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プッシュアップバーとは？
プッシュアップ（腕立て伏せ）は大胸筋や上腕三頭筋を鍛えることができる筋トレです。ジムなどに行かなくても自宅で簡単にできる筋トレメニューということで、初心者からトレーニング愛好家まで幅広く人気があります。そんなプッシュアップの筋トレ効果をアップさせるプッシュアップバーという器具があることを知っていましたか。
確かにプッシュアップは器具がいらない筋トレですが、このプッシュアップバーを使うことによってそれまでのプッシュアップが劇的に変化するというメリットがあるのです。今回はこのプッシュアップバーの筋肥大効果や使い方について解説していきますので、普段からプッシュアップをしている人はぜひ参考にしてみてください。
（腕立て伏せの効果やフォームについては以下の記事も参考にしてみてください）
腕立て伏せの効果＆フォームを種類別に！呼吸法・回数などのコツを解説
出典：Slope[スロープ]
プッシュアップバーにはどんな効果がある？
まずはプッシュアップバーにはどのような効果があるのか検証していきます。プッシュアップバーを使用することで以下の3つの効果が得ることができるという評価があります。
①筋肉に高い負荷をかけることができる
②筋肉の可動域が変化する
③手首の負担が軽減される
それぞれの効果が通常のプッシュアップで得られる効果を向上させたり、マイナス面を改善する効果があるように思われますね。早速①筋肉に高い負荷をかけることができるから確認していきましょう。
筋肉に高い負荷をかけることができる
プッシュアップバーを使うことによって、筋肉に高い負荷をかけることができるという効果があります。床でプッシュアップをする場合と比べると、プッシュアップバーを使用することで、より体の高さを低く下げることができます。体の位置が低くなることで大胸筋や上腕三頭筋に強い負荷がかかるのです。
この体の位置が低い状態から、腕を伸ばした状態に戻すまでに筋肉に強い負荷をかけることによって、初心者でも簡単に上半身をパンプアップさせることが可能になります。
筋肉の可動域が変化する
次にプッシュアップバーを使用すると、筋肉の可動域が変化するという効果があります。体をより低い位置まで下げることができ、この上下の動きの幅が広がることで筋肉の可動域が広がりプッシュアップで鍛えられる筋肉がさらに効率よく鍛えられるのです。
またプッシュアップバーは置く位置を自由に変えることができます。プッシュアップをする時の手の位置が変わることで左右の腕の可動域が変化し、三角筋といった肩周りの筋肉も刺激することが可能になります。
手首の負担が軽減される
床に手を付けてプッシュアップをしていると、手首を痛めてしまうことがあります。これは体重が手首に乗ってしまうことで手首に負担がかることに原因がありますが、プッシュアップバーを使用すると手首の負担が軽減されるという効果があるのです。
まだプッシュアップに慣れていないことで手首の柔軟性が低い初心者や、1セットに何十回と行うトレーニング愛好家でも、プッシュアップバーを使用することで手首の負担を気にすることなく安心してプッシュアップができるでしょう。
（腕立て伏せで手首が痛い原因&対策については以下の記事も参考にしてみてください）
腕立て伏せで手首が痛い原因＆対策！初心者向けに正しいフォームまで解説！
出典：Slope[スロープ]
プッシュアップバーを使うと効果のある筋肉部位は？
ここからはプッシュアップバーを使うと効果のある筋肉部位について解説します。プッシュアップと言えば大胸筋が鍛えられるイメージがありますが、他にどんな筋肉が鍛えられるのか確認していきます。
大胸筋
大胸筋は胸にある筋肉です。この大胸筋が鍛えられることでたくましい胸板を手に入れることが可能になります。また大胸筋は腕や肩の筋肉と共働していますので、大胸筋が鍛えられることによって腕の運動が力強くスムーズになるという効果があります。
上腕三頭筋
上腕三頭筋は一般的に二の腕とも呼ばれる腕の後ろ側についている筋肉です。プッシュアップバーを使うことによって上腕三頭筋が鍛えられると、二の腕が引き締まっていく効果があります。またこの筋肉は腕の曲げ伸ばしに作用しますので、鍛えられることで肘の動きがスムーズになります。
腹筋
プッシュアップをする際には、体を真っ直ぐな状態にキープして行います。この姿勢をキープするためには腹筋の力も必要なため、プッシュアップバーを使用する時でも腹筋が鍛えらえる効果があるのです。腹筋は体幹の筋肉ですので、鍛えられると基礎代謝が向上し脂肪が燃焼しやすい体に変化してく効果もあります。
プッシュアップバーで『腹筋』も強化可能！お腹に効くメニュー＆やり方を解説！
出典：Slope[スロープ]
広背筋
プッシュアップバーを使って筋トレをすると、広背筋も効率よく鍛えることができます。広背筋は背中に広がる大きな筋肉で、この筋肉が鍛えられると逆三角形の大きな背中に仕上げることができるのです。また広背筋が鍛えられると姿勢がよくなる効果以外にも、体幹の筋肉ですので基礎代謝が向上し痩せやすく太りにくい体に変化するという効果もあります。
（広背筋に効かせる腕立て伏せのやり方にについては以下の記事も参考にしてみてください）
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出典：Slope[スロープ]
プッシュアップバーの使い方
プッシュアップバーを使用することで、プッシュアップと同じく体の筋肉により効率よく刺激を与えられることを解説してきました。今度はプッシュアッパーの使い方が気になるところですが、難しい使い方をしたりするのでしょうか。
そういった心配はなく、プッシュアップバーの使い方はとてもシンプルです。普段プッシュアップをする時に手を置く位置にプッシュアップバーを配置し、グリップをしっかりと握って正しいフォームでプッシュアップを行います。この時には親指をグリップと一緒に他の指で握ってしまわないように注意してください。
プッシュアップと同じくプッシュアップバーを使用することで初心者でも、大胸筋・上腕三頭筋・腹筋・背筋といった筋肉が鍛えられます。プッシュアップにもこれらの筋肉を鍛えるために様々なメニューがあるように、プッシュアップバーの使い方次第でより効率よく筋肉を増強させることができるので、詳しくは以下のリンクを参考にしてみてください。
【初心者に最適】プッシュアップバーの効果＆使い方！選び方のポイントも！
出典：Slope[スロープ]
プッシュアップバーを使うとかなり『きつい』と評判
プッシュアップバーの使い方を確認し正しいフォームでプッシュアップを行うと、初心者でも効率よく体の筋肉を増強させることができます。しかしプッシュアップバーのユーザーからは使うとかなりきついという評判が多く見受けられます。
プッシュアップバーを使用すると、床でプッシュアップをする時より体が深く沈むため、かなり負荷がかかることは先に解説しました。この解説のように高い負荷がかかって、思わずきついと感じるという評価があるようです。実際にきついという感想を持つプッシュアップバーユーザーの声を紹介しましょう。
きついけど効果絶大
プッシュアップバーおすすめです
— ありす:dolphin::dizzy: (@Al1ce_gg) June 4, 2020
普通の腕立するよりきついですけど効果絶大です！
プッシュアップバーを使用するとプッシュアップよりもきついですが、効果は絶大という口コミです。使い方を間違えずに使用することで筋肥大効果を誰もが実感できます。
深く肘が曲がるからきつくなる
腕立て用に買ったプッシュアップバーすごくいい。なしでやるより深く肘が曲げられるので回数が少なくても結構きついし力が逃げない気がする。
— ケN (@torakoken) January 7, 2021
プッシュアップバーを使用すると床で行うよりも肘が曲がり深く体を沈めることができます。こちらの口コミからは肘が曲がる分きついと感じるようになりましたが、少ない回数で高い負荷をかけてプッシュアップができていると実感していることが分かります。
可動域が広りきつさも増す
プッシュアップバーで腕立て伏せまじできついな。
— ぜろさん (@nozero_np) January 11, 2017
可動域マックスに出来るからめっちゃ胸に入る。
口コミのように可動域が広がりしっかりと筋肉を刺激でいている分、きついと感じることも増えますが確実に筋肉は増強していきます。プッシュアップバーを使用すると腕の可動域が広がり、プッシュアップでは刺激できない筋肉にも負荷をかけることができます。
プッシュアップバーは角度を種目別に意識するときつい
プッシュアップバーはグリップを体に対して縦に置いて使用するのが基本的な使い方で、特に初心者はこの使い方からプッシュアップを始めることがおすすめです。しかし種目別にプッシュアップバーの角度を変えることによって腕にかかる負荷が変化し、より筋肉に効いてきついと感じる筋トレをすることが可能になります。
プッシュアップバーを体に対して横向きに置くことによって、大胸筋に強い負荷をかけることができます。またワイドプッシュアップのように手の間隔を広げて行うプッシュアップの場合も、バーの角度を横向きにすることによって、肘の可動域が広がりより筋肉に強い刺激を与えるきつい筋トレに変化するのです。
種目別にプッシュアップバーの角度を意識することによって、効率よく筋肉が増強する効果を実感できるでしょう。
（腕立て伏せをする時の角度やフォームについては以下の記事も参考にしてみてください）
腕立て伏せで肘を開く・閉じる違いは？角度で効果が変わる？フォームの解説も！
出典：Slope[スロープ]
迷ったらコレ！プッシュアップバーのおすすめ3選
ここまでプッシュアップバーの効果や使い方に解説してきましたので、プッシュアップバーの購入を検討し始めている人もいるのではないでしょうか。しかしいざ購入しようと思っても、どれを買えばいいか分からないという人のために、迷った時に選んで欲しいプッシュアップバーを厳選して3つ紹介します。
プッシュアップバーを選ぶ際のポイントはグリップの握りやすさです。プッシュアップバーを使って筋トレをする時は、グリップをしっかりと握って行います。そのため筋トレがしやすいように、滑り止め加工が施されているものやグリップ自体が太めなものを選ぶと、力が入れやすく初心者でも安心してプッシュアップが行えます。
今回紹介する3商品はグリップにも工夫が施されたものです。またどのプッシュアップバーも使い方はほぼ同じですので、購入に迷った時にはぜひ参考にしてください。
Reodoeer プッシュアップバー
Reodoeerというブランドから販売されているプッシュアップバーは、初心者向けに設計されていることが特徴です。具体的にはプッシュアップバー自体に傾斜が付いていることで、より手首に負担をかけずに筋トレが行えるような工夫が施されています。またグリップには厚いスポンジが採用されていて、初心者でも握りやすいと評判です。nnグリップに採用されているスポンジは、プッシュアップバーの地面との設置面にも採用されているので、筋トレ中に床を傷つけてしまう心配がないことがポイントです。またこのプッシュアップバーは組み立て式になっているので、自宅以外でも好きなところへ持ち運んで、筋トレをすることが可能なモデルとなっています。
| グリップ | EVAスポンジ |
|---|---|
| サイズ | 長23cm × 幅15cm × 高9.5cm |
| 重量 | 約540g |
| 耐荷重 | 100kg |
| 材質 | シャフト：PP グリップ：EVAスポンジ スタンド |
ハービンジャー プッシュアップ エリート
ハービンジャー プッシュアップ エリート
5,280円(税込)
プッシュアップエリートというプッシュアップバーはハービンジャーから販売されています。このプッシュアップバーは特許を取得した形状に人気の秘密があり、バーのハンドルが回転することで筋トレ中に手首だけでなく肘の負担も軽減されるという工夫が施されています。また床との設置面には滑り止め加工が付いているのが特徴です。nnグリップにはパッドがついているので掌が受ける衝撃も吸収されます。初心者がプッシュアップをすると手首だけでなく掌が圧迫されて痛みを感じることが少なくないですが、このプッシュアップバーを使用することで、集中しながら筋トレを行うことが可能になるでしょう。
| グリップ | ラバーグリップ |
|---|---|
| サイズ | 8.07 x 7.95 x 4.45 cm |
| 重量 | 280g |
| 耐荷重 | 181kg |
| 材質 | スティール、HIPS、ABS、TPR |
アディダス プッシュアップバー
紹介するのはアディダスが販売しているプッシュアップバーです。他のプッシュアップバーと比べるとスタイリッシュなデザインがかっこよく、素材にはアイアンが使用されているので安定感抜群の仕様となっています。またプッシュアップバーの高さが11.5cmと高めの設計なので、筋トレ時にはより高い負荷をかけることができます。nnプッシュアップバーのグリップは握りやすくするために感触のいいフォームが入っていることも特徴です。耐荷重が110kgとなっているので、ゴリゴリに筋肉が鍛え上げられたトレーニング愛好家から、トレーニング初心者でもしっかりと体重をかけて使用することができます。
| グリップ | スポンジ |
|---|---|
| サイズ | 19.5cmx 15cm x H11.5 cm |
| 重量 | 375g |
| 耐荷重 | 110kg |
| 材質 | アイアン、HDR |
プッシュアップバーを使用すれば自重トレでもきつい！
今回はプッシュアップバーの効果について解説しました。プッシュアップバーを使用するとより筋肉により負荷がかかりきついと感じると口コミからも分かりましたが、その分筋肉を確実に刺激でき筋肥大に繋がることが分かりました。プッシュアップに物足りなさを感じている人は、プッシュアップバーを使用して筋トレを変化させましょう。
