目次
ローバースクワットとは?
ローバースクワットとは、筋トレBIG3の一つでもあるバーベルスクワットの種類です。通常よりもバーベルを下の位置で担ぐという特徴があり、鍛えられる筋肉部位も変わってきます。
それでは、ローバースクワットと対となるハイバースクワットとのフォームの違いを見て行きましょう。
(筋トレのBIG3については以下の記事も参考にしてみてください)
BIG3は初心者の筋肥大に最短の筋トレ!フォーム・効果・メニューの組み方など徹底解説
出典:Slope[スロープ]
ローバースクワット・ハイバースクワットのフォームの違い
まずはローバースクワット・ハイバースクワットのフォームの違いについて解説していきます。違いは大きく分けて以下の2点になります。
・担ぐ位置の違い
・姿勢の違い
それでは詳しくみていきましょう。
担ぐ位置の違い
まず、ローバースクワットとハイバースクワットの大きな違いであるバーベルを担ぐ位置を解説して行きます。
ローバースクワット(写真左)は、肩甲骨や三角筋を使ってバーを支え、ハイバースクワット(写真右)では首の根本にバーベルを置くイメージです。バーベルを担ぐ位置により姿勢や動作の仕方が変わり、それぞれ効かせられる筋肉部位などに違いが生じます。
次に、ローバースクワットとハイバースクワットで変わる姿勢の違いについて見て行きましょう。
(全身の筋肉が鍛えられるオーバーヘッドスクワットについては以下の記事も参考にしてみてください)
オーバーヘッドスクワットのやり方!マスターすると急激に筋トレが上達!
出典:Slope[スロープ]
姿勢の違い
ローバースクワットとハイバースクワットで担ぐ位置が変わることにより、姿勢や軌道に関しても違いが生まれてきます。
ハイバースクワットは立った状態でも重心が真っ直ぐになるので、そのまま上下運動が可能です。ローバースクワットではバーベルが通常よりも下となる為、そのまま立ってしまうと後ろに重心がかかり倒れてしまいます。そのため、ローバースクワットは重心を安定させるために前屈みになって上下運動をするという特徴があります。
(バーベルを体の前でかつぐスクワットについては以下の記事も参考にしてみてください)
フロントスクワットのやり方!正しい持ち方〜バックスクワットとの違いまで解説
出典:Slope[スロープ]
ローバースクワット・ハイバースクワットの効果の違い
ローバースクワット(写真左)は、前傾姿勢の状態で上下運動をすることにより股関節の可動域が大きくなるのが特徴です。このことによりハムストリングス・お尻など後ろ側の筋肉に効果的に負荷を与えることができます。逆に、ハイバースクワット(写真右)では大腿四頭筋など前側の筋肉に負荷がかかりやすいのが特徴です。
さらに、ローバースクワットでは膝関節の動くが小さくなるので、膝に不安を抱えている方でも膝にかかる負荷を抑えてスクワットを行うことが可能です。特にこだわりがない方や初心者の方には、基本的に股関節の可動域が大きいローバースクワットが推奨されています。
(ハイバースクワットの効果&フォームについては以下の記事も参考にしてみてください)
ハイバースクワットの効果&フォーム!初心者向けにローバースクワットとの違いも解説!
出典:Slope[スロープ]