EMS腹筋ベルトの効果は?動かずお腹痩せは本当?論文から科学的根拠を検証!
ダイエット効果があると人気があるEMS腹筋ベルト。お腹の脂肪が気になる方にはEMS腹筋ベルトを取り入れようと考えている方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では論文を基にEMS腹筋ベルトの効果やメリット・デメリットについて解説します。
目次
- そもそもEMS腹筋ベルトとは?
- EMS腹筋ベルトに期待できる効果
- EMS腹筋ベルトを付けるだけで痩せるのは嘘?消費者庁が訴訟?
- EMS腹筋ベルトは効果なしとも言われている?
- 脂肪が厚いと効果が出にくいから
- 付けているだけだと効果が出るまで長期間かかるから
- EMS腹筋ベルトで効果を実感した人の口コミ
- 1ヶ月間の使用
- 糖質制限と一緒に
- 運動+EMS腹筋ベルト+食事管理
- 2ヶ月間使用
- 3ヶ月間使用
- EMS腹筋ベルトのメリット・デメリット
- EMS腹筋ベルトのメリット
- EMS腹筋ベルトのデメリット
- EMS腹筋ベルトの使い方のコツ&注意点
- 正しい位置に貼る
- 毎日同じ場所につけない
- 長時間使用しない
- 間隔を空けすぎずにしっかり継続する
- 脂肪をある程度落としてから使用する
- その他、EMSに関する記事もチェック!
- EMS腹筋ベルトは本当に痩せるの?
- ルルドスタイルのEMSシートが気になる!
- EMSシートで楽に痩せたい!
- EMS腹筋ベルトは本当に痩せるの?
- EMS腹筋ベルトの使い方を学習しよう
- EMSスーツは着るだけで効果あり?
- EMS腹筋ベルトは理想の体への近道に!
そもそもEMS腹筋ベルトとは?
EMS腹筋ベルトとは電気を流すことで筋肉に刺激を与え、強制的に腹筋を鍛えるエクササイズグッズ。筋肉は脳の指令で動いていますが、脳の指令を電気刺激に変えて自動的に収縮させます。そのため、医療分野では自分の医師で運動ができない方のリハビリとしても使われています。ちなみに、EMSとはElectrical Muscle Stimulation(電気筋肉刺激)の略です。
そんなEMS腹筋ベルトについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。そこで、この記事ではEMS腹筋ベルトについて特徴や口コミを紹介します。まずは期待できる効果について解説するのでチェックしてみてください。
EMS腹筋ベルトに期待できる効果
EMS腹筋ベルトはカロリー消費や脂肪燃焼に役立ちます。そのため、筋肥大効果やダイエット効果が期待できるのです。通常の筋トレは自分で身体を動かす必要がありますが、EMS腹筋ベルトは強制的に腹筋を鍛えられるので自分で身体を動かす必要がありません。
そのため、一般的なトレーニングより負荷は軽くなってしまいますが、自動的に刺激を与えられるので効果を継続できます。EMS腹筋ベルトで与えられる負荷は、低強度のトレーニングを行った場合と同等です。継続して使用することで腹筋を鍛え、筋肥大やダイエット効果を得ることができます。
EMS腹筋ベルトを付けるだけで痩せるのは嘘?消費者庁が訴訟?
30日間のEMS 負荷で腹部の筋肉量の増大と体脂肪量の減少、そしてそれらの2次的効果として腹部周囲径の減少を認めることが出来た。
早稲田大学で行われたEMSを30日間使用するという実験では、筋肉量の増加と体脂肪の減少が認められています。しかし、お腹痩せが期待できると人気のあるEMS腹筋ベルトについて、実は消費者庁が「お腹に巻くだけ」という宣伝には根拠がないと発表しています。
消費者庁はその効果の根拠を調べたが、各社が提出した資料について、サンプル数が少なく一般的な効果が証明されているとはいえない▽食事制限など体重減少のその他の要因が排除されていない――などと判断。違法な表示にあたるとして、消費者への周知徹底や再発防止策を講じることなどを求めた。
2020年3月に消費者庁は、メーカー4社に対して合理的な根拠がないと、景品表示違反で再発防止などを命じる措置命令を出していました。
消費者庁が発表した内容によると措置命令を受けたメーカーは、数人のモニターが電気刺激によって痩せたという宣伝をしていました。しかし、サンプル数が少なく効果が証明されているとは言えないと判断したとのことです。
EMS腹筋ベルトは効果なしとも言われている?
ダイエット効果があるとされているEMS腹筋ベルトですが、実は一部では効果がないともいわれています。効果なしと言われているのは以下の理由が原因です。
①脂肪が厚いと効果が出にくいから
②付けているだけだと効果が出るまで長期間かかるから
まずは①脂肪が厚いと効果が出にくいからというポイントから確認してみましょう。
脂肪が厚いと効果が出にくいから
EMS腹筋ベルトは筋肉に電気を流すことで強制的に鍛えます。しかし、脂肪は電気を通しにくいといった特徴があるのです。そのため、脂肪が厚いと筋肉まで電気を流すことができず、効果が得られにくくなってしまいます。
水分が筋肉や他の組織に比べて相対的に少ないため、脂肪量が増加すると電気伝導性は減少することになります。
株式会社神戸メディケアのサイトには筋肉は他の組織と比べると水分が少ないため、脂肪量が増えると電気伝導性が減少すると表記されています。
付けているだけだと効果が出るまで長期間かかるから
勘違いしている方が多いのですが、EMS腹筋ベルトを付けるだけで劇劇に腹筋がバキバキになるというわけではありません。実際にEMS腹筋ベルトでお腹が引き締まったという方もいますが、脂肪が減っているというわけではないのです。
そのため、EMS腹筋ベルトだけでお腹を引き締めようとするとかなりの期間がかかってしまいます。脂肪を燃焼して理想的なお腹をゲットしたいという方は、EMS腹筋ベルトの使用だけではなく平行してトレーニングも行いましょう。
(EMSが効果なしと言われる理由については以下の記事も参考にしてみてください)
EMS腹筋ベルトで効果を実感した人の口コミ
EMS腹筋ベルトは効果がないと思っている方もいますが、実際に使用して効果を感じたという方は少なくありません。そこで、ここからはEMS腹筋ベルトを使用して効果を実感した方の口コミを紹介するので参考にしてみてください。
1ヶ月間の使用
EMS腹筋ベルトを1ヶ月間使用したという方のビフォーアフター画像です。1ヶ月間、毎日朝と夜に15分だけ使用していたとのこと。ジムなどでトレーニングをすることなく、EMS腹筋ベルトだけを継続していたそうです。
ビフォーアフターを比べてみると、アフターはお腹全体が引き締まっていることがわかります。EMS腹筋ベルトだけでも引き締まっているので、トレーニングをプラスするとさらに効率よくダイエットを成功させることが可能です。
糖質制限と一緒に
最近プランクも足上げも腹筋ローラーも全くやってなくて、糖質制限と2日に1回のYA-MANのEMSとキャビだけなんだけどお腹痩せた感ある…🤔
— ただのしかばね (@skbn_yuki) September 20, 2019
やっぱ9割食事だよね🤷🏻♀️
ってか露出狂垢みたくなってる?腹筋載せたかっただけなんだが(無いけど)
多分ネトストのお母さんが見てるんだけど大丈夫かな😥笑 pic.twitter.com/FkLGRWgfJF
糖質制限と一緒にEMS腹筋ベルトを使用している方もいます。引き締まったお腹をゲットするためには一緒に食事管理を行うことはおすすめです。EMS腹筋ベルトをしていても、暴飲暴食をしていると痩せるどころか太ってしまうので注意しましょう。
ちなみにこの方が糖質制限とEMS腹筋ベルトにプラスしているキャビとは、YA-MANが発売しているボディ用美容機器です。
運動+EMS腹筋ベルト+食事管理
運動、EMS腹筋ベルト、食事管理をしている方の画像です。EMS腹筋ベルトだけでバキバキな腹筋を作り上げることは難しいですが、運動と食事管理をプラスすることでかっこいい腹筋ができています。
2ヶ月間使用
EMS腹筋ベルトを2ヶ月間使用したという方のビフォーアフター画像です。その間に他のトレーニングはしなかったそうですが、2ヶ月間でウェストが5cm細くなたとのこと。また、2ヶ月後の画像を見てみると薄く筋が入っていることがわかるのではないでしょうか。この方はインナーマッスルが硬くなったと感じるとも語っています。
(インナーマッスルについてはこちらの記事を参考にしてみてください)
3ヶ月間使用
EMS腹筋ベルトを1日20分やるようになって、3か月強。
— Mai Murayama -村山舞- (@Sop_MaiMurayama) February 17, 2019
スカート緩くなってウエストにくびれが戻ってきた。まだぷにだけどね。でもうっすら腹筋線が見えます。
初めは段階2とかでヒーヒーしてたけど今は7ぐらいで物足りないから少し力ついたっぽい。
外からじゃ大して変わらないけど、お勧めです😙
1日20分を3ヶ月ほど継続した方の体験談です。この方は3ヶ月間ほどの使用でくびれができて腹筋線が見えてきました。EMS腹筋ベルトでダイエット効果を得るためには、ある程度の期間継続することが大切です。
(くびれができる筋トレメニューについては以下の記事も参考にしてみてください)
EMS腹筋ベルトのメリット・デメリット
EMS腹筋ベルトにはメリットもデメリットもあります。これからEMS腹筋ベルトを使用しようとしている方は、きちんとメリットとデメリットを理解しておきましょう。
EMS腹筋ベルトのメリット
EMS腹筋ベルトには手軽に腹筋を鍛えられる、という大きなメリットがあります。トレーニングをしたくても仕事や学校で忙しく、なかなか時間を取れないという方もいるのではないでしょうか。そのような方でもEMS腹筋ベルトなら好きなときに時間を取らず、腹筋を鍛えることができます。
もちろんトレーニングが苦手という方にもぴったりなアイテムです。また、EMS腹筋ベルトには怪我をする危険性がないというメリットもあります。ダンベルなどの筋トレアイテムを使用するトレーニングは、落としたりして怪我をしてしまう可能性が0ではありません。また、スクワットや腕立て伏せなどの自重トレーニングも身体を痛める可能性があります。
しかし、EMS腹筋ベルトは特別な動作を行う必要がないので、怪我をする可能性がありません。そのため、EMS腹筋ベルトは自宅で安全に腹筋を鍛えたいという方にとてもおすすめです。
EMS腹筋ベルトのデメリット
電気で腹筋を強制的に鍛えられるEMS腹筋ベルトですが、劇的なダイエット効果を得られないというデメリットがあります。確かに刺激を与えることはできますが、大きな変化が得られるというわけではありません。基本的にインナーマッスルを鍛えられるものなので、アウターマッスルも鍛えたい場合は筋トレを並行して行う必要があります。
EMS腹筋ベルトの使い方のコツ&注意点
EMS腹筋ベルトで正しく効果を得るためには、使い方のコツや注意点を知ることも大切です。そこで、使い方のコツ&注意点について解説するので学習しましょう。
正しい位置に貼る
EMS腹筋ベルトを間違った位置に使用してしまうと、もちろん正しい効果を得ることはできません。筋肉にきちんとアプローチするためには、正しい位置にEMS腹筋ベルトを使用する必要があります。パッドが腹斜筋、腹直筋にきちんと当たるように付けましょう。そうすることで筋肉に刺激を与えることができます。
毎日同じ場所につけない
気になる部分を集中的に鍛えたいという方もいますが、EMS腹筋ベルトを毎日同じ場所につけるのはNGです。毎日同じ場所につけてしまうと筋肉が刺激に慣れてしまい、だんだん効果が薄れていってしまいます。そのため、集中的に鍛えたい部分があっても、少しずつつける場所を変えながら使用しましょう。
また、筋肉痛がある状態で同じ場所に使用するというのもNGです。筋肉細胞が修復されている証拠なので、この状態で刺激を与えないようにしましょう。効果的に筋肉を鍛えるためにも筋肉痛があるときは休ませることが大切です。
長時間使用しない
EMS腹筋ベルトは長時間使用してはいけません。製品によって使用時間が決められているので、取扱説明書に表記されている時間内で終わるようにしましょう。筋肉に刺激を与えすぎると筋線維が破損してしまう可能性があります。
そうなってしまうとトレーニングができないどころか、日常生活に支障をきたしてしまうかもしれません。そのためEMS腹筋ベルトはかならず長時間使用しないようにしましょう。
間隔を空けすぎずにしっかり継続する
EMS腹筋ベルトは人によって効果を実感するまでに差があるため、間隔を空けすぎず継続して行うことが大切です。また、筋肥大してからも筋肉が戻らないように、EMS腹筋ベルトを継続する必要があります。
脂肪をある程度落としてから使用する
先ほど紹介したように脂肪が厚いと筋肉まできちんと電気を流すことができません。効果的に腹筋を鍛えるためにも、まずは筋トレや食事管理でお腹周りの脂肪をある程度落としてから使用しましょう。
(皮下脂肪を落とす方法については以下の記事も参考にしてみてください)
その他、EMSに関する記事もチェック!
EMSについては以下の記事もチェックしてみてください。
EMS腹筋ベルトは本当に痩せるの?
EMS腹筋ベルトの口コミが紹介されているので、実際に効果があるのか確認しましょう。
ルルドスタイルのEMSシートが気になる!
ルルドスタイルのEMSシートについて、効果や口コミが詳しく紹介されています。
EMSシートで楽に痩せたい!
EMSシートは楽に痩せられると人気があります。効果や使い方をチェックしてみましょう。
EMS腹筋ベルトは本当に痩せるの?
EMS腹筋ベルトを実際に使用した方の口コミが気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。
EMS腹筋ベルトの使い方を学習しよう
EMS腹筋ベルトの効果を正しく引き出すためには使い方を理解する必要があります。この記事では貼る場所や使用時間が解説されているので参考にしてみてください。
EMSスーツは着るだけで効果あり?
最近ではベルトやパッドだけではなくスーツタイプも人気があります。EMSスーツの効果や使い方をチェックしてみましょう。
EMS腹筋ベルトは理想の体への近道に!
EMS腹筋ベルトは理想の体をゲットするサポートをしてくれます。現在のトレーニングや食事管理でなかなか理想の体に近づかないという方は、ぜひEMS腹筋ベルトを取り入れてみてください。