腹筋ローラーは全身痩せる？ブヨブヨお腹解消などダイエットに最適！

腹筋ローラーで筋トレをすると効率よく痩せることができるという噂があります。この噂は本当で、腹筋ローラーでダイエットや筋トレに成功したという話は数多くあります。腹筋ローラー、別名アブローラーはお腹が痩せる効果と共に代謝を上げるという効果が期待できるという事実が分かります。ではどのような部位が痩せるのか、具体的に詳しく見ていきましょう。

腹筋ローラで痩せることができる部位は腹筋だけだと考える方も多くいます。しかし実際は腹筋以外の部位も痩せる効果が期待できるのです。では腹筋ローラーで痩せることができるのはどの部分なのでしょうか？さらにそれはどのような理由によるものなのでしょうか？チェックしていきます。

腹筋ローラーというくらいですから、鍛えられる部位として代表的なものはもちろん腹筋です。腹筋と言っても、表面的な腹筋（腹直筋）だけが鍛えられるわけではありません。インナーマッスルと呼ばれる、鍛えるのが難しいといわれる部分の筋トレも効果的に行えるのです。また、腹直筋だけでなく、腹斜筋も同時に鍛えることができます。

腹筋ローラーで筋トレをする際には同時に背中の筋肉も使います。そのために広背筋や脊柱起立筋も同時に鍛えることができるのです。また腕でローラーを支える必要があるので二の腕や肩の筋肉も使います。上腕三頭筋や肩の三角筋が特に鍛えられ、さらに腹筋と共に胸の筋肉にも作用します。腹筋ローラーを使うことで上半身がムキムキになるのはこのためです。

腹筋や上半身だけでなく、腹筋ローラーの使用方法によっては下腹や太ももなどの下半身も同時にトレーニングすることができます。つまり、腹筋ローラーは全身のダイエットや筋トレにぴったりなアイテムなのです。

では、実際に初心者でも腹筋ローラーで本当に痩せることができるのでしょうか。どのくらい痩せたかが一目で分かるビフォーアフターを男性編と女性編に分けてチェックしていきましょう。どのくらいの期間でどのくらい見た目に変化が出るのか、必見です。

こちらの方は仕事とは関係なく筋トレを行っている方です。もともと痩せている方ですが、立ちコロで筋トレを行っているとのことで4年間でこれだけの見た目の差が出てきています。立ちコロはかなりハードで上級者向けの筋トレではありますが、インナーマッスルが鍛えられてくるとできるようになります。

こちらはアメリカで人気のフィットネス器具であるBODYBOSSのJAPAN代表の方のビフォーアフターです。ジムにはあまり行かずに自宅でトレーニングをしていても腹筋ローラーを使えば効率よく筋トレができるので、ここまで筋肉を大きくすることも可能です。

こちらの方は腹筋ローラーを使って10日間の筋トレを行いました。もともと筋肉を鍛えている様子があり、筋肉が発達するスピードが速い方でしょう。10日間のトレーニングで明らかに腹筋が割れて見た目も痩せることが分かります。また腕の筋肉も心なしか引き締まった様子に見えます。

（【男性編】腹筋ローラーのビフォーアフター画像集については以下の記事も参考にしてみてください）

では女性編も確認していきましょう。こちらは腹筋ローラーで筋トレを行っている方のビフォーアフターです。ガンガンと筋トレを強いる訳でもなく、お菓子も食べているのに半年でここまで健康的に痩せることができています。腹筋ローラーがダイエットにも効果的だということがよく分かるビフォーアフターです。

こちらの方は産後太りから腹筋ローラーを始めた方です。産後は激しい運動をあまりできないのですが、腹筋ローラーを30回という緩めの目標を掲げたため、無理なくダイエットすることができています。30日間のチャレンジですが、おなかがかなり引き締まってきているので、腹筋ローラーは痩せるためにも最適だと分かります。

（【女性編】腹筋ローラーのビフォーアフター画像集については以下の記事も参考にしてみてください）

ダイエットのためには腹筋ローラーを続けていたというSNSもありました。やはり毎日継続することが大事なのでしょうか？腹筋ローラーはキツイ筋トレでもあるので毎日できないのでは？という話もあります。しかし、毎日できないとしても継続して行うことが大事です。最初はインターバルが開いてしまっても継続していくことで痩せる効果を感じることができます。

（腹筋ローラーは毎日行うべきかについては以下の記事も参考にしてみてください）

ダイエットのための腹筋ローラーの回数やセット数は無理のない範囲で、というのが基本です。最初は10回を2セットや、5回を3セットなどから始めてみましょう。最初は筋肉痛になることもありますが筋肉が鍛えられてくると15回を5セットなどもできるようになってきます。継続が大事なので、無理なく継続できる回数やセット数で行うようにしましょう。

（腹筋ローラーの回数・セットの目安については以下の記事も参考にしてみてください）

基本は膝コロと言われる動作で、膝をついた状態で腹筋ローラーを転がしていきます。単純な動作ですが負荷が高く、腹筋群だけでなく上半身を効率よく鍛えることができます。ではやり方を見ていきましょう。

▼膝コロのやり方

①腹筋ローラーを掴み四つん這いになる
②体を伸ばす
③体を戻す

やや難易度の高い動きなので、1回もできない人もかもしません。しかし少しずつでも継続していけば必ず痩せることができるので、あきらめないことが大事です。

▼膝コロのコツ&注意点

・ヨガマットなどで膝の負担を軽減できる
・体を伸ばすときは胸などが床につかないように気を付けると効果的
・体を戻すときは背中を丸め、おなかを上に持ち上げるようにする
・背中が反らないように注意する
・股関節や膝関節主導で転がさないように意識する
・腕の力で動かさないように、肩をきちんと固定する

コツや注意点は意識するとより良い筋トレができるのですが、難しい場合や初心者の場合は無理に行わなくても大丈夫です。

筋力に自信がなく、膝コロに負担を感じる方は膝コロンを試してみてください。こちらは初心者も行いやすく負担も少なめです。膝コロンは基本的には膝コロと同じ動作ですが、膝コロは腹筋ローラーを使って元の位置に戻るのに対して膝コロンは手を使って戻ります。

つまり、腹筋ローラーで前方に転がり、少しキープした後で一度潰れてから手を使って元の四つん這いの姿勢に戻るのです。手をついて元の位置に戻ると、最初の四つん這いの姿勢を作り直さなくてはいけません。毎回しっかりと腹筋を意識して四つん這いの姿勢を作るようにしましょう。

腹筋ローラーの効果的な使い方をもっと知りたい！という方や、腹筋ローラーの初心者なのでもう少しいろいろな情報を集めたい！という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

いろいろなメーカーから販売されている腹筋ローラーはどれを選べばよいのでしょうか？失敗しない選び方を知りたい方や、きちんとチェックしてから購入したいという方はこちらの記事もチェックしてみてください。

腹筋ローラーを試してみたけれど、腰痛が生じてしまい肉体的にキツイという方もいます。そのような方は一度こちらをチェックしましょう。また腹筋ローラーのトレーニングを行う際の腰痛を予防したいと考えている方にもおすすめの記事です。

初心者から上級者向けまでのメニューを詳しく解説してあります。どのようなトレーニングを行えばいいのかわからない方や、今のトレーニング方法であっているか確認したい方はこちらの記事もチェックしてみてください。

この記事では膝コロと膝コロンを紹介してきましたが、さらに上級者向けには立ちコロというトレーニング方法もあります。短期間で個入強く筋肉を鍛えられる方法を模索している方やさらに高みを目指したトレーニングをしてみたいという方はぜひ、こちらの記事もチェックしてみてください。

腹筋ローラーを継続して行うことで効率よく痩せることができるということがSNSなどからも分かります。最初は膝コロンからでも構いません。無理のない範囲でトレーニングを継続することで、ぜひ代謝の良い体を手に入れてください。