目次
『ショーンレイ』とは
生年月日 | 1965年9月9日 |
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出身地 | アメリカ合衆国カリフォルニア州フラートン |
身長 | 170cm |
体重 | 93kg〜102kg |
SNS | インスタ、フェイスブック、ツイッター |
ショーンレイとは1990年代に大活躍したボディビルダー。身長は170cmと黒人としてはとても小柄です。その恵まれない体格の中、ハードなトレーニングと食事・栄養管理の徹底で数多くのタイトルを獲得しました。ボディビルダーの中では、飛び抜けてイケメンということもあり多くのファンを抱えています。
まずは、ショーンレイのボディビルダーになるまでの生い立ちから見ていきましょう。
(同じくボディビルダーであるスティールブリーブスについては以下の記事も参考にしてみてください)
スティーブリーブス特集!ボディビルダー〜俳優の生い立ち、画像集まで紹介!
出典:Slope[スロープ]
ショーンレイの生い立ち
筋トレを始めるまで
ショーンレイは、アメリカ合衆国カリフォルニア州フラートンで生まれました。 幼い頃は、大人しい性格で筋トレはもちろんのことスポーツにも一切興味さえ示さない子供だったようです。
筋トレ・ボディビルとの出会い
幼い頃から全く運動にさえ縁がないショーンレイが筋トレと出会ったのは大学生の頃。大学生になり、なんとなくジムに入会し筋トレを始め、どんどん筋トレにのめり込んでいきました。そんな中、周りの人たちは急激な変化は見られないが、それに比べてショーンレイは短期間でデカくなっていくいく自分に気付きます。これをきっかけに才能に気づき、ボディビルの大会に出ることを決意しました。
ボディビルの世界に入った後
そうして、ショーンレイが筋トレを始めて数ヶ月で、初めて参加したボディビル大会では2位という好成績を残しました。そこからショーンレイの勢いは止まらず、同じ年に参加した2回目の大会では優勝という成績を残します。 その後も数多くのアマチュア大会で優勝を重ね、筋トレを始めてわずか4年後にプロカードを手にしました。
プロ生活
筋トレを始めて4ヶ月の22歳でプロになったショーンレイは、最も大きな大会である『ミスター・オリンピア』でのプロデビューを果たします。結果は、筋トレ歴から見ると驚愕な13位という好成績を残しました。
しかし、その後はミスター・オリンピアに13回出場しますが、ドリアンイエーツ・ロニーコールマン・リーヘイニーという怪物たちがおり優勝をすることはできませんでした。しかし、キャリアで一度もTOP5を逃したことがないという華やかな実績も残しています。
引退〜現在
そして、2001年のミスターオリンピアを最後にボディビルから引退することを決意しました。
その後も、筋トレに関する本やDVDを出したり、ラジオのパーソナリティを務めたりと筋トレを職として多岐に渡って活躍しています。最近は、自身でアマチュア大会を開催していたり筋トレ業界で役に立ちたいという思いは変わらないようです。
一方、私生活でも結婚をし二人の娘にも恵まれています。 長女は、歌手や女優として活動しておりインスタグラムのフォロワーが150万人と父を超えるほどの有名人です。
(最近のボディビルについてのインタビューも確認してみてください。)
ショーンレイの大会成績
1983 California Gold Cup: 1位
1984 Mr. Teenage Los Angeles (Short & Overall): 1位
1984 Teenage Mr. California: 1位
1985 Teenage Mr. Orange County: 1位
1985 Teenage National Championships: 1位
1985 Jr. World Championships: 1位
1986 Jr. National Championships 12thPlace Light heavy): 1位
1987 Mr. California (Lightheavy & Overall): 1位
1987 National Championships (Lightheavy & Overall): 1位
1988 Mr. Olympia:13位
1990 Pro Ironman Champion: 1位
1990 Arnold Classic Champion (lost title due to failing drug test):失格
1990 Mr. Olympia:3位
1991 Arnold Classic Champion:1位
1991 Mr. Olympia:5位
1992 Mr. Olympia:4位
1993 Mr. Olympia:2位
1994 Mr. Olympia:2位
1995 Mr. Olympia:4位
1996 Mr. Olympia:2位
1997 Mr. Olympia:3位
1998 Mr. Olympia:5位
1999 Mr. Olympia:5位
2000 Mr. Olympia:4位
2001 Mr. Olympia:4位
ショーンレイの筋トレについて
ショーンレイは、毎回のトレーニングで『種目』『セット数』『回数』『順番』を変え、とにかく筋肉に慣れを覚えさせない筋トレを徹底しています。
まずは、ショーンレイの1週間の日程表を確認していきましょう。
1週間の筋肉部位の分割スケジュール
月曜日 胸、肩、腕
火曜日 ハムストリングス
水曜日 胸、肩、腕
木曜日 背中、脚
金曜日 胸、肩、腕
土曜日 ハムストリングス
日曜日 オフ
ショーンレイは、週5日間連続でトレーニングをし1日オフを挟むというスケジュールで筋トレをしています。ハムストリングを1日かけて追い込むトレーニーは見たことがなく独特ですね。
次に、各筋肉部位別にションレイが実際に取り入れている筋トレメニューを見ていきましょう。
大胸筋の筋トレメニュー
・ベンチプレス
・インクラインダンベルベンチプレス
・ダンベルフライ
・ケーブルクロス
(正しいやり方を見たい方はこちら)
ベンチプレスのやり方!正しいフォーム&効果UPのコツ!初心者向けに回数・重量なども徹底解説!
出典:Slope[スロープ]
腕の筋トレメニュー
・プリーチャーカール
・ダンベルカール
・ケーブルプレスダウン
・スカルクラッシャー
(正しいやり方を見たい方はこちら)
プリチャーカールのやり方!二頭筋に効かせるコツ!ダンベル・EZバーなど種類別の違いも
出典:Slope[スロープ]
三角筋の筋トレメニュー
・ミリタリープレス
・ケーブルサイドレイズ
・ダンベルリアレイズ
・マシンサイドレイズ
(正しいやり方を見たい方はこちら)
サイドレイズの種類&フォーム!確実に肩に効かせるコツ〜重量・回数まで解説
出典:Slope[スロープ]
背中の筋トレメニュー
・ビハインドネックラットプルダウン
・懸垂
・ワンハンドローイング
・ケーブルローイング
・ベントオーバーローイング
(正しいやり方を見たい方はこちら)
ラットプルダウンのフォーム!腕が疲れず背中に効くコツ!重量・自宅版についても!
出典:Slope[スロープ]
脚の筋トレメニュー
・45度レッグプレス
・レッグエクステンション
・レッグカール
・ランジ
・スティッフレッグドデッドリフト
・カーフレイズ
(正しいやり方を見たい方はこちら)
レッグカールやり方!マシン・自宅(自重)別のコツ!重量・回数などもプロが解説
出典:Slope[スロープ]
ショーンレイの食事・栄養摂取について
ショーンレイは、数いるボディビルダーの中でも食事・栄養摂取のこだわりが強いと言われています。オンシーズンの減量と違うのは食べる量だけというほど、オフシーズンの増量時でもかなり徹底しています。
1日の食事メニュー
1食目 卵白10個 卵黄3個 オートミール 牛ステーキ 全粒粉パン
2食目 牛ステーキ ベイクドポテト ナッツ
3食目 鶏むね肉 白米 アーモンド
4食目 牛ステーキ450g パスタ マッシュルーム
5食目 卵白12個 全卵1個 オートミール バナナ いちご
6食目 全粒粉パン2枚 ジャム、ピーナッツバター
(もっと詳しく知りたい方は、下記動画にて確認してみてください。)
サプリ・プロテインの摂取
ショーンレイは、とにかく食事に拘っておりオフシーズンはサプリメントを一切取らないと断言しています。オンシーズンでも、トレーニングも強度が高く、いつもの6回の食事で栄養を担保できない場合に『補助』として使うようです。ショーンレイは、サプリメントは『補助』という概念を強調しており、効能などは期待していないと考えています。
そして、プロテインでさえも同じ考えを持っており、基本的には食事から全ての栄養素を摂取するように心がけています。
(もっと詳しく見たい方は、下記動画の後半にて確認してみてください。)
ショーン・レイ ファイナルカウントダウン part3 【字幕付き】
出典:ニコニコ動画
ステロイドなど薬物について
有名なボディビルダーでは必ず話題となるステロイドなどの薬物疑惑は、もちろんショーンレイにもあります。しかし、ショーンレイに関しては具体的な事例などは全く出てこなく使用していないのではとも言われています。サプリにも頼らない徹底した食事・栄養管理から見れば、使用していなくても不思議ではありませんね。
ショーンレイは名言も多数残している?
ショーンレイは、新人ボディビルダーの心に刺さる名言も数多く残しています。
「ボディビルにおいて、しっかりと食事を考えないのは、片手で筋トレしているようなものだ。」
「ドリアンと俺に共通点はない。彼はフォルクスワーゲンで、俺はポルシェだ。」
「全力を出すだけじゃ足りない。あらゆる犠牲を払え。」
筋トレはもちろんのこと、食事・栄養管理も驚くほどこだわりのあるショーンレイらしさが出ている名言達ですね。憧れを持っている方は、この名言を肝に銘じて苦しいことも継続しましょう。
(筋トレの名言30選については以下の記事も参考にしてみてください)
筋トレの名言30選!モチベ向上&面白い迷言別に紹介!日本〜海外まで徹底網羅!
出典:Slope[スロープ]
ショーンレイの筋肉を拝める画像集!
ショーンレイの筋肉を目指してみよう
ここまで読んでいただいた方は、ショーンレイの凄さは誰しもが理解できたでしょう。ここまでの肉体とストイックさでもオリンピア優勝を果たせなかったのは、運がなかったとしか言えませんね。
ショーンレイは現在も筋トレを職にして活動をしているので、アドバイザーとしての今後の活躍にも目が離せません。