生年月日(年齢) | 1975年5月2日(46歳) |
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出身 | イングランド |
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身長 | 180cm |
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所属チーム歴 | ・リッジウェイ・ローバー ・トッテナム・ホットスパー ・ブリムズダウン・ローバーズ ・マンチェスター・ユナイテッド ・プレストン・ノースエンド ・レアル・マドリード ・ロサンゼルス・ギャラクシー ・ACミラン ・パリ・サンジェルマン |
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SNS | インスタグラム、フェイスブック |
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2013年に現役引退をした元サッカー選手のデビット・ベッカム。世界一の高精度のキックが魅力で、ロングフィードやロングアーリークロスがとても上手い選手です。ベッカムはクラブチームだけでなく、イングランド代表としても活躍しています。
主にポジションは、ミッドフィールダー(右サイドハーフ・トップ下)、ボランチなどで使われていましたが、どこのポジションが適正ポジションなのでしょうか。今回は、ベッカムが最も輝いた最適ポジションを詳しく解説していきます。
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ベッカムの最適ポジションは右サイドハーフ?
ベッカムの最適なポジションといえば、マンU(マンチェスターユナイテッド)やイングランド代表時代の4-4-2の右サイドハーフです。ベッカムの右サイドハーフでの活躍は世界的だといわれています。それでは、ベッカムの右サイドハーフについてやプレースタイルなどについて解説します。
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ベッカムのプレースタイルは?
ベッカムは、フリーキックやクロスなどの高精度のキック力を生かしたプレースタイルが魅力です。見ている場所と狙う場所の視野が広く、試合を見ている人も気づかないスペースを見つけ、長距離でも正確で安定したロングパスを送ることができます。
ベッカムは、普通の選手ならもっと近い距離でスルーパスを狙うような場面でも、長距離からピンポイントで前線にパスを回すことが可能です。つまり、スピード力やドリブルのテクニックがそれほどなくても、長距離のキック精度が高いことでサイドのリスク管理も安定させることができるのです。
とくにマンU時代や代表時代の4-4-2システムでは、フォワード、ミッドフィールダー、ディフェンダーが一列に並び、3列のラインを作り、8人がピッチを分割して受け持ちます。マンU時代の4-4-2のベッカムとギグス選手の左右のサイドを支配した活躍ぶりは、サッカー界では世界一だといわれています。
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右サイドハーフに求められる役割は?
ベッカムの最適ポジションともいわれる「右サイドハーフ」とは、中盤のサイドでプレーする選手のことをいいます。攻撃時には、サイドでボールを受け、ドリブル突破を図ったり、中央に入ってボールを受けたり、攻撃の局面の起点を作ることが求められます。
守備時には、自分の守備範囲の相手選手のマーク、ディフェンダーとの連携やマークの受け渡しなどのポジショニングが求められます。ベッカムの凄いところは、右サイドの低い位置や左サイドの高い位置で、フィールドを斜めにアーチを描くようなロングパスもピンポイントで狙うことができることです。
ベッカムの右サイドハーフの能力評価は浸透しており、2021年人気サッカーゲームの「ウイレレ」アプリでも、アイコニックデイヴィッドベッカムでマンU所属の右サイドハーフとして人気を集めています。
ベッカムは守備に献身的だった?
ベッカムが担う右サイドハーフは、自分の守備範囲に入ってきた相手をマークしたり、ゴール前を守ったり、ボールが入ったら攻撃に移せるようなポジショニングをとったりと、細やかな動作が必要になります。
ベッカムの若い頃は、守備能力はあまり高くはありませんでしたが、それに勝る運動量とキック技術で守備能力の不足をカバーしていました。ベッカム持ち前のロングパスやクロスを生かし、ベテランになるにつれ、さらに献身的な守備をするようになったといわれています。
ベッカムはボランチも出来た?
サッカーで試合全体をコントロールする重要な役割ともいわれる「ボランチ」ですが、ベッカムはレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンでボランチを担っていました。しかし、ボランチは右サイドハーフと比べると、ベッカムの活躍があまり見られませんでした。それでは、ベッカムのボランチについて解説していきます。
ボランチの役割
サッカーのポジション「ボランチ」とは、セントラルMF(ミッドフィールダー)でゲームの舵とりを行う非常に重要なポジションとなります。
攻撃時は、パス回しの中心となって攻撃の組み立てを行ったり、得点に絡む動きを行ったり、守備時は味方の動きをサポートしたりする役割です。つまり、攻撃にも守備にも貢献しなけらばならない非常に重要な役割をしています。
ベッカムにボランチはあまり適正ではない
ベッカムのプレースタイルは、高精度のクロスやロングパスなどのキック力が武器です。しかし、ボランチでは瞬時に短く早いパスが求められることもあります。ベッカムは、短く早いパス、利き足でない左足の技術が十分でないことがボランチの担う上で、欠点となってしまっていました。
また、ベッカムは守備に関しても技術が未熟だったこともボランチがあまり適正ではなかった原因ともいえるでしょう。豊富な運動量と集中力で、ある程度は補っていましたが、以下の点が原因でボランチが適正でないといわれています。
・ドリブルが抜かれやすい
・相手のボールを奪えない
・腰高でマイボールを守るのが苦手
・利き足でない左足の技術が未熟
この欠点を踏まえると、中長距離でのロングパスやクロスが生かせる右サイドハーフが適正といえるでしょう。ポジションだけではなく、選手の特徴、チームの戦術がベッカムのプレースタイルと合うかどうかがベッカムが適正であるかの基準になってくるのではないでしょうか。
ベッカムのクラブと代表でのポジションは?
ベッカムが、サッカー界で【クラブ】と【代表】でどのようなポジションについていたのか気になる方も多いのではないでしょうか。ここからは、ベッカムのクラブと代表でのポジションについて解説します。
ベッカムのポジション【クラブ編】
ベッカム適正ポジションといわれる右サイドハーフを担っていたのは、1993年-2003年のベッカム全盛期といわれるマンU時代、2007-2008、2010-2012年間のロサンゼルス・ギャラクシー、2009-2010年間にACミランに所属している時です。マンU、レアル・マドリード時代にトップ下として起用されることもありました。
レアル・マドリード時代、パリ・サンジェルマン時代は主にボランチとして起用されています。レアル時代は、右サイドハーフにはフィーゴなど強力な選手がいたために、ベッカムが適正といわれる右サイドハーフに入ることができなかったのです。
ベッカムのポジション【代表編】
ベッカムは、1990年のワールドカップ予選のモルドバ選で代表戦デビューを果たし、右サイドハーフに起用されます。2000年からはピーター・テイラー監督からキャプテンに指名され、代表キャプテンに就任。プレーでは、フリーキックやPK戦などで数々の得点に絡まる活躍を見せました。
ベッカムのポジションごとのスーパープレー集!
ここからは、ベッカムのポジションごとのスーパープレーの動画を紹介します。ミッドフィールダーでの右サイドハーフ、トップ下、ボランチでの活躍を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ベッカムのスーパープレー【右サイドハーフ編】
1999~2002年の若い頃のベッカムの右サイドハーフでの活躍の動画集です。背番号7番で活躍した、マンU時代のベッカムの全盛期ともいわれるプレースタイルが魅力です。精度の高いロングフィードがロングアーリークロスが見られるのでぜひチェックしてみてください。
(ベッカムの背番号については以下の記事も参考にしてみてください)
こちらも、1992-2003年間のマンU時代のベッカムの活躍を解説つきで紹介しています。マンU時代のベッカムは異常なまでのキック力をもつ最強のクロサーと呼ばれていました。芸術的なアーリークロス、成功率10%以上のフリーキック、ミドルシュートなどが紹介されており、見ごたえ抜群です。
ベッカムのマンU時代や、代表時代などの伝説のフリーキックを集めた動画です。見事なキック力を見せ、綺麗なシュートが美しいと反響を集めています。コメントには、ベッカムのフリーキックを称賛するだけではなく「坊主が似合うのが本当のイケメン」とベッカムの坊主姿に惚れ惚れする声も多数寄せられています。
(ベッカムの髪型については以下の記事も参考にしてみてください)
ベッカムのスーパープレー【ボランチ編】
ベッカムがレアル・マドリードでボランチでス―パゴールを決めたときの動画集です。ボランチは、あまり適正でないといわれていますが、数々のロングシュートやフリーキックなどのキック力を見せています。
こちらは、レアル・マドリードのベッカムのスーパープレーを紹介している動画です。ベッカムはレアル・マドリードではボランチとして起用されており、ベッカムのキックがサイドアタック、カウンターアタックのアクセントとなっています。
レアル・マドリードでのスーパープレーを多数紹介しています。非常に精度の高いロングパスが魅力で、サッカーファンからは「どこからでもゴール決めれそう」「一本の正確なパスで展開が変わる」とベッカムの能力を大絶賛したコメントが寄せられています。
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ベッカムの適正ポジションは右サイドハーフ!
ベッカムは、ボランチ、ミッドフィールダーの右サイドハーフやトップ下を経験していますが、ベッカムのプレースタイルから右サイドハーフが適正ポジションだということが分かりました。サッカー選手としては引退していますが、数々の功績や伝説を残しており、今後もベッカムの凄さは語り継がれていくでしょう。