
・レッグプレス:2セット×12レップ
・レッグエクステンション:3セット×15レップ
・スタンディングカーフレイズ:3セット×15レップ
・ライイングレッグカール:3セット×10-15レップ
・シーテッドカーフレイズ:2セット×15レップ
・ワンレッグカール:2セット×10レップ

(詳しいやり方を知りたい方はこちら)

レッグプレスの効果&やり方!平均重量、マシンの正しい使い方も!部位別にメニューを解説
レッグエクステンションのやり方!太もも前の筋肥大に効果的!自宅代用メニューも紹介

背中や三角筋後部を鍛えるメニュー

背中や三角筋後部を鍛えるメニューです。

フリーウェイト
・ダンベルプルオーバー:2セット×10レップ
・ベントオーバーロー:2セット×10レップ
・シーテッドワンアームロー:1セット×12レップ
・ライイングリバースフライ:3セット×12レップ
・シュラッグ:10セット×10レップ

マシン
・ワンアームケーブルリバースフライ:2セット×12レップ
・ローイングマシン:2セット×10レップ
・クローズグリッププルダウン:2セット×10レップ

(詳しいやり方を知りたい方はこちら)

ラットプルダウンのフォーム!腕が疲れず背中に効くコツ!重量・自宅版についても!

肩や上腕三頭筋、腹筋を鍛えるメニュー

肩や上腕三頭筋、腹筋を鍛えるメニューです。

フリーウェイト
・ダンベルサイドラテラルレイズ:2セット×10レップ
・フレンチプレス:2セット×10レップ
・シットアップ:3セット×15-20レップ
・ダンベルプレス:3セット×15-20レップ
・ダンベルサイドレイズ:3セット×15-20レップ

マシン
・フロントショルダープレスマシン:3セット×10-12レップ
・ワンアームケーブルラテラルレイズ:2セット×10レップ
・ケーブルプッシュダウン:3セット×10-12レップ
・ワンアームケーブルプッシュダウン:2セット×15レップ
・ワンアームケーブルサイドレイズ:2セット×15レップ
・マシンリアデルトフライ:3セット×12レップ

(詳しいやり方を知りたい方はこちら)

ダンベルショルダープレスのやり方!重量・角度など肩をデカくするコツを解説
ケーブルサイドレイズのやり方!肩に効かせる効果UPのコツをプロが解説

デニスウルフの食事・栄養摂取について

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デニスウルフが実践するハイボリュームな筋トレには、しっかりとした食事が必要です。デニスウルフの食事は、増量期と減量期ともに1日7食に分けています。筋肉の素となるたんぱく質は、牛肉・鶏むね肉・卵・魚・プロテインから摂取しています。サプリは主にプロテイン・BCAA・プレワークアウト・ファットバーナーを摂取しています。

たびたび出てくるステロイドの疑惑ですが、デニスウルフが使用していたという証拠はありません。しっかりとした筋トレと食事こそがデニスウルフに近く一番の近道です。

1食目

増量期のメニュー
・プロテイン:約100g
・オートミール:0.5cup
・バナナ:1本

減量期のメニュー
・オートミール:約100g
・プロテイン
・卵白:10個

2食目

増量期のメニュー
・プロテイン:約40g

減量期のメニュー
・牛肉:約141g
・カシューナッツ:約56g

3食目

増量期のメニュー
・鶏むね肉:約283g
・玄米:0.5cup

減量期のメニュー
・鶏むね肉:約170g
・全卵:3個

4食目

増量期のメニュー
・魚:約396g
・玄米:0.5cup

減量期のメニュー
・プレワークアウト

5食目

増量期のメニュー
・ステーキ:約283g
・玄米:0.5cup

減量期のメニュー
・プロテイン

6食目

増量期のメニュー
・鶏むね肉:約283g
・じゃがいも:約283g

減量期のメニュー
・カレイ:約170g
・豆:約100g

7食目

増量期のメニュー
・プロテイン:約80g

減量時のメニュー
・プロテイン

デニスウルフの私生活について

ハイキング

ユタ州のザイオン国立公園のナロウズで素晴らしいハイキングしている写真です。プロを引退してからデニスは趣味のハイキングを定期的に楽しんているようです。

愛犬家

デニスの動画やSNSにはたびたび可愛いブルドッグが写っています。2020年7月15日には、長年連れ添った相方のヘクターが亡くなったと投稿しています。思い出の写真がInstagramにアップされており、ファンからは追悼のコメントが寄せられています。

デニスウルフの筋肉を拝める画像集!

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デニスウルフの筋肉を目指してみよう

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デニスの圧倒的な筋肉は、まさにトップクラスのプロボディビルダーと言えるものです。徹底した食事管理と圧倒的なボリュームのトレーニングによって作りあげられています。今回ご紹介したトレーニングメニューや食事内容を参考にして、デニスウルフの筋肉を目指してみてください。