【画像】中田英寿の高校時代のエピソード！幼少期〜小中学など子供時代を徹底調査！

日本代表を初のW杯へ導いた​司令塔である中田英寿の出身高校はサッカーの名門校ともいわれる韮崎（にらさき）高校です。中田英寿は高校時代からそのすごい才能を開花させていたようです。この記事ではそんな中田英寿の高校時代のエピソードをメインに解説していきます。まずは、韮崎高校はどんな高校なのか見ていきましょう。

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キラーパスの使い手として日本でトップの存在であった中田英寿が通っていた韮崎高校は山梨県の韮崎市にある高校です。公立の高校で、地元に人からは「にらこう」や「にらたか」と呼ばれています。では、韮崎高校はどんな高校なのか、さらに詳しく見ていきましょう。

韮崎高校の偏差値は53～60となっています。2021年現在では山梨県の高校の中で偏差値が9番目に高く、全国の高校11,024校中でも1,382位につける高校となっています。勉強も平均以上にできなければ入学することができない高校だということが分かりますね。

そんな韮崎高校には著名な卒業生も多くおり、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智、元県知事の横内正明、アナウンサーの横内洋樹などがいます。学問の世界にも政治の世界にも著名人を輩出している高校ということが分かります。

しかし、やはりサッカーの名門校だけあり、サッカー選手を多く輩出していることも特筆すべきでしょう。サッカー選手では高部聖、坂本武久、小野博信、深井正樹、石原克哉、千野俊樹、大柴克友、仲田建二、鶴見智美、柏好文、堀井岳也が韮崎高校を卒業していますし、サッカー監督の羽中田昌、塚田雄二らも卒業生です。

韮崎高校はサッカーの名門校として有名です。最近では強豪校が出てきて苦戦していますが、全国大会常連校で輝かしい成績を記録しているのです。では過去30年分の大会出場記録を見ていきましょう。

・1990年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　1回戦突破
・1991年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　1回戦突破
・1992年　データなし
・1993年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　2回戦突破
・1994年　データなし
・1995年　データなし
・1996年　関東高校サッカー大会　優勝
・1997年　データなし
・1998年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　1回戦突破
・1999年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　1回戦突破
・2000年　データなし
・2001年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　2回戦突破
・2002年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　2回戦突破
・2003年　データなし
・2004年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　2回戦突破
・2005年　横山杯 全国ユース招待サッカー大会　ベスト8
・2006年　全国高等学校総合体育大会ベスト8
・2007年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　1回戦突破
・2008年　全国高校サッカー選手権大会山梨県代表　1回戦突破
・2009年　データなし
・2010年　データなし
・2011年　高校サッカーインターハイ山梨予選　ベスト4
・2012年　高校サッカーインターハイ山梨予選　準優勝
・2013年　高校サッカー選手権山梨県予選　1回戦突破
・2014年　高校サッカー選手権山梨県予選　1回戦突破
・2015年　高校サッカーインターハイ山梨予選　ベスト8
・2016年　第95回高校サッカー選手権大会山梨県予選決勝　準優勝
・2017年　高校サッカーインターハイ山梨予選　ベスト8
・2019年　第71回高等学校総合体育大会サッカー競技兼関東大会予選　優勝
・2020年　高円宮杯　JFA　U－18サッカーリーグ2020山梨　Mリーグ準優勝
・2021年　第73回山梨県高校総体サッカー競技兼関東大会予選大会　準優勝

データがない部分は記録を調べたのですが大会記録などが残っていませんでした。しかし、サッカーの名門校である韮崎高校ですから、大きな大会で成績を残していなくても、新人大会などでかなりの好成績を残しているものと推測されます。

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では中田英寿はそんなサッカーの名門校である韮崎高校でどのような学生生活を送ったのでしょうか？高校時代のエピソードを確認してみましょう。

高校時代、中田英寿のチームメイトであった方が楢崎高校で教員をしています。彼曰く、高校時代の中田英寿は生意気だったとのことでした。

また当時の担任も中田英寿を生意気だったと評しています。当時2人のクラス担任が感動屋でよく泣いていたといいます。そんな担任教師は彼らが2年生の時に異動をすることになりました。最後の挨拶をする際に泣かないようにと頑張ったのですが、挨拶の後に中田英寿は先生に対し「先生、よく泣かなかったじゃん」と褒めたというエピソードを語っていました。

中田英寿はU-17にも順調に選出されます。しかし驚くのはここからです。中田英寿はU-17世界選手権に飛び級でメンバー入りしました。実際にアジアユース選手権出場に出場した際は高校1年生の15歳、そしてU-17世界選手権 4試合中3試合に出場しベスト8の成績を修めた際には高校2年生の16歳でした。

中田英寿は韮崎高校時代に第72回全国高等学校サッカー選手権大会へと出場しています。この時の結果は1回戦で守山北に4対6で勝利し、2回戦で前橋育英に３対で残念ながら敗退しました。同大会には後にサッカー選手となる遠藤彰弘や城彰二、川口能活など今も活躍する選手が多く出場していました。

そんな中田英寿は高校3年生で17歳の時に U-19アジアユース選手権に全6試合出場します。それだけでなく準優勝という成績まで修めました。直後、当時まだ発足したばかりだったJリーグ12チーム時代、11チームからオファーを受けていましたが、ベルマーレ平塚と仮契約しました。

実はこのオファーを受けるかどうかで中田英寿はかなり悩みます。前述の高校の先生に中田英寿少年は大学進学かJリーグかで相談をしました。中田英寿はかなり頭が良かったのでいい大学に行く可能性が十分あったからです。しかし先生は今しかできないことをやりたいと感じるならチャレンジしても良いのではないかと彼の背中を押してくれたようです。

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高校時代に大きく飛躍した中田英寿ですが、では小学校や中学校ではどのように過ごしていたのでしょうか？エピソードを見ていきましょう。

中田英寿は小学3年生である8歳のときに兄の影響で北新サッカースポーツ少年団に入団してサッカーを始めました。スポーツ少年団のサッカーということで最初は遊び感覚でした。

サッカーを始めた小学校時代、中田英寿は地元の甲府市立北新小学校に通っていました。小学校時代のサッカーの監督である竹田三郎氏も中田英寿については「すぐタメ口きくし、生意気ですよ。だけど喋ってみると、ああこういうやつなのか、って思うんです。こいつは俺がなんとかしなくちゃ、なんとかしてやらなくちゃって」と語っています。

生意気なだけでなく、論理的で自分の考えをしっかりと持ち、同時に人に好かれるという中田英寿の特性がこのころから芽生えていることが分かります。

中田英寿のサッカーの才能はどんどん開花していき、甲府市立甲府北中学校3年生時、U-15に選出されています。U-15は日本クラブユースサッカー選手権大会などに出場できる選抜メンバーのことで、よほどサッカーで名をはせていないと選ばれないというものです。しかし技術面から見て当時の監督は中田英寿が選ばれることはないだろうと考えていました。

中田英寿がU-15に選ばれた理由は選考委員によると「世界で戦うには、少しばかりのテクニックよりもフィジカル面の強さの方が大切。技術面では中田君より上の選手はたくさんいるが、フィジカル面の強さでは、彼はいいものを持っている。そこを評価した」とのことです。

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中田英寿がプロサッカー選手になるまで、高校時代のエピソードをメインに見てきました。世界で活躍した中田英寿についてはこちらの記事も参考になります。ぜひのぞいてみてください。

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中田英寿はすでに高校時代にはその才能を開花させ、サッカー界から注目されていたことが分かりました。高校3年生の時点でプロとして活躍するなど、規格外のすごさを見せた中田英寿はその海外での経験を生かして、現在は日本の文化やアイテムを世界に発信する仕事をしています。これからも中田英寿の活躍から目を離せません。