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バランスボールのトレーニング20選!効果抜群の使い方で体幹を急成長させよう!

2020年09月15日

自宅時間に筋トレを!バランスボールの効果抜群の使い方を紹介します。初心者にもできるトレーニング方法や、アスリートも実践する高強度なトレーニングまで網羅。さらに今買うべきバランスボールも紹介します。バランスボールを購入してトレーニングを開始した人は必見です。

【監修】パーソナルトレーナー 柴山智幸

『身体の全てを整えて生活を豊かに』というコンセプトで目標達成+機能改善トレーニングを提供しています。猫とお酒が好きです。
【所属】出張パーソナルトレーニングジム5toolgym代表
【SNS】HP / Instagram / Twitter

バランスボールトレーニングは意味ない?

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自宅で簡単に運動・筋トレができるバランスボール。在宅ワークの普及とともに需要も高まっています。一方では体幹を鍛えよう!と購入したけれど、バランスボールのトレーニングは意味ないのでは?とさぼってしまう人も…。そこで、どんな効果やメリットが期待できるのか、最初に見ていきましょう。

(バランスボールの使い方については以下の記事も参考にしてみてください)

バランスボールトレーニングの効果&メリット

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バランスボールを使ってトレーニングすることで、大きな効果やメリットを享受できます。一般に言われるのがダイエット効果や運動不足解消ですが、ほかにもいろいろと効果はあります。さっそく、バランスボールで得られる効果やメリットを順に見ていきましょう。

効果&メリット①筋肉バランスを整える

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バランスボールに乗ると身体が正しい姿勢を保とうとします。これは正しい姿勢を取らないとバランスボールから落ちてしまうから。この正しい姿勢というのがキーです。人間はどうしても左右の筋肉のバランスが均等にはなりません。左右だけでなく前後でも筋肉バランスは偏りが出ます。その偏りをバランスボールに乗ることで整えることができるのです。

効果&メリット②無意識だが体幹トレーニングになる

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バランスボールに乗ってる間、「よし!体幹でバランスをとろう!」とは考えていないでしょう。しかし、バランスを不安定なボールの上で取るためには無意識だとしても体幹を使うしかありません。ボールから落ちないように、ボール上で座ろうと思うだけでも腹筋や背筋へ適度に負荷がかかります。このことから意識せずとも体幹が鍛えられるのです。

(バランスボールによる体幹強化については以下の記事も参考にしてみてください)

効果&メリット③リラックスアイテムとしても使える

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バランスボールに乗ると無意識に体を揺らしたり座ってボヨンボヨンと飛び跳ねたくなるでしょう。実はこれも立派なリラクゼーション&軽いトレーニングになります。適度に筋肉を揺らすことで筋肉の緊張を解き、リラックス状態に移行させてくれます。筋トレ目的でなく、遊んでいるだけでもリラックス効果が出るのは大きなポイントです。

効果&メリット④代謝のいい身体になる

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バランスボールは一か所の筋肉を鍛えるものでなく、全身の細かい筋肉へも刺激を与えます。結果としてマシントレーニングや部分トレーニングでは鍛えられない部位にも効果を及ぼし、ひいては体全体で筋肉量が増えます。全身筋肉量が増えればその分、代謝が格段にアップ。つまりバランスボールを使うことで代謝の良い体を作ることが可能なのです。

⑤インナーマッスルが鍛えられる

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インナーマッスルは深層筋とも言い、普通の筋トレではかなり鍛えられにくいものです。体幹とはまた別の筋肉で、腕や足の中心部にもインナーマッスルはあります。バランスボールを使えばこのインナーマッスルも手軽に鍛えることが可能です。

⑥ダイエット効果が期待できる

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ダイエットのための食事制限や激しいトレーニングは毎日続けられないこともあります。しかしバランスボールなら隙間時間を利用して手軽に運動可能。ボールを使えば、体を捻ったり伸ばしたりの動作が自然と大きくなるため、普通の運動で得られる以上のダイエット効果も得られます。毎日続けやすいことから、リバウンドの可能性も大幅減に。

(バランスボールによる下半身ダイエットについては以下の記事も参考にしてみてください)

バランスボールトレーニングのメニュー

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ではどのようにトレーニングを行っていくのが良いのか、具体的なメニューを紹介します。初心者向けから少しバランスボールに慣れてきた中級者、更にはアスリートも実践するような上級者向けの高強度のものまで順にチェックしましょう。セット数などは目安なので、無理をせずにトレーニングをしていくことが大切です。

初心者向け①横運動【体幹・腰痛】

簡単なトレーニングなのでテレビを見ながらなど、ながら運動にも向いている横運動。動きも難しくないので初心者でも簡単に取り組めます。体幹をしっかり鍛えたい方や腰痛で悩んでいる方にもおすすめです。また、簡単な動きですが、日々続けることでダイエット効果も期待できます。

▼横運動のやり方
①バランスボールに座り肩幅に足を開く
②膝を90度に曲げて腰を保持する
③骨盤を意識して腰を左右に傾け戻す

こちらのエクササイズを右10回→休憩(30秒)→左10回を2回繰り返して行います。これを1セットとして合わせて3セットほど行うと良いでしょう。

▼横運動のコツ&注意点
・慣れるまでは回数を減らしてもOK
・ゆっくりと動かすようにする
・目線は前方水平を保つ

上半身をきちんと伸ばして行うことが大事です。ながら運動が可能ですが、姿勢をきちんとキープして行うようにしましょう。

(バランスボールによる腰痛の改善については以下の記事も参考にしてみてください)

初心者向け②内もも強化【内もも・脚やせ】

下半身を鍛える効果が期待できるエクササイズです。足痩せや太もも痩せなど下半身ダイエットにも効果が期待できるのがポイント。ボールの中心をとらえた正しい乗り方かつ、綺麗なフォームで丁寧に行うことを意識するとさらに良いでしょう。

▼内もも強化のやり方
①寝転がってボールを太ももで挟む
②膝の角度は90度にする
③バランスボールを内ももで挟み込む
④少しの時間キープしてから緩める

挟み込む(20秒)→休憩(30秒)を10回繰り返して行います。

▼内もも強化のコツ&注意点
・慣れるまでは挟む時間を短くしてもOK
・ゆっくりと力を入れてゆっくりと緩める
・上半身は動かさない

特別な動きはありませんが、かなり筋肉を鍛えられる動きです。簡単な動きなのでやりすぎてしまう人もいます。後から筋肉痛になることもあるので、セット数などをしっかり守るように気を付けましょう。

初心者向け③背中ほぐし【背中・肩こり】

日常生活ではあまり動かさない背中ですが、バランスボールを使えば簡単にほぐすことができます。筋肉をリラックスさせるイメージ、胸や肩の筋肉を開くイメージで取り組みましょう。

▼背中ほぐしのやり方
①腰をバランスボールに当てて仰向けになる
②上半身を少し上げ、手を頭の下で組む
③足を使ってゆっくり前進、後退する

腰→背中→首→背中→首という流れを10回で1セットです。インターバルを30秒ほど挟んで合計3セット行うようにしましょう。

▼背中ほぐしのコツ&注意点
・転んでも危険のない場所で行う
・慣れるまではセット数を減らしてもOK

なれないうちは仰向けになって腰から首までの広範囲を転がすことが少し怖いかもしれません。慣れるまでは腰→背中や背中→首など、狭い範囲で転がしても良いでしょう。

(バランスボールによる肩こり改善については以下の記事も参考にしてみてください)

初心者向け④壁スクワット【下半身・おなか痩せ】

もともと下半身を鍛える効果が高いトレーニングとして知られるスクワットですが、やり方を間違えると身体に負担がかかってしまうエクササイズでもあります。しかし、バランスボールと壁を使えば初心者にも正しい姿勢で、無理なく簡単に行えるトレーニングとなります。

▼壁スクワットのやり方
①バランスボールを背中と壁で挟む
②手を前に出す
③つま先はひざよりも前
④膝を曲げた時につま先が膝より出ないよう調整
⑤太ももが床と平行になるまでしゃがむ
⑥ゆっくりと元の状態に戻る

一連の流れをインターバル(30秒)をはさみながら10回行います。慣れてきたら回数を増やしていきましょう。

▼壁スクワットのコツ&注意点
・膝とつま先の位置を崩さないようにする
・目線は水平で少し前を見る

簡単な動きで効果も大きいですが、地味にきついエクササイズです。辛くなってくると、どうしても姿勢が崩れるので注意してください。また、スクワットはたくさんの筋肉を一度に使用するエクササイズなので疲れてしまうのは当然です。回数よりも姿勢を意識してトレーニングを行いましょう。

初心者向け⑤座って腰をひねる運動【お腹・腰痛】

バランスボールの上に座って腰をひねる運動です。初心者にも無理なく挑戦でき、腰痛改善に効果が期待できる動きです。また腰をひねることから便通などの改善にも効果が期待でき、体の中から綺麗に健康的にダイエットをすることが可能です。

▼座って腰をひねる運動のやり方
①バランスボールの真ん中に座る
②足は肩幅に開く
③背筋を伸ばして体を後ろに倒す
④手を組んで状態をひねる


10回を1セットとして行いましょう。インターバルをはさみながら3セットほどできると良いです。

▼座って腰をひねる運動のコツ&注意点
・腰から下は動かさない
・腕は床と水平になるようにする
・ひねったときに息を吐く
・ボールを持っても良い

バランスボールに座って行うと意外に難しい動きです。スピードを付けてリズムよくひねるというよりはゆっくりと行うことが筋トレには大事なので、焦らずに少しずつ続けていきましょう。

初心者向け⑥座って前後に運動【体幹・猫背矯正】

初心者ならまずは押さえたい動きです。楽しみながら行えるエクササイズなので、こどもや高齢者にもおすすめします。正しい姿勢をキープしながら行うのがコツです。

▼座って前後に運動のやり方
①ボールの中心に座る
②手を胸に当てて組む
③背筋を伸ばす
④骨盤だけを前後に動かすイメージで行う

最初は10回動かすのも大変に感じますがすぐにコツがつかめるでしょう。ゆらゆらと動かすことでリラックス効果も期待できます。前後に動かすときの振れ幅は小さくても大丈夫です。

▼座って前後に運動のコツ&注意点
・ゆっくりと動かすと効果的
・足をしっかりと床につける
・膝があまり前に出ないようにする
・動き幅は小さくても良い

高齢者や子供の場合は転んでしまう可能性も考えておくべきです。転倒対策をしっかりと行いましょう。

初心者向け⑦仰向け横移動【体幹・肩・股関節】

ボールの上でゴロゴロする運動です。遊び感覚でできますが、実は体幹がかなり鍛えられる動きでもあります。初心者から中級者への過渡期にもおすすめのエクササイズです。

▼仰向け横移動のやり方
①ボールに首と両肩をのせる
②両手は大きく開く
③膝は90度で身体と床を平行にする
④横に歩いて体を横にずらす
⑤元の位置に戻る

左右に動くのを1回として合計10回を1セットとします。インターバルをはさみながら3セット行うと効果的です。

▼仰向け横移動のコツ&注意点
・落下に注意する
・膝の角度が開かないように気を付ける

簡単にできる運動なので、リラックスタイムにも取り入れやすいでしょう。両腕は床と平行にすれば筋トレになりますし、床にだらりと下げれば肩関節のリラックスに効果的です。転がりすぎによる転倒に注意しましょう。

(肩などに効くバランスボールストレッチについては以下の記事も参考にしてみてください)

初心者向け⑧ヒップリフト【腰・太もも】

腰や下半身のダイエットを目的にしている方におすすめのエクササイズです。転倒の危険も少なく初心者でも楽しんで行うことができます。また、体を一直線に保つので腹筋を鍛える筋トレ目的で取り入れても良いでしょう。

▼ヒップリフトのやり方
①仰向けになりかかとをボールにつける
②膝を曲げて足の裏をボールにつけるようにする
③ゆっくり戻す


足の裏を使って背中側にボールを引き寄せるような運動です。5回を1セットとして3回行います。

▼ヒップリフトのコツ&注意点
・肩、腰、膝を一直線にしてキープすると良い
・キープ時間は20秒ほどがおすすめ
・手は床にべったりとつけて安定させる

足の裏でボールを引き寄せると肩関節が自然に回るので、肩こりにも効果が期待できます。肩の筋肉が伸びて気持ちいいと思えるところでキープするのがコツです。足もつかうので脚痩せ効果やヒップアップ効果も期待できるでしょう。

(ヒップリフトについて詳しく見たい方はこちら)

中級者向け①ストレートレッグブリッジ【腰・ヒップアップ】

腰回りや太ももを重点的に鍛えるエクササイズです。下半身を鍛えるのでダイエット効果も期待できます。

▼ストレートレッグブリッジのやり方
①ヨガマットを敷いて行っても良い
②仰向けになりかかとをバランスボールに乗せる
③腰をうかせ、上下に動かす
④手を天井に向けてあげても良い
10回を1セットとしてインターバル(30秒)をはさみながら3セット行います。

▼ストレートレッグブリッジのコツ&注意点
・体を一直線にするよう意識する
・手を床にしっかりと置き、転倒に気を付ける
・ゆっくりと動かす方が効果的

床に手をべたッとくっつけるように置くと転倒防止に効果があります。また、体を一直線にして姿勢を保つだけでも腹筋に効果が期待できます。

中級者向け②プランク【腹筋、お腹痩せ】

体幹トレーニングと聞いて思い浮かべる方が多いエクササイズです。筋トレ目的で取り入れる人も多いトレーニングの一つ。難しい動きではありませんが、バランスボールの上で行うことで体幹を意識して鍛えやすくなります。腹筋を使うので腹筋の筋トレやお腹痩せに効果が期待できます。

▼プランクのやり方
①バランスボールに肘から手まで乗せる
②腕は肩幅で上半身を起こす
③足はつま先を立てる

こちらは動かして鍛えるのではなく、キープして筋肉に負荷をかける系のエクササイズです。キープ時間を10秒から始め、最終的には60秒キープできるようになりましょう。

▼プランクのコツ&注意点
・上腕と前腕の角度は90度
・つま先と首までが一直線になるようにする

腰を曲げると背筋や腰に負担がかかってしまいます。身体のラインが一直線になるようにキープしましょう。初心者なら「一直線をキープする」ことを目標にしても良いです。それだけでも腹筋に効果が期待できます。

(プランクについて詳しく見たい方はこちら)

中級者向け③クランチ【腹筋・おなか痩せ】

腹筋に特化したトレーニングです。バランスボールの上で行うことで、床上では刺激を与えられなかった筋肉にも効果的に影響を与えることができます。細かい部分まで効果的に筋トレできるので、健康的に美しい腹筋を手に入れつつダイエットすることが可能です。

▼クランチのやり方
①背中を付けて仰向けでバランスボールに乗る
②足は肩幅より気持ち広めにする
③ひざは90度、かかとはひざの真下に置く
④息を吐きながら状態を起こす

10回を1セットとして休憩をはさみながら3セットできると良いでしょう。慣れてきたら20回で1セット、30回で1セットとするのもおすすめです。

▼クランチのコツ&注意点
・上半身を起こすときはおへそを覗くように
・呼吸をとめないで行う

バランスボールでクランチの姿勢になってもぐらつかないようにするのがポイントです。初心者なら、「ぐらつかないこと」を目標にしても良いでしょう。

(クランチについて詳しく見たい方はこちら)

中級者向け④レッグレイズ【股関節・お腹・太もも】

下腹部を鍛えるのに最適なエクササイズです。バランスボールを使えばきれいな姿勢を保ちやすくなり、負荷もかかりやすくなります。下半身ダイエットにもおすすめの筋トレです。

▼レッグレイズのやり方
①ストレッチマットを敷き、仰向けになる
②足でバランスボールを挟む
③挟んだまま足でボールを持ち上げる
④手で取り頭上にあげる
⑤元に戻し足でキャッチ
⑥ゆっくり戻す

10回~15回を1セットとして、インターバルをはさみながら3セットできると良いでしょう。

▼レッグレイズのコツ&注意点
・上半身の動きは割愛してもOK
・足を上げる時に息を吐き、下げる時に吸う

バランスボールも足も、床につけるのはセットが終わったときだけ。ゆっくりと動かすことで最大限に効果を発揮できます。腰が辛くなった場合は手を腰の下に置くと良いでしょう。腹筋をかなり使う動きなので、最初から1セット10回を目指すのではなく、5回からなど徐々に回数を増やしていくのがおすすめです。

(レッグレイズについて詳しく見たい方はこちら)

中級者向け⑤バランスボールタック【お尻・背中・お腹】

よくメディアなどで見るバランスボールトレーニングのイメージは、これではないでしょうか?こちらは、体の中心部分を効果的に鍛えられる筋トレエクササイズです。バランスを取るのが難しいトレーニングですが、体幹ができてきた中級者なら可能な種目です。

▼バランスボールタックのやり方
①足をバランスボールに乗せ腕立て伏せのポーズ
②上体も肘も曲げない
③膝を曲げてお腹に近づける
④太ももを床に垂直にし、ゆっくり戻す

10回で1セットです。トレーニングに慣れてきたら20回、30回と増やしていきましょう。

▼バランスボールタックのコツ&注意点
・足が落ちないように注意する
・肘は伸ばし切ることを意識する

肘が曲がる、上半身が曲がるなどすると効果が半減します。きれいな姿勢を保つことを意識して行いましょう。

中級者向け⑥ももあげ【足腰・体幹】

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脚を交互にあげるので上半身が不安定になりがちです。なので、体幹がある程度しっかりしてきた中級者向けの筋トレエクササイズです。

▼ももあげのやり方
①ボールの中心に座る
②足は肩幅に広げる
③ももを胸にくっつくように上げる 
④上げ下ろしはゆっくりと行う

左右交互に片足5回の両足10回を1セットとして行いましょう。慣れてきたら回数を増やしていきます。


▼ももあげのコツ&注意点
・ゆっくり行うのが効果的
・ももはまっすぐ上にあげる

左右ともぶれずにまっすぐと胸に近づけていくのがポイントです。焦って早くももあげをしても効果が薄いので、ゆっくりと時間と負荷をかけて動かしましょう。

上級者向け①ブルガリアンスクワット【ふくらはぎ・太もも・お尻・お腹周り】

ブルガリアンスクワットは高強度の負荷をかけるので効果的に短時間で鍛えることが可能です。バランスボールの形状を利用すれば回数をこなすことができるので、さらに効果的に筋トレをすることが可能です。

▼シングルスクワットのやり方
①バランスボールに片足の足首から脛を乗せる
②軸足は自然に地面に置く
③斜め後ろに下がるように動かす

こちらのかなり負荷の大きな動きを片足5回ずつ、10回で1セットです。5回以下でも構いませんが、両足同じだけ行うようにしましょう。

▼シングルスクワットのコツ&注意点
・バランスボールを足で転がすイメージで行う
・膝が爪先と一直線になる感じで転がす

辛いトレーニングなので、動きを早くしてしまいがちです。しかし早く5回行うよりもゆっくり2回行うほうが効果的。使っている筋肉を意識して行うようにしましょう。

上級者向け②リバースバックエクステンション【太もも・お尻・股関節】

下半身の後ろ側を鍛えるのに最適なエクササイズです。綺麗な後ろ姿を作りたい方のダイエットトレーニングとしてもおすすめします。足を動かし、伸ばし切ったところでキープします。動きは難しくありませんが、高強度の上級者向けです。

▼リバースバックエクステンションのやり方
①バランスボールにうつぶせに乗る
②腕は垂直、手のひらは床につける
③脚と床が平行になるように持ち上げる
④キープする
⑤ゆっくり戻す

簡単な動きなので初心者でもできそうに思えますが、負荷がかなりかかる上に体幹がしっかりしていないと転がってしまいます。まずは5回を1セットとして取り組んでみましょう。

▼リバースバックエクステンションのコツ&注意点
・足の上げ下ろしはゆっくりと行う
・体のラインが一直線になるように意識する

脚に意識を集中するのも大事ですが、上半身がぶれないというのも大事な要素です。気を付けながら行ってみましょう。

上級者向け③プローンニートゥチェスト【肩・お腹】

かなり上級者向けのエクササイズです。動きも大きく、体幹がしっかりしていないとできない動きになります。

▼プローンニートゥチェストのやり方
①うつ伏せでつま先をボールに乗せる
②股関節と膝を曲げてボールを引き寄せる
③ゆっくりともどす

10回を1セットとして行いましょう。休憩をはさみながら3セット行うと効果的です。

▼プローンニートゥチェストのコツ&注意点
・つま先で動かすのがキツイ場合はすねでもOK
・できるだけ引き寄せるのがポイント

かなりきつい動きなので回数を多くやるというよりも、1回1回を丁寧に行うという気持ちで取り組むのがおすすめです。

上級者向け④腕立て伏せ【腕・体幹】

床上トレーニングでよくある腕立て伏せですが、バランスボールの上になると格段に難しくなります。体幹を鍛えることが大きな目的になるエクササイズです。

▼腕立て伏せのやり方
①両腕は肩幅より少し大きく開きボールに乗せる
②身体は曲げない
③肩甲骨を寄せるように腕立て伏せをする
④ゆっくりと戻す

5回を1セットとしてインターバルをはさみながら3セット行うと良いでしょう。きついときは1セットでもOK。徐々に増やしていくのがおすすめです。

▼腕立て伏せのコツ&注意点
・腰が曲がらないようにする
・転倒に気を付ける

筋肉自慢の芸能人がテレビで披露していたりもするエクササイズで、かなり高難度です。転倒に充分注意しておこなうようにしましょう。

(腕立て伏せについて詳しく見たい方はこちら)

上級者向け⑤スキーヤー【お腹】

腹筋を鍛える効果が高いエクササイズです。ボールの上でかなり動くのでしっかりとした体幹が要求されます。

▼スキーヤーのやり方
①腕立て伏せポーズで爪先をボールに乗せる
②股関節と膝を曲げてボールを右肩に寄せる
③ゆっくりと元の位置に戻す
④股関節と膝を曲げてボールを左肩に寄せる
⑤ゆっくりと元の位置に戻す

10回を1セットとして行います。かなり負荷の高い動きなので無理のない範囲で行うようにしましょう。

▼スキーヤーのコツ&注意点
・曲げる際にお尻が浮かないようにする
・しっかりと下半身ををひねる

スキーヤーのように下半身を左右に動かすことから名前がついたエクササイズです。腹筋の中でも鍛えにくい外腹斜筋と内腹斜筋にとても効果があります。

運動終わりのストレッチ①体幹全体のストレッチ

初心者から上級者まで、エクササイズの後はしっかりと身体をほぐしましょう。バランスボールの形状を利用したストレッチは負担が少なく、効果的にリラックスが可能です。

▼体幹全体のストレッチのやり方
①ボールにあおむけに乗りバンザイする
②膝は90度、足は肩幅より少し広めにおく
③膝をゆっくりと伸ばしてボールを転がす

これはゆっくりと時間をかけて一度行えばOKなストレッチです。ひざを伸ばすことでボールは背中から濃しヘと移動します。

▼体幹全体のストレッチのコツ&注意点
・気持ちいい部分でキープする

ストレッチなのでゆっくりと時間をかけて好きなだけ伸ばしてください。また、回数は1回でOKですが、何度行っても大丈夫です。

運動終わりのストレッチ②体側部のストレッチ

最後に体側もしっかりとほぐしておきましょう。ゆったりとリラックスした気持ちで行います。体が伸びて気持ちいいと感じる部分でとめるのがポイントです。

▼体側部のストレッチのやり方
①ボールに上半身の体側を乗せる
②両足を大きく開き、爪先は体の正面側へ
③両腕は頭の上でだらりとする
④体側を伸ばすイメージで行う

このうごきを左右2回ずつ行います。気持ちいいと思えるポイントでキープすることで、身体が伸びきります。

▼体側部のストレッチのコツ&注意点
・ゆっくり行う
・脱力してしっかりと体を伸ばす

ハードなエクササイズの後でもしっかりと身体をほぐしておけば、ダメージが少なく済みます。バランスボールの形状を利用して効果的にストレッチができるのがメリットです。

自宅に買うべきバランスボールのおすすめTOP3

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バランスボールには選び方にも絶対にはずせないポイントがあります。それは「サイズ」です。バランスボールのサイズは基本的に55cm・65cm・75cmで展開されています。このサイズ選びに重要なのがあなたの慎重です。~155cmの方は55cmを、156~175cmなら65cmを、それ以上の背の高さなら75cmを選ぶようにしましょう。

もう一つ重要なのが耐荷重です。座るだけのエクササイズが目的なら耐荷重100kgでも問題ありませんが、飛び跳ねるようなエクササイズを考えているなら300Kgはあったほうが良いでしょう。さらに、基本的に割れないようになっているバランスボールですが、万が一穴が開いてしまった場合に破裂しないノンバーストタイプを選んでおくと安心です。

では自宅にバランスボールを置くならどのようなものがおすすめなのでしょうか?自宅に買うべきおすすめのバランスボールを3つ紹介していきます。どれも特色があり、負けず劣らず秀逸なアイテムばかりです。

(バランスボールの選び方について詳しく見たい方はこちら)

3位:Vivora シーティングボール

こちらはインテリア性の高いバランスボールです。リビングに出しておいても違和感なく生活に溶け込むデザインが秀逸。もちろん、バランスボールとして使用することにも問題はありません。サイズも65cmと大人が座って作業したり全身トレーニングが可能な大きさです。

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楽天レビュー★★★★★

理想的なバランスボールです!
デスクワーク用の椅子として購入しました。普通の柔らかいボールだと座ったときに沈んでしまい椅子としての高さが足りなかったのですが、これはバッチリ!ちゃんとパンパンにすれば座っても沈みません。(当方48kgの女です)カバーがたるむと言っているひとは恐らく空気を入れたりないのかな、と思います。押しても凹まないくらい空気を入れると商品画像のようにキレイに膨れます。
頑丈そうですし、見た目もおしゃれでいいです。これで長持ちしてくれたら完璧です。

2位: RGGD&RGGL 65cm バランスボール

こちらはトレーニングに便利な固定リング、チューブ付きの商品です。もちろんポンプや替えのピンもついているので長く愛用可能です。カラー展開も豊富なのでインテリアに合わせて選択も可能。自宅用のバランスボールとしてかなり高機能な一品です。

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Amazonレビュー★★★★★

毎日使って1ヶ月以上経ちますが、しっかりしていて空気は全く抜けていません。

空気入れも使いやすかった。しっかり空気を入れるために2回に分けて入れました。
キャップを刺す時に空気が抜けないように慌てますが、素早くやれば少々抜けてもしっかりパンパンになっていました。
匂いも気にならなかったです。

ピンクは幼いかなぁと心配しましたが、パール感があり、可愛いけど安っぽい色ではない感じが好きです。

1位:GYMNIC バランスボール

ギムニク Gymnic バランスボール 55cm Gymnic Classic 55

5,399円

耐荷重300キロのかなり丈夫なバランスボールを探しているなら、こちらが絶対にお勧めです。ギムニクの中でも肉厚な商品でしっかりと動きを筋肉に伝え、トレーニング効果を引き出します。バランスボールの元祖ともいえる老舗ブランドで、日本学校体育研究連合会認定ボールであるという点もおすすめポイントの一つ。間違いのない商品です。

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Amazonレビュー★★★★★

「バランスボール(ジムボール)をイスにすると長時間座ることによる腰痛や肩こりが減る」
らしく、予防にホームセンターの安いボールを使ってみましたが、確かに良い気がする。
でも耐荷重200kgでも長時間の使用で変形したり、しぼんだり、耐久性が・・・
という訳で元祖イタリア製のギムニクを買いました。
耐荷重300kgですが、実験では2トン程度まで耐えたそうなので、まったく丈夫さが違いますね。
柔らかめで破裂しにくいPLUSでは5トンまで耐えたとかw

バランスボールトレーニングの口コミ

出典:https://www.pinterest.jp/pin/733875701768583970/

バランスボールを実際に使用している人はどのような効果があり、どのようなことを実感しているのでしょうか?バランスボールを使ってトレーニングをしている方の実際の口コミをチェックしていきましょう。







これらの口コミはほんの一部ですが、バランスボールを使って効果的に楽しく筋トレやエクササイズに親しもうという人が多く見られます。在宅時間が長くなったり勤務形態が変わったりと、生活に変化があるとバランスボールが人気になる傾向にあります。少しずつ、うまく乗れるようになるなど達成感を味わえるのもバランスボールエクササイズの利点です。

バランスボールトレーニングで効率よく体幹を強化!

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バランスボールはトレーニングに最適なアイテムですが、実は座るだけでも体幹がじわじわと鍛えられ、ダイエット効果が期待できるアイテムです。バランスボールトレーニングでしっかり鍛えたい人はもちろん、本格的なトレーニングは尻込みしてしまうという人まで!バランスボールを使って効率よく体幹を強化していきましょう。