EZバーは『いらない』って本当？その理由〜ストレートバーとの比較も！

トレーニングの際に使用する波状のEZバーより、直線状のストレートバーの方がいいという声が見受けられます。しかしEZバーはほとんどのジムにも置かれており、トレーニングで重宝する器具です。そんな中でなぜいらないという意見があがるのでしょうか。

そこでそのように言われる理由や、EZバーを使用するメリットについて解説します。ホームジム用に購入を迷っている方必見です。

（ジムにあるマシンの種類や使い方については以下の記事も参考にしてみてください）

EZバーがいらないと言われるのには理由があります。そのわけについて探っていくと以下2点が当てはまると分かりました。

・高重量が扱いにくい
・部位によってはストレートバーの方がいい

それではその理由についてストレートバーと比較しつつ解説します。

ウェイトトレーニングの中でBIG3と呼ばれる基本の種目は、ストレートバーを使用して行うことが多いです。それはストレートバーの方が高重量を扱えるという理由があり、その点でEZバーは必要ないとみなされます。中でも使用するのが上級者であれば、高重量で負荷がかけられるストレートバーを好む方は多くなるでしょう。

ストレートバーとEZバーは、持つ手首の向きに違いがあります。そのため同じ種目であっても、鍛えられる筋肉の部位に違いが出るのです。例えばアームカールを行った場合、ストレートバーでは上腕二頭筋を刺激でき、EZバーでは上腕筋に刺激が入り上腕二頭筋への刺激が弱くなります。

このことからもし上腕二頭筋が鍛えたいという目的であればEZバーはいらない、ストレートバーの方が向いているとなります。

（アームカールについては以下の記事も参考にしてみてください）

EZバーにはいらないという理由にならないメリットがあります。ここからは使いわけの方法とともに紹介します。宅トレ用にEZバーの購入に迷っている方にも必見です。

EZバーの大きなメリットは手首への負担が少ないという点です。それはEZバーは波形であるために持つと腕が少し向かい合う状態になり、自然な手首の角度でトレーニングができるからです。特に手首は繊細な部分でもあり、もし怪我をして日常生活に差し支えるととても不便になります。

筋トレ初心者や筋肉に自身がない方はまずは、EZバーを選んでみてはいかがでしょうか。

前述したとおりバーの形状が違えば、刺激される筋肉も変わります。アームカールを行う場合ストレートバーは上腕二頭筋に、EZバーは上腕二頭筋と上腕筋に刺激が入り一度に鍛えられるのでこちらの方が効率的とも言えます。これは手を外側にひねる動きである回外の可動域で変わるのです。EZバーは回外の動きが弱く、腕が向き合っています。

しかしストレートバーは回外の動きが強いため、上腕二頭筋により刺激が入ります。よって上腕二頭筋を集中して鍛えたい場合はストレートバーが向いています。しかしこの動きの可動域に関しては個人差があり、人によっては傷めることもあるので注意が必要です。

（上腕二頭筋の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください）

EZバーは高重量には向いていないですが、それは決してデメリットではありません。なぜなら、フォームをしっかり意識して筋肉に効いているのか確認しながら行えるからです。筋トレをするうえで、大事なのは負荷をかけることではなく正しいフォームで行うことです。手首への負担も少ないので、初心者や女性も安心して行えます。

しかし正しいフォームができ、特に痛みなどは感じないという方はストレートバーで行っても問題ありません。トレーニングで怪我をしてはもったいないので、特にしっかりと体調の管理をしましょう。

ここからはEZバがいらない派いる派それぞれの口コミをチェックしていきます。EZバーとストレートバーはともに優れた点があるのでぜひ参考にしてみてください。

まずはEZバーがいらないという方の口コミを探っていきます。いらない理由を前述しましたが、他にもさまざまな意見があります。

ストレートバーの方が筋肉に刺激が入りやすいと感じているようです。筋トレの種目によってはストレートバーが向いている場合があり、逆も然りです。

ストレートバーの方が効くと感じている口コミです。目的によりストレートバーの方が刺激が強い場合があります。上級者や筋肉に自信がある方は、ストレートバーを好む方が多いでしょう。

ストレートバーの代わりにEZバーを使用しても、期待していたほどではなく良いとも思わなかったという口コミです。筋トレの種目によってはストレートバーの方が使いやすい場合があります。そのためにEZバーは使い勝手が悪いと感じているのかもしれません。

アームカールをストレートバーで行った結果、EZバーよりも肘が痛くないから次からストレートバーに変更するという口コミです。EZバーで肘が痛くなっていたということですが、筋トレ器具に関してもこのように向ていないものがあります。使って合うものを選んでいくのも、筋トレでの楽しみです。

ストレートバーでトレーニングした結果上腕二頭筋が筋肉痛になり、自分にはこっちが向いていたという口コミです。この方のように両方使用してみると、自身に合った方が選べます。ただ筋トレ初心者などはまずはEZバーからは始めた方が安心です。

EZバーがいる派の口コミはどのような意見があるのでしょうか。EZバーのメリットを感じている方が多くいます。

EZバーの方がトレーニングで効かせやすいと感じている口コミです。そのためストレートバーではできないとも語っています。高重量には向いていないからこそ、効かせたい筋肉に効果があるように意識を向けられるのがメリットと前述しましたが、この方はそのように意識できているのでしょう。

バーベルカール20kgをストレートバーで行った結果、手首に負担がかかったという口コミです。この経験からEZバーが良いという結論に至っています。実際にこのようにストレートバーで負担を感じている方は他にもいました。筋トレの種目によって使い分けるとより効果的なトレーニングが叶うでしょう。

（バーベルカールについては以下の記事も参考にしてみてください）

重量を上げたストレートバーでは手首に負担がかかるようになってきたので、EZバーに変えると負担が減少したという口コミです。変えてからは手首を傷めるという不安がなくなったと感じています。効率的かつ効果的なトレーニングを行うためには、怪我のリスクを避けることも大事です。

おそらく普段はEZバーを使用しているのでしょう。ストレートバーを使用すると、向いていなかったのか苦手と感じたそうです。いつもと違うものを使用して、あらためてEZバーの良さを感じています。

ストレートバーで高重量を扱うと手首などが痛いという口コミです。重量を扱うのは負担になると身をもって実感しています。

EZバーに変えたところ、手首が自然に使えて良いと感じている口コミです。それまではストレートバーを使用していましたが、EZバーのメリットを実感しています。筋トレをしているのに負担がかかって傷めてはもったいないので、このように実感できたことは今後を考えるとよかったのではないでしょうか。

EZバーに関する記事は他にも公開されています。EZバーの理解を深めるためにもぜひチェックしてみてください。

EZバーの正しい使い方や効率アップするメニューまで紹介します。上腕二頭筋や三角筋など部位別に解説しているので必見です。

EZバーと一口にいってもさまざまあります、そこでこの記事ではおすすめアイテム10選を紹介します。選び方や、購入者の口コミも必見です。

上腕二頭筋を鍛えるプリチャーカールのやり方を紹介します。EZバーなど多数のやり方や、種類別の違いを解説しています。

EZバーがいらないと言われる理由や、使用するメリットを解説しました。負担が少ないことから使用することにメリットが多いトレーニングアイテムです。高重量を扱えなくても正しいフォームを意識すると効果を見出すことができ、初心者にももってこいのアイテムであると分かりました。これを機にEZバーで効率的に筋トレを行いましょう。