ボディメイク

【2024最新】高校生ボディビルダーを特集!注目選手〜歴代の偉人まで!

2021年05月02日

ボディビルに取り組み、素晴らしい筋肉を身に着けている高校生ボディビルダーたちは、全国高校生ボディビル選手権大会での活躍を目指し日々トレーニングしています。全国高校生ボディビル選手権大会で活躍した選手たちを中心に、高校生ボディビルダー達を紹介しましょう。

【2022最新】高校生ボディビルダーを特集!

2020年は残念ながら中止された日本ボディビル・フィットネス連盟主催の全国高校生ボディビル選手権大会ですが、2021年10月10日に開催されることが決まりました。会場は東京都港区のメルパルクホール東京です。毎年熱い戦いが繰り広げられる全国高校生ボディビル選手権を中心に、高校生ボディビルダーについて紹介していきます。

2021注目の高校生ボディビルダー

2020年は残念ながら中止されてしまった全国高校生ボディビル選手権ですが、2021年にはどんな選手が出てくるのでしょうか。2019年大会で活躍した当時1年生の3人の高校生ボディビルダーを紹介します。高校3年生になってどんな体に仕上げてくるのか楽しみですね。

坂本陽斗

出典:https://twitter.com/SakamotoHal_t17/status/1378499681001500674/photo/1
身長171cm
体重71kg
学校飛鳥未来高校
SNSInstagramTwitterYouTube

坂本陽斗(さかもとはると)は2019年全国高校ボディビル選手権で1年生にして3位という好成績を収めた高校生ボディビルダーです。その後もIFBB2020マッスルコンテストフィジーク2位、2020年マッスルゲート東京Jr.ボディビル2位、2020ゴールドジムジャパンカップJr.2位と好成績を収め続けています。優勝経験はないので、今回初優勝なるか注目されます。

2019年の全国高校ボディビル選手権で1年生で3位という成績は驚異的ですが、それでも悔しかったというストイックな坂本陽斗が2年間でどこまで仕上げてくるのでしょうか。YouTubeなどでも積極的に情報発信している坂本陽斗には、今後の野望がありそうです。注目せずにはいられない選手といえるでしょう。

(フィジークについては以下の記事も参考にしてみてください)

増子勇輝士

出典:https://twitter.com/93Y8IcBRBzKQcF0
身長155cm
体重55kg
学校尚志高等学校
SNSTwitter

増子勇輝士(ましこゆきと)は福島県の尚志高等学校の生徒で、2019年の全国高校ボディビル選手権では1年生ながら1次ピックアップで2票を獲得。元々恵まれた体格なので、成長期の2年間で筋トレ食事をがんばって、筋肉を大きく成長させていることでしょう。ポージングもがんばっています。3年生になってどのような活躍をみせるのか楽しみですね。

(ポージングについては以下の記事も参考にしてみてください)

上山崎ルカス

出典:https://twitter.com/KamiyamazakiL
身長163cm
体重64kg
学校三重県立津田学園高等学校
SNSTwitter

上山崎ルカス(かみやまざきルカス)は三重県立津田学園高等学校の3年生で、2019年三重ボディビル選手権で3位の成績を収めています。2019年の全国高校ボディビル選手権ではいいところを見せることができなかったのですが、2021年4月に投稿されたTwitterでの画像を見ると、大きく成長していることがうかがえ、2年間の成長が楽しみです。

SNSなどでの情報発信は控えめで情報は少ないのですが、筋トレ、食事と筋肉をつける努力は惜しんでいないのは、写真を見ればわかりますよね。ポージングもさまになっています。コロナ禍の中トレーニングをがんばっていることが見て取れる上山崎ルカスは2021年にどんな活躍を見せてくれるのでしょう。

高校生ボディビル大会で結果を残した歴代の選手

過去の全国高校ボディビル選手権の優勝者を紹介します。初代高校チャンピオン國井裕平、2013年にボディビル歴1年で優勝した鈴木友也、三連覇を成し遂げたレジェンド相澤隼人、2018年宇佐美一歩、2019年の最新優勝者川中健介を紹介していきます。

初代高校生ボディビル優勝者・國井裕平

出典:https://physiqueonline.jp/specialist/athlete/page1395.html
生年月日(年齢)1989年10月1日(2021年6月現在31歳)
身長177cm
体重80kg
出身高校東北高校
職業パーソナルトレーナー
SNSInstagram

全国高校ボディビル選手権初代優勝者は国井祐平(くにいゆうへい)です。2006年に行われた初の全国高校ボディビル選手権に優勝し、翌年の2007年全国高校ボディビル選手権にも優勝して2連覇。さらに21歳以下限定の全日本ジュニアでも優勝し、2冠を達成、名実共に高校日本一の地位を不動のものとします。翌年の全日本ジュニアでも優勝し2連覇しました。

国井祐平は現在はパーソナルトレーナーとして活動しており、神奈川県にあるフィットネスジム「LECT」でトレーニング指導を受けることができます。LECTは小さなジムですが、その分一人一人に寄り添った指導を旨としており、丁寧な指導を受けることができるジムです。国井祐平指導のトレーニングで筋肉をつけたい人は行ってみてください。

2013年高校生ボディビル優勝・鈴木友也

出典:http://otsuka-enterprise.jp/JBBF_Photo/2013/Nihon_Koko/Koko.html
生年月日(年齢)1995年9月8日(2021年6月現在25歳)
身長166cm
体重60kg
出身高校愛知工業大学名電高校
SNSTwitter

鈴木友也(すずきともや)は2013年の優勝者です。写真部の顧問だった西浦禎人先生に見いだされ、ボディビルディングを始めてわずか4か月で全国高校ボディビル選手権に出場し、見事優勝しました。TV番組の「オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです!」にも出演、チームマッチョにその才能を認められています。

元々陸上部だった鈴木友也は、筋トレ中に西浦先生に見いだされます。西浦先生は趣味で筋トレをしている人ですが、すごい筋肉の持ち主で、トレーニング知識もあったため、鈴木友也にトレーニングと食事の指導をし、4か月で全国高校ボディビル選手権に優勝してしまいます。驚きのエピソードですが、元々陸上部でトレーニングを行っていたからでしょう。

(4か月間の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)

驚異の高校生ボディビル3連覇・相澤隼人

出典:https://vitup.jp/20181015_hayato-aizawa02/
生年月日(年齢)1999年10月21日(2021年6月現在21歳)
身長164cm
体重71kg
出身高校日本大学高等学校
職業日本体育大学在学中
SNSInstagram,Twitter

相沢隼人(あいざわはやと)は、全国高校ボディビル選手権3連覇の偉業を成し遂げた高校生ボディビルダーです。2015年に1年生で優勝して話題になり、TV番組の「ミライモンスター」でも度々取り上げられるようになります。2016、2017の全国高校ボディビル選手権も優勝して3連覇。さらに2017の日本ジュニアボディビル選手権でも優勝し、2冠に輝きます。

日本ジュニアで優勝したことで、ワールドジュニアボディビル選手権にも出場し、5位入賞という好成績を収めます。その後も活躍は続き、2018年全日本学生ボディビル選手権に優勝し、2019ミスター東京日本ボディビル選手権で優勝しました。日本男子ボディビル選手権では9位でファイナリストになり、令和の怪物の今後の成長が期待されています。

妥協のないハードな筋トレをこなし、3700kcal以上の食事を続けている相沢隼人の筋肉はまだまだ成長していくことでしょう。これからどうなっていくのか、目が離せないですね。相沢隼人のトレーニングや食事については、YouTubeなどにも投稿されていますので、見てみてください。

(相沢隼人については以下の記事も参考にしてみてください)

2018年高校生ボディビル優勝・宇佐美一歩

出典:https://vitup.jp/20201125_usamikazuho03/
生年月日(年齢)2000年7月29日(2021年6月現在20歳)
身長160cm
体重60kg
出身高校大阪市立汎愛高等学校
職業阪南大学在学中

2018年の優勝は宇佐美一歩(うさみかずほ)です。関西ローカルのTV番組「学校に行こッ」にて、マッチョになりたい宇佐美君として登場し、胸筋を鍛えたいと中山きんに君にアドバイスを求めました。しかし宇佐美一歩がベンチプレス130kgを上げている事を聞いた中山きんに君は、もうアドバイスできることはない、と宇佐美一歩の完成度を認めたのです。

阪南大学進学後も、学生ボディビルで大活躍しています。2019年に1年生にもかかわらず第55回関西学生ボディビル選手権大会において各部門賞を総なめにし、完全優勝。全日本学生ボディビル選手権でも4位入賞し、さらにマッスルゲート神戸にてジュニア級と65kg以下級の二階級制覇を果たしました。打倒相沢隼人の筆頭として、大きな期待がかけられています。

ポージングが苦手という宇佐美一歩ですが、筋トレ、食事に関しては非常にクオリティが高く、筋肉の成長はまだまだこれからです。キャリアを積めばポージングも洗練されていき、素晴らしいボディビルダーになっていくことでしょう。

(ベンチプレスについては以下の記事も参考にしてみてください)

2019年高校生ボディビル優勝・川中健介

出典:https://www.fitnesslove.net/training/2158/
生年月日(年齢)2001年11月1日(2021年6月現在19歳)
身長173cm
体重78kg
出身高校八千代松陰高等学校
職業東海大学在学中
SNSInstagram,Twitter,YouTube


2019年の優勝は川中健介(かわなかけんすけ)です。中学生時代はガリガリで、太りにくいハードゲイナータイプでした。高校生になってレスリング部入部、食事改善と筋トレで27kg体重を増やし、これをきっかけにボディビルに興味を持ち始め、部活をやめてジムに入会します。AO入試合格のために全国高校ボディビル選手権に出場し優勝。無事合格しました。

日本テレビのTV番組「超無敵クラス」にSNSフォロワーが多いクラスの一員として出演して、活動を活発化させていくことが期待されました。しかし不運にも入学後すぐにコロナ禍がはじまり、大学での大会出場はできていません。しかし今後はメンズフィジーク、オールジャパンのジュニア、そして学生選手権に出たいと言っており、活躍が期待されます。

元々やせ型の川中健介が、どのような食事とトレーニングで今の素晴らしい筋肉を手に入れたかについては、YouTubeなどでも盛んに投稿されていますので、参考にしてみてください。

(ガリガリの筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)

高校生ボディビルのエピソード

第一回は参加者10名

第一回全国高校ボディビル選手権の参加者はわずか10名でした。地方大会もなく誰でも出られたにもかかわらず10名という少人数で始まった全国高校ボディビル選手権ですが、参加者を増やそうと日本ボディビル・フィットネス連盟は数々の対策を講じます。まずジュニア部門と同時開催とし、大会を盛り上げました。さらに同日ポージング講習会を開いたのです。

やはり大会会場が盛り上がっていないと参加者も増えていきません。そこでジュニア大会と同時開催にすることで全体の参加者や観客を増やしました。また、当時はボディビルの普及も進んでおらず、各自趣味でやっているような状態なので、ボディビルの大会に出るといってもどうしていいか分からない人も多いため、ポージングを教える講習会を開いたのです。

そうして大会の裾野を広げていく努力の結果、2019年の大会では43名が参加する大会となりました。ジュニア、高校生、ポージング講習会が盛り上がった結果、今ではメディアでも度々紹介される大会となり、この中からスターが登場するようになっていったのです。

(ポージングについては以下の記事も参考にしてみてください)

第一回優勝者が世界へ

第一回優勝者國井裕平は、圧倒的な筋肉で全国高校ボディビル選手権2連破を達成、さらに全日本ジュニア選手権も2連破し、世界ジュニアにも出場します。世界ジュニアではレベルの違いを見せつけられ、7位と決勝進出はなりませんでしたが、現在の日本のボディビルダーが世界に挑戦する礎となりました。

(日本人の世界挑戦については以下の記事も参考にしてみてください)

レベルがあがっていく高校生ボディビル選手権

日本ボディビル・フィットネス連盟審査員である辻本俊子(つじもととしこ)氏によると、高校生ボディビルダーのレベルは年々あがっているということです。以前は他のスポーツをやっていた選手がすすめられて出るということが多かったのですが、現在はボディビルダーに憧れ、ボディビルに打ち込む高校生も増えました。

世界ジュニアに挑戦した相沢隼人のように大学に入学した後も学生ボディビル界で活躍する選手も増えてきています。SNSでも高校生ボディビルに出てみたいという声は多く、高校ボディビルはますますレベルも人気も上がっていくでしょう。

2020年大会はコロナで中止

全国高校ボディビル選手権に限りませんが、コロナの影響で多くの大会が中止されました。高校ボディビルは当然高校生の間しか出られませんので、がんばって仕上げた3年生はかわいそうですね。2021年は現在10月10日に開催の予定になっています。トレーニングにもコロナは影響するので、高校生たちは今困難な状況でがんばっているでしょう。

1年期間が空いたことで、思わぬ選手が登場するなど、展開は予想もつきません。今年の大会が楽しみです。

2021年も高校生ボディビルダー達に注目しよう

全国高校ボディビル選手権について紹介していきました。コロナの影響下でも、高校生ボディビルダーたちは熱心に筋トレ、食事、ポージング練習と頑張っていることは想像するに難くありません。青春を筋トレに捧げた高校生ボディビルダーたちの熱い戦いに、2021年も目が離せませんね。